「金正日」と一致するもの

幸福実現党の研究(14)「国家社会主義」の完全な誤用とレッテル貼り

幸福実現党/幸福の科学の「霊言」の問題については、幸福実現党の研究(2)オバマ守護霊インタビュー[絵文録ことのは]2009/08/18でも記した。本人の守護霊へのインタビューと称することで、相手が本当に考えているかどうかわからないことを『言った』と決めつけて非難できる一方、もし名誉棄損と言われても本人ではなく守護霊の言葉、潜在意識を読み取っただけ、と言い逃れができる、極めて問題の多い「憶測メソッド」であることを指摘した。

さらに、ここに言葉の誤用が加わると、ひどいプロパガンダになりえる。それは「鳩山政権/菅政権は国家社会主義だ」という幸福実現党のレッテルに現われている。彼らは国家社会主義という言葉を知らず、事実として誤っている見解を発表しているのである。私は別に民主党支持ではないが、事実でない記載についてはそれは違うだろうと指摘せざるを得ない。

幸福実現党は政治音痴である。

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《金正日訪中は天安艦撃沈への米韓軍事報復からの「避難の旅」》中国語原文を全訳

「金正日は韓国の報復恐れてわが国に避難」―中国で噂広がる 2010/05/12(水) 13:43:56 [サーチナ]という記事が報道された。

 中国のインターネットで8日から、北朝鮮の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)労働党総書記が3日から7日にかけて訪中したことを、「韓国の軍艦を攻撃したことが明らかになったので、報復を恐れて避難した」と主張する文章が、次々に転載されている。

今回、その原文を全訳して公開する。

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幸福実現党の研究(12)映画「仏陀再誕」徹底分析

公開前日に駅前で簡単なアンケートに答えるとただでチケットがもらえた幸福の科学の映画「仏陀再誕」。無駄にするのももったいないので、幸福実現党の研究の一環として、先日、丸の内TOEI1にて観賞してきた。

再誕の仏陀として描かれる「空野太陽」のルックスが、大川隆法氏の長男・大川宏洋氏と、あろうことか元オウム真理教マイトレーヤ正大師こと「ひかりの輪」代表・上祐史浩氏を足して割ったようであったのが最大のツッコミどころであろう。

空野太陽

結論から言えば、仏陀は再誕せず、大川隆法氏はゴータマ・ブッダの再誕ではなく、幸福の科学は仏陀の教えを知らず、映画としてはストーリーが甘い。

この映画について、硬軟両面から研究分析を進めてみたい。なお、以下の文章でゴータマ・ブッダと記しているのは、いわゆるお釈迦様、釈尊、釈迦牟尼仏のことである。

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幸福実現党の研究(10)幸福実現党/幸福の科学のゆくえ

幸福実現党結成から衆院選出馬し、全員落選したという結果が出た今の時期における「幸福実現党の研究」は、今回の記事でひとまず締めくくることとする。

二転三転の末、教祖である「国師」大川隆法総裁自らが出馬し、そして、落選した。この事実は非常に大きい。再臨の仏陀であり、エル・カンターレである大川隆法氏に投票せず、その正法に賛同しなかった日本国民を、幸福の科学がどう解釈するか……。

2009年8月16日。二転三転した大川隆法総裁自身の出馬に関して、最終的に「出馬」を確定した日である。これは「幸福の科学」の歴史において、大きなターニングポイントとして記憶されるべき日付となるだろう。

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幸福実現党の研究(9)陰謀説の流布、「オウム武装化」と同じ道

かつて、オウム真理教・真理党は衆院選で敗退したとき、「選管によって票が操作された」と主張した。一方、幸福の科学・幸福実現党は「主要なマスコミの既存政党重視の姿勢が強く、日々の選挙報道など、新しい政党としては、参入障壁を感じた」(幸福実現党 東京都議会議員選挙の結果を受けて)と主張している。この「マスコミの陰謀」を始めとする陰謀説が、幸福実現党・幸福の科学内部で広まり始めているようなのである。

そして、衆院選で敗北したオウム真理教・真理党と同じ道筋を歩もうとしているように思われてならない。

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幸福実現党の研究(8)衆院選得票数・得票率の分析

GIGAZINEなどで、今回の衆院選についての幸福実現党得票数の集計が出ている。いずれも都道府県・市町村ごとの政党得票数という観点で、GIGAZINEの場合は特に信者数を知りたいということのようだ。

この研究では、得票数だけではなく得票「率」もチェック、信者数だけでなく「なぜその選挙区は得票数/得票率が高かったのか」を検証していきたいと思う。また、幸福実現党に敗れた候補、選挙協力は実際に効果があったかどうかについても分析した。

幸福実現党の得票数まとめについては、幸福実現党 - 閾ペディアことのはページの最後のリンクを参照してください。

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幸福実現党の研究(7)幸福の科学/幸福実現党活動年表

衆議院選挙の結果も判明し、幸福実現党が一議席も取れずに終わった。このあたりで幸福実現党の「政策・教義」ではなく「行動」について触れてもよいだろう。

「今起こっていることを理解したければ、まずタイムラインを作ることだ」と、あるメルマガ発行人が語っていた。そこで、幸福実現党の研究に関しても、事実関係のタイムラインに沿って調べることとした。以下、『ザ・リバティ』2009年7月号「幸福実現党結成!」特集号、幸福実現党公式サイトのプレスリリースpdfという幸福実現党側の資料に加え、一般報道その他の資料をもとにまとめた。敬称略。

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幸福実現党の研究(6)衆院選の主要政策三本柱

実は、最初は『ザ・リバティ』7月号(「幸福実現党」結成!特集)と書籍『幸福実現党宣言』をもとに検証しようと考えていたのだが、『新・日本国憲法試案』でその要旨はほとんどカバーされてしまった(本研究第4回参照)。また、この間に東京都議会選挙があり、そして解散総選挙が行なわれることとなった。そのたびに、強調される部分は変化してきた。

幸福実現党の政策・思想のひとまずの締めくくりとして、幸福実現党オフィシャルページの「幸福実現党|幸福実現党の主要政策」を検証したい。もっとも、これは2009年8月の最新版である。幸福実現党の主張そのものは結党以来数か月、特に変わっているわけではなく、ただ、強調される部分や順序が違っているだけである。したがって、現時点での最新の表現をもとに、『幸福実現党宣言』の内容を参照するかたちで検証を進めたい。

幸福実現党宣言 -この国の未来をデザインする
大川 隆法
幸福の科学出版 ( 2009-06-01 )
ISBN: 9784876883967
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

なお、幸福実現党が結党以来行なってきた「行動」についての検証は、衆院選終了後に回したいと思う(最初のうちは、幸福実現党の発表する候補者の中で有名人や士業の人たちをピックアップしていたのだが、あまりにも変化が激しいのでそのうち追いかけきれなくなってしまったというのもある)。

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幸福実現党の研究(5)金正日守護霊の霊言

最初に断っておくが、今回の研究にあたっては、関連図書すべてを読み込んでいるわけではない。幸福実現党宣言シリーズも1と4しか買っていない。しかし、ここで取り上げた書籍についてはすべてちゃんと購入している。それは、公刊された書籍・雑誌に掲載された内容をもとにしなければ、「守護霊メソッド」のように、相手が言っていないことを勝手にでっち上げて批判するという恐ろしいあやまちに陥ってしまうからである。

そして、この研究は幸福実現党に「投票するな」でもなければ「投票せよ」でもない。ただ単に彼らの主張を記録し、分析し、そして私の一個人としての感想を添えているものである。アジテーションやプロパガンダではなく、また何かを笑って喜ぶようなものでもなく、幸福実現党の主張する政策についての判断材料をまとめておくのが目的である。

さて、そんな前置きが吹っ飛んでしまうのだが、タイトルを見た瞬間に、これは買っておかねばなるまい、と手を伸ばしていたのがこの本だ。

金正日守護霊の霊言
大川 隆法
幸福の科学出版 ( 2009-07-24 )
ISBN: 9784876883714
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

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幸福実現党の研究(4)新・日本国憲法試案

幸福実現党を調べるためには、その「憲法」を見ることが必要だろう。やたらと字の大きいハードカバーだが、『幸福実現党宣言(4) 新・日本国憲法試案』を検証したい。

新・日本国憲法 試案-幸福実現党宣言4 (OR BOOKS)
大川 隆法
幸福の科学出版 ( 2009-07-08 )
ISBN: 9784876883530
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

前文+全16条、十七条憲法とほぼ同じ条文数となる。書籍に掲載された「第2章「新・日本国憲法 試案」講義」(コンメンタールだな)も参照しつつ、研究してみたい。ちなみに、講義については大川隆法氏自らが語っている動画がアップされている(幸福実現党|新・日本国憲法試案)。

なお、このエントリーはかなり長文なので、結論だけ読みたい方は、ページの下の方を見ていただきたい。

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