xbloggers――ブログを共通項にした異業種交流会 11月26日開催

 xbloggers2005 ブログを共通項にした異業種交流会 第1回イベントが11月26日に開催されます。テーマは“『人気ブログ』-カリスマブロガー直伝!ブログのアクセス数をもっと増やすテクニック講座”ということで、私もパネラーとして話します。

 もっとも、単にアクセス数を増やしても意味がないと思っているので(むしろ、アクセスだけしか増やさないランキングなんかは毛嫌いしている)、その辺はもう一歩つっこんだ内容になるかと。

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2005年11月 7日08:06| 記事内容分類:ブログ/ウェブログ| by 松永英明
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ブログのアクセス向上について話すということ

 以下、ぐだぐだと雑記。

 先日の民主党懇談会ではいろいろな意見が見られたが、その中で奇妙に思ったのが「民主党に別にブログ活用法についての講習をしてあげる必要はない」というもの。民主党サイドが聞きたくもなかったというのであれば話は別だが、あれほどブログに(事前知識はなくても)興味を抱いているという状況で、しかも話の流れとしては決して不自然ではない状況とあれば、自分としては話さずにはいられないというところがある。しかし、人によっては「そういうことを無料で伝授してやる必要はない」と考える人もいるようだ。

 もちろん、ウェブコンサルタントを仕事にしている人たちはそれを何万円、何十万円、何百万円で売るのだろうけれど、自分は聞かれたらいくらでも惜しみなく話すことにしている。まあ、本や雑誌に書いて売っていたりはするけれど、それも情報を特定の顧客にだけ伝えるのではなく、一般に公開しまくっているわけで、そういう「サイトをよくする秘訣」みたいなものは出し惜しみしてもしょうがないと思っている。

 その最大の理由は、「どうせ教えたところで、すべてを実行できるわけじゃない」ということ。場合によっては、教えたことをすべて無視してくれる人もいる。たとえば、いくらSEOの秘訣はこうこうこうだから、XHTML+CSSでデザインして、文字要素でキーワードを入れていくべきだ、と言ったところで、ウェブ出身ではないデザイナーがデザインのすべてを仕切っているところでは、まったく採用されない。じゃあしゃべる時間が無駄じゃないかという話もあるかもしれないが、まあそれもそうだ。でも、話すだけならタダだし、逆にそれを活用できてうまくいけば、それはそれで感謝されたりもする上、自分自身も成功したブログやサイトを見る喜びを味わえる。となれば、話して「自分が」損をすることは基本的にありえない。損をするのは、活用できない人自身である。

 まあ、やればいいと思っていることを自分自身が全部は達成できていないのだからしょうがないが。

異業種交流会、興味があったら来てください

 正直なところ「異業種交流会」に「ブログを共通項にした」という枕詞をつけることがあまりなじめないところもあるのだけれど。今時「ブログ」は差別化になるのか、という気持ち。2003年や2004年第1四半期なら「ブロガーオフ」は意味があったのだけど、今は猫も杓子もブログやってるわけで――もちろん、そのブログという表現ツールのメディア特性が理解され、使いこなされているのかといえば、ほとんどそんなことはないわけだが――なので、ブログを共通項にした、というよりは、ブログを活用したい人たちの集まる異業種交流会、といった方がしっくりくるような気もする。

 で、2003年ごろのブログ界では、ブログツールのいじり方が最大の人気テーマだった。2004年にはブログコミュニティの話題にシフトし、今はブログ界のもめごとに来ているわけだが(笑)、というのは冗談だが、書籍でも同様の傾向が見られる。以前は「ブログツールの使い方」がメインだったのに、今は「ブログでいかに表現するか、いかにビジネスに活用するか」という次元に来ている。これは歓迎すべき事態だが、言い換えれば、2003年のブロガーにとってはperlプログラミング言語とCSSカスタマイズ法の本が副読本だったのに、今は広告学・マーケティング技法・プロモーション術・編集術・文章読本・社会心理学が副読本の時代になってきたということである。

 その辺もふまえた上で、xbloggersでは「ブログのアクセス数をもっと増やすテクニック」を話せればいいなあと思っているので、ただ単に「アクセスランキングで上位に来るには?」みたいなことをねらっている人には絶対面白くないはずだ。逆に、ブログを使って一気に業界内知名度を高めたいとか、あるジャンルを手中に収めたいなんて人には興味深い内容になると思う。

 というわけで、定員も残り少なくなってきたようなので、申し込みはお早めにどうぞ。

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2005年11月 7日08:06| 記事内容分類:ブログ/ウェブログ| by 松永英明
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