「反日」という政治的ツールに振り回されるのはバカバカしい

「ダカーポ」誌2004 10/20号(547)の特集は、『中国・韓国・北朝鮮「反日教育」の「恐ろしい実態」』であった。これはタイトルだけ見るとウヨク気取り厨房たちの好きそうな「反日教育をやってる中国・朝鮮が悪い!」アジテーションのように勘違いしそうだが、実は全体が反日なんてことはないことを明記し、一部の政治的あるいは歴史的、感情的な理由によるプロパガンダとしての「反日」について客観的にまとめている。この問題について要領よくまとめたものとしては、左右どちらにも偏らないよい特集ではないだろうか。

 これによると、日中それぞれの路線がかいま見える。

 中国は、9月にこれまでの江沢民=反日/愛国路線から、胡錦濤=国際関係安定志向へと変化した。今後、中国政府は「反日」を押さえる方向に向かうと考えられる。「中国でも「反日愛国厨房」は馬鹿にされている」で紹介したような意見は、胡錦濤路線を代表するものととらえてもいいかもしれない。

 一方、日本は中国派(田中真紀子)・ロシア派(鈴木宗男)の失脚以来、アメリカ追従路線一本となっている。中国との関係は、市場ならびに労働力提供の源としての中国、あるいは観光地としての旅行産業の思惑など、民間(産業/個人)レベルではさらに大きなものとなっていくだろうと思われるが、政治レベルでは対中より対米のほうが重視される路線は今後も続きそうだ。

 以下、ダカーポからの一部引用と、もう一つ「反日愛国厨房」を批判する中国人の投稿の訳を掲載する。

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2004年10月22日08:29| 記事内容分類:中国時事ネタ, 政治学| by 松永英明
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中国と日本の政治的路線

 ダカーポから、関係する部分を引用しておく。

 9月19日、中国共産党の四中全会(第16期中央委員会第4回全体会議)は、江沢民中央軍事委員会主席(78歳)の辞任を承認し、胡錦濤総書記(61歳)がその後任に就くことを決定し、閉幕した。……

 「こうした『愛国』には誰も喝采しない」と共産主義青年団機関誌『中国青年報』は報じたが、国際環境の平和的安定を志向する胡錦濤指導部にとって、江沢民のつくり出した過剰なまでの「反日」路線は、むしろ厄介なシロモノであった。(ダカーポ547号8ページ)

 匿名を条件に外交のプロ=外務省キャリア官僚のAさんはこう言う。

「日本のメディアは、こぞって江沢民時代の反日教育を諸悪の根源と報じました。私のような情報を扱う人間から見ると、判で押したような報道は、明らかに情報操作がある。その司令塔はどこか。結論から言うと日本の外務省だと考えています」

 その根拠は、8月中旬に中国課が国会議員らに配布した『中国における愛国主義教育と国民レベルによる反日感情』というペーパーだ。Aさんが続ける。

「このペーパーは、小泉首相のポピュリズム(迎合)政治の流れに沿った、外務省の生き残り策と見るべきでしょう。日本の外交は冷戦崩壊後、3つの流れがありました。1つは冷戦の終焉で唯一の勝者となったアメリカと仲良くしようという日米同盟1本派。それから日米同盟を基盤とした中国との関係を重視する知中派。そしてロシアとの関係改善を重視する流れです」

 小泉政権誕生で失脚したのは、田中真紀子外相の宿敵・鈴木宗男議員が率いたロシア派だ。外相自身は父・角栄に倣い知中派に傾斜したが、官僚の造反で失脚。小泉首相の思惑通り、冷戦思考そのままの対米重視派が日本外交の主流となった。

「日本のナショナリズムが高まるなか、外務省は右派からたたかれる前により右寄りのことをあえて言っています。一方、知中派やロシア派は保身を考えるあまり臆病になって口を閉ざす。これでは軍部に恐怖を抱き、大陸進出への積極策を取った戦前の外務省と同じ。ナショナリズムに迎合し、それをあおる外交は極めて危険です」(Aさん)(ダカーポ547号25ページ)

"反日"熱を冷まさせる

聯合早報網論壇(聯合早報ネットフォーラム)より

給"反日"退焼

2004-08-30

 (日本は)数千年間は学生であり、数十年間は先生であった。お互いに行き来するという友好交流の記述で歴史書は満ちており、決して忘れられない不協和要素はほんの少しだ。高官と教科書が侵略を否定し、歴史問題は遅々として解決に至らない。そういった大なり小なりの話が出てくると「反日」を煽り立てる。しかし、これではわたしたちは理知的といえようか? これはわたしたちの愛国行動だろうか? これは時代の潮流に合った気風だろうか?

 確かに、日本帝国主義が勃興して以来、英・独・露・米などの帝国主義国家と何の違いもなく、侵略・圧迫がその本性であり、戦争・植民統治・ファッショ暴力が覇権と経済利益を実現するために必要な手段であった。日本人はドイツ人同様に反省すべきであり、心からあやまちを悔い改め、真剣に謝るべきである。いかなる罪悪行為をなした者も許してはならない。一切の新しい右翼勢力はすべて歴史という巨大な船を逆行させようとする道化である。ここ2年間、数人の日本人が江南、西北、東北で繰り広げた醜聞によって、やまざる「反日」の潮流はさらに高まっている。

 この「反日」の潮流の中で、私は反日者の理性を見いだすことができない。青と赤の是非を区別しない「反日」――日本人はみんな十悪でゆるすまじ、日本人はみんな変態だ、日本の一切のものは使うな、日本製品を買う奴は中国人ではない、売国賊だ、日本とは一線を画して、日本の人と物は中国に入れてはいけない――というのが「造反派」の荒唐無稽な理論である。

 日本人の大多数は中国に対して友好的だ。それに対して、ロシア人の大多数は反華・仇華なのだ! 日本人の大多数は中華文化を愛しており、「同文同種」の中国は母国のように思っている。同様に東アジアの韓国人はかっえて大多数が中国を理解せず、祖先が中国から来たということさえもきっぱりと否定したりする。日本人が最も好きな外国のラジオ放送は中国国際広播電台(CRI)であるが、西洋の聴衆の挙げる十大ラジオ局には北京のCRIは入っていない! 先進国のメディアの中で、日本の新聞雑誌・ラジオ局・テレビ局は中国に対して最も友好的であり、中国についての報道も最も客観的である。

盲目的な反日者は、ものごとを知らないのだ。

 犬養毅・宮崎寅蔵[滔天]・大隈重信・副島種臣・大石正己・尾崎行雄・山田良政・山田純・萱野良知・平岡浩・犬塚信久・原房之助などなどは中国革命軍とともに戦い、甚だしきに至っては戦場で戦死している。

 魯迅先生の友人の内山完造は中国にいるときに中国に関心を持ち、中国を熱愛し、1945年に日本が戦敗して帰国後、誠心誠意で中日友好を進めた。これは正義感を持つ日本の平民だった。

 エスペラント語運動の緑川英子は、中国人民の抗日戦争中に中国侵略勢力と戦い、中国人民とともに前進した。これは日本のインターナショナリズムの戦士だ。

 1941年12月3日、延安の新華放送局は日本語番組を始め、「中国人民の対外放送の第一声」を放ったのは東京出身の原清志(※女性)だった。これは中国革命に最も早く参加した日本戦士の一人である。

 1972年の中日国交正常化は、中日双方の各界の人士の長期にわたる努力の結果だ。日本の政界がまったく無関心な時代にあって、当時の中国指導者と人民の友情は無数の日本人からの反応を得ていた。史料をちょっと読んでごらんなさい! この一段の歴史は、わたしたちに本当の日本人民の見方を教えてくれる。

 改革開放以来、日本の政府・人民が援助してくれた。企業・NGOと志願者の熱心さをわたしたちは忘れるべきではない。教育に援助し、砂漠を管理し、文化を伝えた……純粋に誠実な動機から出たものである。反日者もこれをどうして否定できようか? 中国人は恩義を忘れるものではない。

 王選は日本政府に対して賠償訴訟を行なったが、3人の日本の弁護士が彼女のために無償で4年間働いた。中国であれば、このような弁護士は街頭で売国賊と罵られ、殴り倒されることは必至である。

 評判は日に日に落ち、道徳的価値は下落する。「良心?――もう犬に食われちまったよ!」というのが、80年代中国大陸人が社会に対して感じていたことだ。少なからぬ中国人の精神生活と人生観・世界観は、良識ある人たちを赤面させるようなものとなってしまった。中国人の売買春、愛人、略奪、殺人、汚職は深刻であり、いくつかの日本人の恥ずべき行為への義憤を政治的に持ち出して全面的に否定する。正しい人はまずおのれを正す! 一歩譲っても五十歩百歩で、我々の道徳品質を容赦なく検討すれば、一部の日本人が中国で悪事を行なっただけであり、我々の少なからぬ同法が日本で恥ずかしげもなくやっていることについては、例の盲目的反日者は知ろうともしないかもしれない。

 1840年以来、中国は列強の抑圧を受けてきた。その国家の恥は忘れ難い。日本は列強の1つであるが、全てではない。私が生まれて生活した独流鎮(※天津にある)は、1900年に八国連合軍に大半を焼き払われた。殺害された同胞に何の罪があるというのか? 私の家の近くの大仏寺には釈迦牟尼像があったが、これも八国連合軍に破壊された。帝政ロシアは中国領土をかすめとり、多くの土地を奪っていた! マクマホン・ラインの亡霊はいつまでも残り、今もって我が国の領土は外国に占領されている! 海外に流失した中国の文物は、どうして中国に帰ってこないのか? インドネシアの華人の悲惨な状況を、反日者は糾弾しないのか!

 同様に、現在の政治・経済・文化的な衝突は、すべて日本から来ているのではない。南シナ海諸島はいくつか奪い取られ、海底資源は略奪され、北方の大国は中国人排斥の罪行を行ない、唯一超大国は我が国の覇道に対して、台湾独立の狂人たちの共犯者で、台湾の黒幕として我が民族の統一を阻み、インドは我が国を敵視している……

 見渡す限り敵ばかり、門を閉じて出ないのがいい。人が来るのも許さず、自ら出ていくのも許してはならない。

 世界をありのままに見るならば、反日者が風を呼び雨を招くべきときではないのである! テレビ司会者のマフラー上に赤い丸があったからといって、寄ってたかって非難するというのは、かつての紅衛兵のようなやり方だ。日の丸の旗の上に赤い丸があるのは、太陽を表わしている。一切の赤いもの、一切の円いものはすべて不要だ!――これは極端な反日の叫びである。

 このような反日の家やオフィスには日本の電機製品がなく、日本の自動車には乗らず、日本の文学を読まず、日本の漫画・日本のアニメ・日本の映画を見ず、日本の音楽を聴かない、なんて信じられない。至るところで外国製品を使っていながら声高に「愛国」を叫ぶ。日本製品を使うな、なんて偽善者ではないのか? 幸いにも、彼らは教科書の日本作品を削除していないし、テレビでは日本語講座や日本広告がまだあるし、カラオケのような日本文化は全人民のボイコットを食らっていない……

 甲午戦敗では、無数の仁義ある志士が日本に渡って、救国救民を求めた。これは反日者の論理からいえば、売国で敵への投降ではないのか? 抗日戦争期間およびそれ以降、中国残留日本人孤児は中国の庶民に育てられ、中国人の子供と一緒に学校に行った。これは反日者の論理からいえば、敵と味方を区別していないのではないか? もともと、反日者は中国人民の古来の善悪観念を代表するものではなく、中国人民の行動原則を代表するものでもない。反日の潮流は中国に対して、日本に対して、世界に対して百害あって一利なしなのである。

 「反日」は個人の観念であり、一種の疑心暗鬼であって、大衆をびくびくさせる社会的な病なのである。他の国家に対するのと同じように、公平に日本に対応する必要がある。功績は功績、あやまちはあやまち、一枚の葉が目を覆って泰山を見落としてはいないか? 中日友好が主流であり、正常でない歴史は傍流でしかない。日本人の大部分は友好的であり、区別しないですべてを敵と見なすのは愚かなことだ。さらに進んで日本の文化をおとしめ、すべての日本のものを拒絶するのは幼稚でああって通用しない。外国に中国人はみんなこんなようだと思われるのは、非常に悲しいことだ!

 盲目的な反日よ、すぐに目覚めよ! 民族振興、世界平和が現実的な目標だ。紛争を平和裏に解決し、努力して隔たりを取り除くのがわたしたちの正しい道だ。感情でものごとを進めても大したことはできないし、群れて罵っても何の足しにもならない! 中国の国力が高まり、人柄も高まれば、誰が我々を軽蔑するかなど気になるだろうか? 自家消耗は減らし、中国に泥を塗ることを減らしてようやく本当の祖国熱愛なのである。本当に国を愛するには言いふらすことは必要ない。黙々と奮闘して着実に仕事をこなす人は、蜂の群れも一陣の風も好まない。

 相互の歴史を現在の政治に持ち込み、一部の現象から全面的に否定する盲目的な仇日は、中国の発展に役立たないだけでなく、外から見ても幼稚なものだ。問題を回避せず、小さな失敗でくじけない。画一的に処理せず、歴史を断ち切らない。促進派を多くし、足を引っ張らせない。これがわたしの意見だ。

《聨合早報網》

※補記。上記投稿では中国共産党に協力してきた日本人(原清志や対日賠償裁判に協力した弁護士など)も例示されているが、私は別にこれらの人たちを賞揚する意味でこの投稿を取り上げたわけではないので断っておく。こういうところだけ抜き出してお前はアカだと言う奴がいるので。私はむしろ宮崎滔天とか、頭山満(玄洋社)・内田良平(黒龍会)の方が好みなのだ(頭山・内田の名前を持ち出すと中国ではウケが悪いのだけどね)。

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2004年10月22日08:29| 記事内容分類:中国時事ネタ, 政治学| by 松永英明
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コメント(11)

中国政府の煽る反日に乗せられた一部の中国人の行動ですべての中国人にレッテル張りしたり偏見を持つべきではない、という趣旨には賛同しますが……
それでも中国政府の日本への反感・敵意を煽る教育は問題だと思います。これからより密接に関係していくならなおさらで、中国の反日を問題とする人は、多くはこの点を問題視してるのではないでしょうか?
王毅駐日本大使の言葉をちょっともじって借りるならば、
「もし特に中国に対するものがあるとすれば、愛国教育と称して日本への反感を煽るような教育政策等をとってきたことであり、多数の中国の人民も被害者であり、日中両国の人民は世々代々にわたり友好的であり続けるべきだと、日本の人民に語ってきたことだろう。」
ってところでしょうか。私の知己の中国人は皆いい人ばっかりなので、日本にせよ中国にせよ国が相手の国への反感を煽るってのは大変迷惑です。

だからどの国であろうと、隣国への反感を煽るようなことをすべきではないというのが私の一貫した主張です。日本人だろうと中国人だろうと。今までの記事を読んでいただければわかると思いますが。

中国じゃないですが、日本の民族学校でどんな思想教育が行われているかをご存じですか?

>>no.4
どんな教育がされているのか凄く気になる。
教えれください。

>4-5
中国と関係ないなら荒らしだね

読ませて頂きました、今の状況、いろいろな人がいて、困ることも多数です。国家の取引でない、人間同士のお付き合いをしたいです。交流の歴史も長いですし、自分にとって中国はやはり、ロマンですね。

記事を読ませていただきました。とても興味深いです。戦時中、日本が中国や韓国、その他の国々にした残虐な振る舞いを絶対に許せないと思っています。しかし、私はそれらの事について詳しい訳ではありません。学校の授業で学んだこと、図書館で読んだ日本軍に人生を踏み躙られた女性たちの話、新聞やテレビの報道で得た知識くらいしか持ち合わせていません。無知な自分が恥ずかしいです。でも、本当に中国やその他の国々の方に対して申し訳ないと思う気持ちは持っています。今現在、両国の外交は揺らいでいますが、反日を叫ぶ方々に日本人でも反省する心を持つ者がいるを知っていただきたいと思いました。何時の日にか、反日という言葉が少しでも減ることを祈っています。

日本人の高校生さんにご忠言しておきます。
学校で学んだことやTV・新聞の報道がそのまま真実であるとは、残念ながら言えません。
戦争で亡くなった人々を悔やむ気持ちは大切ですが、その純粋な気持ちを誰かに利用されないよう気を付けてください。
あなたはまだこれから多くを知ることができます、これから自発的に沢山を学んでいって欲しいと思います。
本当に悪質なものは、美しい姿を装っているものです。響きのいい言葉に惑わされず、冷静に真実を探してください。

中国のエテ公達に昔と同じことをすれば恐怖で無くなると思う

今のは冗談

中国の反日運動はとても残念です
それも学生が多いとか・・・
戦争当時の抗日とまるで次元が違います
毛沢東は”読めば読むほど馬鹿になる”と言いました・・知識階級を撃退し自分の都合の良い政治をする為だったのでしょう。
中国ではまだ中国人が書いた”ワイルドスワン”や”上海の長い夜”なのど都合の悪い本は本屋の店頭にはありません。
中国の多くの人々がもっとたくさんの本を"読めば読むほど利口になる"となってほしいものです。

このブログ記事について

このページは、松永英明が2004年10月22日 08:29に書いたブログ記事です。
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