Amazon段ボール箱A4ファイルケースを実際に作ってみた

amazonのダンボール箱でつくるA4ファイルケース【マゴクラ】ダンボールインテリア生活」が注目を集めている。私もこういう「作り物」は大好きなので、休みを利用して挑戦してみた。

そんなに工作が得意というわけではないのだが、実質の作業時間は1時間くらいでそこそこのものができた。

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2009年7月25日23:49| 記事内容分類:作ってみた| by 松永英明
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※関連?記事として、A4用紙1枚でつくるCDケース型紙「Double CD Case オリジナル版 [絵文録ことのは.]2004/06/24」もご覧ください。当ブログオリジナルデザインもあります。

Amazonの段ボール箱でA4ファイルケースを作ろう

「Amazonの段ボールって中身に比べて大きすぎるよな。絶対、過剰包装だよなぁ。でも、クレームのことを考えるとこれくらいやらないといけないのかな」

と、資源ゴミとしてまとめるたびに思ってきたAmazonの段ボール。それに有効活用の道があるとなれば、注目せざるを得ない。

こちらのページによれば、Amazonで梱包用に送られてくる段ボール箱2つを素材に作成するとのこと。調べてみたら、ちょうどそれっぽい段ボール箱が二つ見つかった。

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マゴクラさんによれば「ウラ面に『BX0110』と書かれたダンボール箱」とのことなのだが、よく見てみると一つがサイズ違いだった。

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一つは指定通りの「BX0110」なのだが、もう一つが同じサイズながら厚みがやや薄い「BX0150」だった。

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微妙に高さが足りない。

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バラして重ねてみると、側面部分にこれくらいのサイズの違いがある。

しかし、マゴクラさんの設計図をよく見ると、うまくいきそうな気がしてくる。内側A4トレイに関しては、側面部分も完全に使うのでBX0110でないとうまくパーツ取りができないのだが、外側ケースに関しては、側面部分をほとんど使わないため、ちょっと型紙をずらせばうまくパーツが取れるようなのである。

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逆に側面の厚みが大きいタイプの箱なら、大は小を兼ねるでやはりうまくできそうである。BX0110だとぴったりのパーツ取りになるが、それ以外のサイズでも工夫すればある程度うまくいきそうである。

というわけで、今回は内側A4トレイをBX0110で、外側ケースをBX0150で作ることとした。

なお、マゴクラさんのサイトではいろいろと用意するものが書かれているが、今回はとりあえず自分で「使える」程度のものができればよいので、あり合わせの道具を使った。普通のカッターナイフ、ちょっと大きめのものさし(プラスチック製)、事務用のスティックノリ(色がついて、仮止め用にも使えるもの)、木工用ボンドである。カッティングシートもないので、Amazonの段ボールの中に同梱されていた段ボールを下敷きにしたという、超手抜きである。鉄筆など推奨道具をすべてそろえていないが、それでも一応のものはできるという見本と思っていただければと思う。

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まずはマゴクラさんのサイトでダウンロードした型紙、合計10枚分をプリントアウトし、ノリづけして大きな型紙を作る。不器用なのでトンボを合わせて貼り合わせるのに少々苦労したが、トンボの部分だけのり付けするとうまくいった。

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内側A4トレイのパーツを切り抜き、折り目を入れたところで撮影。もともとのAmazon段ボールの折り目などがそのまま活かされていたりするので、案外すいすいと進む。もちろん、上手な人からみれば乱雑な仕上がりだろうが、とりあえず形にはなりそうだ。

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組み立てたところ。ちょっと波打ってたり、角のところがちょっとぐにゃぐにゃっぽいが、ちゃんとA4トレイになっているので感動する。へりの直線部分などは一気に作業できるが、四隅の角になるところは慎重にカットし、折り目もきちんと正確にやる必要があった、と反省。

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さあ、懸案の外側ケースに移る。型紙を真ん中で適当に切って、左右のパーツがうまく取れるように重ね合わせて貼り直す。写真の右端でちょっとずらしているのがわかるだろうか。また、左端はサイズがピッタリであることがわかるようにすこしめくってある。このパーツ取りさえ成功すれば、BX0150でも問題ないということになるが……。

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はい、うまくいった! 直線が多いのでこれは切りやすい。あとは上下のパーツを貼り合わせるだけだ。

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完成! 中に入れてあるのは、たまたまそこにあったという理由で、「国立西洋美術館50周年記念 ル・コルビュジエと国立西洋美術館」展のちらしである。特に意味はない。

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よく見るとアラも目立つが、いやいや、充分に使えそうだ。色を塗ったり、和紙や包装紙を貼ってみたりしても楽しそう。

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改めて内側トレイを外側ケースの上に乗せてみる。A4サイズのちらしが余裕をもって入ることがわかる。ただし、お台場で販売していたガンダムのA4クリアファイルは入らなかった。

実際の作業時間は合わせて1時間くらいだっただろうか。もう少し丁寧に作業すればキレイに仕上がるのだろうが、今回はとりあえず実験を兼ねてざっと作ってみた。それでこれだけのものができれば満足である。

今まで、Amazonの段ボール箱といえば、粗大ゴミの日に出すのが面倒な過剰包装、としか思っていなかったが、こういうふうに作る楽しみ+できあがったものを使う楽しみを与えてくれる素材となれば、また見方も変わってくる。

マゴクラさんの著書はこちら↓

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発売日:2006-09-01
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 ちゃんとデザインされたナチュラル雑貨。
おすすめ度5 夢の手作り生活。

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2009年7月25日23:49| 記事内容分類:作ってみた| by 松永英明
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