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ターバン野口
 
 
 
'''ターバン野口'''(ターバンのぐち)は、お札を使用した折り紙の代表例。お札に描かれた肖像を利用して、ユーモラスな姿を作るものである。最初に有名になった「ターバンを巻いたような千円札の野口英世」が話題となったことから、そのバリエーションが広まり、一方では金運上昇のお守りとされることも多い。
 
'''ターバン野口'''(ターバンのぐち)は、お札を使用した折り紙の代表例。お札に描かれた肖像を利用して、ユーモラスな姿を作るものである。最初に有名になった「ターバンを巻いたような千円札の野口英世」が話題となったことから、そのバリエーションが広まり、一方では金運上昇のお守りとされることも多い。
  
 
==公式「ターバン野口」==
 
==公式「ターバン野口」==
  
ターバン野口は、千円札を折って、ターバンを巻いたような野口英世の頭部を作るものである。
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ターバン野口は、千円札を折って、ターバンを巻いたような野口英世の頭部を作るものである。(→[http://taban.livedoor.biz/archives/cat_50148458.html ターバン野口の折り方(画像つき)])
  
 
考案者は、名古屋のインディーズバンド「アパッチ」「ザ・タイミングス」のヴォーカルである「ピロ」である。朝日新聞の記事によれば「ある夜、千円札を折って遊んでいるうちに偶然「発明」した」「奇抜な髪形に刺激された」とされている。
 
考案者は、名古屋のインディーズバンド「アパッチ」「ザ・タイミングス」のヴォーカルである「ピロ」である。朝日新聞の記事によれば「ある夜、千円札を折って遊んでいるうちに偶然「発明」した」「奇抜な髪形に刺激された」とされている。
  
 
ピロがアパッチの曲「粗忽長屋」のPVとして、千円札で野口を折る動画を作成した。それが動画投稿掲示板にアップされているのを発見したライターいそたにまさおがYouTubeに投稿した上でブログ記事[http://masanox3.blog23.fc2.com/blog-entry-1101.html まさおのコレ見て頑張って!! 折り紙 ターバン野口の折り方](2006.05.13)で紹介した。これにより、お札折り紙の存在が広く知らしめられ、さらに「ターバン野口」と命名された。
 
ピロがアパッチの曲「粗忽長屋」のPVとして、千円札で野口を折る動画を作成した。それが動画投稿掲示板にアップされているのを発見したライターいそたにまさおがYouTubeに投稿した上でブログ記事[http://masanox3.blog23.fc2.com/blog-entry-1101.html まさおのコレ見て頑張って!! 折り紙 ターバン野口の折り方](2006.05.13)で紹介した。これにより、お札折り紙の存在が広く知らしめられ、さらに「ターバン野口」と命名された。
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<youtube>4aO31WmY4dM</youtube>
 
<youtube>4aO31WmY4dM</youtube>
  

2020年9月29日 (火) 13:46時点における最新版

ターバン野口(ターバンのぐち)は、お札を使用した折り紙の代表例。お札に描かれた肖像を利用して、ユーモラスな姿を作るものである。最初に有名になった「ターバンを巻いたような千円札の野口英世」が話題となったことから、そのバリエーションが広まり、一方では金運上昇のお守りとされることも多い。

公式「ターバン野口」

ターバン野口は、千円札を折って、ターバンを巻いたような野口英世の頭部を作るものである。(→ターバン野口の折り方(画像つき)

考案者は、名古屋のインディーズバンド「アパッチ」「ザ・タイミングス」のヴォーカルである「ピロ」である。朝日新聞の記事によれば「ある夜、千円札を折って遊んでいるうちに偶然「発明」した」「奇抜な髪形に刺激された」とされている。

ピロがアパッチの曲「粗忽長屋」のPVとして、千円札で野口を折る動画を作成した。それが動画投稿掲示板にアップされているのを発見したライターいそたにまさおがYouTubeに投稿した上でブログ記事まさおのコレ見て頑張って!! 折り紙 ターバン野口の折り方(2006.05.13)で紹介した。これにより、お札折り紙の存在が広く知らしめられ、さらに「ターバン野口」と命名された。

ピロはいそたにまさおにメールでPV紹介に対する感謝の意を伝えた。また、ピロは「手ぬぐい巻き野口」と呼んでいたが、「ターバン野口」が気に入ったとも表明した。

2006年12月には日本テレビ「おしゃれイズム」で藤田朋子が財布からターバン野口を取り出すシーンが放送された。これによってターバン野口が一気に全国区への広まりを見せる。これ以降、「ターバン野口を財布に入れることで運気が上がる」といった民間信仰が広まっていった。

2006年12月7日、オフィシャルサイトターバン野口の世界が開設される。

公式本第一弾

2007年3月10日、宝島社から公式本が発売される。これは原作者ピロ、紹介者いそにしまさお、開発者長谷川洋介の三人による共著であった。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51fHdPp3hAL._SL160_.jpg
お札DEおりがみ 公式「ターバン野口」のつくりかた 宝島社 発売日:2007-03-12

長谷川洋介はCGイラストレーター(Fickle flickers)。「おしゃれイズム」を見てターバン野口にはまった一人であった。mixiの日記で数多くのお札折り紙パターンを公開していたところ、原作者のピロから連絡が届き、また公式サイトからもリンクされることとなった。お札でゆかいなおりがみ野口クンサイトを開設している。

この出版によってさらにターバン野口は広がりを見せた。

公式本第二弾

2007年6月22日、公式本第2弾が発売された。第2弾では、原作者ピロ、紹介者いそにしまさおに加えて、中井ズムとプリティ野口が参加している。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51lWUBLEPJL._SL160_.jpg
お札DEおりがみ2 公式「ターバン野口ファミリー」のつくりかた 宝島社 発売日:2007-06-22

中井ズムは一級建築士である。友人にリクエストされて製作した「ファラオ野口」をホームページに掲載したところ、ピロに発見され、公式本への起用となった。2007年6月4日から新野口開発研究所を開設している。

プリティ野口はジュエリーデザイナー。シルバーアクセサリー【DeepValley/Bootlegger】ブランドも手がけている。2007年1月から「折り札」を始め、5月16日からお札の折り方は折り紙ではない 【プリティ野口公式サイト】を開設。

なお、wikipedia:ターバン野口では、「デボラ」という人物が「宝島社刊の公式本以外にも類似本が存在するが、そういった「マガイモノ」を折ったり所持すると運気が下がると噂されている。」という記載を行なっていたが、これは検証可能性を満たさない記述として削除された。「マガイモノ」で運気が下がるというのは都市伝説であり、根拠がないことである(そもそも、公式のもので運気が上がるというのも民間信仰の一種である)。

公式DVD

2007年末には、DVDによる公式折り方ビデオが発売される(初級編=2007年12月5日、上級編=2008年1月16日)。監修:いそにしまさお、解説:ピロ、ナビゲーター:はしのえみ。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51jvGm%2BtdRL._SL160_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oM5slGJbL._SL160_.jpg

これによって公式「ターバン野口&ファミリー」は一応の完成を見たといえよう。しかし、このDVD以降もブログ等で引き続き発展が見られる。

お札おりがみ

これらの公式「ターバン野口」に関連して、類似書籍が発売されている。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HmqN2cKLL._SL160_.jpg

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41GZ9GJDG3L._SL160_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-s1M8IEAL._SL160_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/61gQXhXVLSL._SL160_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/51l1dDTuUXL._SL160_.jpg http://ecx.images-amazon.com/images/I/519%2BNKthuZL._SL160_.jpg

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