硫化水素自殺2012年~

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硫化水素自殺事例年表。2012年以後分。

2012年

4月3日
  • 午前8時15分ごろ、埼玉県三郷市早稲田の江戸川河川敷で、散歩中の女性がポリ袋を頭から被って倒れている男性を発見。男性は20~40代くらいで、身長約170センチ。袋は粘着テープを使って首付近で止めてあった。中には食品保存容器と液体が入っており、近くにトイレ用洗剤の容器が落ちていた。ゴルフ場のネットに「硫化水素発生中」と書かれた張り紙があった。
4月20日
  • 午後7時半ごろ、大阪府守口市のマンション(15階建て)から「息子が自殺した」と通報。8階の一室の浴室で住人の男性(32)が死亡していた。現場に洗剤の容器が残されていたことなどから硫化水素自殺とみられる。帰宅した男性の母親が男性を発見。浴室の入り口には「毒ガス発生」などと書かれた張り紙があった。
6月17日
  • 午後9時半ごろ、青森県弘前市の弘前大の学生寮「北溟寮」から「男子学生から硫化水素を使った自殺をほのめかす遺書のようなものを預かった」「異臭がする」と通報。4階の部屋で男性が死亡していた。寮に住む20歳代の男性とみられ、「硫化水素を発生させる」との内容が書かれた遺書があった。部屋からは硫化水素が検知された。
6月26日
  • 午前11時50分ごろ、奈良県上北山村西原の国道169号沿いの待避所で、フロントガラスなどに「有毒ガス(硫化水素)発生中」などと書かれた張り紙のある乗用車があるのを吉野署員が発見。車内の男性はすでに死亡していた。遺体は大阪府柏原市内の会社員の男性。家族が同日朝、大阪府警に捜索願を出していた。
10月12日
  • 午後7時15分ごろ、東京都の上智大学体育館で、硫黄臭のする容器を女子学生が発見した。容器には脅迫状が貼られ、「上智大OBの今をときめくマンガ家の藤巻忠俊が憎いからだ」と書かれていた。人気漫画「黒子のバスケ」作者の藤巻さんは上智大を中退している。容器内の薬品は、気化すれば致死量を超える硫化水素が発生する可能性があったが、女子学生がフタを開けずに届け出たため、被害はなかった。翌13日には漫画のイベント会場「東京ビッグサイト」や「札幌テイセンホール」などにも脅迫状が届いた。さらに15日には藤巻さんの母校の都立戸山高校、29日にアニメ声優がパーソナリティをつとめる文化放送(東京)、31日にはアニメを放映した毎日放送(大阪)など、10月末までに脅迫状が全国で33か所に届けられた。11月中旬~下旬にも「福岡国際会議場」などに脅迫文が届き、液体入りの小型容器などが同封されていた。
10月30日
  • 午前10時半ごろ、熊本県山鹿市蒲生の道路脇に止まっていた軽乗用車内で、同県荒尾市荒尾の無職樺島いずみさん(36)と長男の尤星ちゃん(5)、次女の珠利奈ちゃん(4カ月)の3人が死亡しているのが発見された。車内に洗浄剤と入浴剤の容器があり、警察や家族らに宛てて「2人を連れて行く」と書かれた3通の遺書のようなものがあった。樺島さんが硫化水素を発生させて無理心中を図ったとみられる。
11月9日
  • 午後4時ごろ、石狩市花川南5条にある住宅のシャワー室の中で若い男性が、その隣にある脱衣室で女性が倒れているのがみつかり、2人ともすでに死亡していた。この住宅に住む52歳の母親と、19歳の長男とみられる。長男が倒れていたシャワー室には硫黄のようなにおいがする液体の入ったポリタンクが置かれていたほか、ドアにはガスの発生を知らせる張り紙があるなど、自殺を図った形跡があった。長男が硫化水素を発生させて自殺を図り、異変に気づいて駆け寄った母親も巻き込まれたとみられる。
11月16日
  • 午前7時15分ごろ、大阪市東住吉区公園南矢田の文化住宅に住む無職の男(43)から「妻が睡眠薬を大量に飲んだ」と通報。約10分後には同じ男から「硫化水素が発生している」と再び通報があった。室内で有毒ガスが発生し、意識を失っている男性の妻(33)が発見された。妻は重体。無理心中を図ったとして、殺人未遂容疑で男を逮捕した。調べに対し、「夫婦げんかが絶えず、妻と一緒に死のうと思った」と供述している。16日午前2時ごろ、寝ている妻の枕元にトイレ用洗剤と入浴剤を入れた洗面器を置き、自分も寝たが、朝になっても死にきれなかったため通報した。
12月4日
  • 午前10時10分ごろ、北海道函館市松風町のホテル7階の部屋から異臭がすると、従業員から通報。部屋の浴室内で男女2人が死亡。浴室に他の薬剤と混ぜると硫化水素が発生する洗剤の容器があり、心中を図ったとみられる。浴室の入り口に「危険」などと書いた紙が張り出されていた。2人は20代で、男性は札幌市在住とみられる。