「マーケティング」と一致するもの

.review論考「女子十二楽坊はなぜ売れたのか( #co_article003 )」

西田亮介さん(慶應義塾大学政策・メディア研究科助教)らによるプロジェクト「.review」にいくつか論考を提出しています。その第一弾、「女子十二楽坊はなぜ売れたのか」が公開されました。論考へのご意見・ご感想等はツイッターにてハッシュタグ #co_article003 をつけてください。

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Amazon Kindle(アマゾン・キンドル):「反射光の電子ブック」という革命的に新しいメディア

Amazon Kindle(アマゾン・キンドル)をプレゼントされた。

これは、人類の読書史において画期的な意味を持つメディアではないかと思う(正確に言えば、キンドルだけではなく、E Inkを使った電子ブック機器である)。つまり、粘土板や青銅器などに刻んだ文字→紙媒体(手書き→印刷)→ブラウン管/液晶と変化してきた文字媒体の歴史の中で、「反射光の電子ブック」という存在は非常に大きな意味を持つ。

iPhoneやPC版のキンドルにはあまり画期的な意味はない。それは従来のブラウン管/液晶画面上での読書体験である。E Inkを使ったキンドルこそ、画期的な意味を持つ新しいメディアなのだ。 kindle

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ミログ総選挙仕様を試してみた

学生ベンチャーの立ち上げたライフブログSNS「ミログ(milog)」の方から、「選挙特別仕様なので見てみて」というお誘いがあったので(本当はもっとかっちりした文面でした)、見に行ってみた。

使ってみた感想などをまとめておく。合わせて「日本の政治をおもしろくする会」についても記す。milog

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さよなら純恋。《小悪魔ageha定点観測》注目されるギャル経済の秘密

ageモ(小悪魔agehaモデル)の純恋(すみれ)さんが脳出血で亡くなっていたことが報告された。事件性はなく、以前から頭痛などを訴えていたようだ。仙台のキャバ嬢としてagehaに登場した純恋だが、現在は「DIVASデザイナー」の肩書きで活躍していながらモデルを続けていた(DIVAS純恋セレクト「DIVAS」)。

さて、このブログでは小悪魔ageha定点観測を先月から始めたところだが、ももえり卒業に続いて純恋病没である。agehaの勢いは衰えないと思うが、寂しくなるのは間違いない。

また、AERAと日経エンタテインメント!が相次いで、小悪魔agehaを含むギャル文化・ファストファッション経済について取り上げている。これもチェックしておきたい。

★当ブログ内絵文録ことのは:「小悪魔ageha」関連記事

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【速報!】国語審議会、「常用文字表」にケータイ絵文字を追加

国語審議会は、2009年4月1日、日本語表記に関する大胆な変更をもたらす答申を行なった。PC・ケータイ・インターネット時代を反映し、また国際言語として日本語を進化させるための大規模な変更が盛り込まれており、すでに賛否両論の議論が巻き起こっている。

国語審議会2009年4月1日ネタ今回の答申における主なポイントは以下のとおり。

  • 「日本語常用文字表」にケータイ絵文字(第一水準、第二水準)を追加、「拡張句読点」として位置づけ、小学5年で適切な絵文字使用を学ばせる。
  • 助詞「は・へ・を」の表記を「ゎ・ぇ・ぉ」に変更。ケータイ表記を公式化。
  • 「異体字」の大幅な許容。これにより、旧字体・新字体・中国繁体字・中国簡体字のすべてを「異体字」として受け入れることが可能となる。
  • アイヌ語・琉球語を「日本公用語」に昇格。町おこしのために方言使用を積極推進。
  • 日本在住の外国人や国際的な利用のための「やさしいにほんご」の制定。「日本語は滅ぶ」論への対応。
  • 「国語」の呼称を廃止、「日本語」に統一。それに伴い、「国語審議会」も「日本語審議会」に改称。

以下、国語審議会の答申の解説である。

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「サイトの横幅」再論:950px時代のウェブデザイン

以前、サイトの横幅を640ピクセルにする理由――統計と現状に基づく結論[絵文録ことのは]2006/11/25で、「実際にサイトを閲覧している人のブラウザーの横幅と、ブラウザーによる印刷上の制約から、特に画像は左端から640ピクセルくらいに収まるようにした方がよさそうだ」という結論に落ち着いた。これには、一行字数が多すぎると読みづらい、という、紙媒体の扱いも多いわたしの経験的な見方もある。

もちろん、これにはリキッドデザイン主義者の方から「ページ幅を指定するようなデザインであること自体が悪」という反応があったり、「印刷用CSSを使おう」といった反応があったりしたのだが、「印刷時のことを考えれば640pxという制約がある」という結論は特に揺るがなかった。

その後、今まで約2年経った。閲覧者の環境も変わり、当時主流だったIE6にはなかった「用紙サイズに合わせて印刷」機能を備えたIE7ユーザーも増えた。画面の解像度も高くなってきた。それにつれて、各種ポータルサイトの横幅も拡大の一途をたどっている。そこで現状を調べ直してみることにした。

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【「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索】メルマガ創刊!

このたび、まぐまぐプレミアムにて、【「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索】というタイトルの有料メールマガジンを創刊することとなりました。

購読料は月525円(税込)、月4回・毎週月曜日発行です。1通あたり130円ほどになりますが、毎週1回缶コーヒーのお値段で、興味深い読み物をお届けできればと思っています。

都市、街、村落――場所には「歴史」があり、それぞれに特有の「雰囲気」があります。社会学・人文地理学・建築学・都市計画・ランドスケープ・地理風水といった観点から、「ゲニウス・ロキ」(その場所のもつ雰囲気)を読み解いていきましょう。それは、ある出来事が「なぜその場所で起こったのか」を解読するきっかけになるかもしれません。建物、集落、街、都市、国レベルに至るまで、「土地」と結びついた情報を探索します。

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『恋空』とあゆの関係。(『ケータイ小説的。』の感想)

速水健朗さん(【A面】犬にかぶらせろ!/【B面】犬にかぶらせろ!)の著書『ケータイ小説的。――"再ヤンキー化"時代の少女たち』を読んだ。いろいろと示唆的な内容が多くて面白かったので、感想を書く。

ケータイ小説的。――
原書房
発売日:2008-06-09
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 ケータイ小説を読む人・書く人の姿が見えてくる

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バレンタインデーの起源と歴史

 バレンタインデーの起源について、以前やっていたサイトのために書いた記事データが見つかった。読み返してみると、多少宗教性を除くように修正すれば使えそうなので、今回、ここに新版で公開することにした。

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2007年のことのは/対極にあるジャーナリストとブロガー

新年明けましておめでとうございます。

昨年は天中殺に入ったとたんいろいろとありましたが、人生最悪に近いどん底から上昇中であります。

さて、今年最初の記事は、ジャーナリストとブロガーの違いについて述べ、私自身はあくまでもウェブ上においてジャーナリスト志向ではなくブロガー志向で書いていくことを、新年の抱負の代わりにまとめてみたいと思います。

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