「漢字」と一致するもの
ルビ(ふりがな)の指定の仕方(付:ルビの語源と活字サイズ名一覧)
ルビの指定方法各種(ニフティ、青空文庫、未來社、JIS規格、W3C勧告)と、それからルビという名称の由来についてちょっとさかのぼってみた。
中国ではネットで知り合った「驢友」たちの「暴走」ブーム。海南は「暴走族の楽園」
「驴友(与驴的第一次亲密接触」より)
/驢友)」は「旅友( )」のなまりで、驢馬と同じように重いバックパックを背負って野外活動を通して知り合った友人を指す。一般には山友・野友というのを「驢友」ということもある。(「「驴友-- 旅友的谐音,喜欢旅游的人,一般指背包一族」ともある。((台湾のbutさんによると、こういう音の似た漢字で置き換えるのは大陸特有のやり方で、台湾ではダサく感じるらしい。))
――というわけで、要するに、驢友=暴走族=背包客=バックパッカー、ということらしい。背=バック、包客(ぱおかー)=パッカー。ちなみに、中国語で「走」は「歩く」。
で、このネットで知り合った驢友たちの暴走ブームについての記事が29日(四川省成都)、30日(海南省海口)を舞台に相次いで報道された。ゴールデンウィークも暴走は大人気だったようだ。また、アウトドア用品のネットショップなどもビジネスチャンス到来ととらえているらしい。以下、ニュース報道の翻訳。
「ロリ」「ショタ」「萌え」「攻・受」もそのまま通じる。日本からの影響を受けまくっている台湾オタク用語集200
台湾ではACG(アニメ・漫画・ゲーム)というのが「オタク」の世界である。
たまたまネットで台湾のオタク用語集を見つけてしまった。そのほとんどすべてが日本から輸入された概念で、日本のアニメ・漫画・ゲームの影響力はあまりにも大きい。台湾ならロリもショタも萌えも(オタクには)通じるようである。
ゲームとかアニメとかよくわからんところもあるが、とりあえず訳してみたので載せておく。誤訳があればごめんなさい。ただ、原文の説明そのものが間違っている場合は責任を負いかねる(台湾ではそう受け取られているということで)。また、日本ではなく台湾での事情を反映して意味が変わっている場合もあると思うのでご了承を。
★5/21 23:00追記・修正。特にどこを修正したかは明記していない。
[バ科事典]徳川家康と書いてオダ・ノブナガと読む指輪の魔王が開いたオダ幕府はコナミで堺衆を滅ぼした
タイトルからしてすでに意味不明ですが、「[バ科事典]日本について外国人はこう思っている!(かもしれない)」が好評なようなので、同じくウソばっかりの百科事典「Uncyclopedia」から、オダ・ノブナガ、オダ幕府、コナミの3項目を訳してご紹介します。
なお、人名にデタラメな漢字・ひらがなが当ててあるので、そういうところだけはアルファベット表記を残してあります。
姓名判断的に「堀江貴文」「株式会社ライブドア」はよくない。「ほりえもん」「エッジ株式会社」を推奨
実は私は姓名判断をけっこう研究しています。日本の流派は大体一通り見たと思いますし、中国での姓名判断や測字についての書籍なども渡航するたびに仕入れて読んだりしていたり。
日本の姓名判断にもいろいろな流派がありますし、独自性を出そうといろいろ工夫しているようです。画数の数え方だけでも諸説紛々という状態ですが、自分なりに「このへんが妥当かな」と思えるものを一応見つけています。
さて、ホリエ鬼門…運命研究家・源真里さん緊急鑑定:ZAKZAKという記事が出ました。ここに書いてあることは私の流儀と非常に近いので、「20代まずまず、30代波乱多し、晩年コケたら悪運重なる」というのは正しいと思います。
もう一つ言うと「株式会社ライブドア」も画数は最悪。
しかし、そんなふうにいうだけではかわいそう。改善策として、「ほりえもん」を通称名にして通し、「エッジ株式会社」に社名を戻すことを提案します!
「漢城ではなく首爾と書け」ソウル市長の発表に中国人・華僑は当惑
1月19日、ソウル市長がソウルの中国語表記「漢城(ハンチョン=中/ハンソン=韓)」を「首爾(首爾)(ショウル)」に変更するよう求めると発表した。
- ソウルの中国語表記「漢城」から「首爾」へ・ソウル市 日本経済新聞 - 2005年1月19日
- 「ソウル」の中国語表記、「漢城」から「首爾」へ 朝日新聞/人民日報 - 2005年1月20日
これについて、中国側の反応は冷ややかなようである。中には韓国の民族主義を指摘する声もあり、一筋縄ではいきそうにない。中国のニュースや掲示板などでの代表的な反応を集めてみた。
国民と文章との距離
- 幸田露伴『普通文章論』第17回
さて、第1【表音文字】第2【表意文字】の状態の諸国は、何ごとも一利一害であるから不便なこともあるだろうが、とにかく、その国民がその国の文章を書くのはあまり難しくないはずだ。
特に言語をそのまま文章に写し取って差し支えない表音文字の国であれば、若干の文字を学び、その組み立て法を学びさえすれば文章は書けるのである。
また、第2の支那のような国の民は、第1状態の国民のように容易に文章は書けないのである。しかし、俗語体の文章、すなわち小役人や下っ端書記官のような文章を書くことはそれほど困難ではないらしい。だから、無学者が書く文章は必ずそういうスタイルである。また、学者も、自分の言論を広宣流布したいと願うときや、その説が人々の身体にしみこむほど徹底したいときには、そのスタイルを用いている。
元来は、支那でも最初から別に俗語体の文章というものがあったわけではないし、後世からいえば「古文」と称する文章でも、その時代の俗な言葉と縁がないわけではない。すでに『史記』などでは方言すら使っているくらいである。しかし、不幸にして支那という国の人民は昔のものを尊ぶことがはなはだしいので、ついに後世に至っては、支那人の理想とする「よい文章」とは、現在の実際の言語の形や語法とは距離のあるものになってしまった。そのために、人民が文章として好む文章は、容易には人々が作ることができないようになっている。
で、自然と時文だの俗語体の文章だのが生ずるに至ったわけだが、これは文学の観点から見ても、教育の観点から見ても、すべてがあたかも複視のように二重状態になっている。こうして、国民のエネルギーが無駄に費やされてしまうため、その国運は発達しがたい有様となっているのである。
第4【表音文字と表意文字を両用】の朝鮮のような国は、その国語と密着した文字文章がその国の人によって作り上げられたため、たまたま文字や文章の本当の使命を説明しているといえる。もし、その国の人民がハングルの制作者の恩恵を深く感じるようになれば、その国民は第1に挙げた欧米諸国民と同じ利益を受けることになる。そうでなければ、支那のような状態とも違うとはいえ、やはり相応にエネルギーを無駄づかいしなければならなくなる。
さて、第3の【表音文字(=仮名文字)と表意文字(=漢字)とを混用】している日本のような国はどうであろうか。不幸にして、このことがそもそも、日本人民に文章は作りにくいと思わせる一因となっているのである。
- まとまって読みたい方はこちら→普通文章論 - 閾ペディアことのは
Excite エキサイト翻訳の「珍訳」対応表
エキサイト翻訳の中国語翻訳に日本語を放り込んでおいて中→日翻訳をするととんでもない訳語が出てくる、という話題が一部で盛り上がっているようだ。例えば、「ハードディスクドライブ」を中→日(日→中ではない)で翻訳すると、なぜか「玉を振ってしようがなく奴隷の朝の兵の玉を犯して牛乳を沸かしたときにできる膜をまねる」と出てくる。これについてブログ等で取り上げられた実例を列挙した後、その仕組みに迫ってみたい。
アンパーサンド(&)の由来:語源と起源
「人力検索サイトはてな」で「&の書き順を教えて下さい。正確に知りたいので、それを証明するサイトも添えて紹介して下さい。ただ単に個人的な意見はご遠慮下さい。」という質問があった。続けて「あなたの“&”の書き順を教えて下さい。」というアンケートもあり、ここでは私は多数派とまるで違う書き方をするということをコメントした。
自分の場合、εを書いて、筆記体のエルを上下縮めたような形を書く。
リンク先(※下の図)の、右から二列目の一番下とかその上の形です。
これについて、いくつかのコメントがついた。
strange『おれは下の三角ぽい部分を書いてから、上の丸っぽい部分を書きます』
buttw『私は、逆S字カーブ→右下がり直線…かな。』
darts『「&」これそのものですね。最初は右下から左上へ。』
matsunaga『&は人が座っている様子をかたどった象形文字、とか言いたくなるな(´ー`)y-~~』
doumoto『書き順的には、下からニュルニュルって書くと思うけど、8を書いて、チョンチョンってつける馬鹿も居ると思う( ̄ー ̄)。』
matsunaga『いや、それはさすがにおらんやろ。わらい』
さらに、極東ブログさんでも"&"(アンパサンド)の正しい書き順という記事がアップされた。これは非常に詳細な検討であり、必見である。しかし、アンパサンド(ampersand)という言葉の意味については少々ニュアンスが違っているようである。
アンパサンド(ampersand)の語源"and per se and"は、「andといってもつまりandそれ自体」ということ。含みとしては、AとNとDの略語とかじゃないということ。「"&"はだからぁANDなんだよぉ」ということでもある。
と書かれているが、実際には「Aという字はアー、Bという字はブー……Zという字はゼッド、&という字はアンド」というアルファベットの暗唱法に由来するものであり、「略語じゃないよ」というニュアンスは特に含まれないのではないか。
泥棒の語源(滝沢馬琴のヨタ話)
泥棒、ひるとんび、スリ、護摩の灰、かどわかし、ばかす・ばかされる……といった言葉の語源・由来について、滝沢馬琴がいろいろヨタ話をしています。『燕石雑志』という本の一部ですが、その中で友人にツッコミを入れられたりもしていて、何だか面白い。そこでこの「泥棒」ネタの部分を訳してみました。