泉あいさんに渡した「みんなのニュース」案の全文と解説

 2005年末ごろから泉あいさんとブログ関係などで接する機会があり、そこで泉さんが新しいニュース報道システムを作ろうとしていることを知った。そして、何かアイデアがあればぜひ教えてほしいと言われた。

 この件についての事実、ならびに自分が提出したアイデアの全文を掲載する。

2006年12月 9日12:09| 記事内容分類:ジャーナリズム| by 松永英明
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泉あいさんの新しい報道機関案に関わった経緯

 2005年後半、泉さんに聞いた当初は「新しい報道機関」という壮大なプロジェクトで、社員・記者を抱えて云々という話だったが、それはだんだん変化していき、やがて「とりあえずはウェブサイト」ということになった。そして「読者参加型のサイトがいいと思う」というふうに話が変わってきた。聞くたびに違っていたような気もする。

 最初の「記者クラブ体制にとらわれない報道機関」のアイデアは、実現性が低いがおもしろいと思ったので、応援する気持ちが強かった。もちろん、直接運営に関わるようなことはできないと明言していた。それがやがて「参加型ニュースサイト」に変わってきた段階で、自分の考えとは外れてきた。Web2.0的な動きとジャーナリズムは相反する、というのは強固な信念である。しかし、あえてWeb2.0的なニュースサイトを作るならどうなるか、ということを考えるのは面白そうだと思ったので、他人ごとだからということで下記の構想案を渡したのだった。

 泉さんはこのころ、いかにスポンサーを確保するかということに専念していて、出資してくれそうな人に会うということを続けていた。しかし、構想自体も確定していないのに出資してくれるようなところはないだろうと思ったし、本人にもそれは伝えた。「出資者に会いに行くより、取材をしたら? それがGrip Blogの価値なんだから」と何度も言ったのだが、泉さんは突っ走らずにはいられないようだった。

 やがて泉さんからumeさんを紹介され、MS Messengerや電話を介して話をした。泉さんによると、umeさんはサーバーを貸してくれること、またシステムについてもある程度実際に組めるとのこと。技術的なアイデアがあれば、泉さんはよくわからない部分も多いので、umeさんの方に話してみて、その構想の具体化に協力してほしい、というような趣旨で言われた。

 そして、いろいろ話したのだが、たとえば「はてなブックマークみたいな……」と話しても通じない。はてなも使っていないのでよくわからないという。アフィリエイトも、言葉しか知らないのに、収益の柱に据えたいとか言っている。それでは私の言っていることは通じないので、とりあえず使ってみてほしい、と言ったりもしたが、どこまで理解されたかは不明である。

 pdfで作られた企画書が何度か送られてきた。全体の構成と本文の原案は泉さんだろうが、システム的な部分や図解は他の人だろう。それが誰かは知らない。「報道メディア設立プロジェクト草案」はウェブ上でも公開されている内容だが、これに自分はまったくタッチしていない。一文字も書いていない。それだけは自分が確実に言えることである。

 感想を聞かせてほしいというので、一読後、泉さんにまず言ったことは「市民記者っていう言葉は嫌い。市民って言葉自体に、アカっぽいイメージがついてしまっている。もうちょっと色の付いていない言葉はないの?」ということで、とにかく「市民」という言葉を前面に押し出すなら関わりたくないとまで言ったのだが、特にこの言葉に深い意味はないということで、「市民」で通すつもりのようだった。

 こちらも忙しいので、具体的に企画書の修正案などをさほど伝えることもできずにいるうちに、向こうから時々改訂版企画書が送られてきた。

 最初、umeさんはブログ検索を中心に据えようと考えていた。だが、ブログ検索がどうやってニュースサイトの核になるのかよくわからなかったので、そう伝えた。

 次にumeさんは、「Diggっていうのがすごいので、これを使おうと思う」と提案してきた。そして、diggClone系のスクリプトを中心にサイトを運営していくという。それを聞くまでDiggというものは知らなかったのだが、見てみると、要するに一種のソーシャルブックマークである。これはこれで使えると思ったが、それだけでサイトのコンテンツになるかどうかといえば、弱いのではないかと思った。そのあたり、全体像は見えていないようだった。

 いずれにしても、ブログ検索やソーシャルブックマークを使ったサイトで「参加型ニュースサイト」を作りたいと思っていることは理解できた。だったら、もう完全にWeb2.0的な機能を全部盛り込んでしまえばいいんじゃない? と考えていろいろ話してみたのだが、どうもうまく伝わらない。そこで、Web2.0的な仕組みと、独自取材というジャーナリスティックな部分を残すためのアイデアとして作ったのが、以下のサイト案である。

 もともと、ブログ記事の一つとして公開しようと思って書いていたので、そういうスタイルになっている。

ウェブ機能を生かした「みんなのニュース」構想 2006/01/07

 「とにかく突撃取材して聞きたい人に聞きたいことを聞いてくる」というスタンスが、まさにジャーナリズムの本質ではないかと好評なGripBlogの泉あいさんが、ウェブを使った新しいニュース報道システムを構築できないかと考えている。あまりにも面白い話なのでぜひアイデアの面で参加してみたいということで話していたのだが、なかなかまとまらないところがある。

 面倒なので、とりあえず松永版「みんなのニュース」サイト構想ということで、企画書というかだらだらと書いてみた。

具体的なシステムの前に、外しちゃいけない基本方針。

(これは11月末に書いてみたもの)

  1. 過去記事は消さない。
  2. 記事への反響を受け付ける。
  3. コメントにはモデレーション機能をつける。
  4. 「正しさ」を主張しない。
1. 過去記事は消さない。
 特に問題がない限り原則として、一度公開された報道記事は、ネット上の共有資源として、このサイトが運営される限り保存されます。パーマリンクを尊重してURLの変更も極力おこないません。移動の必要がある場合も誘導を残します。
 これまでの報道サイトでは、記事は本来有料のものであるという、紙のメディアの原則によって公開されていました。そのため、一定期間が過ぎるとネットから削除され、リンクしていても内容が閲覧できないようになっています。
 新報道サイトでは、一度公開した記事はその瞬間に公共の場に置かれるというウェブメディアの原則により、原則として記事を削除しません。リンクはもちろん自由、著作権法の範囲内の適切な引用も妨げることはありません。ウェブ上に有益な記事を提供し続けることが、このサイトにおける価値の創造であると考えます。
2. 記事への反響を受け付ける。
 記事は一方的に送信されるものではありません。読者からのコメントを受けつけ、場合によってはそれを反映させた記事も公開します。
 これまでの報道は基本的に一方的なものでした。読者の声も取捨選択されていました。
 一方で、2ちゃんねるのように「誰もが何でも好きなことを無責任に書ける」というシステムは、逆に報道にとってマイナス面もあります。
 新報道サイトでは、これら両極の長所を取り入れ、短所を除くため、「モデレーション機能」を最大限に活用するものとします。そのモデルはアマゾンならびにスラッシュドット、あるいははてなダイアリーキーワードです。
 アマゾンでは商品に対してレビューが投稿できます。たとえ商品に対する辛口の評価であっても公開されています。そして、たとえ批判が集まっていても、それは読者の購入のための参考となり、「欠点がわかっていてあえて購入する」といった人もでてきます。
 新報道サイトでは、批判的な意見をおそれず受け付けます。
3. コメントにはモデレーション機能をつける。
 無責任なコメントを放置することは、サイトにとっても読者にとってもよいことではありません。投稿者にも責任あるコメントを求めます。そのために、モデレーションシステムを導入します。
 批判的な意見もおそれず受け付ける一方で、有益な意見なのか、それとも無責任な放言なのか、それぞれきちんと評価する必要があります。
 アマゾンでは各レビューに「参考になった割合」が表示され、レビュー内容についての評価が伴います。スラッシュドットでもモデレーション機能がついています。はてなダイアリーキーワードでは、「参考になった」かどうかのモデレーションが可能です。
 このようなモデレーションシステムを導入することによって、参加者自身による評価を反映し、低レベルなコメントと良質なコメントを分離することができます。それは、ユーザーによるコメントの質の向上にもつなげていくことができます。
 新報道サイトでは、読者ユーザーが積極的に良質なコメントをしようとする環境を整えていきます。
4. 「正しさ」を主張しない。
 従来のジャーナリズムは「社会の木鐸」として、社会的不正を正し、真実を伝えることを使命とするものでした。
 しかし、正しいとはどういうことでしょうか。真実とは何でしょうか。記者の正義感は、社会を代表しているのか、あるいは本当に利益をもたらすのか、だれにわかるでしょうか。取材したことが正しいかどうか、その時点で明らかになるのでしょうか。
 新報道サイトでは、正義や真実を主張することはありません。その時点でわかる限りの正確な情報を集めていきます。報道内容の真偽はわかりませんが、「このように報道された」は事実です。正直に言ったかどうかはわかりませんが、「私が取材したとき、この人はこう口にした」は事実です。それが間違っていれば、即座に訂正を入れます。
 新報道サイトでは、正しさを押しつけるのではなく、真相に一歩一歩近づいていきます。

「みんなのニュース」構成案

(2006年1月はじめ、他の関係者による素案などを合わせてまとめたもの)

  • 全体構造:ウェブの各種のサービスを有機的に連携させる。

 全体に、様々な種類のツールを組み合わせてコミュニティを構築している「はてな」との対比で見ていくのがわかりやすいかもしれません。あるいは「ニュース報道版はてな」と受け取ってもらってもいいと思います。

みんなのニュース速報
ニュースに特化したブックマーク。時事的なニュースについてのページを登録ユーザーがクリッピングし、それに対して他の登録ユーザーたちがコメントをつける。diggのシステムを土台とする。プラス・マイナスの投票も加える。→「はてなブックマーク」
みんなのニュース解説
時事的キーワードについて、上級ユーザーになれば自由に編集・まとめページを作ることができる。ただし、トラブルを避けるため、「客観的記述」「両論併記」等の基本編集ルールを設定する。また、それぞれの解説に対する評価も与えられる。→「はてなダイアリーキーワード」「WikiNews」
みんなのニュース議論
ニュース解説キーワードに対して、議論の場が設けられる。ただし、それは言いっぱなしの掲示板ではなく、スラッシュドット風にそれぞれの発言に対するモデレーションがつけられ、評価を受ける。これにより、暴言・極論から優れた意見を浮かび上がらせる。→「いわし」「スラッシュドット」
みんなのニュース要望
これが実はサイトのキモとなる。このニュースのこういうところを突っ込んで知りたい、という要望を吸い上げて、実際にプロ的に取材できる人間がきちんとした取材記事をまとめ上げる。システム的には「ニュース解説+議論」のフォーマットで作れる。→「はてなアイデア」(システム的には踏襲しないが発想的に)
独自取材記事
いわゆるウェブニュースサイトの記事がようやく最後に登場する。ニュース要望によるもの、あるいは関係者が知りたくて独自に取材した記事を公開する。個人ブログからのトラックバックも可能、また、個々の記事についてはモデレーション、ニュース議論がひっついてくる。こうしてモデレーションされた結果をランキング表示することもある。また、書き手については、極めて優秀な上級ユーザーにも道を開く。→システム側の提供するニュースブログ。
みんなのニュース検索
速報・解説・要望・独自記事と連動するブログ検索。検索キーワードを含むサイト内項目(ニュース解説・要望・独自記事)に加えて、ブログ記事を検索表示する。その際、速報でクリッピングされた記事、ニュース解説で取り上げられた記事を上位表示させる。→はてなには類似のものはない。テクノラティ、NAMAAN。

 こうして、「みんな」が作り上げるニュースサイトでありつつも、きちんとした取材能力を持つスタッフによる独自記事も公開される。このシステムでは、独りよがりの主張は生き残れない。必ず、賛否両論のモデレーションを受ける。

 メディアが世論を操作するのではなく、世論がメディアを評価する。これがこのシステムの大きなポイントである。

ユーザーの資格

  • 無登録ユーザー:基本的に閲覧のみ。
  • 登録ユーザー:コメント、投票などに参加できる。
  • 上級ユーザー:利用実績を積めば、キーワード編集などに参加できる。
  • 優秀ユーザー:取材記事執筆などの依頼がなされることもある。

 また、ユーザーには「評価値」が設定される。オークションにおける「よい」評価と「悪い」評価の表示と同様、議論でのコメント発言や速報でのプラス・マイナス評価などの数値をすべて集計し、結果としてそのコメンテーターの評価を決定する。経歴の長さも一つの評価となる(アカウントを取り逃げするような人物は評価されない)。すなわち、評価を積み続けていく必要がある。一方で、新人も評価されるよう、短期的評価も考慮される。

 暴言の多いユーザーは評価が下がる。偏った見解のユーザーは、プラスも多いがマイナスも多くなるだろう。中立的だが無難すぎるユーザーは、評価を得られないかもしれない。優れた知見を有するユーザーは、思想的にどうであれ、多くの評価を得るだろう。

 それらの評価の高いユーザーによる評価は、高く評価される(Googleページランク方式)。これによって、サイト内の評論・議論・報道に対する適正な評価を生み出していく。

収益モデル

  • クリック課金広告による収入(Google AdSense等)
  • アフィリエイト広告による収入(Amazon等)
  • 定額広告枠による収入(月額いくらの広告枠)
  • 提携キャンペーンによる収入(企業との提携による広告収入)
  • 有料ユーザーサービスの提供(当初は行わない。マイニュース速報など個人カスタマイズ可能な部分に課金していく)

 収益モデルについてはさらに詳細に詰めていく必要がある。確実に収益となるものを作り上げた上で、収益につながる新しいサービスを考えていく。

当面の課題

  • システムの確立。
  • ユーザーの確保。最初は、ユーザーを定着させるだけの魅力ある独自記事で人を集める一方で、ニュース速報のユーザーをふやしていく。
  • 芸能・ゴシップ系ニュースの扱いについては細心の注意。人気があるだけに問題も起こりやすい。
  • ユーザーからの不具合・要望に柔軟に対応する体制づくり。

上記アイデアについて解説補足

 1月の時点までにおいて、私がアイデアとして出したものはほぼこの企画書に尽くされていると思う。重ねて言うが、「参加型ニュースサイトを作りたい」という泉さんの意向に沿って、umeさんのブログ検索・Diggを活用するという具体的アイデアを取り込んで、自分の装丁する「クチコミ型ニュースサイト」の概要を出してみたものだ。

 正直に言うと、このころ自分はサイト案といえばとにかく「クチコミ情報サイト」とバカの一つ覚えのように言っていたので、いわゆるWeb2.0クチコミ&相互評価サイトに偏っていることは間違いない(2月には、ある旅行サイト企画でも、ほとんど同様のシステムの提案をしている)。

 ユーザー評価については、「アマゾンとか、スラッシュドットとかみたいに、レビューや投稿自体を評価できるシステムがいいよね」とばかり言っていた。例に挙げるのはこの二つだけで、DiggやPliggといったシステムについては、具体的なことをまったく知らなかった。

 「ユーザーカルマ」という用語については、自分のアイデアでは全く使ったことがない。スラッシュドットについては「投稿に対するモデレーションシステム」という言葉で説明していた。というより、スラッシュドットでそういう用語が使われているという認識もなかった。個人的には、スラッシュドットの用語としては「しきい値」の印象が強い。また、DiggやPliggでの用語の使い方については、そもそものソフトをよく知らないのだから、まったく関知しない。したがって、あえて避けたのでもなければ、あとで採用したのでもない。もし企画書にそういう言葉を使うと事前に知っていれば、むしろ、その言葉を使わないように強く主張しただろう。

 さらに言えば、自分が企画書作成時に関わっていれば「Word Press」というネーミングは瞬時に却下である。そんな、既存のブログツールとまぎらわしい名前をつけるのは勘弁願いたい。

泉案にはほとんど採用されなかったアイデア

 さて、上に掲載した自分のアイデアは、あくまでも泉さんの「参加型ニュースサイトを作るとしたらどういう形があるだろうか」という質問に答えて、ある程度まとまった構想として作ってみたもので、自分自身がその運営のどこかに参加するとか決定権を持つといったことは一切なかった。あくまでも「聞かれたから案を出してみた」レベルにすぎない。要望されたから、思いついたことを伝えただけのことだ。それで黒幕だの何だのと言われるのだから世の中は不思議である。

 ここは改めて強調しておくが、泉さんが配布していた「報道メディア設立プロジェクト草案」その他のpdfによる企画書については、私は一文字も書いていないし、その作成に直接関与はしていない。間接的には、もちろん、umeさんのシステム案作成過程にブレーンストーミング的に加わったり(その手段としてMessengerが使われた)、あるいは上記の文章を送ったりしたという意味では関わっている。しかし、それが具体的にどの程度、泉さんの「正式な」案に取り込まれたかといえば、データはすべてウェブ上にあるのだから、興味のある人はきちんと比較検討してもらえばいいと思う。以下、Grip Blogより。

「Grip 報道メディア設立 企画書(公開用).pdf」をダウンロード

*『Grip 報道メディア設立 企画書(公開用).pdf』の著作権は泉あいに帰属します。著作権者の許可を得ずに無断で複製・複写・転載・再配信等の行為は禁止します。

 もちろん、結論は「松永案はほとんど取り入れられなかった」ということだ。むしろ、根本的な発想の違いがあることに気づくはずである。

 そして、これはいくら強調しても強調しすぎることはないと思うが、このシステムでは、何らかの「一方的プロパガンダ」は不可能だということがわかるはずである。何らかの「意図」を持った情報操作は、モデレーションシステムによって中和される。この事実をもってすれば、私が何らかのプロパガンダ手段としてこの泉さんの構想を利用しただのという陰謀論は瞬時に消え失せるしかないのである。

想定していたのはニューシング

 で、実のところ、このアイデアを実現したようなサービスがほかですでに稼働している。ソーシャルニュースサイトnewsing(ニューシング)である。しかし、運営企業のマイネット・ジャパンにはまったく知人もいないし(上原さんと直接お話ししたことはないと思う)、アイデアを話したこともない。当然ながら「Web2.0型クチコミサイト」と「ニュースをテーマにする」というのが組み合わされば自然と思いつくアイデアだろうから、そこは相互交流が必要ではない。陰謀論は勘弁願いたい。

 退院してからその存在を知って、「ああ、これだよこれ」と思った。自分のアイデアに近いものが目の前にあるのを知って、自分の考えが外れてはいなかったことにニヤリとした。とはいえ、ちらりと見ただけで登録はしていないのだが。

 当時も今も、個人的には、報道メディアを設立することや、その運営に関わることに対して積極的な興味はない。ただ、面白そうなことを考えている人ががんばっているなら、応援したいという、これはいつもの私の行動パターンにすぎない。そんなことより、もっと興味のあることはほかにいくらでもある。

 なお、このアイデアを拡張して独自に活用したいという奇特な人がいれば、ご自由にお使いください。ただ一点、「水を飲むときは、井戸を掘った人のことを忘れない」でくだされば。

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2006年12月 9日12:09| 記事内容分類:ジャーナリズム| by 松永英明
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このブログ記事について

このページは、松永英明が2006年12月 9日 12:09に書いたブログ記事です。
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