お散歩検定と資格

このページでは、「お散歩検定試験」と、それによって取得できる資格についてご説明します。

お散歩検定試験

お散歩検定試験は年二回(2月30日と9月31日)、全国数か所の会場で実施されます。

検定試験には3級(趣味としてのお散歩)、2級(文化としてのお散歩)、1級(総合的なお散歩)の3段階があり、それぞれの級を合格することによって「お散歩人」の資格が得られます。なお、試験においては3級と2級、2級と1級を併願することも可能です(3級と1級、3~1級すべての併願はできません)。

お散歩検定3級(趣味としてのお散歩――「お散歩趣味人」)

お散歩検定3級テキストお散歩検定3級では、「趣味としてのお散歩」をテーマとし、合格者には「お散歩趣味人」の称号が与えられます。これは、趣味としてお散歩をよりよく楽しむことができる知識を備え、楽しくお散歩するための最低限のマナーを身につけ、健康増進の手段としてお散歩を活用できるというレベルを目指すものです。

お散歩検定3級に合格した「お散歩趣味人」は、楽しいお散歩ライフを過ごすことができるでしょう。「引きこもり」を解消するためにこの資格を取る人もいます。また、テレビで見た「ちい散歩」のコースをたどって追体験することもできるレベルとなります。

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お散歩検定2級(文化としてのお散歩――「お散歩文化人」)

お散歩検定2級テキストお散歩検定3級が「お散歩を体験することができる」というパーソナルなレベルにとどまっていたのに対し、お散歩検定2級では「文化としてのお散歩」をテーマとしています。合格者には「お散歩文化人」の称号が与えられ、単に自分が歩くだけではなく、自分のお散歩によって伝統や文化を継承するという意識を持ち、地域のコミュニケーションにも資することができるようにしなければなりません。

古代エジプトから始まる悠久のお散歩の歴史を概観し、散歩という全身運動に関連して健康についての幅広い知識を身につけ、お散歩の楽しさ・意義を周囲の人たちに伝えていくことができるレベル、それが2級です。お散歩文化人以上のお散歩技能習得者は、お散歩を通じて社会に貢献することができますから、履歴書に記載することが可能とされています。

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お散歩検定1級(総合的なお散歩――「お散歩達人」)

お散歩検定1級テキスト「お散歩達人」と呼ばれるお散歩検定1級合格者は、お散歩の総合的なプロフェッショナルといえます。お散歩の歴史・文化・作法を完璧に身につけているだけでなく、お散歩をプロデュースすることが求められます。

「お散歩プロデューサー」としての1級合格者は、地方自治体や地域コミュニティの主催する「歩く会」などのコース選定・運営・実施といったお散歩プロデュースをこなす実力が備わっているレベルです。

さらに、「お散歩インストラクター」としての役割、すなわち、お散歩初心者をお散歩趣味人・お散歩文化人へと養成することも求められます。

お散歩検定1級には実技検定もあり、実際にお散歩ルートを提案して、お散歩を実施する必要があります(実際のお散歩時間は30分の制限あり)。

お散歩検定1級試験は非常に難関でありますが、この難関をくぐり抜けた優れたお散歩達人は、まさに社会において欠かせない「生きた文化遺産」ともなりえる可能性を秘めています。

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特別認定・お散歩名人

なお、今後の予定として、さらに上級の「お散歩名人」号を授与することも検討されています。

また、「ちい散歩」の地井武男さん、『おさんぽ大王』の須藤真澄さん、『散歩の達人』誌など、お散歩文化に貢献したと認められる人物・団体に対して「名誉お散歩名人」号を授与することも予定されています。

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