二〇〇八年一月十七日

藤原のときざね [土佐日記]

 廿二日に、和泉の國までとたひらかに願立つ。藤原のときざね、船路なれど馬(むま)のはなむけす。上中下醉ひ飽きて、いとあやしく、鹽海のほとりにてあざれあへり。

 22日に、どうか和泉国までは、と平穏無事であるように願掛けをしました。
 藤原のときざねさんが、旅の餞別をしてくれました。そのお餞別のことを「馬のはなむけ」っていうんです。船旅なのになんで馬やねん(笑)。
 身分の上の人も中位の人も下の人も、いやというほど酔っぱらってしまいました。不思議なことなんですが、塩海だからものが腐る(あざる)ことはないはずなのに、みんなふざけあってる(あざる)んです。

by 紀貫之&松永英明 二〇〇八年一月十七日
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[No.1] 投稿者:松永英明[2003年11月 3日 06:18]comment

 この日は著者のギャグ炸裂ですね。
 うまのはなむけ(馬の餞)は、もともと「馬の鼻向け」。旅に立つ人を送る時、その馬をゆくさきに向けて安全を祈ったのです。そこから、「旅立つ人に贈る品。餞別。はなむけ」という意味になったのでした。
 もう一つ、「あざる」という言葉には「腐る/ふざける」という二つの意味があって、塩の海だから腐ったりしないのにふざけてるよー、というギャグです。当時、これが面白かったかどうかは知りません。

[No.2] 投稿者:耳の無い猫[2004年11月 4日 23:29]comment

>>1
そうでつね。
古典の先生もそこに異常に拘っていた。
ギャグといえるかどうかは別として確かに面白いとは思います。

[No.3] 投稿者:空好[2004年12月 4日 23:39]comment

『潮海のほとりにて、あざれ合へり』
・腐るはずのない塩のきいた海のそばで魚肉などが腐っていた。
・(上・中・下が)潮海のそばでふざけ合っていた。

このギャグ(?)に古典の先生は「ふふっ、おもしろいねぇ。」と笑っていたが、私はあまり・・・。私の古典の先生は宮沢賢治の『なめとこ山の熊』を音読している最中に感動で言葉が詰まったり、涙声になったりする少し面白い先生ですwみんなこの先生はあまり好きでないみたいですけど、私はこの先生のおかげで古典を好きになりました。そろそろこの土佐日記が範囲に入るテストがあるので、このサイトで勉強させていただいてます。口語訳がとてもわかりやすいです。その次のテストでいい点取れたら矢張りこのサイトのおかげだと思います。
だらだらと私事ばかり話してしまってスミマセン;
それでは失礼します。

[No.4] 投稿者:[2005年11月 1日 09:56]comment

分かりやすくてグッドです!!

[No.5] 投稿者:[2005年11月 1日 09:56]comment

分かりやすくてグッドです!!

[No.6] 投稿者:もち[2005年11月 1日 09:57]comment

分かりやすくてグッドです!!

[No.7] 投稿者:ひろ[2006年2月28日 02:53]comment

おかげさまでテストにかなり役立ちました!!!!
ありがとうございます(感謝)

[No.8] 投稿者:上田[2006年12月 2日 12:12]comment

質問なんですが、なぜ二十二日までに和泉の国まで行かなければいけないんですか?

[No.9] 投稿者:あきんつ[2007年3月 4日 15:59]comment

明日土佐日記の門出のテストなのですが、とても役に立ちました!!ありがとうございました。
またちょくちょく来ますw(・ω・)ww

[No.10] 投稿者:このみ[2008年1月17日 19:34]comment

現代語訳の宿題が出たのですが、とても役に立ちました。v(^0^)v

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