日本全国の「藪医者」は21件!藪医者検索でチェック

日本に薮医者はどれくらいいるのか。その疑問を抱いた人は少なくないだろう。私は今回、薮医者の総数を調査した。

「やぶ」を名称に含む病院・医院・クリニックの看板を目にして驚くことがある。そこで、「やぶ」「薮」を含む勇気ある医者は日本にどれくらいいるか、iタウンページ等で調べてみた。※ここで扱っているのは医師としての資質とはまったく関係なく、名前だけの話ですので誤解なきよう。

2010年4月 1日13:42| 記事内容分類:ネタ| by 松永英明
この記事のリンク用URL| ≪ 前の記事 ≫ 次の記事

twitterでこの記事をつぶやく (旧:

医師名では調べられず

日本の医師のデータベースが存在する。厚生労働省の医師等資格確認検索がその代表だ。しかし、このデータベースでは「氏名は完全一致検索としており、姓や名のみ又はフリガナでは、検索を行うことができません」となっており、「薮を含む名前の医師」というような曖昧検索はできない。

しかも、姓名を入れたとしても登録年が表示されるだけで、それ以上の情報はまったく記載されていない。何とも役に立たないシステムである。

病院検索

仕方がないので、「薮」「やぶ」を含む病院・医院・クリニック等を検索してみることにする。ここで便利なのは「iタウンページ」内にある「メディカルiタウン」というコーナーである。ここで「ヤブ」で検索するとふりがな検索になるようで、ヤブ医師が発見できる。ただし「はやぶさ」「矢吹」「みやぶち」「市ヶ谷分院」など「薮」とは関係ない言葉は除くこととする。

その結果、2010年4月1日現在、以下の医院が見つかった。北から南への順で並べる。

  • やぶしたフラワー歯科医院(北海道旭川市:歯科、小児歯科)
  • 大藪医院(埼玉県鴻巣市:小児科、内科)
  • やぶさき泌尿器クリニック(山梨県甲府市:性感染症外科、性感染症内科、泌尿器科)
  • 薮下医院(岐阜県関市:内科)
  • やぶたこどもクリニック(岐阜県岐阜市藪田:小児科)
  • 大薮歯科医院(愛知県丹羽郡扶桑町:矯正歯科、歯科、小児歯科)
  • 大薮大枝診療所(京都市西京区:小児科、内科)
  • やぶのクリニック(大阪市阿倍野区:外科、小児外科、神経内科、脳神経外科)
  • やぶの歯科医院(大阪市住之江区:矯正歯科、歯科)
  • やぶ形成外科(大阪府羽曳野市:形成外科、美容外科)
  • ヤブサコイイン(堺市北区)
  • ヤブ歯科診療所(大阪府岸和田市:歯科)
  • 薮下脳神経外科内科(大阪府阪南市:外科、循環器内科、消化器内科、神経内科、内科、脳神経外科、放射線科、リハビリテーション)
  • 薮田歯科(和歌山県有田郡湯浅町:歯科)
  • 薮内歯科医院(岡山県倉敷市:矯正歯科、歯科、歯科口腔外科、小児歯科)
  • 籔内小児科(岡山市中区:小児科)
  • 薮田耳鼻咽喉科(広島市西区:耳鼻咽喉科)
  • 薮本歯科医院(広島市南区:歯科)
  • 第二薮本歯科医院(広島県東広島市:歯科、歯科口腔外科)
  • 薮本歯科クリニック(広島県東広島市:矯正歯科、歯科、小児歯科)
  • おおやぶクリニック(福岡県飯塚市:泌尿器科)

ずばり「ヤブ歯科診療所」が大阪府岸和田市に、「やぶ形成外科」が大阪府羽曳野市に存在する。呼ぶ方も呼ばれる方も何となく微妙な感じがするのではないかと思うが、「やぶ」だけが名称となる医者は大阪のこの二件のみである。また、「大藪」医者が埼玉・愛知・京都・福岡にいることになる。「やぶのクリニック」さんも考えようによってはかなりこわい。

医院名を変える選択肢もあったはずなのだが、あえてこの名称を選んだ勇気にはエールを送りたい。

なお、重ね重ね強調しておくが、これらの医院・クリニック・歯医者等の腕前についてはまったく言及していない。

※ちなみに、本日はエイプリルフールですが、検索結果は事実です。タイトルがエイプリルフールの釣り記事っぽいだけです。

【広告】★文中キーワードによる自動生成アフィリエイトリンク
以下の広告はこの記事内のキーワードをもとに自動的に選ばれた書籍・音楽等へのリンクです。場合によっては本文内容と矛盾するもの、関係なさそうなものが表示されることもあります。
2010年4月 1日13:42| 記事内容分類:ネタ| by 松永英明
この記事のリンク用URL| ≪ 前の記事 ≫ 次の記事

twitterでこの記事をつぶやく (旧:

このブログ記事について

このページは、松永英明が2010年4月 1日 13:42に書いたブログ記事です。
同じジャンルの記事は、ネタをご参照ください。

ひとつ前のブログ記事は「エクアドルが日本に抗議 「ガラパゴス化」表現の自粛求め」です。

次のブログ記事は「.review論考「女子十二楽坊はなぜ売れたのか( #co_article003 )」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。
過去に書かれたものは月別・カテゴリ別の過去記事ページで見られます。