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ネットコミュニティのつながり方[図解]

東浩紀氏が更新停止宣言をしたりしている「はてなダイアリー」を自分でも少し使ってみているわけですが、そのなかで「このシステムのキーワードによるつながり方って独特だな」と感じました。そこでちょいと図解してみたのがこの図です。

netcommunity.png


2003年11月19日13:25|記事内容分類:電網社会|by 松永英明
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それぞれのシステムが、他のサイトに言及するとき、何を主にしているか、というおおざっぱな図です。

●日記系
・各個別の日記は、他の日記に言及するとき、主に日記全体ではなく、「○○さんの何月何日の日記」に対してコメントすることが多い。
・日記を集積する「日記才人」や「日記圏」などのサービスは、個別の記事ではなく日記サイトのトップページへのリンクとなっている。
・tDiaryの機能としては、メインはやはり他の日記の「日付」へのリンクだろう。ただし、個別記事へのリンクや、サイト単位へのリンクもある。

●テキストサイト系
・テキストサイトでは、日付別分類より、記事単位での参照が主になるように思う。実質は日記とそれほど変わらないかもしれないが、記事単位での参照と考えてよさそうだ。
・テキストサイトを主に集積する「ReadMe!Japan」は、「日記才人」などと同様、リンクはサイト表紙に対して行なわれる傾向がある。

●ニュースサイト系
・ニュースサイトには二つの要素がある。まずは「面白いニュース記事やページ」へのリンク。これは記事単位へのリンクが多いが、一部にサイトそのものへの参照もある。
 もう一つの要素として、そのニュースへのリンクを紹介していた「親ニュースサイト」へのリンク。この場合はサイトトップへのリンクが大半となる。

●ブログサイト系
・ウェブログでは、特にトラックバック機能に典型的に現われているように、記事単位へのリンクが主となる(このあたりがtDiaryとの違いとなる)。同じ日にいくつも投稿があっても、その日のアーカイブよりは、個別の記事が優先される。
・ウェブログ内の「ブログローリング」(つまりは他のブログへのリンク)は、当然、ブログサイトのトップへのリンクであって、個別記事は関係ない。
・ブログの更新情報を集めるPINGサイトは、ブログ表紙または個別記事へのリンクとなるので、やはり同じ図でよさそうだ。
・図には書いていないが、「楽天広場」はブログサイト系に近いような気がする。

●キーワード系
・関心空間はキーワードでのつながりが最も優先されている独特な空間に見える。
・はてなダイアリーは、文中の自動キーワード機能による思いがけないつながりが特徴的だ。これを何か活かしたものができたら面白いのだが、人によっては「キーワードを押しつけられる」ように感じる人もいるようである(その機能を外すこともできるのだが)。それに加えて、tDiaryの延長らしく日付ごとの参照にも強く、なおかつ個別記事へのリンク、さらにはid:xxxxxというスタイルでの「他のユーザーのはてなダイアリー」表紙へのつながりも可能となっている。

こうして見てみると、必要かどうかは別にして、はてなダイアリーのつながり方の強固さが見てとれるように思われる。「はてな村」とも言われることがある内部結束感が生まれる土壌は、ここにあるように思う。



余談。東氏のはてなダイアリーではコメント機能がオフになり、コメントが普通には見られなくなっていますが、実はこちらで今までのコメントを見ることができます。



2003年11月19日13:25|記事内容分類:電網社会|by 松永英明
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コメントとトラックバック

[No.1] 投稿者:ネバーマインド[2003年11月19日 14:21]

管理者さん、いつもいつもまとめ役みたいな事してアクセス稼ぎたいのは分かるけど、図解にせよ、コメントにせよ、いちいち凡庸すぎるよ。

上の図はネットコミュニティのつながりじゃなくてただ単に更新単位を元にツールを分けただけでしょう。横の軸は何を表すの?図で表す意味は?この図から何が見えるでしょうか?各ツール、サービスの依存性、関係性の縦横、距離感が見えてこない限り、単なる凡庸な比較表でしょう。

それと、×感心空間>○関心空間

何も見てない事が見え見えですよ。サイトサービス、メディアを語るならまず少しでも使って理解して、それから語ってください。

メタブログやりたいならそれなりの力をつけてやってもらわないと、ね。

[No.2] 投稿者:松永英明[2003年11月19日 14:45]

叱咤・ご指摘ありがとうございます!図中の誤字は修正しました。

別にアクセスを稼ぎたいというわけではなくて(増えすぎるとまた止まるし。わらい)思いついたことをメモ的に今回はやってみようと思ったところ、テーブルで分けてみるにはちょっと複雑だったので図解にしてみたという次第です。あと、まとめ的なことは自分で調べる癖があって、その中で一部をこうやって載せています。

ネットコミュニティ「内」のつながり方、という風に書いた方がよかったですね。特に日記サイトとブログの関係とか、そういうことを言いたいわけでもありません。でも、「だからどうした」と言われればそれまでですけどね、確かに。

なお、「更新単位をもとに分けた」わけではなく、「文中から同じグループの他サイトへ言及するとき、どこに結びつけるか」という凡庸な分類データです。はてながキーワード主体といっても、更新単位は日付なわけですし。

ここから何が見えるかなあ。何か表現形態のニュアンスの違いというようなものをこれから少しずつ扱っていこうとおもったんですが。

あと、使ってないというのは違います。それで見えてないのかといわれれば何も言えませんが。

ネバーマインドさんは炯眼の持主と見ました。ぜひ凡庸ならざる素晴らしいメタブログの見本をお願いします!あと、凡庸でつまらないサイトはブックマークから外すことをおすすめします!

[No.3] 投稿者:ただただし[2003年11月19日 16:09]

tDiaryは段落アンカー・カルチャーの出だから、記事単位のリンクが圧倒的に多いはずですよ。たぶんblogツールとほとんど変わらないくらい。日付にリンクしている人は仕掛けを知らない一部の人でしょう。

[No.4] 投稿者:@_@[2003年11月19日 16:16]

>・ウェブログ内の「ブログローリング」

blogrollingは例えば代表的なMTでさえデフォルトで用意されてるものでは無い以上、それをもってツールの特性に含めるのはいかがなものか?

[No.5] 投稿者:松永英明[2003年11月19日 16:33]

>たださん

 開発者自らコメントありがとうございます!tDiaryは使ってみようかと思った時のサーバーでrubyが使えなかったので公開用に使っていませんが、もしそれさえなければメインで使っていたと思います。
 さて、「記事単位のリンクが圧倒的に多い」との件、了解しました。ただ、個別ファイルは「日付ごとに作成された記事内の、個別記事アンカー」ということで、完全に独自ファイルにすることの多い典型的ブログよりは「日付寄り(平たく言えば日記的)」の印象があります。
 その「個別記事の独立性」というあたりに、tDiary/はてなでの記事とブログでの記事のニュアンスの違いというようなものが出てくるかな、とも思案中ですが。

>@_@さん

 ここでいっている「ブログローリング」というのは、固有名詞としてのBrogRollingサービスではなく、「ブログの横に付いてるリンク集」くらいの意味です(「はじめてのウェブログ」の用語集に入っているような意味合いです)。少し説明が足りなかったかもしれません。
 この「リンク集」はトラックバックよりも古い伝統だと思いますし、テンプレートにも入っています(リンクをここへ追加、という形で)。利用者も多いと思いますので、ブログの一要素とみなしてもいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

[No.6] 投稿者:ただただし[2003年11月19日 17:24]

日記とblogの記事単位の違いは、記事作成時の「心理的障壁の高さ」となって現れると思います(blogの独立した記事は気安く書けないが、日記ならほんの一言の追加でも気が楽)。
でもこれは執筆する側の話で、リンクする側からするとあまり変わらないんじゃないの、と私は思っています。

[No.7] 投稿者:yomoyomo[2003年11月19日 20:31]

代表的なblogツールでも、BloggerやRadio Userlandなど、記事が独立ページにならないものもあります。MTでも独立ページにしていないところもありますよね(cat@logなど)。
コメント機能の単位(tDiaryやはてなだと日付単位になる)など全体的なところを含めれば、大枠松永さんが書かれるとおりだとは思いますが。

そしてこうした見た目は書く内容にも影響を与えます。以前MTで書いていると、ひとつのエントリが短すぎてはいけないように思うといったことを誰か書かれていたと思います。これは独立ページになるところが影響を与えているのでしょう(もちろんMTでも例えばblog.bulknews.netのようにひとつのエントリをコンパクトにしているところはあり、書き手の意識次第ではありますが)。

逆にBloggerが登場したときに、それまでのフィルタタイプでなく、短文式のウェブ日記型のサイトが急増したというのも、たださんが書かれる「心理的障壁の高さ」があると思います。つまり、Bloggerは、そうしたちょっと思いついた文章をアップロードするのに最適だった、と。
そうした雰囲気は、例えばblog本の著者であるBiz Stoneのサイトあたりに残っています。
http://www.bizstone.com/

あと、「ブログの横に付いてるリンク集」というのの普遍的な名称は「サイドバー(sidebar)が適当でしょう。

[No.8] 投稿者:松永英明[2003年11月20日 00:31]

たださんとyomoyomoさんに補足していただいてようやくすっきりしてきました。

そうか、記事単位の話は書き手の意識のほうに影響する要素が大きいということですね。リンクするときよりも。確かに、こちらではかけないが「はてな」なら書けるという内容も多いので、ものすごく納得です。

えーとサイドバーですが、あれは横についてるの全部(つまりカテゴリ分けとかの内部的リンクも全部含めて)を指すもので、その中の「他サイトリンク集」の部分がブログローリングだと思ってたんですが(……もしかしてすごい勘違いをしてたんだろうか?)

[No.9] 投稿者:yomoyomo[2003年11月20日 07:58]

ああ、そうですね。
サイドバーだと全部含んじゃいますね。
すいません、撤回します。

[No.10] 投稿者:bmp[2003年11月21日 06:00]

好きなようにやりゃーいいんですよ。
問題ないですよ

俺はまとめは必要と思うが
男爵は要らない。
というか何様だ?(笑)

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