中韓キムチ大戦

 韓国の大型ディスカウントショップチェーン店ホームプラスが、中国山東省青島で生産した高品質・低価格なキムチを大量輸入して販売、韓国のキムチ市場が「中国産」に圧迫されつつあるというニュース。台湾のbutさんから教えてもらいました。以下、台湾での報道を翻訳。

2005年6月 8日18:20| 記事内容分類:中国時事ネタ| by 松永英明
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中国キムチが大挙して国境に押し寄せる 韓国は対策会議招集

【中央社】(中央社記者 姜遠珍 首尓(ソウル)8日特電)

 韓国(ニュース)によれば、大型量販チェーン店Homeplusが中国山東省青島で工場生産したキムチのために、モノがよく価格の安い中国キムチが大挙して韓国市場を呑み込もうとしている。「キムチ宗主国」の国民の尊厳を保ちつつ、中国大陸の白菜農家とキムチ産業を保護するため、韓国農林部は十日に緊急対策会議を招集して方策を検討することになった。

 韓国農林部の今日の発表によると、農林部長官・朴弘綬は、韓国国内キムチ産業保護を第一項目とする対策会議を自ら10日に開催し、広範なキムチメーカー、小売業者、消費者団体などの代表者にも討論にも参加してもらい、意見を汲み上げて、中国キムチが韓国市場を併呑しないよう対抗することを計画している。

 調査によると、量販チェーン店Homeplusは5月12日から中国青島キムチ工場で生産したキムチいHomeplusの会社商標を貼り付け、韓国産キムチの4割から5割の低価格で販売している。

 これに対して、韓国の農民団体は抗議して「もし大規模スーパーマーケットで中国生産のキムチを売るなら、輸入量は急激に増大し、韓国国内の農家を脅かすことになる」という。

 韓国農民団体の激烈な批判を回避するため、最近、Homeplus社はネットショッピングサイトで販売している中国キムチには、「中国生産」とははっきりと表示していない。それを韓国内で生産したキムチとして販売し、結果的に韓国国立農産品品質管制院に摘発された。

 この事実がメディアで暴露された後、韓国では大きな消費者の非難や議論が起こった。農産品品質管制院は、Homeplusの上記の虚偽広告について、本月4日に違法行為について公平交易委員会に告発したと発表した。

 しかし、Homeplusが謙虚に過ちを認めて広告を正し、罰金を納めるならば、発売後2週間もしにうちに韓国市場の8%を占めた高品質で安い中国キムチは捲土重来し、大挙して韓国市場を征圧することだろう。

 そのため、韓国農林部は10日、中国産キムチ対策会議を招集して、生産メーカーと小売商から中国キムチの韓国内での販売に対する意見・見解を汲み上げ、対策について積極的に検討することにした。

 韓国「聯合新聞通信社」の今日の報道によれば、中国産キムチの輸入量を大幅に下げるため、韓国農民団体などはキムチ原産地を表示させ、キムチ輸入税の率をアップして、輸入権益を強化するなどの措置を実施するよう、政府に要望した。

 これに対して、韓国農林部の立場はこうである。原産地制度を実行するには、関連する法令を改正しなければならない。また、一種類の食品にだけ原産地制度を実行するというのは公正を欠く不適切な方法だ、ともいう。

 同時に、もし輸入量を下げるために輸入検疫強化などの措置をとることは、おそらく中国との貿易に摩擦を生じる可能性が高く、韓国政府は即断しにくいことである。

 大局に配慮する韓国農林部関係者は、召集されるキムチ会議において可能な話としては、小中学校の食堂では韓国産のキムチを使うといった方法で韓国産キムチの消費量を増やすといった案を考えている、という。同時に、韓国国産キムチの質を高めて市場競争力を高めるのが最善の対策だ、という。

 調査によると、韓国が2001年に輸入した中国産キムチはわずか393トンだった。2002~2004年には、1051トン、28700トン、72600トンとなっている。中国大陸で生産したのが韓国メーカーであるため、その味は韓国内で生産されたキムチとあまり違いがない。そのために輸入量が急激に増加したのである。

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