中国でも「反日愛国厨房」は馬鹿にされている

 zotokuさんの㊥国語扇子「憤青」- コーディネートはこうでねえと!という記事によると、「憤青」という言葉があるという。

ちょっと私流に意訳してあげよう。 

ものすごい強い中華思想を持つ過激派傾向の若者

でも、くれぐれも覚えてほしいのは憤青は極一部の人間だということ。極一部ね!

新語流行語辞典によると、このように説明されている。

◆憤青(feng4 qing1)=憤る青年

【社会・風俗】

「憤怒青年」の略。時々「糞青」と揶揄されることもある。「憤青」も「※小資」と同様、高レベルの教育を受けており、一般市民と同様か、それ以上の生活を送っている。彼らは政治と社会問題に多大な関心を示し、時折過激な言動。また、彼らは自らを愛国者と認め、反米・反日感情が強い上、しばしば日米と共生を図る中国政府にも罵詈を浴びせる。

しかし、政府の厳しい統制によって極稀なケースを除けば表に出て活動することはほとんどなく、インターネットを主な活動の場としている。かつて日本と米国の政府サイトを攻撃したのも彼らの仕業だと言われている。(彬)

中国憤青論壇(中国語):

http://www.fenqing.com/

 発音から略してFQ。そして、このFQに対して、中国の知識層はかなり苦々しく思っているようである。以下、zotokuさんが紹介していた文章の初出がわかったので、てきとーにではあるが、その訳を載せてみる。

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2004年10月21日17:58| 記事内容分類:中国時事ネタ, 政治学| by 松永英明
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反日感情には吐き気を覚える

令人作嘔的反日情結

聨合早報網論壇(聨合早報ネットフォーラム)2004-06-16

 中国人の反日は、大多数は何も成し遂げることがなく、笑うべきつまらない挙動に終わるものである。ああいう大げさな真似をしたのは愛国FQ(憤青)連中で、愛国反日はみな病気である。その病状は、日本に会えばとにかく反対というものだ。日本の文化は反対すべし、日本の商品は反対すべし、一切の日本と関連するものはみな殺し尽くすべし、という。最もおかしいのは、ある女性の持っていたマフラーに円い図案があったのが「愛国青年」から日本国旗だと指摘されて、攻撃を加えられた。また最近では、オリンピックの聖火現場に日本車があったために、FQどもがしつこく絡んできた。中国FQどもの愛国神経は、このように脆弱敏感というか、つむじ曲がりの変態なのである。

 中国にはこんな言葉がある。「天行健なり、君子以て自ら強めて息まず(天地の運行は規律正しくたゆまず進む。すぐれた人はたゆまず自ら研鑽する)」もし向上しようというのであれば、わたしたちは自信を持って日本人と相対するべきである。自己を発展させて、日本の製品が我々よりよければ、努力してそれを超えればいい。日本チームが我々より強ければ、勝てるようにすればいい。日本文化が我々より精緻なのであれば、それを学んで生まれ変わらせればいい。真剣勝負で彼らと競争することにのみ、中国人の本領があるのである。韓国人が反日と叫び、日本製品を入れるなと叫んでいるが、そのようにしていれば、我々はかえって日本人に負けてしまうのではないか?残念なことに、あまりにも多くの中国人が気骨を有していない。連中にできるのは、中身のない遠吠えと、つまらなくいやしい行為だ。ネット上で、日本を滅亡させてやる、日本の女を強姦してやる、日本のウェブサイトをハックしてやると叫び、日本人になりすましていくつかの卑しい文章を書き(羅剛事件など)、中国人に向かって暴力を振るう(国民の買った日本車のガラスを割るなど)というようなことしか彼らは思いつかないのである。前回の釣魚島の事件では、日本大使館前で海のように多い人が抗議するのかと思っていたら、結局、数人程度だった。いつもの愛国FQたちは、猫がどこに入ったかわからなくなるように、いなくなっていた。そのとき不思議に思ったのは、中国の反日FQは多くないのだろうか、ということだ。どうしてこんなに見当たらないのだろうか?今見たところ、これらのFQは本当に何の価値もない。

 さらにおかしいのは日本製品ボイコットで、グローバル化している今日、これは極めてつまらなく、愚かな行為であることは言うまでもない。FQの「日本製品を買わず、ヨーロッパ製品か韓国製品を買え」という耳を覆わんばかりのダチョウ戦術は吐き気を催させるだけだ。一体、これらの国々は中国の主体性を必要としているのか? イギリス人、フランス人は中国の円明園を焼き払い、犯した悪事は日本人に比べて少なくないし、謝罪したこともない。8カ国連合軍は中国の北京城を占領した。ロシア人は中国の数百万の土地を占領し、現在に至るも、中国とモンゴルは分裂したままである。韓国人が中国人を嫌っているのは有名で、以前の日本軍の中で最も残忍なのは、高麗棒子二鬼子(朝鮮傀儡軍)であった。現在、韓国は中国人をひざまずかせ、中国人の頬を張り飛ばすようなことも少なからず発生している。FQ的発想によるならば、これらの国家の商品もボイコットしなければならない。全部ボイコットしたならば、中国人は朝鮮人と同じくらいの幸福な生活しかできなくなるのだということをFQは知るべきだ。これがダチョウ戦術を採用する結果だ。これらの国家も中国人のこのような脆弱な愛国精神を利用し、中国人をもてあそび、金を巻き上げることだろう。

 たとえばフランスは、先に台湾に飛行機を売って儲けておきながら、大陸が怒ったと見ると、すぐに以後の先例とはしないと言って、中国人をなだめすかし、それで喜んだ中国人はすぐに大旅客機を買っている。韓国人も聡明で、彼らの仇日思想を宣伝することに力を注いでいる。日本車を使わないと言い(その実、日本車が街頭を堂々と闊歩している)、日本製品を使わないと言い(その実、SONYのDVやWALKMANもずいぶん買っている)日本とは友好的でないと言い(その実、彼らは日本との文化交流は頻繁で、歌手BOAなどは韓国スターなのか日本スターなのかわからない)、これによって彼らは中国のFQを騙し、それによって彼らのSAMSUNGやLGを売っているのである。

 おかしくて哀れみを誘う中国FQは利用され、もてあそばれている。大義のためにはきっぱりした態度を示し、身を正すべきなのである。中国人はあまりにも長い間自ら恥をかいてきた。当時日本が占領していたが、自ら内戦をして放棄してしまった。日本への賠償請求があったのに、両岸が日本人をまるめこむために放棄すると宣言してしまった。珠海の買春事件では中国人自身が売春していた。日本人が中国人を攻撃しても、傍観者は手伝う勇気がない。抗日についていえば、中国人は918、815、9月3は覚えているが、1年間ではどれほどのことか? また、どれだけの人が、中国の戦場で日本が投降した場所がどこにあるか知っているだろうか? 日本人が靖国神社に参拝するのには反感を持っていながら、中国自身の衡山の抗日忠烈祠にどれだけの人が参拝したというのか? 日本人が中国文化を学ぶことを軽蔑し、中国自身の文化をそのままとどめておくのはいかがなものか? 漢・唐の遺風はほとんどなくなり、満州族の衣装を着ているのに「唐装(チャイナドレス)」と言っている。

 世界では仇恨感情を病的に持つ民族があり、これは最下等の民族とされている。たとえばインドネシア、フィリピン、いくつかのアジア・アフリカの途上国である。以前、あるタイ人がアンコール・ワットはタイのものであると言い、カンボジア人が気が狂ったかのような大騒ぎを繰り広げたが、その結果、最後にはタイ人に謝罪しなければならなくなり、自分の国家が損失を被ったのだ。

 最後に、もう一度あの言葉を。「天行健なり、君子以て自ら強めて息まず」中国が自ら信じ、自らを高めるためには、「反対」を使うのではなく、敵が自然とあなたを怖れるようにすべきである。惜しいことに、虚弱なFQ、彼らはこれっぽっちもわからないだろう。

HSBC

《聨合早報網》

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この言葉、あの言葉 - 憤青 (2005年7月24日 11:45)

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コメント(4)

「反日感情には吐き気を覚える」は日本にも丸々あてはまるようで面白いですね。

こんにちわ。ご参考になれて嬉しいです。
ひとつ気づいたことがあります。
新語流行語辞典 の発音が間違っています。feng4 qing1  ではなく、 fen4 qing1 です。
つまらないことかもしれませんが、失礼いたしました。

はじめまして、ここは中国の方のサイトですか?わからなくてすみません。ちがうサイトからリンクしていたので来てみました。今、本宮ひろしの漫画の事で大騒ぎになっていて、私はしたことをしていないといったり、あったことを無いと言ったりすることが、すごく嫌いなので、同じ日本人なのに議員や変な人達の、やれ左翼とか反日とか言う言葉にうんざりしています。
中国には昔から日本は学んできたのですし(漢字、平城京平安京の形、医学etc)、いろいろとあってもお互いにアジアの隣国として協力していくのが本当だと思います。
私は自分の国は好きですが、他の国に迷惑をかけたのならば反省し謝るべきと思います。
国がどうの というのではなくて、一人一人の人間の心がどうあるべきか を考えなくてはならないと思います。

一市民さんへ。日本は中国に謝罪もさせられ、賠償もしています。過去について、お互い干渉しあわない約束もしています。いまさらになって、取り上げる問題ではありません。もし、こんな発言をウッカリしてしまえば、総糾弾されますよ。

日本も中国製品にお世話になってるし、中国と聞いただけで、無意味に反応するのも馬鹿らしい。中国と聞いただけでツッパねてしまうことは、相手を何も知ろうとしないことでもあるから、日本にとっても得することはない。

東支那海の問題は別だけどね。

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このページは、松永英明が2004年10月21日 17:58に書いたブログ記事です。
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