聖☆おにいさん Tシャツ元ネタ(3巻)

出典: 閾ペディアことのは

聖おにいさん第1巻のTシャツ文字元ネタ解説集。

目次

表紙・その16

ブッダ「降魔成道」
「ごうまじょうどう」と読む。ブッダが成道しようとしたとき、マーラ(魔)の軍勢が攻め寄せてきた。魔王は3人の娘アラーティー(不寛容)、トリシュナー(渇望)、ラーガー(情欲)で誘惑しようとしたが、ブッダは動じなかった。次に軍勢が攻め寄せたが、これもブッダに害をなすことはできなかった。このようにして魔を降し、ブッダは成道するのである。
イエス「大工の子」
ナザレのイエスは聖母マリアから生まれたが、父は「父なる神」であり、マリアの夫であるヨセフの子ではない、というのがキリスト教での考え方である。しかし、当時の人々はイエスを、大工であるヨセフの子と認識し、バカにしたということが聖書に書かれている。

会堂で教えておられると、人々は驚いて言った。「この人は、このような知恵と奇跡を行う力をどこから得たのだろう。この人は大工の息子ではないか。母親はマリアといい、兄弟はヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。姉妹たちは皆、我々と一緒に住んでいるではないか。この人はこんなことをすべて、いったいどこから得たのだろう。」このように、人々はイエスにつまずいた。(新共同訳「マタイによる福音書」13:54~57)

その17

ブッダ「クシナガラ」
ブッダが入滅した地。チュンダが供養した豚肉料理またはキノコ料理を食べて下痢を起こしたのが、肉体を捨てるきっかけになったといわれている。
イエス「銀貨30枚」
12使徒の一人イスカリオテのユダが、銀貨30枚と引き替えに、師であるイエスを裏切ったとされている。なんでこんなTシャツを着てるねん。

そのとき、十二人の一人で、イスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところへ行き、「あの男をあなたたちに引き渡せば、幾らくれますか」と言った。そこで、彼らは銀貨三十枚を支払うことにした。そのときから、ユダはイエスを引き渡そうと、良い機会をねらっていた。(新共同訳「マタイによる福音書」26:14~16)

その18

ブッダ「水桶返し」
「ちゃぶ台返し」に、ラーフラの水桶の故事を重ねている。
やっぱりろばが好き(イエス)
「やっぱり猫が好き」に、イエスの故事を重ねている。
イエス一行がエルサレムに入るとき、イエスは旧約聖書の預言を実現するために、ロバに乗って入った。

一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。もし、だれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
「シオンの娘に告げよ。
『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、
柔和な方で、ろばに乗り、
荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」
弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、ろばと子ろばを引いてきて、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。そして群衆は、イエスの前を行く者も後に従う者も叫んだ。
「ダビデの子にホサナ。
主の名によって来られる方に、祝福があるように。
いと高きところにホサナ。」
イエスがエルサレムに入られると、都中の者が、「いったい、これはどういう人だ」と言って騒いだ。そこで群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言った。(新共同訳「マタイによる福音書」21:1-11)

その19

ブッダ「カーシーブランド」
カーシーは現在のベナレス(バラナシ、ヴァーラーナシー)。仏典ではおしゃれな都会として描かれている。「私はカーシー(ベナレス)産の栴檀香(白檀)以外は決して用いなかった。私の被服(着物)はカーシー産のものであった。下着もカーシー産のものであった。内衣(ゆかた)もカーシー産のものであった。」(中村元 訳『阿含経増支部』)
イエス「ダビデ」

その20

ブッダ「10人」
十大弟子。サーリプッタ、マハーモッガッラーナ、マハーカッサパ、スブーティ、プンナ・マンターニプッタ、マハーカッチャーナ、アヌルッダ、ウパーリ、ラーフラ、アーナンダの十人を指すが、当時彼らが独特の役職にあったというわけではない。
イエス「12人」
十二使徒。十二人の高弟がいたと記されている。「マタイによる福音書」では、シモン・ペトロ、ゼベタイの子ヤコブ、ヨハネ、アンデレ、フィリポ、バルトロマイ、徴税人マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモン、イスカリオテのユダ。ルカによる福音書・使徒行伝では、タダイの代わりにヤコブの子ユダが挙げられる。また、ユダの裏切り後はマティアが加わった。

その21

ブッダ「ディーパンカラ」
南伝仏教で説かれる「過去七仏」よりさらに前の仏陀。「燃灯仏」と訳される。
ちなみに、過去七仏は、ヴィパッシー、シキー、ヴェッサブー、カクサンダ、コーナーガマナ、カッサパ、ゴータマ(ブッダ)となり、次のブッダはメッテーヤ(マイトレーヤ)となる。なお、この過去七仏は同じ人物の生まれ変わりではなく、それぞれ別のブッダである。
ゴータマ・シッダールタは、ブッダとして生まれる91カルパ(劫)前、スメーダという青年だった。そこでディーパンカラ・ブッダに出会うのである。
イエス「アララト」
ノアの方舟が大洪水の後にたどり着いた山。「百五十日の後には水が減って、第七の月の十七日に箱舟はアララト山の上に止まった。」(「創世記」8:3-4)
今のトルコの東端、アルメニア・イランとの国境に近いところにある標高5137メートルの山である。

その22

ブッダ「元スメーダ」
その21のディーパンカラの物語において、91カルパ前、ブッダはスメーダという名前だった。このとき、スメーダはディーパンカラ・ブッダが歩く道がぬかるんでいるため、自らの髪を投げ出してその上を歩かせた。これにより、ディーパンカラ・ブッダは予言を行ない、91カルパの後にスメーダはブッダとなるであろうと告げたのだった。
スメーダはそれから数多くの輪廻転生を繰り返した後、ブッダとして生まれたのであった。
イエス「刑事ポリス」
デカポリスという地名。ここでイエスは、耳が聞こえず舌の回らない人をいやした。

それからまた、イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。そこで、イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは、「開け」という意味である。すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきり話すことができるようになった。イエスは人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。しかし、イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますますいい広めた。そして、すっかり驚いて言った。「この方のなさったことはすべて、すばらしい。耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる。」(新共同訳「マルコによる福音書」7:31-37)

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