VEGA CLUBの汚名をそそぐ

 今回の「サイト盗用問題」については、こちらも混乱があったのだが、ある意味、アフィリエイト等提供しているVEGA CLUBも被害者であったようである。
 VEGA CLUBを運営しているネットワークサービス社の大原様より丁寧なメールが届いたので、許可を得てその全文を掲載したい。
 ポイントを簡単にまとめておくと、

●VEGA CLUBそのものが盗用したものではない。ユーザーの一人の暴走。
●VEGA CLUBは今回の件を重く見ている。
●VEGA CLUBにはMLMタイプとアフィリエイトタイプがあり、今回のユーザーはアフィリエイトタイプを利用していた。
●vega-club.netというドメインもユーザーが独自に取得したものであり、混乱を招いている。

 私自身もVEGA CLUBと盗用者を当初混同した部分があるため、反省したい。もし読者の方でVEGA CLUB本体に対する批判を書かれている方がいらっしゃれば、その旨訂正あるいは補記していただければと思う。
 なお、盗用したユーザーからもお詫びのメールが届いている。今回のことで懲りて、今後は健全なサイト運営をしていただきたいものである。(もっともマルチポスト的にあちこちに謝罪を書いているのはいかがなものかと思うのだが……)

2004年3月27日21:28| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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VEGA CLUBを運営するネットワークサービス社から届いたメール全文(改行のみ修正)

私は有限会社ネットワークサービス取締役大原幹也と申します。
このたびは、弊社主催のベガクラブにつき、ご迷惑をお掛けした事実がありましたこと、先ずお詫び申し上げます。

今般、「ページ盗用問題」とされました件につきまして、弊社でも調査を行いました。この件につきまして、当該ページ主催者が弊社が提供するサービスであるベガクラブを紹介する目的で、独自にドメインを取得し、宣伝のためのページを作成したことにつきまして、弊社としてはその責任を感じるものがあります。このような宣伝行為上における事前承諾なしの引用あるいは窃用行為を弊社は許可するものでは無く、勿論、弊社自体がこのような行為を行うことはあり得ません。

今回の事件は、非常に重い内容を含んでいると考えています。一般的に著作権等所有権の第三者利用についての認識が、わが国では非常に軽視されがちな面があり、その結果として、インターネットにおけるコンテンツの盗用、窃用が日常的に行われてしまっているのが現状です。こうした状況は本来許されるべきものではなく、また廃絶されなければならないと考えています。今回、松永様のコンテンツが、無断引用(ケースを見た場合は確実に盗用と思われます)されたことは、こうした認識の甘さが引き起こしたものと考えられます。

さて、今回のケースなのですが、当該ページの開設者は弊社の会員であることは間違いありません。弊社会員には2つの種類があり、松永様がご指摘されたMLMの会員である正会員(有料)と、宣伝によってのみコミッションを支払うアフィリエイト会員(無料)とに分かれてします。

前者は、多段階のマルチレベルを採用しており、各会員がニュースキンやアムウェイのように傘下数万人という規模ではありませんが、数百人を傘下(MLM用語で言うダウン)とするシステムになっています。このシステムと弊社が従来行ってきたホスティング業務の一部(レンタルサーバーの利用)の権利を組み合わせたものがベガクラブです。これは乱立し収益率が下がってしまったホスティング業の新しい営業形態として、利用者の方々に宣伝していただくことを目的とし、顧客獲得のために考案したシステムで、新規獲得と継続利用に対してコミッションと言う形式で収入を得てもらうことを目的としています。

1)弊社にとっては、広告費用の軽減、継続利用者の確保、新規契約者の増大を見込めます。

2)利用者にとっては、新規利用者の獲得によるコミッション収入で、サーバー利用料の実質的な軽減が図れ、グループの増大によっては収入に転じることが出来、サーバーを利用しながら収入を確保するというメリットが生まれます。

一方、MLMという仕組みに対しては社会一般的に好印象はありませんので、こうした方々と、レンタルサーバーの使用は不要だという方々に向けて、紹介宣伝していただくことによって、入会者が得られたらコミッションをお支払いするという「アフィリエイトシステム」を採用しております。

この2つのシステムの選択は、ご利用者の方々の任意とさせていただいており、アフィリエイト会員の皆様に対して、有料会員へ誘導するようなことはありません。

さて、今回のケースでは、アフィリエイト会員であるページ開設者に対し、その宣伝目的のために、「ベガクラブ」の名称の利用(ページ主催者としてではありません)や、ベガクラブコンテンツの内容の紹介におけるコンテンツ内の文章、画像の利用を許諾した事実はあります。しかしながらこれらは弊社作成のコンテンツ内に留まり、これを逸脱する行為を許可はしておりません。また、弊社自体は、その宣伝を許諾してはおりますが、弊社がこのページを管理運営してはおりません。今回のケースの中で、独自に VEGA-CLUB.NET というドメインを当該会員が取得し、そこにこうしたページを展開したことを知りました。このことについては別途、弊社は当該会員と弊社に対する責任ということでの話し合いを持つことになります。

非常に困惑しておりますのは、今回の件で、弊社がこうした「盗用」を行ったという話が一人歩きしてしまったことなのです。弊社は法人として、各種の法律を遵守し、また健全な営業を行ってきております。また、その組織運営上でも参加会員に対しては、法の遵守を厳しく徹底してきております。ベガクラブはMLM運営の上で関係法に準拠し、違法性を廃絶する一方で、各会員に対して宣伝の方法や内容等の指導もしております。松永様のページ上では、弊社と当該ページ開設者が別物である旨を表記していただいておりますが、やはりベガクラブが盗用社である、ベガクラブは信用できない、ベガクラブを使うな といった内容がリンク先などで散見でき、弊社営業上で、非常な不利益が出始めております。

松永様が、インターネット上で大きな影響力を持っていらっしゃることを存じておりますので、今般の経緯につき、出来ましたら再度正確な情報を表示していただければと願っております。
また、弊社としましては、今般のようなことが起きないよう、スタッフ並びに会員に対して指導を徹底する所存でございます。

蛇足となりますが、私自身は報道業界の出身です。そのため、こうした違法な行為が弊社会員の中から出たことに、非常にショックを受けております。同時に、松永様に対してご迷惑をおかけしましたことに対しても心から申し訳なく思っております。

有限会社ネットワークサービス
取締役  大原 幹也

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2004年3月27日21:28| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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