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    <title>絵文録ことのは</title>
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    <updated>2010-01-21T02:20:40Z</updated>
    <subtitle>一次情報を重視し、事物の起源をつきつめ、ミーハーに深く広く</subtitle>
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    <title>Movable TypeのMarkdownプラグインのエラー対策</title>
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    <published>2010-01-21T02:10:45Z</published>
    <updated>2010-01-21T02:20:40Z</updated>

    <summary>Movable Type 5は非常に秀逸な「サイト構築ツール」となっている。このサイトもMT5に移行すべく作業中である。特にMT5で採用されているMarkdown記法は便利だ（詳細は→Markdown - 閾ペディアことのはを参照）。 ところが、Markdownプラグインが原因で記事が公開できないエラーが発生した。解決方法とともにこちらにまとめておく。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
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    </author>
    
        <category term="Movable Type" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>Movable Type 5は非常に秀逸な「サイト構築ツール」となっている。このサイトもMT5に移行すべく作業中である。特にMT5で採用されているMarkdown記法は便利だ（詳細は→<a href="http://www.kotono8.com/wiki/Markdown" target="_blank">Markdown - 閾ペディアことのは</a>を参照）。</p>

<p>ところが、Markdownプラグインが原因で記事が公開できないエラーが発生した。解決方法とともにこちらにまとめておく。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>MarkdownはShift-JISでは文字化けの可能性あり</h3>

<p>本題に入る前に。Markdownプラグインは、Shift-JIS環境では文字化けする可能性がある。最近はケータイもUTF-8のページを読めるようになってきているので、Shift-JISでMTを構築する必要はあまりないと思われる。</p>

<h3>"Wide character in subroutine entry"エラー</h3>

<p>さて、今回、MT5.0（データベースはMySQL 5、文字コードはUTF-8、日本語環境）において、新規記事をMarkdown記法で投稿した際にエラーが発生した。"Wide character in subroutine entry"と表示される。それまでに他の記事は投稿できていたので、おそらく記事中の何かの文字が問題になったのだろう。</p>

<p>同様の事例として、<a href="http://kanpapa.com/mt5/2009/12/movable-type-5-1.html" target="_blank">Movable Type 5への移行を断念 - mt5</a>などの記事も見つかった。</p>

<p>検索してみたところ、かなり苦労した末に「<a href="http://forums.movabletype.org/2010/01/bug-in-pluginsmarkdownmarkdownpl.html" target="_blank">Bug in plugins/Markdown/Markdown.pl - Movable Type Forums</a>」の記事を発見した。まさにこれが解決法の糸口となった。ここに記された対策を応用することで、問題が解決された。</p>

<p>「mtフォルダ/plugins/Markdown/Markdown.pl」について、以下のように修正する。</p>

<p>1) 冒頭部分に</p>

<pre><code>use Encode qw(encode_utf8);
</code></pre>

<p>を追加。</p>

<p>2) プラグイン内部に数か所ある</p>

<pre><code>my $key = md5_hex($1);
</code></pre>

<p>を</p>

<pre><code>my $key = md5_hex(encode_utf8($1));
</code></pre>

<p>に書き換える。</p>

<p>私の環境ではこれでエラーを回避することができた。</p>
]]>
    </content>
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<entry>
    <title>紙の本の出版権とデジタル化権の抱き合わせには反対</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2010/01/14digitalization.html" />
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    <published>2010-01-14T09:00:23Z</published>
    <updated>2010-01-14T09:03:02Z</updated>

    <summary>「電子書籍化へ出版社が大同団結」という報道があった。紙の書籍の「出版権」は出版社が握っているが、電子書籍の許諾権は著作者にある。つまり、私が書いた本のアマゾン・キンドル版を出すかどうかは（特別な契約がない限り）私が決めることであって、（紙の）出版社に発言権はないということになる。 ところが、この状況について一部の大手出版社がデジタル化の権利も持てるようにする法的改正を目指し、「日本電子書籍出版社協会」を設立すると報じられた。 私は著者の立場として、紙の本の出版権とデジタル化権を一体化しようという、この一部大手出版社の方向性に強く反対する。そして、私は今すぐにでも、将来のキンドル日本語化に備えて、アマゾンと直接交渉する意志があることをここに表明しておく（ただし、一部条件つきではあるが）。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="編集・出版" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="キンドル" label="キンドル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="デジタル書籍" label="デジタル書籍" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>「電子書籍化へ出版社が大同団結」という報道があった。紙の書籍の「出版権」は出版社が握っているが、電子書籍の許諾権は著作者にある。つまり、私が書いた本のアマゾン・キンドル版を出すかどうかは（特別な契約がない限り）私が決めることであって、（紙の）出版社に発言権はないということになる。</p>

<p>ところが、この状況について一部の大手出版社がデジタル化の権利も持てるようにする法的改正を目指し、「日本電子書籍出版社協会」を設立すると報じられた。</p>

<p>私は著者の立場として、紙の本の出版権とデジタル化権を一体化しようという、この一部大手出版社の方向性に強く反対する。そして、私は今すぐにでも、将来のキンドル日本語化に備えて、アマゾンと直接交渉する意志があることをここに表明しておく（ただし、一部条件つきではあるが）。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>日本電子書籍出版社協会についての報道</h3>

<ul>
<li><a href="http://www.asahi.com/culture/update/0113/TKY201001120503.html" target="_blank">asahi.com（朝日新聞社）：電子書籍化へ出版社が大同団結　国内市場の主導権狙い</a>（1月13日）より</li>
</ul>

<blockquote>
  <p>　著作権法ではデジタル化の許諾権は著作者にある。大手出版社幹部は「アマゾンが著作者に直接交渉して電子書籍市場の出版権を得れば、その作品を最初に本として刊行した出版社は何もできない」と語る。日米の「綱引き」で作家の取り分（印税）が紙の本より上がる可能性は高い。出版社から見れば、作品を獲得するためにアマゾンとの競争を迫られることになる。</p>
  
  <p>　講談社の野間省伸（よしのぶ）副社長は「経済産業省などと話し合い、デジタル化で出版社が作品の二次利用ができる権利を、著作者とともに法的に持てるようにしたい」との考えだ。新潮社の佐藤隆信社長は「出版社の考えが反映できる場を持つことで国内市場をきちんと運営できる」と語る。 </p>
</blockquote>

<p>私はアマゾン・キンドル日本語版が出ることを心待ちにしている「書き手」の一人だ。キンドル書店は個人でも契約して出版物を出すことが可能だし、キンドル用のフォーマットはそれほど複雑ではないと思われる。となれば、たとえば「出版社の諸事情によって出版されなくなった完成原稿」だとか「出版社には増刷するつもりもないのに絶版にはなっておらず、権利だけ囲い込まれていて、そのために他社から出すこともできなくなっている本」を、書き手の判断で電子出版できる可能性があることは、非常に魅力的である。たとえさほど売れないとしても、電子出版なら（最初の執筆や電子書籍フォーマットへの変換などのコストは別として）売れなくても損失にはならず、売れただけの利益となる。</p>

<p>これは、一般の書籍による印税収入と比べてどうなるだろうか。</p>

<h3>一般の紙の書籍の実情</h3>

<p>一般の書籍出版の場合、部数×印税が書き手の収入となる。ところが、これを「1万部×10%×1000円で100万円」と計算すると、出版業界の平均的な実情を見誤る。</p>

<p>まず発行部数は、万単位で出るのはよほど売れ筋と見なされた場合であって、たいていは数千部。文芸ものとなるともっと厳しい。まあ5000部としておこうか。</p>

<p>次に印税。10%というのはほぼ上限であって、そんな率が出版業界全体でキープされていたら感動する。ひどい場合にはアソシエイト料率と比較できるほどの場合もある。まあ良心的なところで8%を確保してくれるということにしよう。これで40万。</p>

<p>増刷分については実売の何％のところや、初版より低い印税率での計算のところもある（どちらも経験がある）。</p>

<p>これについて、出版権契約が書き手と出版社の間で取り交わされるが、きちんとしているところと、ほとんど口約束に近いところもある。印税の提示もほとんど本ができあがって出版間際になってやっとというところもある。この辺の慣例はよいものではないが、実情はそういうところもあるということである。</p>

<p>そして、私も実際に契約書を見直したのだが、この出版契約は3年とか10年とかになっている。そして「契約期限切れのnカ月前にどちらかが解除の申し入れをしない限り、自動更新される」となっている。これにより、たとえば出版社が増刷する意図のまったくない本であっても、その本の出版権はずっと囲い込まれてしまうことになってしまう。絶版ということになれば契約も解消ということで他社から出したっていいわけだが、幸か不幸か私の本は「絶版」扱いにされたのではなく、ただ単に増刷がかかっていないだけなので、新刊を入手できない状況が続いたりもするわけである。</p>

<p>言ってしまえば「増刷するかしないかは出版社が決めるが、その間他社から出すのはダメ」という契約が出版権契約なのだ。増刷・重版をしないなら自動的に契約解除、的な契約ならまだしも。</p>

<p>そんなとき、「電子書籍化の権利許諾は出版社にはなく、書き手にある」という事実を知った。私は目の前が開けた気がした。そして、今すぐにでも電子書店やアマゾンに原稿を持ち込みたいと本気で考えている。</p>

<h3>アマゾンキンドルの場合</h3>

<p>キンドル書店の場合、65%をアマゾンが取り、35%を出品者が取れるというシステムになっている。電子書籍は単価が安くなるし、35%を書き手・編集者・デザインの三者で分けることになるから、結果的には今の印税とあまり変わらない――という試算をする人もいるが、私のようにDTPができる場合、知り合いの優秀な編集者と山分けでもよい取り分となる。</p>

<p>もちろん、初版数千部～数万部の部数（売り上げではなく刷り部数）×印税と比較すると売り上げは小さくなる可能性はあるし、必ずしもメリットばかりともいえない。アマゾンの65%という取り分にも批判は出ている。</p>

<p>しかし、ここで考えなければならないのは、そもそも「本が出る・出ない」のレベルとなったときの話である。マーケットプレイスで売れているのに、出版社が増刷してくれない。完全版だと紙の書籍として分厚くなりすぎるので出ない、あるいは簡易版に切りつめられる。ニッチなニーズはあるが商業出版としては採算ラインに届かないので出せない――そんな本を出すための手段として、キンドルをはじめとする電子書籍は非常に魅力的に思えるのである。</p>

<h3>日本電子書籍出版社協会の気持ちもわかるが、対応策が間違っている</h3>

<p>出版社の気持ちもわからないではない。たとえば、司馬遼太郎の本を出している出版社にとって、司馬遼太郎の遺族が勝手にアマゾンと契約して電子本を出せてしまう、という状況が危機的なものと感じられるのも当然である。</p>

<p>しかし、その解決策が「紙の本の出版権に、自動的にデジタル化の権利も付けられるよう、法的に対応を求める」というのは、まったく見当外れと言わざるを得ない。このような法的手段を取るというのであれば私は強く反対の意を表さねばならないし、同様に「デジタル化権囲い込み」に反発を感じる書き手は少なくないようだ（ツイッター上でもそのような意見が多く投稿されている）。</p>

<p>わたし自身、たとえばこの「日本電子書籍出版社協会」に所属する出版社からデジタル書籍を出すこと自体がいやなのではない。実際にここに所属する出版社と契約するなら、（条件によっては）出版契約と同時にデジタル化の契約を行なうことになってもよい。ただ、自動的に抱き合わせというのは認めたくないのだ。</p>

<h3>では代案は？</h3>

<p>このあたりの問題をうまく解決する方法は、そもそもの出版契約のやり方から改める必要があるだろうと思われるが、私が現時点で提案する方法は以下のとおりである。</p>

<ul>
<li>出版権に関する契約は3年を期限とし、その後は「双方の合意があった場合のみ延長」とする。自動で再延長はしない。（出版権の永続的囲い込みはしない）</li>
<li>出版権に関する契約は、増刷がなくなってから2年で自動的に解除とする。（増刷もないのに出版権だけ永続する状況を解除する）</li>
<li>デジタル化権その他の隣接権については、それぞれ別途に契約するものとする。出版権と隣接権は抱き合わせにしない。</li>
<li>デジタル化権と出版権を同時に契約しないならそもそも出版しない、という圧力行為を禁ずる。</li>
<li>過去の出版物の権利を有する出版社が、デジタル化権も自動的に有するような法的規制は行なわない。著作者が「同じ出版社さんでデジタル版も任せよう」と考えるような条件を提示すべきである。</li>
<li>デジタル化権についても、契約解除は出版権と同様の時限とする。</li>
</ul>

<p>決して無理な注文ではないと思う。</p>

<p>そして、もう一つ、アマゾン他の電子書店への提案がある。</p>

<ul>
<li>各電子書店が契約によって手に入れられるデジタル化権は、自らの電子書店のフォーマット版のみとする。すなわち、アマゾンキンドル版、理想書店版、パピレス版、「日本電子書籍出版社協会」統一フォーマット版などは、それぞれ別個の契約とする。著作権者は、それぞれの電子書籍をそれぞれの契約で出すことができ、「理想書店版があるからキンドルでは販売させない」「講談社デジタル本版があるからキンドル版とは契約させない」といった囲い込みは行なわないものとする。</li>
</ul>

<p>デジタル化権を出版権から切り離したのに、デジタル化権の中で囲い込みが起こってはどうしようもない。もちろん、権利者側が「このバージョンはキンドルでしか読めません！」みたいな売り方をしたい場合、他のデジタル版元とは契約「しない」という選択をすることは可能である。</p>

<h3>デジタル出版と今すぐにでも契約したい</h3>

<p>私はアマゾン・キンドル日本語版（と日本語キンドル書店）が一日も早く出ることを心待ちにしている。既存の出版社があわてて声をかけてくる前に、今から契約してもよいと思っているくらいだ。また、理想書店その他の電子書店とも同様の契約を行ないたいと思っている。</p>

<p>（というのは、私の本が出ている出版社はデジタル本化に熱心とは思えないという事情もある。逆に、上記「協会」を作ろうというくらいの出版社なら、それはそれでデジタル化の契約はありだと思う）</p>

<p>ただし、先ほども記したとおり、「フォーマットの違う版のデジタル化権については制約されない」ことが前提である。簡単に言えば、理想書店T-Time版もキンドル版も出してよいというならすぐにでも契約書に印鑑を押したいが、そうでなければ保留したいというのが正直なところだ。</p>

<p>このあたりのルール設定が、（紙の）出版社、デジタル書店、著作権者ともに幸せになれるところに落ち着くなら、紙もデジタルも共存していけるのではないかという希望を持っている。そうなれば、現在異常なビジネスとなっている「情報商材」みたいなものを健全化することにもつながるのではないだろうか（価格の適正化→詐欺師の排除→内容の健全化はありえると思う）。</p>

<p>それから念を押しておくが、私は決してデジタル書籍一辺倒の人間ではない。紙でしか味わえない本のよさについてはむしろ旧世代的な感覚を持っていると思うし、写真集や地図など紙の方が適しているものも多いと思っている。だからこそ、既存の大手出版社が「出版権とデジタル化権を自動的にセットすることを法制化」という動きには反発が出ているのである。</p>

<p>そうなったら逆に、既存の出版社からは出さず、紙の権利とデジタルの権利を分けて契約できる版元との契約を好む著者が増えるという可能性もある。そうなれば、既存の出版社は本当の終わりだ。</p>

<h3>その他の論考</h3>

<p><a href="http://rionaoki.net/2010/01/2732" target="_blank">出版社・芸能事務所・フリー編集者 ≫ 経済学101</a>では、「著者自身がリスクを負った上で必要に応じて外部と契約することが多くなるだろう。これはフリーの編集者という職業を生む」という結論を導き出しており、興味深いところである。私はこれとは少し違った観点、すなわち「出版社的に優遇されているわけではない弱小の書き手の立場」からの意見を述べてみた。</p>

<p>ツイッターでは、読者からの立場として「絶版という事態をなくしてほしい」という要望があった。現在の出版の状況では、「絶版と言わずに出版権が継続していながら、増刷されないので、市場に出回らず、その本が消えていく」という実情がある。このような現状を有する出版権をそのままにしておきながら、さらにデジタル化権まで付随させてしまうというのは、決して絶版状態を回避できるものではなく、ひいては「読者のため」にもならない。著者・読者が望むとおりにデジタル化権を行使できるという状況が必要なのである。</p>

<p>私の場合、担当編集者が出版社をやめてしまっているものがある。このような場合、出版社から増刷や文庫化などの話がくることはまずない。それでも出版権は継続している。この現状を打破するために、私は理想書店やキンドルに大きな期待を抱いている。担当編集者もやめてしまった書籍をデジタル出版で読者に提供したい。それを封じるのが「デジタル出版権も紙の出版と同時に自動契約」の流れであるといえる。</p>

<p>ツイッターでは、「塩漬けはいまや出版社のお家芸」というツイートもあった。ライター側にたつエージェントないし団体を組織化する必要があるという意見も出ている（が、文芸家協会は動かないだろうとの声も）。出版社の方から「文庫化権さえも別なのに、既得権益を拡大する方向に向かうのは疑問」という趣旨の意見も出ている。</p>

<p>この問題はじっくりと考える必要があると思う。</p>
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    <title>Amazon Kindle（アマゾン・キンドル）：「反射光の電子ブック」という革命的に新しいメディア</title>
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    <published>2009-12-28T12:32:22Z</published>
    <updated>2009-12-28T12:34:34Z</updated>

    <summary>Amazon Kindle（アマゾン・キンドル）をプレゼントされた。 これは、人類の読書史において画期的な意味を持つメディアではないかと思う（正確に言えば、キンドルだけではなく、E Inkを使った電子ブック機器である）。つまり、粘土板や青銅器などに刻んだ文字→紙媒体（手書き→印刷）→ブラウン管／液晶と変化してきた文字媒体の歴史の中で、「反射光の電子ブック」という存在は非常に大きな意味を持つ。 iPhoneやPC版のキンドルにはあまり画期的な意味はない。それは従来のブラウン管／液晶画面上での読書体験である。E Inkを使ったキンドルこそ、画期的な意味を持つ新しいメディアなのだ。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
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    </author>
    
        <category term="機器" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="キンドル" label="キンドル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>Amazon Kindle（アマゾン・キンドル）をプレゼントされた。</p>

<p>これは、人類の読書史において画期的な意味を持つメディアではないかと思う（正確に言えば、キンドルだけではなく、E Inkを使った電子ブック機器である）。つまり、粘土板や青銅器などに刻んだ文字→紙媒体（手書き→印刷）→ブラウン管／液晶と変化してきた文字媒体の歴史の中で、「反射光の電子ブック」という存在は非常に大きな意味を持つ。</p>

<p>iPhoneやPC版のキンドルにはあまり画期的な意味はない。それは従来のブラウン管／液晶画面上での読書体験である。E Inkを使ったキンドルこそ、画期的な意味を持つ新しいメディアなのだ。
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle00.jpg" width="450" height="338" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>
]]>
        <![CDATA[<h3>キンドル到着</h3>

<p>実はキンドルを最初にもらって1時間後にダメになってしまったので、カスタマーセンターとの間で英語で交渉してもらった結果、代替品を送ってもらえることとなったのだった。そういうわけで、実は今あるのは2台目となる。</p>

<p>特製段ボール箱で到着したAmazon Kindleを開封。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle01" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle01.jpg" width="600" height="450" class="mt-image-none" style="" /></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle02" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle02.jpg" width="600" height="450" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>画面に何か表示されているが、電源は切れている。電源オフでも表示されるのがE Inkなのである。とりあえず、電源（USB兼用）をつないでから電源ボタンを押せと指示されている。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle03" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle03.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle04" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle04.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle05" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle05.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle06" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle06.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>初期化が始まり、自動的にワイヤレス接続が始まる。そして、Kindle User's Guide, 4th Ed.とThe New Oxford American Dictionaryがダウンロードされて、説明書が表示される。amazon.comにアカウントを作ってあるので、設定画面でそれと関連づけることになる。また、自分のキンドルに名前を付けろと言われるので、「Genius Loci Kindle #2」と名づけた。地霊丸弐号機である。</p>

<p>さて、ここからAmazon.comのKindleストアへと接続できる。栗原裕一郎さんから、Twitterで「このあいだ同世代の経済学者から「Kindleは外国の新聞を読むのに非常にいいツールだ」と聞き、そういうニーズを想定していなかったので目から鱗でした。地方の小さい新聞とかまで揃ってるのだとか。」と聞いたので、早速、外国の新聞をチェックしてみる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle07" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle07.jpg" width="600" height="450" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>米（51）・英（5）を筆頭に、ブラジル・カナダ・中国・チェコ・フランス・ドイツ・インド・アイルランド・イタリア・日本・メキシコ・ロシア・スペインなどの英字新聞が読めるようだ。日本はMainichi Daily News、中国は上海日報、チェコはPrague Postが購読できる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle08" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle08.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle09" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle09.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle10" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle10.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle11" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle11.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>今のところ英文の本しか購入できないが、試しにジェームズ・アレンの「As a Man Thinketh」のサンプルをダウンロードしてみた。なかなか読みやすい感じである。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle12" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle12.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle13" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle13.jpg" width="300" height="225" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>Kindle 2.3でも、日本語の本が読めないわけではない。pdfファイルにフォントを埋め込んであれば読める。<a href="http://a2k.aill.org/" target="_blank">青空キンドル</a>は特に便利で、青空文庫に登録されている作品をキンドルで読める日本語フォント埋め込み済みpdfファイルに変換してくれる。試しに幸田露伴『平将門』と折口信夫『門松のはなし』をキンドル用pdf化してみた。USBでPCに接続して、pdfファイルをdocumentsフォルダにコピーし、接続を解除すれば、キンドルが自動的にキンドル用ファイルに変換して読めるようになる。現時点では一部の文字が表示されないが（繰り返し符号や珍しい漢字など特殊な文字）、これだけ読めれば感動的だ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle14" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle14.jpg" width="600" height="450" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>日本語が表示されるようにするハックなどもネット上で公開されているが、現時点ではハック関係には「絶対に」手を出さないことを強く強く強くおすすめする。</p>

<p>pdfファイルなら（フォントの問題を除いて）表示できるので、たとえばGoogle Booksで公開されている著作権切れの本のpdfをダウンロードしてkindleにコピーすれば、読める。次の画面は、Robert Fortuneが幕末に江戸と北京を訪れた旅行記「Yedo and Peking」の一節を表示させたところ（造園業者が集まっていた染井村に行ったという話のあたり）。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kindle15" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kindle15.jpg" width="600" height="450" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<h3>「反射光の電子本」という新しい存在</h3>

<p>さて、この最後の画像（Yedo and Peking）は写真ではない。スキャナでスキャンしたものであるが、ケータイ画面などをスキャンするのとは全然違っていることがわかるのではないかと思う。</p>

<p>Kindleが採用しているのはE Inkという電子ペーパーシステムである。凸版印刷の<a href="http://www.toppan.co.jp/products_service/denshi_paper/index.html" target="_blank">E Ink 電子ペーパー</a>ページの説明がわかりやすいと思われるが、最大の特徴は透過光ではなく反射光であるということだ。</p>

<p>紙の本もそうだが、物体に反射した光が目に入る。これが反射光。一方、テレビやパソコンのモニターはブラウン管や液晶やプラズマディスプレイが光を発している。これが透過光メディアだ。E Inkを使ったキンドルは、電子本デバイスでありながら、透過光ではなく反射光なのである。</p>

<p>反射光と透過光の違いは、実は非常に重大な意味を持っている。その意義について、丸田一『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757102496?ie=UTF8&amp;tag=kotonoha0b-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=4757102496">「場所」論―ウェブのリアリズム、地域のロマンチシズム (叢書コムニス08)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kotonoha0b-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4757102496" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』が非常にわかりやすくまとめているので、少し長くなるが引用したい（178～179ページ）。ここでは、映画も反射光メディアに含まれている。</p>

<blockquote>
  <p>　まず、確認したいのが、「透過光」がもたらす「距離埋没効果」である。パソコンのモニター、携帯電話をはじめ、ウェブ空間のインターフェースは、ほとんどが透過光によるスクリーンである。スクリーンにはブラウン管や液晶、有機ＥＬなど様々な映像表示方式が採用されているものの、どれも発光源を持ち、スクリーン表層を透過する光線で画面を表示することに変わりない。透過光による表示は、反射光の表示に比べて現前性が高く、利用者の身体とスクリーンとの間に横たわる十数センチ～数十七ンチという距離を埋めてくれる。</p>
  
  <p>　透過光が強い現前性をもたらすことは、マクルーハンも『メディアの法則』［★125］で指摘している。マクルーハンは、映画の観客を二分して、一方には普通の映画と同じように反射光によって、もう一方には透過光によって同じ映画を鑑賞させるというハーバート・クルーグマンの実験を取り上げている。反射光のグループの感想は、映画を物語や技術に注目して理性的に分析し、批判する傾向が優位を占めたのに対して、透過光のグループでは、好き嫌いという情緒的で、主観的な反応が優位を占めた。</p>
  
  <p>　反射光の映画において観客は、スクリーンと身体との物理的な距離を保ったまま、対象としてスクリーン上を見ている。この距離が映像を対象化し、観客に分析的で批判的な見方を与える。一方、透過光のテレビでは、スクリーンを越えて到達する光に視聴者が深く差し込まれてしまうので、映像は実際のスクリーン面から離れて、観客の目や身体を擬似的なスクリーンにして現前する［★126］。このように透過光の場合、観客は対象とうまく距離をとれず、場合によっては対象と位置的に重なってしまうことが、観客に情緒的、主観的な見方を与えるといえるだろう。</p>
  
  <p>　ところで、パソコンのスクリーンを眺めていても発見できない誤字脱字が、プリントアウトすると容易に見つかるという経験は、誰もが一度はあるのではないだろうか。これも「反射光と透過光」である程度説明ができる。スクリーンの透過光で文字を読んでいても見逃しがちな誤字脱字は、プリントアウトした紙の反射光で読むと、対象を分析的、批判的に捉えることができるので、より発見されやすいといえる［★127］。</p>
  
  <p>　このように現前性の強い透過光が、ウェブ空間のインターフェースに用いられているのは偶然ではないだろう。現前性の高い透過光は、スクリーンと利用者の身体との。間にある物理的な距離を埋没させ、スクリーンを没対象化させてしまう。これがスクリーンというインターフェースを準没入型に変えるのである。</p>
  
  <ul>
  <li>★125　マーシャル・マクルーハン＋エリック・マクルーハン『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757100663?ie=UTF8&amp;tag=kotonoha0b-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=4757100663">メディアの法則</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kotonoha0b-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4757100663" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』高山宏＋中澤豊訳、ＮＴＴ出版、二〇〇二年、九八－一〇〇頁。</li>
  <li>★126　大澤真幸「メディアの再身体化と公的な知の不在」『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894344297?ie=UTF8&amp;tag=kotonoha0b-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=4894344297">環</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kotonoha0b-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4894344297" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』vol.20、藤原書店、二〇〇五年。</li>
  <li>★127　有馬哲夫『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4796659021?ie=UTF8&amp;tag=kotonoha0b-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=4796659021">世界のしくみが見える「メディア論」―有馬哲夫教授の早大講義録</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kotonoha0b-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4796659021" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』宝島社新書、二〇〇七年。</li>
  </ul>
</blockquote>

<p>透過光メディア（テレビ、パソコン、ケータイ、iPhone......）は、情緒的・主観的でのめり込みやすい。一方、反射光メディア（紙、映画、そしてキンドル......）は、分析的・批判的で客観的に冷めて見ることになる。パソコンの画面をキャプチャした雑誌や、プレゼンテーションなどでプロジェクターで投射されたPC画面が、モニターで見る画面と違った雰囲気で見えるのは気のせいかと思っていたが、この透過光vs反射光の理論からすると、違って見えて当たり前だということになる。私自身も「PCの画面では校正を見落としやすいので、一度プリントアウトしてから校正する」という経験をしてきた。</p>

<p>紙の本とデジタル本。それは、物理的な実態を備えているか否か、あるいは検索が可能かどうかといったことだけではなく、目に飛び込む光の種類の違いを考えなければならないということなのだ。反射光の映画は、スクリーン上にすでに画像ができているが、透過光のテレビは、脳内で始めて画像が結ばれる。</p>

<p>ここで登場したのがAmazon KindleをはじめとするE Inkを使った電子本デバイスだ。デジタルデータを表示させているのに、画面は透過光ではなく反射光なのだ。PCやケータイやiPhoneのスクリーンで透過光を経由して読むのとは異なり、ごく普通の本と同じ反射光メディアとして読むことができるのだ。</p>

<p>12月28日、<a href="http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/28/news013.html" target="_blank">Amazon、Kindle向け電子書籍販売がリアル書籍を超えたと発表 - ITmedia エンタープライズ</a>というニュースが流れた。なぜそこまで一挙に拡大できたのか。キンドル版は紙版よりも安く早く買える、という利便性だけではあるまい。PC画面で表示されるデータと違って、紙と同じ反射光だからという要素を決して見逃してはならないと思うのである。</p>

<p>紙のメディアと同じ反射光であるにもかかわらず、検索できるし、ほしい本をすぐにダウンロードできるし、何冊もダウンロードしてもかさばらない。しおりやメモも可能だ。操作性などに改善の余地はいくらもあるだろうが、まさに理想的な読書メディアといえるのではないだろうか。</p>

<p>この点を考えると、「iPhone版キンドル」や「PC版キンドル」はキンドルの本質を活かすものとはいえない。あくまでも「E Ink版キンドル」（という言い方はないが）の補助的システム（あるいは「キンドルもどき」）と考えなければならないだろう。</p>

<p>これからの「本」について考えるとき、紙vsデジタルという単純な二項対立の時代は（あっという間に）終わってしまった。</p>

<table width="0" border="1" cellspacing="0" cellpadding="5">
<tr>
<td></td>
<td>反射光</td>
<td>透過光</td>
</tr>
<tr>
<td>活字印刷</td>
<td>紙の本</td>
<td>-</td>
</tr>
<tr>
<td>デジタルデータ</td>
<td>E Ink（Kindle、nook、Reader Daily Editionなど）
</td>
<td>モニタースクリーン</td>
</tr>
</table>

<p>実際には、iPod touch／iPhoneという「視覚だけでなく触覚で直感的操作のできるデバイス」も加わってさらに複雑な対立構造になっている（「Kindle touch」みたいなものができたら、人類の読書体験は劇的な転回をすることになるだろう）。しかし、今回はひとまず「透過光vs反射光」という視点についてのみまとめておくこととする。また、amazon.comのマーケティングなどについても別の機会としたい。</p>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>今年「ことのは」経由で売れた本・グッズ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/12/28amazon2009.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1962</id>

    <published>2009-12-28T05:19:06Z</published>
    <updated>2009-12-28T05:27:57Z</updated>

    <summary>2009年も残りわずかとなったので、今年一年、当サイト経由でAmazonで売れた商品のうち、複数以上売れたもの（つまり当サイトの読者の人気商品）を、ジャンル別に紹介する。 なお、当サイトでは紹介していないにもかかわらず、紹介リンクからAmazonに飛び、そこで検索して購入されたものも数に含まれるのでご了承を。 昨年の記事（今年「ことのは」経由で売れた本・音楽［絵文録ことのは］2008/12/23）は2008年12月23日公開だったので、それ以降（つまり2008年12月23日～2009年12月27日）に、同一商品が2点以上売れたものをピックアップしている。 今年は音楽・DVDでは複数売れたものがなかったので、本とその他のジャンルのみである。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="ウェブマーケティング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="書評" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="amazon" label="Amazon" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>2009年も残りわずかとなったので、今年一年、当サイト経由でAmazonで売れた商品のうち、複数以上売れたもの（つまり当サイトの読者の人気商品）を、ジャンル別に紹介する。</p>

<p>なお、当サイトでは紹介していないにもかかわらず、紹介リンクからAmazonに飛び、そこで検索して購入されたものも数に含まれるのでご了承を。</p>

<p>昨年の記事（<a href="http://www.kotono8.com/2008/12/23amazon2008.html" target="_blank">今年「ことのは」経由で売れた本・音楽［絵文録ことのは］2008/12/23</a>）は2008年12月23日公開だったので、それ以降（つまり2008年12月23日～2009年12月27日）に、同一商品が2点以上売れたものをピックアップしている。</p>

<p>今年は音楽・DVDでは複数売れたものがなかったので、本とその他のジャンルのみである。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>書籍</h3>

<h4>ジェームズ・アレン本</h4>

<p><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/415B628G46L._SL160_.jpg" style="float:right" />
もっともよく売れたのは（おそらく<a href="http://james-allen.kotono8.com/" target="_blank">ジェームズ・アレン・ネット</a>経由での）ジェームズ・アレン本だった。ちなみに、文学フリマでは「人は思考したとおりに 完全訳」を出品した（ネットでは販売していない。→<a href="http://www.kotono8.com/2009/12/05bunfree9.html" target="_blank">第九回文学フリマに出展します</a>）</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777102440/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">幸福に通じるひそやかな道</a>（松永英明訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584187967/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「意志」と「人生」の法則</a>（松永英明訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/458418819X/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">幸せと成功への扉</a>（松永英明訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584188092/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">最高にすてきな人生</a>（松永英明訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763195093/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「原因」と「結果」の法則</a>（坂本貢一訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763195557/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「原因」と「結果」の法則2</a>（坂本貢一訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763195778/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「原因」と「結果」の法則〈3〉困難を超えて</a>（坂本貢一訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763195786/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「原因」と「結果」の法則〈4〉輝かしい人生へ</a>（坂本貢一訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777100111/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「思い」が現実をつくる―なりたい未来を引き寄せる10のステップ</a>（葉月イオ訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901465848/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">運命を変える7つの学びのステージ―幸せに向かう心のレッスン</a>（葉月イオ訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569666604/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">答えはすべてあなたの中にある―なりたい自分に出会うための10章 (PHP文庫)</a>（葉月イオ訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776201623/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「問題」と「解決」の法則</a>（葉月イオ訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901465783/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">運命を変える 朝の思い 夜の気づき~心をリセットする30日~</a>（葉月イオ訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777100235/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">自分が変わればまわりが変わる―あなたの「思い」にふさわしい人生が訪れる</a>（葉月イオ訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479732970X/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">しあわせと成功の鍵　運命の開拓者 賢者の道 [ジェームズ・アレン全集01]</a>（菅靖彦訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797329718/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">セルフコントロールの奇跡　すべてのしあわせ 心のなかの成功 [ジェームズ・アレン全集02]</a>（菅靖彦訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797329726/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">心にまく種、心に咲く花　心の平安 平和の道 [ジェームズ･アレン全集03]</a>（菅靖彦訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198618488/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">大いなる不変の法則</a>（あさりみちこ訳）</li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837973957/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">ジェームズ・アレン「すべて、思いのまま!」7つの黄金法則(ゴールデンルール)―あなたの「現実」が目覚まし</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777101576/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">人生は、失敗するからうまくいく</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777100340/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">人生はすべてのことに意味がある―現実を思いどおりに変える心のルール (人生力アップシリーズ) (人生力アッ</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763196332/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">「原因」と「結果」の法則 ベーシック版</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569638295/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">30のヒント ジェームズ・アレンの成功法則</a></li>
</ul>

<h4>小悪魔ageha</h4>

<p><img src="http://www.boople.com/images/BPbookCoverImage?isbn_cd=486190305X" style="float:right" />
<a href="http://www.kotono8.com/2009/04/30ageha.html" target="_blank">「小悪魔ageha」バックナンバー全コンプリート!!［絵文録ことのは］2009/04/30</a>以来、毎号購入しているが、COMIC agehaに興味を持たれた読者が多かった模様。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486190305X/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">COMIC ageha (INFOREST MOOK)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002ADK0TQ/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">小悪魔 ageha (アゲハ) 2009年 07月号 [雑誌]</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309244653/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">ヤンキー文化論序説</a></li>
</ul>

<h4>ゲニウス・ロキ</h4>

<p><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41XFQW92GXL._SL160_.jpg" style="float:right" /><a href="http://www.kotono8.com/wiki/MMGL" target="_blank">「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索</a>というメルマガも発行しているが、地理・地誌関係についてはブログでも時々扱ってきた。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.kotono8.com/humanities/geography/" target="_blank">絵文録ことのは: 地理・地誌アーカイブ</a></li>
<li><a href="http://www.kotono8.com/humanities/geography/architecture/" target="_blank">絵文録ことのは: 都市計画・建築学アーカイブ</a></li>
</ul>

<p>これに絡んで、都市計画などに関する本が売れている。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121502280/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">美しい都市・醜い都市―現代景観論 (中公新書ラクレ)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861991811/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">軍艦島 全景</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535982309/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">サナトリウム残影―結核の百年と日本人</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4406033025/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">新版 ガイドブック松代大本営 (新日本Guide Book)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480090819/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">新編 新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166604880/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">風水講義 (文春新書)</a></li>
</ul>

<h4>健康</h4>

<p><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51VCEFYXX7L._SL160_.jpg" style="float:right" />
結核関連記事に加え、リフレクソロジーの起源についてR25で書いたことなどから、健康関連の書籍も売れている。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894228335/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">フジタマキのリフレクソロジーパーフェクトガイド―技術・理論・知識の全てがプロレベルまでしっかりわかる</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535982309/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">サナトリウム残影―結核の百年と日本人</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121016157/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">結核という文化―病の比較文化史 (中公新書)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4321317118/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">基本人体ツボ経絡図―14経</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4752910039/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">臨床経穴図</a></li>
</ul>

<h4>文章・文字・言葉</h4>

<p><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41EUrbifjEL._SL160_.jpg" style="float:right" />
日本語や文章に関する関心が高いのもこのブログの特徴といえる。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4888883599/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">日本語表記ルールブック</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582854265/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">かなづかい入門―歴史的仮名遣vs現代仮名遣 (平凡社新書)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4418092056/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">ガムテープで文字を書こう! ―話題の新書体「修悦体」をマスターして</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872334299/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">クリエーター・編集者のための引用ハンドブック (ユニ知的所有権ブックス)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4888883505/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">原稿編集ルールブック―原稿整理のポイント</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402259862X/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">中学生からの作文技術 (朝日選書)</a></li>
</ul>

<h4>ドロップシッピング</h4>

<p>ドロップシッピングについては以前に書いた「<a href="http://www.kotono8.com/2006/11/02dropshipping.html" target="_blank">1ページでわかる日本型ドロップシッピングとは（ドロップショッピングではありません）［絵文録ことのは］2006/11/02</a>」記事が今も有効なようだ。ただし、本当は「ドロップシッピングはなぜ日本で伸びきれなかったのか」という記事を書こうと考えているところ。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453404254X/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">月に100万稼げるドロップシッピング</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881665472/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">いますぐはじめる ドロップシッピング</a></li>
</ul>

<h4>フォトンベルト</h4>

<p>フォトンベルトについては、私は徹底的に否定している。2012年滅亡説には何の根拠もない。しかし、そこで自動紹介されるフォトンベルト本が売れてしまっているのは、なんとも複雑な気分である。ブログ記事で改めて、フォトンベルト、2012年滅亡説、アセンション思想の問題点についても指摘せねばなるまい。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883202666/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">フォトン・ベルトの真相―2012年12月22日のためのアセンション</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198623783/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">まもなく世界は5次元へ移行します―イベント・ホライゾン2012</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476318069X/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)</a></li>
</ul>

<h4>その他</h4>

<p><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51vFVXx%2BhUL._SL160_.jpg" style="float:right" />
その他のジャンル。新選組は私も執筆した本。ビジョメガネはメガネ好きなら購入して当然だろう。その他の本はいずれも購入していないが、面白そうである。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796637869/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">新選組の謎を斬る!―三谷版「新選組!」を徹底解析 (別冊宝島)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789734013/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">ビジョメガネ〈4〉</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063634809/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">雲の上のドラゴンなつこの漫画入門 (少年マガジンコミックス)</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000492/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく</a></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797332441/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して (SB文庫)</a></li>
</ul>

<h3>その他のグッズ</h3>

<h4>文房具・オフィス用品</h4>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000IGXNYQ/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">ゼブラ サラサ クリップ・0.5アカ P-JJ15-R</a></li>
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<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001J5PBY0/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">コクヨS&amp;T ダブルクリップ <Scel-Bo>(シェルボ) PET個箱タイプ 小・シルバー クリ-J35C</a></li>
</ul>

<h4>ホーム＆キッチン</h4>

<p><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41QSVSGHA8L._SL160_.jpg" style="float:right" />
豆乳ミキサーは、放置気味の「豆乳組」サイト経由と思われる。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007MAJSO/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">SANYO 「いきなり豆乳」 ミキサー (ホワイト) SM-KM39(W)</a></li>
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</ul>

<h4>食品＆飲料</h4>

<ul>
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</ul>

<h4>ヘルス＆ビューティー</h4>

<p>なんでこれが売れたかわからないし、私も要らないが、ニーズはあるということだろうか。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0019R7ZUQ/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">【3段組】シリコン・シークレットインソール★靴やブーツに入れるだけで身長＋3cmUP!</a></li>
</ul>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ニセ鳩山由紀夫ツイッター（twitter）事件について速報まとめ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/12/25nihonwokaeyou.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1961</id>

    <published>2009-12-25T09:40:30Z</published>
    <updated>2009-12-27T01:12:14Z</updated>

    <summary>12月25日午後、自称「鳩山由紀夫」現在地「官邸」を名乗るニセアカウント（@nihonwokaeyou）がツイッターに作られ、しばらく騒ぎになったものの、約2時間後に偽物であることが証明された。デマが広がるのも早いが、鎮火も早いというツイッターの特徴が浮かび上がった。 しかし、25日17時現在もこのニセ鳩山はニセ投稿を継続している。この事件について、時系列的にまとめておきたい（大きな変化があれば随時追記）。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="Twitter" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ウェブ社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="twitter" label="twitter" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="デマ" label="デマ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="騙り" label="騙り" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>12月25日午後、自称「鳩山由紀夫」現在地「官邸」を名乗るニセアカウント（@<a href="http://twitter.com/nihonwokaeyou" target="_blank">nihonwokaeyou</a>）がツイッターに作られ、しばらく騒ぎになったものの、約2時間後に偽物であることが証明された。デマが広がるのも早いが、鎮火も早いというツイッターの特徴が浮かび上がった。</p>

<p>しかし、25日17時現在もこのニセ鳩山はニセ投稿を継続している。この事件について、時系列的にまとめておきたい（大きな変化があれば随時追記）。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>ニセ鳩山ツイートに関する時系列</h3>

<h4>前夜</h4>

<p>12月24日夜、鳩山首相がツイッターを利用する意向だというニュースが流れた。これが、「もしかしたら本物？」という疑惑を生み出す背景となったと思われる。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009122400954" target="_blank">時事ドットコム：鳩山首相、ツイッター利用に意欲</a></li>
</ul>

<blockquote>
  <p>　政府は２４日、インターネットを通じた政府の新たな情報発信の在り方を検討する「国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループ」の初会合を首相官邸で開き、鳩山由紀夫首相が会員制登録サイト「ツイッター」を使うことについて意見交換した。</p>
  
  <p>　同グループのメンバーで、内閣参与の平田オリザ氏によると、首相はツイッター使用について「やろう、官邸は孤独なので国民の生の声を聞きたい」と意欲を示しているという。政府は今後、首相に１日１、２回投稿してもらう方向で検討する。（2009/12/24-21:35）</p>
</blockquote>

<h4>つぶやきの始まり</h4>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.kotono8.com/2009/image/sc0032.png"><img alt="ニセ鳩山由紀夫ツイッター事件" src="http://www.kotono8.com/assets_c/2009/12/sc0032-thumb-200x324-200.png" width="200" height="324" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span>
翌25日午後、@<a href="http://twitter.com/nihonwokaeyou" target="_blank">nihonwokaeyou</a>というアカウントが作成された。</p>

<blockquote>
  <p>名前 鳩山由紀夫 <br />
  現在地 官邸 <br />
  Web http://www.kantei.go.jp/ <br />
  自己紹介 鳩山です。 twitterを始めました。皆様の声を聞かせていただけると幸いです。</p>
</blockquote>

<p>最初の投稿は13時9分24秒である。以下、投稿を列挙する。なお、つぶやきの後のカッコ内は投稿時刻、その後に@なんたらと書いてある場合はニセ鳩山以外のユーザーの発言であることを示す。</p>

<ul>
<li>はじめまして鳩山です。twitterを始めました。皆様の声を聞かせていただけると幸いです。（13:09:24）</li>
<li>本物かどうかという疑問が多く寄せられていますね。こういうのは初めてなので証明するのが難しいですけど、本物です。（13:19:31）</li>
<li>昨日、インタビューで「クリスマスプレゼントは頂きましたか？」と聞かれて、普段沢山いただいていますから、と答えたのは、私なりの冗談ですが、みなさんはどうお受け止めになったでしょうか？（13:21:17）</li>
<li>官邸内の様子ですか・・・トイレを業者が掃除している間は、首相でも入れません。これ意外な官邸の豆知識だったりするのでしょうか？（13:23:10）</li>
<li>辞職はしません。政治生命をかけて、内閣総理大臣として一生懸命、国民の期待にこたえるために一生懸命頑張らせていただきます。（13:27:44）</li>
</ul>

<p>この段階で私の周辺では以下のような指摘もあった。</p>

<ul>
<li>証明は簡単。鳩山さんのオフラインの会見や公式メルマガなどでツイッターアカウントはこれと表明すればよいのだから。 RT @nihonwokaeyou: 本物かどうかという疑問が多く寄せられていますね。こういうのは初めてなので証明するのが難しいですけど、本物です。（13:24:02 @kotono8＝松永）</li>
<li>これはニセモノだろうね。文体が違うし。 RT @uchinoharuhito: 本人なのか？秘書なのか？偽者なのか？ RT @nihonwokaeyou はじめまして鳩山です。twitterを始めました。（13:25:00 @solar1964）</li>
<li>どう考えてもニセモノだと思いますけれどもね......＞ぽっぽっぽ（13:46:35 @Opi）</li>
<li>こういう芸は、ああ、本当にいいそうだなあという文章芸を期待したい。文体模写あるいはパスティーシュ。（13:52:27 @Opi）</li>
<li>笑いのセンスとしても微妙。これを書いてる人は割と若い。（13:51:15 @Opi）</li>
<li>ですますの使い方に若さを感じるのですよね。僕なら「思い」という単語入れるかなｗ　皆さんどう思います？　RT @kotono8: .@nihonwokaeyouについて、文体解析が始まりました。鳩山首相本人が書いたことが明らかな文章はあるだろうか。（13:56:01 @Opi）</li>
</ul>

<p>このような指摘も目に入らないのだろうか、ニセ鳩山はさらにツイートで飛ばしていく。</p>

<ul>
<li>エグザイロさんの髪型すごかったですね。流行の髪型なのでしょうか。（13:42:16）</li>
<li>先ほどの発言に誤りがあったようです。「エグザイロ」ではなく「エグザイル」でした。お詫びして訂正いたします。申し訳ございませんでした。（13:46:32）</li>
<li>評判がすごいですね。秘書にも始めさせようかと思いました。（14:05:51）</li>
<li>今、平田オリザさんに「桃屋のご飯ですよの三木のり平さん似ですね」って言ったところ、笑っておられました。（14:15:51）</li>
</ul>

<h4>自民党広報戦略局長、利用される</h4>

<p>ここまでの段階で、ツイッター上では「ついに鳩山がつぶやき始めた！」とRT（引用つぶやき）が続出したが、一方で「これ、本物なの？」という疑惑も急浮上していった。そこで、自民党広報戦略局長の平井たくや氏のツイッターアカウント（@hiratakuchan）に、 @Miyabi002さんが質問する。</p>

<ul>
<li>@hiratakuchan 自民党の先生き聞くのも変だと思いますが、ご本人なのでしょうか？@nihonwokaeyou（14:11:51 @Miyabi002）</li>
</ul>

<p>これに対して、平井たくや氏はこう答えた。</p>

<ul>
<li>はい、本人です。RT @Miyabi002 @hiratakuchan 自民党のや先生き聞くのも変だと思いますが、ご本人なのでしょうか？@nihonwokaeyou（14:17:00 @hiratakuchan）</li>
</ul>

<p>この回答は、平井氏は「自分は平井たくや本人です」と答えたつもりだったのだが、これがニセ鳩山に利用されてしまう。</p>

<ul>
<li>本物って証明するのは難しいと書きましたが、自民党の議員さんが証明してくれました。ありがとうございます。 http://twitter.com/hiratakuchan（14:47:24 @hiratakuchan）</li>
</ul>

<p>これについては、後に平井氏がこのようにツイートしている。</p>

<ul>
<li>オバマ大統領でもあるまいし、130人くらいの議員が呟いていますが、全て本人だと思います。鳩山総理本人の呟きも楽しみですね。また、森元総理にも始めてほしいですね。（14:55:00 @hiratakuchan）</li>
<li>悪い冗談！ RT @nihonwokaeyou 昨日、インタビューで「クリスマスプレゼントは頂きましたか？」と聞かれて、普段沢山いただいていますから、と答えたのは、私なりの冗談ですが、みなさんはどうお受け止めになったでしょうか？（14:58:26 @hiratakuchan）</li>
<li>本人は、呟く元気がないのでは?? RT @nihonwokaeyou 本物って証明するのは難しいと書きましたが、自民党の議員さんが証明してくれました。ありがとうございます。 http://twitter.com/hiratakuchan（15:00:40 @hiratakuchan）</li>
<li>ハッシュタグを見落とし、不用意なツイートで誤解を招いてしまいました。申し訳ありません。「はい、本人です。」というのは、@hiratakuchanが「平井卓也」本人であるという意味でした。http://www.hirataku.com/index.html　ごめんなさい！（16:15:47 @hiratakuchan）</li>
</ul>

<p>前半の二つのつぶやきは将来予定されている鳩山総理のツイッター開始を念頭に置いたものと読み取れるが、このコンテクストでは残念ながら「@nihonwokaeyouが本当の鳩山総理」と思わせかねない文面となっており、その後も明確に「@nihonwokaeyouはニセ者」とは書いていないため、誤解を招きかねないつぶやきとなっている。140字の字数制限は厳しいが、それだけに政治家としては発言を吟味してからツイートする必要があるといえる。（ただし、この平井氏のつぶやきが問題のあるものとはいえまい。ただ、誤解と悪用を招いてしまっただけのことである）</p>

<h4>民主党藤末議員、偽物であることを暴く</h4>

<p>民主党の藤末健三氏は実際に官邸に確認して、これが偽物であることをツイートした。</p>

<ul>
<li>官邸報道室に確認しましたが、把握されていないそうです。 RT @d6rkaiz .@fujisue すいません、この方は本物ですか？ RT @nihonwokaeyou: はじめまして鳩山です。twitterを始めました。皆様の声を聞かせていただけると幸いです。（14:49:47 @fujisue）</li>
<li>総理はこの時間取材を受けておられるので、PCに向き合えるはずないとの情報です。RT @d6rkaiz .@fujisue すいません、この方は本物ですか？ RT @nihonwokaeyou: はじめまして鳩山です。twitterを始めました。皆様の声を聞かせていただけると幸（14:57:25 @fujisue）</li>
<li>内閣広報室に確認してみます（15:05:38 @fujisue）</li>
<li>内閣官房広報官室曰く「まだ始めておりません」、これで確定でしょう（15:19:24 @fujisue）</li>
<li>twitter運営サイドにも今回の騒動の顛末をご説明完了しました。（15:29:19 @fujisue）</li>
</ul>

<p>もはや@nihonwokaeyouがニセ鳩山であることは確定した。しかし、この後もニセ鳩山の発言は続く。ただし、一部は自動ツイートの可能性もある。</p>

<ul>
<li>フォローが５０００超えてましたＮＯＷ（15:04:14）</li>
<li>フォローが６０００超えました。皆様、誠にありがとうございますＮＯＷ（15:15:15）</li>
<li>フォローが７０００超えました。皆様どうもありがとうございますＮＯＷ。（15:36:19）</li>
</ul>

<p>このアカウントが偽物であることは、ITmedia Newsの取材によっても確定した。</p>

<ul>
<li>鳩山首相を自称するTwitter（@nihonwokaeyou）について。内閣広報室に問い合わせたところ「われわれが把握していく限りでは、鳩山総理がTwitterを始めたという事実はない」とのことです。引き続き情報収集します。^IT戦士（15:13:57 @itmedia_news）</li>
<li>鳩山首相を自称するTwitterアカウントが本物かどうか、民主党の藤末議員も内閣広報室に確認されたそうです。^IT戦士　RT @fujisue　内閣官房広報官室曰く「まだ始めておりません」、これで確定でしょう（15:21:50 @itmedia_news）</li>
</ul>

<p>このITmedia NewsのツイートはRT（転載）が繰り返され、鳩山アカウントが偽物であるという情報はツイッター上で確定的に流れていく。このように、デマ情報もあっという間に広がるが、デマ打ち消し情報もそれに負けないスピードで拡散していくという状況もツイッター的であるといえる。</p>

<p>私の周辺ではこのような会話があった。デマが決定的証拠によって打ち消されるまで、2時間であった。</p>

<ul>
<li>Twitterはデマが広がるのも早いけど、疑義が入って収束するのも早いですね。（15:34:52 @birdtaka）</li>
<li>今回の場合、約2時間で収束。私文書偽造罪の可能性も指摘されつつ、自動更新くさい更新が続いてますね。 RT @birdtaka: Twitterはデマが広がるのも早いけど、疑義が入って収束するのも早いですね。（15:37:19 @kotono8）</li>
<li>ぼくもどれくらいで収束するのか、時間ばかり気にしてました。注目ポイント同じだったかも。RT @kotono8: 今回の場合、約2時間で収束。私文書偽造罪の可能性も指摘されつつ、自動更新くさい更新が続いてますね。 RT @birdtaka: Twitterはデマが広がるのも早いけど（15:39:29 @Opi）</li>
</ul>

<p>また、公式の@twinaviからもお知らせがあった。</p>

<ul>
<li>#twinavinews 【お願い】現在、鳩山首相がTwitterを開始するというニュースについて、様々な憶測が飛び交っています。twinaviアカウントから正式な情報を出しますので、他のユーザーさんへもtwinaviのフォローを勧めてください。よろしくお願いします。（14:03:24 @twinavi）</li>
<li>#twinavinews おまたせしました！鳩山首相のTwitter開始ニュースについて、Twitter側としての公式コメントです! http://twinavi.jp/posts/detail/544（15:48:28 @twinavi）</li>
<li>#twinavinews twinaviが混み合って読めない方も多いのでつぶやきでも→鳩山首相のアカウントは現在準備中で、来年からTwitterをスタートします。アカウントなどの情報はスタート後にtwinaviおよびtwinaviアカウントで紹介します。（16:18:18 @twinavi）</li>
<li>#twinavinews したがって、現時点で鳩山首相を名乗るアカウントは本物ではありませんので、ご注意ください。（16:21:28 @twinavi）</li>
</ul>

<h4>からかわれるニセ鳩山</h4>

<p>しかし、その間にもニセ鳩山は調子に乗っていく。</p>

<ul>
<li>石川遼選手とお会いして、パットを頂きました。どうしてドライバーをくださらなかったんだろう。やはり詰めが甘いからかなＮＯＷ（15:40:57）</li>
<li>先ほどの発言の中で「パット」といいましたが、正しきは「パター」でした。修正してお詫びを申し上げますＮＯＷ（15:50:00）</li>
<li>閣議では音を鳴らさないでおならをする必要があります。（15:53:58）</li>
<li>まず、左の臀部のみに体重を乗せ、次に右足を開きつつ、肛門をできるだけ開きます。みなさんの話をうなづいて聞きながら、少しずつ出していきますＮＯＷ（15:59:43）</li>
</ul>

<p>さすがにこれはまずいと思ったのか、それとも最初からの計画だったのか、おなら関係の投稿は削除された。ただし、twilog経由でここまでのツイッター投稿の魚拓をとっておいたので、こちらを参照のこと→<a href="http://megalodon.jp/2009-1225-1600-57/twilog.org/nihonwokaeyou" target="_blank">(cache) 鳩山由紀夫(@nihonwokaeyou) - Twilog</a></p>

<ul>
<li>先ほど、不適切な内容を秘書が書き込んだようです。お詫びを申し上げます。辞任の声もあるようですが、私といたしましては、皆様のお叱りの声を受け止め、政治に反映していく考えでございます。（16:16:18）</li>
</ul>

<p>その後は、有名人とのやりとりへと方向転換していく。</p>

<p>まず返答を得たのが、「たかじんのそこまでやって委員会」スタッフによる「たかじんのそこまでつぶやいて委員会」（@iinkai）だった。</p>

<ul>
<li>@nihonwokaeyou 記者クラブに加盟してませんが、フォローさせていただいても良いでしょうか？（16:44:46 @iinkai）</li>
</ul>

<p>これに対するニセ鳩山の反応は非常に素早い。わずか一分半後、しかも大量の言及がある中からこのテレビ番組スタッフの申し出をピックアップしての回答である。</p>

<ul>
<li>@iinkai どうぞよろしくおねがいいたします。（16:46:15）</li>
</ul>

<p>ただ、どうやら委員会スタッフは全部わかっていてやっているようである。以下の投稿でwwwという笑いを含めていることからもわかる。</p>

<ul>
<li>@shintkt 本物よりギャグセンスはありそうじゃない？ これからの時代、もう総理はフリーウェアってことにしたらどうかな。（16:48:44 @iinkai）</li>
<li>@nihonwokaeyou 総理リアクション早ッ!! もしかしてけっこうヒマ？？(^_^;)
（16:52:06 @iinkai）</li>
<li>@SOH03 え!!！Σ（￣ロ￣lll)　ホンモノじゃないの!?www（16:56:35 @iinkai）</li>
<li>@shintkt 『総理の勢いが止まらない』www　いいセリフだなあ(^_^) なんか独裁政権っぽいwww（17:03:05 @iinkai）</li>
</ul>

<p>たかじんの番組スタッフとのやりとりはこれで終わり、今度は、まさに同日夕方につぶやき始めた孫正義氏のつぶやき（@masason）へのツッコミである。</p>

<ul>
<li>孫正義様へ。「豊か」が正しいのではないでしょうか。 RT @masason 21世紀の人々のライフスタイルをもっと豊で楽しいものにしたいと思います。（17:04:18）</li>
</ul>

<p>当然というか何というか、孫正義氏からの返答はなかった。</p>

<p>この間、藤末健三氏がスポーツ新聞の取材を受ける。明日の新聞には載るだろう。</p>

<ul>
<li>総理なりすましについてスポーツ新聞の取材！ http://twitpic.com/v41nj（17:02:17 @fujisue）</li>
</ul>

<p>しかし、ニセ鳩山はのんきなものである。</p>

<ul>
<li>フォローが８０００を超えました。ありがとうございますＮＯＷ（17:08:22）</li>
</ul>

<p>ここに参入したのが、ツイッター歌手としても名を挙げた天然系の広瀬香美である。</p>

<ul>
<li>@nihonwokaeyou 鳩ちゃぁ～～ん！こんにちは。歌手の広瀬香美と申します！フォローしていただき嬉しいです。ありがとうございます。私、そこそこ有名な歌手なんですよ。今度一緒にカラオケ行きませんか。鳩ちゃんは、オンチですか？興味津津です！（微笑）（17:17:27 @kohmi）</li>
</ul>

<p>これに対して、ニセ鳩山はうっかり返答してしまう。</p>

<ul>
<li>妻とコラボレーションはいかがでしょうか。 RT @kohmi @nihonwokaeyou 鳩ちゃぁ～～ん！こんにちは。歌手の広瀬香美と申します！フォローしていただき嬉しいです。ありがとうございます。私、そこそこ有名な歌手なんですよ。今度一緒にカラオケ行きませんか。鳩ちゃんは、オ（17:21:32）</li>
</ul>

<p>広瀬香美はやはり上手だった。</p>

<ul>
<li>やっだ～～～やっぱり偽物だぁ～～！ぎゃぁ～～あははは～～よろしくお願いしますねーーがんばってくださーい！　RT @nihonwokaeyou: 妻とコラボレーションはいかがでしょうか。 RT @kohmi @nihonwokaeyou 鳩ちゃぁ～～ん！（17:25:52 @kohmi）</li>
</ul>

<p>だが、偽物は全然懲りていないようである。</p>

<ul>
<li>@kohmi Ｈａｒｖｅｓｔよく聞いております。ファンです。よろしければフォローして下されば幸いです。（17:32:13）</li>
</ul>

<p>広瀬香美はあっさりと受け流す。</p>

<ul>
<li>ということで朝から私のTLでは、お友達のみなさんから、「鳩山さん、本物か偽物か、確かめてほしい」的、発言多し、のため、只今ちょいと絡んでみましたが、「ん？」な、感じと受け止めました～お仕事もどりまぁ～～す！（微笑）（17:34:39 @kohmi）</li>
</ul>

<p>このような流れの後で、ニセ鳩山はしばらく休憩を取ることにしたようだ。</p>

<ul>
<li>次の鳩山ツイートは18：30分です。～首相官邸～（17:46:09）</li>
</ul>

<p>このまとめは、このツイートの後の「休憩時間」中に最初のまとめを行なっている。</p>

<h3>犯人と濡れ衣</h3>

<h4>犯罪としての可能性</h4>

<p>この犯人がどのような人物なのかは判明していないが、@shiwaken氏などの指摘によれば、現在地「官邸」や官邸のURLを掲載していることは、名義を騙っているということになり、犯罪を構成する可能性があるとのことである。名義を騙るということは私文書偽造で法益侵害、事実無根だろうと真実だろうと「社会的地位を低下させること」を書けば名誉棄損、その他に公務執行妨害や業務妨害の線も考えられるという。</p>

<p>接続IPログなどから、犯人が突き止められるのは間もないことだろう。</p>

<h4>「第一発見者」えがちゃんは無実</h4>

<p>この間、「犯人」と名指しされたのが、非モテSNSなどを運営しているえがちゃんこと永上裕之さん(@egachan) である。その理由は、ニセ鳩山のツイートを最初にRTし、最初にはてなブックマークしたのが永上さんだからというものであった。</p>

<ul>
<li>例の鳩山由規夫氏のアカウントは http://bit.ly/4BesSG や http://bit.ly/7yJQs3 を見るかぎり、永上裕之という人物が作成した鳩山氏を騙った偽物のアカウントです。（13:39:11 @ykzts）</li>
<li>あまり作成者を調子に乗らせるべきではないので、当該アカウントへの、フォローも、リプライも、RTもひかえるべきだと思います。（13:39:34 @ykzts）</li>
<li>いちおう言いますけど、断定はできませんので、作成者と思われる人に呪詛の言葉を吐くのはまだ自粛しましょうね。（13:48:36 @ykzts）</li>
<li>http://bit.ly/6QL7C1 現在は消えてしまっていますが、 id:hiroyukiegami というidを持つ人物が一番最初にブックマークをおこなっていました。（14:01:45 @ykzts）</li>
<li>とりあえず、私は永上さんが疑わしいな、としか思っていませんよ。確実に永上さんである、とは思っていません。（16:16:19 @ykzts）</li>
<li>先走って断定した言葉で書いてしまったものだけが多くの人にRTされてしまったので、そう思われてもしかたがないのでしょうが。（16:16:46 @ykzts）</li>
<li>これが免罪符になるとは思いませんがね。（16:17:49 @ykzts）</li>
<li>疑わしきは罰せずは真だと思う。だけど疑わしきは追及せずはどう考えても間違っている。（16:54:53 @ykzts）</li>
</ul>

<p>しかし、私と相互フォロー状態にある永上さんは、明確にこれを否定している。</p>

<ul>
<li>@nadegata おぉ！アカウントは僕作ってませんしノータッチですよ！（15:33:23 @egachan）</li>
<li>@Chihaya_Sta 本件に関してなぜ疑われてるのかわからないですが、おいらはただただ面白い記事をみつけたのでRTしただけです。（15:58:43 @egachan）</li>
<li>@kogure 真実が判明され安心されました！なぜか、疑われていました＾＾；（16:26:45 @egachan）</li>
<li>@kogure なるほどｗｗｗｗいや、本当に違うんですよねｗにせアメーバなうみたくやるなら名前だして堂々とやりますからねｗ（16:42:24 @egachan）</li>
<li>@kogure ちょっと、記憶になりのですがもしかしたら自動RTかもしれませんね。。。はい。。。（16:52:33 @egachan）</li>
<li>@kogure 今回みたいな事件につながるので気をつけてウォッチしないとなと反省してます！（17:07:15 @egachan）</li>
</ul>

<p>確かに、「にせアメーバなう」事件で世を騒がせた永上さんなら、明確に「にせ鳩山由紀夫」などという名義でやることはあっても、本物を騙るような下手なマネはしないだろう。</p>

<p>とりいそぎ、以上、25日18時30分現在までのまとめである。まとめている間に、ニセ鳩山が新しいツイートを行なったが、大きな進展はないようなのでこれで一旦締めておく。追記があれば以下に行なうが、確実に追記できるかどうかはわからないので、ご了承いただきたい。</p>

<ul>
<li>これから会見です。皆様よろしくお願い申し上げます。先ほど、１８：30とお伝えいたしましたが、予定を切り上げてツイートさせていただきましたＮＯＷ（18:22:53）</li>
</ul>

<h3>追記（12/26 01:25）片山さつき、そして犯人電話インタビュー</h3>

<p>再開後もニセ鳩山には特に内容のある更新はなかったのだが、</p>

<ul>
<li>フォロー９０００人を超えました。皆様ありがとうございますＮＯＷ（19:19:19）</li>
</ul>

<p>片山さつき前衆院議員が絡んでしまっていた。</p>

<ul>
<li>@nihonwokaeyou 片山さつきです！ぜひフォローしてください！為政者は色々な意見に耳を傾けるのがご器量！（19:42:24 @katayama_s）</li>
</ul>

<p>これに対して、開き直ったニセ鳩山がコメントを返している。</p>

<ul>
<li>偽物と呼ばれている私でよろしければ、お願いいたします。お互いに頑張りましょう。 RT @nihonwokaeyou 片山さつきです！ぜひフォローしてください！為政者は色々な意見に耳を傾けるのがご器量！（19:44:34）</li>
</ul>

<p>その後は、どうにもつまらないツイートで締めくくられている。このニセ鳩山には壊滅的にギャグセンスがない。これが面白いという人は、箸が転がっても笑える人ではないかと思える。</p>

<ul>
<li>先ほど平田オリザさんから早口言葉を教えていただきました「生長嶋間が長い、生長嶋間が長い、生長嶋間が長い」大変難しいですね。会見や演説の練習になるとのことです。皆様もお試しください。本日の鳩山ツイートは以上です。お付き合いくださりありがとうございます。（20:27:28）</li>
<li>すっかり忘れていましたが、最後に一言言わせてください。本日この大切な日に、私にお時間を割いていただいた、全ての、マスコミ各社、政治家の皆様、そして国民の皆様、ツイッテルをしている皆様へ。メリークリスマスＮＯＷ（20:41:26）</li>
<li>先ほどのツイートの中で、「ツイッテル」と表記しましたが、正しくは「ツイッター」です。皆様もお間違えのないようよろしくお願いいたします。私といたしましては、ずっと「ツイッテル」だと思い込んできた経緯があります。周りにも訂正されませんでした。ので今後も「ツイッテル」で通しますＮＯＷ。（21:02:54）</li>
</ul>

<p>さて、日付が変わって12月26日、片山さつき氏は同じくtwitter上で弁明を行なっている。</p>

<ul>
<li>みなさん、ご心配かけました？！官邸が来年からツイッターを始める、と発表したようなので、早手回しにダミーが出たのかな、とフォロ－しました。それからアゴラの原稿を書いて、これが結構時間かって、「ツイッター見てから寝よう」、と思ったら（笑）なりすましさんも、面白そうな人じゃないですか。（00:15:22 @katayama_s）</li>
<li>@hirohito_wada 　まあ、そんなにご心配いただいちゃって、。偽物につぶやきも面白いかもしれませんよ！（00:19:55 @katayama_s）</li>
<li>@K0da1 私は本物ですよ！、（00:25:49 @katayama_s）</li>
<li>それにしても、ハトさんをフォロ－していた数時間？で、私のフォロワー、２００人以上増えましたが、一応みなさんのご意見踏まえてさっき解除させていただきました。来年のスタート時が楽しみですね。 ちて（00:30:34 @katayama_s）</li>
<li>@hidepon_mory はい、半分言い訳です。ごめんなさい！（00:32:15 @katayama_s）</li>
</ul>

<p>このいい加減で中途半端ななりすまし（くだらない壊滅的なギャグセンスの持ち主）に対して「面白そうな人」と持ち上げるのは、評論家として（あるいは政治の専門家として）いかがなものだろうか。</p>

<p>さて、この事件はニュースにもなった。現時点では産経新聞がこの件について報じている。</p>

<ul>
<li><a href="http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091225/plc0912251723011-n1.htm" target="\_blank">鳩山首相のなりすましツイッター登場　「辞職しません」とつぶやき - MSN産経ニュース</a>（2009.12.25 17:21）</li>
<li><a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000584-san-pol" target="\_blank">ツイッターに首相のなりすまし　対抗措置で"本家"スタートへ　（産経新聞） - Yahoo!ニュース</a>（12月25日17時33分）</li>
</ul>

<p>本文は同じ記事なのだが、タイトルが微妙に違う。Yahoo!ニュースの方のタイトルでは、「首相のなりすましが登場したので対抗措置で本家がスタートした」と読める。しかし、実際にはこのブログ記事でまとめたとおり、首相が24日に「ツイッターを始める」と発言したことを受けてなりすましが登場したのである。事実とは正反対だ。これは完全に、見出し付けのミスであり、誤報に近い。</p>

<p>そして最終的に、2009.12.25 21:50:21のガジェット通信に、ついにこのなりすましが登場した。</p>

<ul>
<li><a href="http://getnews.jp/archives/42284" target="\_blank">鳩山由紀夫の偽者にインタビュー！「悪意はない。楽しくやれればと思った」 - ガジェット通信</a></li>
</ul>

<p>ガジェット通信には珍しく、電話取材もしている真っ当な記事である。これによると、なりすましをやっていたのは<a href="http://twitter.com/meganeou" target="\_blank">メガネ王 (meganeou)</a>。twitterでの自己紹介では「非モテSNSの１USERとして遊んでいたメガネ王が、WEBﾃﾞｨﾚｸﾀｰ､ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽ等、ﾈｯﾄ上でﾜｯｻﾜｻ動く様を報告していきます。」と書かれている。</p>

<blockquote>
  <p>当編集部の電話取材に対してメガネ王氏は「悪意はなかった。みんなが楽しんでくれればいいと思った。楽しくやれればいいと思っただけなので、いつ本当のこと（自分が偽者であること）を言おうか迷っていた。こんな騒動になるとは思わなかった」とコメントしている。彼は鳩山首相や民主党に対しても悪意はないとしていたが、多くの人たちが困惑したのは事実。偽者はやめていただきたいものである。</p>
</blockquote>

<p>ところで、記事中では「ソーシャルワーキングサービス『非モテSNS』のスタッフ "メガネ王" 氏。」と書かれている。一方、ニセ鳩山アカウントの「犯人」とも名指しされた（上記参照）永上さん（えがちゃん＝非モテSNS管理人）は、</p>

<ul>
<li>鳩山アカウントの犯人が見つかったとのこと。え？犯人非モテSNSのスタッフなの・・・？これはやばいな・・・。　鳩山由紀夫の偽者にインタビュー！「悪意はない。楽しくやれればと思った」　http://getnews.jp/archives/42284（01:34:04 @egachan）</li>
</ul>

<p>と述べている。今まで氏のツイートをフォローしてきた経験からすると、永上さんは本気で焦っているように思う（とぼけているのではないと私は思う）。そこでツイッター上で「永上さんは全然知らなかったんですか」と尋ねてみたところ、</p>

<ul>
<li>@kotono8 スタッフチャットで「絶対にせ鳩山アカウントとか出てくるだろうね～ｗ」という発言はおいらがしてたのですが、まさか身内がやっているとは思いませんでした。ちょっと今後の対応もかんがえようと思います。（01:47:34 @egachan）</li>
</ul>

<p>との回答であった。私としては、えがちゃんは記事が出るまでまったく犯人を知らず、素で驚いていると受け取りたい（擁護というわけではなく、「にせアメーバなう」のやり方や普段のツイートの傾向から、永上さんはそういうところで嘘をつくタイプではないと思うからである）。また、永上さんがスタッフに「やらせた」という疑惑についても、本人が「いや、おいらが指示したわけじゃないっすよｗ」とツイートしている。えがちゃんの責任を問う声もあるようだが、私としては直接の責任はなく、あるとすればスタッフの管理・教育上の責任ではないかと考える。</p>

<p>残る疑問としては「ガジェット通信はどうやってメガネ王氏にたどりついたのか」という点である。これについては「メガネ王氏がガジェット通信の関係者に自らたれ込んだ」可能性が考えられるが、現時点では憶測でしかない。</p>

<p>ともあれ、ここまで追跡してみて、私としてはニセ鳩山のセンスのなさに非常に残念な思いである。ギャグとしても完成度は低いし、なりすましとしても全然似せられていなかった。安易すぎる下ネタも禁じ手だ。なにより、ギャグならギャグで「偽物」とわかるように明記しておかねば、それこそ犯罪を構成しかねない。「にせアメーバなう」が最初から「にせです、やってるのはえがちゃんです」というスタンスだったのは、アメーバなう関係者があまり喜ばないにしろ、責任の所在もはっきりしている。悪意がないなら、それを示すためにきちんと予防線を張っておくべきなのだ。</p>

<p>かつて存在した「<a href="http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/kantei/pkantei.html" target="\_blank">ニセ首相官邸ホームページ</a>」の完成度の高さと比べてみても、今回は「残念」感に溢れる結果となっている。とりあえず、たまたま休みでリアルタイムに追いかけられたためにこのように事件の経緯をまとめることとなったが、何というかがっかり感が強い。</p>

<h3>追記2（12/26 08:50）ニセ鳩山のコメント</h3>

<p>ニセ鳩山であったメガネ王氏自身の、この件についてのコメントが出た。本人の弁によれば、「非モテ」のクリスマスの手すさびが思いもかけない大騒動になってしまった、というところだろうか。</p>

<ul>
<li><a href="http://blog.livedoor.jp/meganeou/archives/2082083.html" target="_blank">クリスマス一日を使って、鳩山ツイートをした経緯や感想など。 : メガネ王のblog：ぬくもり、時々、晴れ。</a></li>
</ul>

<h3>追記3（12/27 09:30）</h3>

<p>12月26日のニセ鳩山ツイート。</p>

<ul>
<li>変身してもよろしいでしょうか？（15:17:24）</li>
<li>みんなでやろうぜ！ツイッテル！（15:34:09）</li>
<li>フォローが３００人減りましたＮＯＷ（17:05:28）</li>
<li>ダイレクトメッセージが０なのですが、これはどうやれば増えるのでしょうか？（17:26:48）</li>
<li>だ～れ～を～フォロ～し～よ～お～か～ＮＯＷ（17:32:53）</li>
<li>皆様、一生懸命がんばったのですが・・・全員を一度にフォローしきれませんので、閣議に戻ってもよろしいでしょうか。（18:19:51）</li>
</ul>

<p>そして12月27日の日本時間午前9時ごろ、ついにtwitter運営によるSuspended（アカウント停止）が行なわれた。</p>

<blockquote>
  <p>Hold up! <br />
  Sorry, the profile you were trying to view has been suspended due to strange activity.</p>
</blockquote>

<p>「あなたが見ようとしているこのプロフィールは、変な行動をしたので停止されました」。twitterが公式に、ニセ鳩山を封じたのである。</p>

<p>一方、@meganeouでもほぼ同時にツイートがあった。</p>

<ul>
<li>鳩山由紀夫首相御本人を始め、多くの関係者の方々、ユーザーの皆様に、ご迷惑をおかけしたことを心からお詫びいたします。本当に申し訳ございませんでした。（09:02:28 @meganeou）</li>
</ul>

<p>今後、メガネ王氏に対する何らかの司法的な動きや、なりすましに対する規約的・法的な対処がなされる可能性はあるが、これをもってニセ鳩山ツイッター騒動はひとまずの終結といえよう。</p>

<p>（10:09追記）メガネ王氏はブログでも謝罪を表明した。</p>

<ul>
<li><a href="http://blog.livedoor.jp/meganeou/archives/2086363.html" target="_blank">申し訳ございませんでした。 : メガネ王のblog：ぬくもり、時々、晴れ。</a></li>
</ul>

<h4>補記</h4>

<p>わたしは、不用意に誰かに「疑惑」をかけ、それをウェブ上で「追及」し、「違うのならば本人が証明せよ」と主張することは、暴力であると考える。その疑惑が真実であろうと事実無根の思いこみであろうと、疑惑をネット上で表明した瞬間にその疑惑を信じる人が現われ、あるいはそういう「悪い噂のある人」と認識される。これはすなわち、その人の評価を下げる行為であるから、名誉棄損罪を構成しうる。また、事実無根のことを疑われる精神的ストレスは極めて大きい。疑うのは簡単だし、疑いを表明するのも簡単だが、その疑いを晴らすのは難しい。決定的な証拠をもってしても、疑い続ける人はいる。だから、わたしは不用意な疑惑をかけたくはない。</p>

<p>もし疑問があるなら、失礼のない範囲、ストレスのかからない範囲で本人に（できるだけ非公開の）ツールで尋ねるべきだろう。それ以外のやり方で、こいつは共犯だとか犯人はこいつの可能性があるといったことを言いふらすのは、その対象への暴力に当たる。「疑わしきは追及せずは間違っている」というなら、本人に問いただせばいい。それができないなら単なる悪口だ。やっていない人を疑うというような「言論による暴力」を振るうくらいなら、わたしは、関与した可能性のある人を無実と思いこまされて騙される方がまだマシだ。</p>

<p>そして、わたしは誰かの悪事を「追及」する権利だとか、ましてや「裁く」権利は持っていない。それは警察や検察や裁判所の仕事である。</p>

<h4>補記2</h4>

<p>ニセ鳩山のフォロワーが1万人に達したことをもって「1万人が騙された」と考えるのは間違いである。その中には「話題になっているのでフォローした」「検証するためにフォローした」「疑わしいのでウォッチするためにフォローした」「よく考えずにフォローした」といった人たちがかなり含まれるだろうからである。</p>

<p>フォローは賛同でもなければ本物認定でもない。フォローするという行為自体は、その人の発言を自分のタイムライン上に載せるというだけの作業であって、それ以外の価値判断を含まない（自分のタイムラインで見たくない場合はアンフォローするが、それ以上の意味はないといえる）。</p>

<p>逆に言えば、フォロワーが多ければ本物というような判断はしてはならないということだ。別のオフィシャルな手段（オンライン・オフラインどちらでもよい）において告知されているか否かがポイントとなる。</p>

<p>情報管理という点においては、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/take-it/20091226/p1" target="_blank">Twitterのニセ鳩山に見る情報の危機管理について - てきとーに、てきとーに。</a>」は非常によいエントリーだと思う。ある程度公的な立場でTwitterで情報発信しようと考える企業や政治家、あるいはアーティストの事務所などは、この記事に書かれている内容を検討する必要がある。</p>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第九回文学フリマ参加報告（S-3） #bunfree </title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/12/07bunfree.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1960</id>

    <published>2009-12-07T13:29:19Z</published>
    <updated>2010-01-05T00:35:07Z</updated>

    <summary>2009年12月6日に開催された第九回文学フリマに参加してきました。2006年の第五回に参加してからまる3年ぶり2回目の出品となります。 前回はただ本を作って展示しに行くといったニュアンスが強かったのですが、今回はいくつかの企画にも加わったり、会場を回ってみたりする時間も取ってみたりして、イベント自体を楽しむ方向で参加してみました。 結果としては、販売数は大してありませんが、売った分以上に購入してしまったり、お隣ブースの方と仲良くなったりして、終わった直後に「次回はもっとやるぞ」という思いが湧いてきたのでした。これはよいイベントですね。 というわけで、文学フリマの準備から、購入したモノリスト一覧まで。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="作ってみた" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="創作活動" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="執筆・書き方・文章" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="編集・出版" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="文学フリマ" label="文学フリマ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>2009年12月6日に開催された第九回文学フリマに参加してきました。2006年の第五回に参加してからまる3年ぶり2回目の出品となります。</p>

<p>前回はただ本を作って展示しに行くといったニュアンスが強かったのですが、今回はいくつかの企画にも加わったり、会場を回ってみたりする時間も取ってみたりして、イベント自体を楽しむ方向で参加してみました。</p>

<p>結果としては、販売数は大してありませんが、売った分以上に購入してしまったり、お隣ブースの方と仲良くなったりして、終わった直後に「次回はもっとやるぞ」という思いが湧いてきたのでした。これはよいイベントですね。</p>

<p>というわけで、文学フリマの準備から、購入したモノリスト一覧まで。</p>
]]>
        <![CDATA[<p>ほかの参加者の方の感想などはこちらにトラックバックが集まってます→<a href="http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20091206" target="_blank">第九回文学フリマ開催！　感想を書いた方のトラックバック募集！ - 文学フリマ事務局通信</a></p>

<h3>制作</h3>

<p>出品物についての解説はこちら→<a href="http://www.kotono8.com/2009/12/05bunfree9.html" target="_blank">第九回文学フリマに出展します（S-3）【告知】［絵文録ことのは］2009/12/05</a></p>

<p>軍艦島が表紙のゲニウス・ロキ2010卓上カレンダーは、デザインテンプレートが公開されていて価格も安い<a href="http://www.insatsuomakase.com/" target="_blank">印刷おまかせ.com</a>を選んだ。今年は仕事でカレンダーを4つほど作成したのだが、カレンダーで面倒なのは「コマ」と呼ばれる日付データである。毎年日付と曜日と祝日は変わるので、このデータを一から作るとなると大変な労力になる。そこで、自作カレンダーではこのコマデータがあるかないかは非常に大きな要素となる。</p>

<p>カレンダーはイベントの数日前に到着した。同じ写真でも、画面で見るのと印刷されたものを見るのでは全然印象が違う。これは今回売り切るのではなく、いろいろ配布用にも使えるかと思って作成した。</p>

<p>新刊アレン本は前回の売れ方から推測して50部のみ印刷。印刷所は文学フリマ公式サイトから「イベント支援あり」と書かれていた「<a href="http://www.eikou.com/" target="_blank">同人誌印刷 栄光</a>」さんを選んだ。申し込みが間に合わず、イベント支援の割引は使えなかったが、オンデマンド印刷少部数の小説パックが非常に安い。</p>

<p>今回初めて「イベント会場直接搬入」をしてもらうことにした。当日行ってみないとモノが手に入らないというのは少々不安だが、持って行く重さなどを考えると便利な仕組みである。</p>

<h3>準備</h3>

<p>POP用のグッズなどは、数日前にハンズで購入。</p>

<p><a href="http://8p.dip.jp/" target="_blank">8p Orihon Maker - PDFで誰でもかんたんに折本が作れるウェブサービス</a>を利用して、一冊分のデータを作成した。これは「折り本と交換、または10円」という仕組みの格安本として売ることにする。内容は「「正しさ」についての草稿」。当日の朝にコンビニでコピーし、会場で折ることにした。</p>

<p>A4サイズでコンビニコピーすれば1冊あたり10円で増刷できる......と思ったら、A3で2枚コピーして切ればいいことに気付いた。しかし、100冊分もコピーしたので完全に赤字である。この辺は道楽のための出費と割り切っている。</p>

<p>また、A4サイズに4枚分納まるように無料配布フライヤー（カラー）をプリントアウトして、これをさらにA3サイズでカラーコピー（1枚80円だからフライヤーA6サイズ1枚が10円の勘定）。これも会場で切ることにした。</p>

<p>カレンダーと、前回参加時に作成した天海本をスーツケースに詰め込んで出かける。コンビニでコピーをし、1リットルの「からだ巡茶」とおにぎりを買って行く。</p>

<h3>会場にて</h3>

<p>ちょっと遅れるかと思ったが、10時すぎに会場に到着。関係者入場の列に並ぶ。席に向かうと、テーブルの下にちゃんとアレン本（の段ボール箱）が到着していて感激した。</p>

<p>もう少し派手にしてもよかったかと思うが、開始直前のテーブルの状態をケータイで撮影したのがこんな感じ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマブース写真" src="http://www.kotono8.com/2009/image/bunfree2009f.jpg" width="600" height="647" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>あとでカレンダーの中身を広げたりもしたけれど。もう少しポップとか凝ってもよかったかもしれない。次回はヴィレヴァン風ポップとか作って遊ぼう。</p>

<p>一般開場直前にA1ブースに行って「8p折り本」のお礼などをした。折り本は興味を惹くためのグッズとして、無料のフライヤーよりも効果が高いかもしれない。むしろ、フリーペーパーとして折り本を提供するのがよさそうな気がした。</p>

<p>右隣S-2「トルタ」さんのところは大盛況で、4メートルの年表とか、紙バッグとかが楽しい。ツイッターで「@chorock:トルタの袋入りのを買うと 可愛くてべんり 買ったのぼんぼん入れられるから #bunfree（3:18 PM Dec 6th）」というつぶやきがあったので、ケータイでこれを見せてあげたらずいぶん喜ばれた。次回は絶対にバッグも出展することに決めた。</p>

<p>左隣S-4「ロスジェネ」＆「フリーターズフリー」さんはちょっと遅れて到着。なかなか賑やかなブースになっており、楽しく過ごすことができた。</p>

<p>売り上げ的には新刊・カレンダー・旧刊の三点合わせて30点くらいという感じであるが、カレンダーで廃墟話が盛り上がったりするのが楽しかった。お買い上げいただいた皆さま、ありがとうございました。そして、購入はしなくても、立ち止まって手に取っていただいた皆さま、ありがとうございました。売り上げよりも、興味を持っていただけたことが嬉しい。</p>

<h3>戦利品</h3>

<p>途中で3回ほど、人通りが少なくなった時間を見計らって、10～15分間離席し、あちこち見て回った。といってもじっくり回る余裕もなく、ほとんど近場の評論系ブースを回っただけで、なかなか創作系のところはじっくり見られなかったのが残念だ。特にモエリロンさんや西瓜鯨油社さんとお話する余裕もなかったのが残念。R-11の終りの会にも寄れなかった。</p>

<p>今回の戦利品（購入品・交換品）を写真にとってみた（折り本除く）。行けたブースは少ないが、気に入ったらいきなり「一通り全部」という大人買いをしたので、点数は多い。なお、今回は簡単な紹介にとどめる。だって次回、また『本当はこの文章系同人がすごい』企画やるんでしょ？ネタは小出しにしないと。以下、写真撮影の都合上、大体サイズの近い本の順（事実上の順不同）。写真の縮尺はだいたい同比率のはず。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマ購入品1" src="http://www.kotono8.com/2009/image/bunfree2009a.jpg" width="533" height="561" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<ul>
<li>T-12:studio zero／<a href="http://www002.upp.so-net.ne.jp/sohtensya/" target="_blank">蒼天社</a>――『まぐま』Vol.16「ホラーのスピリチュアル～都市伝説からスピリチュアルへ」、『まぐま』Vol.17「マンガの不文律～マンガの既知と暗黙知」、「まぐまex　マンガのアプレゲール」、「まぐまEX2　怪獣文化とウルトラマン」の4冊。テーマが興味深くてまとめ買い。</li>
<li>S-13:<a href="http://kkitt.jp/pi.htm" target="_blank">KKITT出版部</a>――『同人作家のためのフォントの本』1～3、「デジタル組見本帳 Ver.0.10」（CD-ROM）をまとめ買い。フォント見てるだけでにやける自分としてはマストアイテム。</li>
<li>J-1:<a href="http://teambnkr.blogspot.com/" target="_blank">bnkr</a>――『bnkr（ボンクラ）』Vol2。キンドル版も出しているというのがよかった。</li>
<li>T-6:<a href="http://khuriltai.readymade.jp/top/" target="_blank">奇刊クリルタイ</a>――<a href="http://d.hatena.ne.jp/ibuse/20091206/1259780256" target="_blank">「新刊レビューで文フリの売り上げアップごっこ」</a>でも絡みがあったので買いに行った。『奇刊クリルタイ』Vol.3.0「論壇プロレス：脱オタ／中二病と世代論」、Vol.4.0「非モテ、イズ、デッド!?」呼び込みが気合い入ってた。</li>
<li>U-4:<a href="http://d.hatena.ne.jp/kumaXX/" target="_blank">くまくま</a>――かに温泉『まんがで何がわかるの？～学習まんがの本～』、『韓国アニメの世界』（改訂第二版）。学習マンガというテーマに惹かれて購入。ここの展示レイアウトはよかった（棚が作られていた）。</li>
</ul>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマ購入品2" src="http://www.kotono8.com/2009/image/bunfree2009b.jpg" width="600" height="515" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<ul>
<li>U-3:<a href="http://sou4444.web.fc2.com/" target="_blank">フリースタイルなお別れざっし　葬</a>――『葬』第一号「お葬式DIY やってみようよ区民葬／喪服の基本と着ヤセ塾／超簡単！プチ祭壇づくり」、第二号「あなたは大丈夫？お式直前！ダンドリチェック／妄想葬儀 その妄想、真面目に見積もります。／毎度ハカバカしいお笑いを！」、第三号「そのとき動ける飼い主になる！ペット葬の真実」、マタンゴ「女の手淫考 創刊号」。テーマを見た瞬間に衝動買い。タナトスとエロスが同居。</li>
<li>『<a href="http://d.hatena.ne.jp/ibuse/20091206" target="_blank">本当はこの文章系同人がすごい</a>』。寄稿したので一部もらった。この企画、次回以降も続けるべし。全力で協力します。</li>
<li>V-1:<a href="http://d.hatena.ne.jp/bookreviewking/" target="_blank">書評王の島</a>――『書評王の島』Vol.1「41人の島、41冊の本」、Vol.2「38人の島、38冊の本」、Vol.3「あなたの知らない原稿料の世界2010／42人の王、42冊の本」。豊崎さんのサインもいただきました。</li>
<li>S-4:<a href="http://losgene.org/" target="_blank">超左翼マガジン『ロスジェネ』</a>＆<a href="http://www.freetersfree.org/" target="_blank">Freeter's Free</a>――お隣ブース。『エロスジェネ』第3号「資本主義に、愛はあるのか？」、『フリーターズフリー』Vol.02。エロスジェネの責任編集の増山麗奈さんに、似顔絵つきサインもいただきました。</li>
<li>R-2:<a href="http://d.hatena.ne.jp/sofurama/" target="_blank">ソフラマ</a>――『ソフラマ！』vol.03「青い鳥文庫のような小説 座談会」、vol.04「二〇〇〇／ゼロ年代ライトノベル特集」。</li>
<li>T-3:<a href="http://pmixture.web.fc2.com/" target="_blank">フィロソフィア</a>――『フィロソフィア』第二号「特集：自由について」、フィロソフィア2009年冬号補遺。</li>
<li>V-6:<a href="http://d.hatena.ne.jp/shiritori110/" target="_blank">山陰大学しりとり研究会</a>――『TETSUYA』。「新刊レビューで文フリの売り上げアップごっこ」仲間ということで、一冊ずつ交換。</li>
</ul>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマ購入品3" src="http://www.kotono8.com/2009/image/bunfree2009c.jpg" width="571" height="576" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<ul>
<li>R-3:<a href="http://d.hatena.ne.jp/sayuk/" target="_blank">close/cross</a> - <a href="http://www.girlscomic.net/" target="_blank">Girls' Comic At Our Best!</a>――『Girls' Comic At Our Best!』Vol.1、vol.2「特集：水城せとな『放課後保健室』」、vol.03「特集：岩本ナオ」、Vol.04「特集：麻生みこと『天然素材でいこう。』」、増刊『GCAOB! petit』。お向かいさん。</li>
<li>S-1:<a href="http://blog.goo.ne.jp/seibun2007" target="_blank">青年文化ゼミ</a>――『文化と表現』Vol.1、Vol.2、Vol.3、Vol.4、Vol.5「書評『ナショナリズムの由来』（大澤真幸著）」。</li>
<li>J-13:<a href="http://d.hatena.ne.jp/tatesemi/" target="_blank">近江舞子</a>――『断頭台のメロディー』、『詞』、『詩』。「新刊レビューで文フリの売り上げアップごっこ」でのお礼で立ち寄った。一冊ずつ交換して、あと千文字小説の二冊は購入。</li>
</ul>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマ購入品4" src="http://www.kotono8.com/2009/image/bunfree2009d.jpg" width="600" height="565" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<ul>
<li>S-2:<a href="http://tolta.web.fc2.com/" target="_blank">トルタ</a>――お隣ブース。『TOLTA4――十四歳のための現代詩』（四メートルの年表つき）、『ジャイアントブック』、ジャイアントバッグ。</li>
<li>V-10:Abstract Workshop――ばるぼら『Rezzine』。ばるぼらが持ってきてくれたので交換。</li>
<li>U-1:<a href="http://smiletone.web.fc2.com/" target="_blank">東大批評</a>――東大批評第2号。今回いろいろ企画をたててくださった井伏さん所属。</li>
</ul>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマ購入品5" src="http://www.kotono8.com/2009/image/bunfree2009e.jpg" width="436" height="562" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<ul>
<li>第九回文学フリマサークルカタログ――無料。</li>
<li><a href="http://gips.exblog.jp/" target="_blank">アラザル</a>――『アラザル』Vol.3、別冊「アラザれ」</li>
<li>交換：<a href="http://www2.plala.or.jp/itself/" target="_blank">if→itself</a>（大久保一布さん）『短歌集 存在の青い花』</li>
<li>交換：防府の詩誌『シュリンプ』第10号（→<a href="http://hofu.co.jp/sfs6/sfs6_diary.cgi?action=article&amp;year=2009&amp;month=11&amp;day=17&amp;mynum=1302" target="_blank">『シュリンプ』第10号発刊</a>）</li>
<li>自分出品：『「人は思考したとおりに」全文訳＆ジェームズ・アレン徹底解読』、「ゲニウス・ロキ2010卓上カレンダー」、2006年出品天海本。</li>
</ul>

<p>明らかに採算ラインまで売れてない上にこれだけ購入したので、収支だけ見れば完全に「赤」ですが、満足度はそれ以上に大きかったと思います。次回、第十回文学フリマでもどうぞよろしく。今から休みを押さえます。そしてもっと早めに本を作ります。</p>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第九回文学フリマに出展します（S-3）【告知】</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/12/05bunfree9.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1959</id>

    <published>2009-12-05T01:08:09Z</published>
    <updated>2009-12-05T01:29:56Z</updated>

    <summary>2009年12月6日（日曜日）に大田区産業プラザPiOで開催される「第九回文学フリマ」に出展します。ブースはS-3です。ジェームズ・アレンの「As a Man Thinketh」の独自翻訳と、ゲニウス・ロキ2010卓上カレンダー、ならびに前回出展時の売れ残りを持って行きます。 今回は制作部数を少なく抑えたため、品切れの際はご容赦ください。 →文学フリマ公式サイト →文学フリマ事務局通信 また、今回は『本当はこの文章系同人がすごい』にも寄稿しました（頒布ブースは西瓜鯨油社(G-12)、ソフラマ(R-2)）。こちらもあわせてどうぞ。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="作ってみた" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="執筆・書き方・文章" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="編集・出版" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="文学フリマ" label="文学フリマ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>2009年12月6日（日曜日）に大田区産業プラザPiOで開催される「第九回文学フリマ」に出展します。ブースはS-3です。ジェームズ・アレンの「As a Man Thinketh」の独自翻訳と、ゲニウス・ロキ2010卓上カレンダー、ならびに前回出展時の売れ残りを持って行きます。</p>

<p>今回は制作部数を少なく抑えたため、品切れの際はご容赦ください。</p>

<p>→<a href="http://bunfree.net/" target="_blank">文学フリマ公式サイト</a>
→<a href="http://d.hatena.ne.jp/jugoya/" target="_blank">文学フリマ事務局通信</a></p>

<p>また、今回は<a href="http://d.hatena.ne.jp/ibuse/20091206" target="_blank">『本当はこの文章系同人がすごい』</a>にも寄稿しました（頒布ブースは西瓜鯨油社(G-12)、ソフラマ(R-2)）。こちらもあわせてどうぞ。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>場所とか時間とか</h3>

<ul>
<li>開催日 2009年12月 6日（日）</li>
<li>時間 開場11:00～終了16:00（予定）</li>
<li>会場 大田区産業プラザPiO（京浜急行本線　京急蒲田駅　徒歩 3分、JR京浜東北線　蒲田駅　徒歩13分） </li>
</ul>

<p><iframe width="600" height="300" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.com/maps?hl=ja&amp;lr=&amp;oe=UTF-8&amp;num=50&amp;q=%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6&amp;ie=UTF8&amp;hq=%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6&amp;hnear=&amp;ll=35.560824,139.720194&amp;spn=0.005237,0.012875&amp;z=16&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.com/maps?hl=ja&amp;lr=&amp;oe=UTF-8&amp;num=50&amp;q=%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6&amp;ie=UTF8&amp;hq=%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E7%94%A3%E6%A5%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6&amp;hnear=&amp;ll=35.560824,139.720194&amp;spn=0.005237,0.012875&amp;z=16&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

<p>私のブースは「S-3：文学蚤市ことのは2009」となります。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマ配置" src="http://www.kotono8.com/2009/image/hallspace-newg.gif" width="402" height="600" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>なお、私のツイッターidは<a href="http://twitter.com/kotono8" target="_blank">@kotono8</a>です。当日はケータイで微妙にtsudaるかもしれません。ちなみに文学フリマのハッシュタグは#bunfreeらしいです。</p>

<p>会場は飲食可（酒は不可）なので、お昼も席で何か食べます。ただし、お客さんが少ない時間帯に会場内を多少うろつく可能性もあります。</p>

<h3>出品するもの</h3>

<h4>ゲニウス・ロキ2010カレンダー</h4>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="軍艦島（端島）" src="http://www.kotono8.com/2009/image/calendar00o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>詳細は<a href="http://www.kotono8.com/2009/11/29genius-loci-2010.html" target="_blank">ゲニウス・ロキ2010カレンダー［絵文録ことのは］2009/11/29</a>にて。現物はすでに届いております。全カラー1000円。</p>

<p>ちなみに、これは自分の中では単なるカレンダーではなく「文学」の範疇に入っています。つまり、現代の「名所図絵」的なものとして。</p>

<h4>「人は思考したとおりに」As a Man Thinketh完全訳＆ジェームズ・アレン徹底解読</h4>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2009アレン本" src="http://www.kotono8.com/2009/image/2009allen-h14.gif" width="300" height="420" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>『原因と結果の法則』の邦訳名で有名な、ジェームズ・アレンの "As a Man Thinketh" の完全訳『人は思考したとおりに』、そしてこれまで商業出版として五冊のアレン本を翻訳した経験をもとにジェームズ・アレンの思想を徹底解読します（特に、他の成功哲学との違いを明確に示します）。A5・表紙込み84ページ（本文80ページ）。800円。</p>

<ul>
<li>１◆『人は思考したとおりに』（As a man thinketh）完全訳......04
<ul>
<li>序......04</li>
<li>第一章　思考と人格......05</li>
<li>第二章　環境に対する思考の影響力......09</li>
<li>第三章　健康と身体における思考の効果......24</li>
<li>第四章　思考と目的......27</li>
<li>第五章　達成における思考の要素......30</li>
<li>第六章　ヴィジョンと理想......35</li>
<li>第七章　落ち着いた心......41</li>
</ul></li>
<li>ジェームズ・アレン略歴......44</li>
<li>２◆ジェームズ・アレン徹底解読......50
<ul>
<li>■「思考」という訳語を選んだ理由......51</li>
<li>●ジェームズ・アレンは「望めばかなう」などと言ってはいない</li>
<li>●日本語の「思い」は「願いごと」のニュアンスも含む</li>
<li>■アレンとワトルズ......54</li>
<li>●ニューソートとジェームズ・アレン</li>
<li>●ワトルズの一元論と成功哲学</li>
<li>●一元論の宇宙観</li>
<li>●アレンとワトルズの違い</li>
<li>●プロセスでの善か、その根源の心の状態か</li>
<li>●黄金律という言葉</li>
<li>●アレンの考える「成功」</li>
<li>■日本語での翻訳にまつわる問題点......66</li>
<li>●日本語版で削除された内容</li>
<li>●出版社の意向・翻訳者の考えとアレンの衝突</li>
<li>■『人は思考したとおりに』各章解説......70</li>
</ul></li>
<li>松永英明によるアレン翻訳一覧......76</li>
<li>ジェームズ・アレンの著書一覧......80</li>
</ul>

<h3>比叡山炎上／大僧正天海の素性を探る</h3>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2006天海本" src="http://www.kotono8.com/2009/image/2006tenkai.gif" width="300" height="420" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>文学フリマに前回参加したのは第五回（2006年）でしたが、このときに制作した『比叡山炎上／大僧正天海の素性を探る』の在庫も多数余っているので出品します。A5・表紙込み44ページ（本文40ページ）。400円。</p>

<ul>
<li>比叡山炎上（松永英明『敵は本能寺――織田信長の福音書』第一章 同時に「真田幸村と円卓の十勇士」シリーズ外伝。参考文献：山本ひろ子『異神』）</li>
<li>作品解説</li>
<li>大僧正天海の素性を探る（須藤光暉『大僧正天海』　冨山房　大正８年　より「考異」）</li>
</ul>

<p>なお、第五回のときの参加記録はこちらです。</p>

<ul>
<li><a href="http://www.kotono8.com/2006/11/16fleamarket.html" target="_blank">自分で本を作って売る方法。第５回文学フリマ参加記録［絵文録ことのは］2006/11/16</a></li>
</ul>

<h4>その他</h4>

<p>以上に加えて、このサイトなどの宣伝チラシも作る予定。間に合えば8P折り本も。</p>

<p>また、カレンダー、アレン本、天海本の三点合計で2200円のところ、セットでお買い上げの場合は2000円といたします。こちらもお見逃しなく。なお、前回の売り上げ実績からすると余裕を持って売れ残ると思いますが、万が一売り切れた場合は後日発送を考えます。</p>

<h4>「本当はこの文章系同人がすごい」</h4>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="本当はこの文章系同人がすごい" src="http://www.kotono8.com/2009/image/hontou.gif" width="196" height="279" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>また、私の寄稿した<a href="http://d.hatena.ne.jp/ibuse/20091206" target="_blank">『本当はこの文章系同人がすごい』</a>は、斜め向かいのR-2「ソフラマ」さんと、G-12「西瓜鯨油社」さんで頒布されてますので、こちらも要チェックです。ちなみに、『本当はこの文章系同人がすごい』を企画された井伏さんはU-1「東大批評」に参加。またこの企画で対談されている「BWN」の眼鏡沢かけ彦さんとモリノキツネさんは、A-1「BMN」で「8P折り本メーカー」企画を展開されています。</p>

<p>また、この『本当はこの文章系同人がすごい』企画を立ち上げた井伏さんによる「新刊レビューで文フリの売り上げアップごっこ」にも参加しています。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="文学フリマ配置" src="http://www.kotono8.com/2009/image/hallspace-newg.gif" width="402" height="600" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<h3>S-3周辺</h3>

<p>S-3周辺はかなり濃いブースが多いので要チェックです。お近くの方、よろしくお願いいたします。</p>

<ul>
<li>S-1:<a href="http://blog.goo.ne.jp/seibun2007" target="_blank">青年文化ゼミ</a></li>
<li>S-2:<a href="http://tolta.web.fc2.com/" target="_blank">TOLTA</a></li>
<li>S-3:文学蚤市ことのは2009（うち）</li>
<li>S-4:<a href="http://losgene.org/" target="_blank">超左翼マガジン『ロスジェネ』</a>＆<a href="http://www.freetersfree.org/" target="_blank">フリーターズフリー</a></li>
<li><p>S-5:<a href="http://d.hatena.ne.jp/ucodou/" target="_blank">有古堂</a></p></li>
<li><p>R-1:<a href="http://d.hatena.ne.jp/tsukubahihyou/" target="_blank">筑波批評社</a></p></li>
<li>R-2:<a href="http://d.hatena.ne.jp/sofurama/" target="_blank">ソフラマ</a></li>
<li><p>R-3:<a href="http://d.hatena.ne.jp/sayuk/" target="_blank">close/cross</a> / <a href="http://www.girlscomic.net/" target="_blank">Girls' Comic At Our Best!</a></p></li>
<li><p>T-1:<a href="http://literaryspace.blog101.fc2.com/" target="_blank">文芸空間社</a></p></li>
<li>T-2:<a href="http://esehara.dotera.net/" target="_blank">顛倒夢想社</a></li>
<li>T-3:<a href="http://global-spirituality.net/" target="_blank">フィロソフィア</a></li>
<li>T-4:<a href="http://midorinojou.blog2.fc2.com/" target="_blank">緑城Blog</a></li>
<li>T-5:<a href="http://home.s03.itscom.net/burai/zero.html" target="_blank">零文学</a></li>
<li>T-6:<a href="http://khuriltai.readymade.jp/top/" target="_blank">奇刊クリルタイ</a></li>
<li>T-7:<a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/" target="_blank">萌え理論Blog</a></li>
</ul>

<h3>開催直前の雑感</h3>

<p>当初、普通に本を作って売るだけの企画と考えていた第九回文学フリマですが、井伏さんの『本当はこの文章系同人がすごい』と「新刊レビューで文フリの売り上げアップごっこ」に参加することで、文学フリマ参加の他の出品者さんとのつながりができたように思います。単に文学フリマのワンブースに座っているだけではなくて、文学フリマというイベントを利用してゆるやかにつながっていくというか。</p>

<p>そういうわけで、この企画を進めてくださった井伏さんには感謝しています。もちろん、そういう他サークルとの関わりを持たない形でも参加できるのが文学フリマですが、そういうのが嫌いじゃない人は次回以降、こういう企画にゆるく参加してみるのもよいと思います。</p>

<p>なお、同じような意味で、8P折り本企画も楽しいと思います。</p>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「漢方薬の保険適用除外はデマ」は悪質なデマ！医療現場から漢方薬が消える日</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/11/30kanpou-hoken.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1958</id>

    <published>2009-11-30T14:26:13Z</published>
    <updated>2009-12-01T23:44:07Z</updated>

    <summary>事業仕分けで、漢方薬を含む「市販品類似薬」は保険適用外にする方針が打ち出された（ただし、その範囲については要検討とされた）。ところが、漢方薬が保険適用除外されるならば、医療現場（病院など）で漢方薬が治療に使えなくなってしまう。今、この「漢方薬の保険適用除外」に反対する声が非常に高まっている。 ところが、その反対に水を差すデマ情報がネットの一部で流れている。その急先鋒「きっこのブログ」では、事業仕分けにおいて漢方薬の保険適用除外など論じられていない、それはデマだ、というデマが流されているのである。そこで、この問題についての事実関係をまとめてみた。 今回の論点は二つである。漢方薬が保険適用除外されたら日本の医療はどうなるのかというのが一点。もう一点は、事業仕分けにおいて（漢方薬を含む）市販品類似薬を保険適用外にすることが明確に論じられており、漢方薬がそこから明言的に排除されてはいないという事実...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="医療・健康" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="日本時事ネタ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="事業仕分け" label="事業仕分け" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>事業仕分けで、漢方薬を含む「市販品類似薬」は保険適用外にする方針が打ち出された（ただし、その範囲については要検討とされた）。ところが、漢方薬が保険適用除外されるならば、医療現場（病院など）で漢方薬が治療に使えなくなってしまう。今、この「漢方薬の保険適用除外」に反対する声が非常に高まっている。</p>

<p>ところが、その反対に水を差すデマ情報がネットの一部で流れている。その急先鋒「きっこのブログ」では、事業仕分けにおいて漢方薬の保険適用除外など論じられていない、それはデマだ、というデマが流されているのである。そこで、この問題についての事実関係をまとめてみた。</p>

<p>今回の論点は二つである。漢方薬が保険適用除外されたら日本の医療はどうなるのかというのが一点。もう一点は、事業仕分けにおいて（漢方薬を含む）市販品類似薬を保険適用外にすることが明確に論じられており、漢方薬がそこから明言的に排除されてはいないという事実を資料に基づいて記す。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>「漢方薬の保険適用除外」は「漢方薬が医療機関で使えなくなる」ということ</h3>

<p><a href="http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091128k0000m040158000c.html" target="_blank">事業仕分け：漢方薬の保険適用除外、医師や患者が反対運動 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)</a></p>

<blockquote>
  <p>２７日に終了した「事業仕分け」で、漢方薬などを保険適用の対象外とする方針が打ち出された。和漢薬研究が盛んな富山大学などの医師や研究者らは反発し、同大学の嶋田豊教授（５１）＝和漢診療学＝は「漢方は全国の医師の７～８割が診療に取り入れている」と重要性を強調している。富山大付属病院では医師や患者らが反対の署名運動を始めた。（2009年11月28日毎日新聞）</p>
</blockquote>

<p>「保険適用の対象外になる」＝「医療機関で漢方薬を処方できなくなる」ということである。</p>

<p>これはどういうことか。</p>

<p>まず、前提として、日本の保険制度では「混合診療」が一切認められていない。つまり、保険診療と保険外診療とを組み合わせて治療することはできない。だから、保険のきく薬と保険のきかない薬を併用したければ、保険がきくはずの薬もすべて全額自己負担ということになる。しかし、そんなことはできないので、基本的に医療機関では「保険外診療を排除する」ということになる。</p>

<p>この制度の善し悪しは別として、現時点ではこういう実態があることを確認しておきたい。</p>

<p>さて、今回の事業仕分けでは「薬局販売薬と同じ成分である医療用漢方製剤」が、薬局でも売っているのだからというわけで保険から外されることが提案されている。となると、これまで使えていた漢方製剤を使った治療を行なうと、それが「混合医療」になってしまうのだ。そこで、医療現場から漢方薬をすべて排除しなければならなくなる。</p>

<p>「<a href="http://www.j-cast.com/2009/11/27054955.html" target="_blank">医療用漢方薬が保険適用外　価格が3倍以上治療に支障？ : J-CASTニュース</a>」というJ-CASTの記事は不十分で、単に医療用漢方薬が全額負担になるというだけではないのだ。医療機関で使われなくなると考えなければならない。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="大建中湯" src="http://www.kotono8.com/2009/image/daikenchutou.jpg" width="106" height="160" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>たとえば「大建中湯」は腹部手術後のイレウス（腸閉塞・腸捻転）の予防・治療に使われているが、「医療用」と書いてあっても、薬局でも販売できる漢方薬である（ネット通販でも購入可）。これが使えなくなると、イレウスの予防・治療に有効な選択肢が一つ失われることになってしまう。→参照：「<a href="http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/24ce9d050eba81fcad793d25c6a1f030" target="_blank">113）開腹手術後の腸閉塞を予防する大建中湯 - 「漢方がん治療」を考える</a>」</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="半夏瀉心湯" src="http://www.kotono8.com/2009/image/hangeshashintou.jpg" width="160" height="160" class="mt-image-right" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>たとえば「半夏瀉心湯」は抗ガン剤「イリノテカン」（商品名は「カンプト」または「トポテシン」）の副作用としての重篤な下痢に有効である。しかし、これも薬局で売っているメジャーな漢方薬だ。これが使えないとなると、ガン治療に有効とわかっており、実際に多く使われている方法の一つが奪われるのである。→参照：<a href="http://www.gsic.jp/alternative/alt_01/lct/18.html" target="_blank">治癒力を引き出す　がん漢方講座　第18話　下痢を改善する漢方治療：がんサポート情報センター</a><br style="clear:both;"></p>

<p>「<a href="http://www.tsumura.co.jp/password/m_square/today/kkn/051110_8.htm" target="_blank">ツムラ漢方スクエア</a>」のレポート「第67回 日本臨床外科学会合同シンポジウム 第15回外科漢方研究会」では、「シンポジウム1 臨床外科領域における漢方使用の現状と漢方外来」で発表された統計資料が掲載されている。</p>

<p>外科でも、漢方薬を「大部分の例で使用」2%、「使用する例もある」90%と大多数を占めている。特に大建中湯は87%の施設で使用されている。十全大補湯と補中益気湯も過半数の施設で使われている。</p>

<p>また、治療成績についても「治療成績の向上につながった」10%、「一部の例で治療成績の向上に貢献」72%との回答がなされている。漢方薬は、医療機関で必要とされているのである。</p>

<p>実際に効果があって代替も効かない医療用漢方製剤が多数ある。何より、現在、多くの患者が医療用漢方製剤の恩恵を受けているのだ。</p>

<p>このため、「日本東洋医学会」と「医療志民の会」が中心となり下記のHPにて署名運動を行っている。この問題について、医療における危機であると感じた方は、ぜひご署名ください。→「<a href="http://kampo.umin.jp/" target="_blank">漢方を健康保険で使えるように署名のお願い</a>」。第1回締切2009年11月30日(月)、第2回締切12月7日(月)。</p>

<h3>事業仕分けに従えないと厚労相も</h3>

<p><a href="http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091129/plc0911291656007-n1.htm" target="_blank">長妻厚労相が事業仕分けに異議 - MSN産経ニュース</a></p>

<blockquote>
  <p>　長妻昭厚生労働相は２９日、政府の行政刷新会議の事業仕分けで医療用漢方薬を公的医療保険の適用外とする方向性が出たことについて「（仕分け結果を）そのまま受け入れることはなかなか難しい」と述べ、漢方薬の保険適用外に反対する姿勢を示した。都内で記者団の質問に答えた。</p>
  
  <p>　長妻氏は、厚労省関係の事業仕分け結果に対し「かなりの部分を受け入れ、廃止する事業は廃止し、削減する予算を削減する」とする一方、「譲れない部分もあるので、そこはきちんとデータを付けて説明する」と強調。漢方薬については「市販のものを買って保険から外しなさいという指摘もあるが、かなり問題がある」と、事業仕分けで保険外化を求められた湿布やうがい薬などとは別扱いとする考えを示した。</p>
  
  <p>　事業仕分けでは、財務省の論点ペーパーに沿った形で、薬局で市販されている薬（市販類似薬）は「保険外」とする判定が出た。市販類似薬の範囲については「十分な議論が必要」と結論を先送りしたが、漢方薬は、保険外となれば医療機関で処方することが難しくなるため、学会や製薬業界などから保険外化に反対する声が相次いでいる。</p>
</blockquote>

<p>この長妻厚労相の判断は的確であると思われる。</p>

<h3>「漢方薬の保険適用除外はデマ」は悪質なデマ！</h3>

<p>これに対して、「事業仕分けによる漢方薬の保険適用除外はどうやらデマ」という情報がネット上で流れている。これは、悪質なデマである。つまり、デマというのがデマであって、「事業仕分けによる漢方薬の保険適用除外」は厳然として問題として存在するのである。</p>

<ul>
<li><a href="http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/11/post-0437.html" target="_blank">漢方薬に関するデマ: きっこのブログ</a></li>
<li><a href="http://shinka3.exblog.jp/13101940/" target="_blank">５号館のつぶやき : 事業仕分けによる漢方薬の保険適用除外はどうやらデマ</a></li>
</ul>

<p>きっこのブログではこのように書いている。これは完全に誤りであり、デマである。</p>

<blockquote>
  <p>たとえば、以下は昨日の「毎日新聞」の記事だけど、これを読めば、誰だって漢方薬が保険適用の対象外にされたって思うだろう。</p>
  
  <p>（※中略：冒頭に引用した報道記事）</p>
  
  <p>ね？ こんな記事を読めば、みんな簡単に騙されちゃうと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか？</p>
</blockquote>

<p>　</p>

<blockquote>
  <p>仕分け人が主張したのは、あくまでも１つの提案として、「ビタミン剤やシップ薬やうがい薬などの市販品類似薬は、町の薬局で買ったほうが安いものもあるんだから、保険から外したほうがいいんじゃないか」って言っただけで、まだ方向性すら決まってないのだ。</p>
</blockquote>

<p>　</p>

<blockquote>
  <p>つまり、会議の中では、誰１人「漢方薬を保険適用の対象外にすべき」だなんて言ってないし、それどころか、ビタミン剤やシップ薬やうがい薬に関しても、こうしたことは「国民的議論が必要、慎重な検討が必要」なので、方向性を決めるのもこれからだって言ってる。そして、最終的な「評価コメント」においては、１５人のうち１１人が賛成したから「市販品類似薬は保険対象外とすべき」っていう基本方針を明記したけど、これにしたって何の強制力もない上に、総括として「どの範囲を保険適用外にするかについては、今後も十分な議論が必要である」って結んでるのだ。</p>
</blockquote>

<p>　</p>

<blockquote>
  <p>とにかく、今回の各新聞の報道は完全にデマなんだし、漢方薬の関係者たちがヒステリックに反応してるのも正確な情報を知らずにやってることなんだし、こんなバカ騒ぎに巻き込まれて右往左往するなんて、それこそ、自転車でコケて顔を縫うのとおんなじくらいアホだと思う今日この頃なのだ（笑）</p>
</blockquote>

<p>このきっこの認識は完全に誤りである。きっこのデマとプロパガンダとアジテーションは今に始まったことではないと言う人もいるだろうが、それにしてもこれを信じている人たちが「漢方を健康保険で使えるように署名のお願い」をバカにし、署名数が減ったとしたら、きっこは日本の医療を崩壊させるための先導者／煽動者となる。</p>

<p>では、ここできっこの妄言を否定する一つの資料を提示しよう。</p>

<p><a href="http://www.cao.go.jp/sasshin/" target="_blank">行政刷新会議ホームページ</a>に掲載されている、「<a href="http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/nov11.html" target="_blank">行政刷新会議ワーキンググループ・配布資料（11月11日）</a>」の「<a href="http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov11-pm-shiryo/06.pdf" target="_blank">午後の部(6)</a>（pdfファイル）」が該当資料である。</p>

<p>このpdf資料の2-5 (4)I「市販品類似薬の薬価は保険外とする」 を見ていただきたい。以下にキャプチャ画像を載せる。これは財務省が用意した資料である。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="事業仕分け資料" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kanpoyaku.jpg" width="600" height="387" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<blockquote>
  <p>「湿布薬・うがい薬・漢方薬などは薬局で市販されており、医師が処方する必要性が乏しい。」</p>
  
  <p>「国民の税金・保険料で持ち合う公的医療保険の対象として、湿布薬・うがい薬・漢方薬などは薬局で市販されているものまで含めるべきか、見直すべきではないか。」</p>
</blockquote>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="事業仕分け資料拡大" src="http://www.kotono8.com/2009/image/kanpoyaku2.jpg" width="567" height="138" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>「漢方薬」を保険対象外とする提案が明記されている。この資料に基づいて、実際に第2会場で評価された内容が、<a href="http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/2kekka.html" target="_blank">第２会場評価結果</a>においてまとめられている。「<a href="http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov11kekka/2-5.pdf" target="_blank">第２WG 評価コメント　評価者のコメント（評価シートに記載されたコメント）事業番号２-５後発医薬品のある先発品などの薬価の見直し（厚生労働省）</a>」ではこのようなコメントが掲載されている。</p>

<blockquote>
  <p>●市販品類似薬は保険対象外とすべき。単価比較をすれば、市販品の方が安くなるデータもある。材料の内外価格差も同様。</p>
</blockquote>

<p>ただしこの「市販品類似薬」がどこからどこまでを指すのかについては、保留がなされた。同資料の末尾にこのように記されている。これが事業仕分けワーキンググループにおける正式な結論である。</p>

<blockquote>
  <p>エの市販品類似薬を保険外とする方向性については当ＷＧの結論とするが、どの範囲を保険適用外にするかについては、今後も十分な議論が必要である。</p>
</blockquote>

<p>この部分のみを取り出して「漢方薬を保険適用外にするとは一言も書いてない！」と叫ぶきっこは完全に誤っている。なぜなら、最初の資料において「市販品類似薬」は「湿布薬・うがい薬・漢方薬など」と明記されており、その資料に基づいて討議されている以上、「漢方薬は除外する」と明記されない限りは市販品類似薬に漢方薬が含まれると考えるのが妥当だからである。</p>

<p>しかも、ここでもう一つ指摘しておかねばならないが、医療保険適用対象である医療用漢方製剤は、<strong>すべて</strong>市販もされているという事実がある。医療用漢方製剤は100％すべてが「市販薬類似の医薬品」にほかならない。</p>

<p>産経新聞の記事は正確である。もう一度引用すると、「事業仕分けでは、<strong>財務省の論点ペーパーに沿った形で</strong>、薬局で市販されている薬（市販類似薬）は「保険外」とする判定が出た。市販類似薬の範囲については「十分な議論が必要」と結論を先送りしたが、漢方薬は、保険外となれば医療機関で処方することが難しくなるため、学会や製薬業界などから保険外化に反対する声が相次いでいる」という報道は正確であり、きっこの言うような陰謀はどこにもない。完全に事実であって、デマなどではない。極めて正確な記載である。</p>

<p>だからこそ、長妻厚労相はわざわざ「漢方薬の保険適用外に反対する姿勢を示」さねばならなかったのだ。</p>

<p>きっこが「今や完全に厚労省の操り人形になっちゃった長妻ちゃんまでもが、バカマスコミのデマ報道を鵜呑みにして、「漢方薬を保険適用の対象外にすべきだなんて、私は絶対に反対です」とかってトンチンカンなことを言い出す始末」というのは、もはや名誉棄損のレベルに達しているといえよう。</p>

<h4>12/2追記</h4>

<p>ブログ「<a href="http://fp-the-ambiguous.blogspot.com/2009/12/blog-post.html" target="_blank">あいまいな家庭医の私: 漢方薬の保険適応外し!?　事業仕分けの"会議録"</a>」にて、今回の事業仕分けの音声データを文字起こししたものが公開されている。きっこの言っていることが正しいのかどうか、このリンク先ブログの記録を実際に読んだ上で判断していただければよいと思う。</p>

<h3>「ツムラ倒産」だけでは済まない大きな影響</h3>

<p>硫化水素自殺というとんでもない「流行」のせいで、何の罪もない六一〇ハップ（ムトウハップ）の武藤鉦製薬が倒産したのは記憶に新しい。</p>

<p>すでに、湿布薬の久光製薬、漢方薬のツムラの株が売られるという事態が発生している。</p>

<p><a href="http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20091120186185.html" target="_blank">NSJショートライブ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)</a></p>

<blockquote>
  <p>　11月11日の政府の行政刷新会議ワーキンググループによる「事業仕分け」で、「湿布薬・うがい薬・漢方薬などは薬局で市販されており、公的医療保険の対象として見直すべきではないか」と議論され、「見直し」の判定を受けた。</p>
  
  <p>　保険適用から除外されるという懸念で、湿布薬の久光製薬(4530)や漢方薬のツムラ(4540)の株価は売られた。</p>
  
  <p>　みずほ証券では行政刷新会議事務局に問い合わせを行ったところ、市販品類似薬の範囲を定めることは「事業仕分け」になじまないということでただし書きとなり、十分な議論を行うのは厚生労働省と関連組織との見解を得たと11月19日のレポートで報告。</p>
  
  <p>　医療用漢方製剤を保険適用から外すかどうかは行政刷新会議から離れ、厚生労働省に移ったと理解するが、厚生労働大臣の諮問機関である中央社会保険医療協議会（中医協）は医療用漢方製剤の有用性を理解しているので、保険適用から外されるリスクは非常に低いと解説。</p>
</blockquote>

<p>「事業仕分け」の結論としては、漢方薬を含む市販品類似薬の「範囲」については要検討としか言っておらず、漢方薬をその範囲に含めないという明言はなされていない。となれば、この時点で「漢方薬は含まれない」と判断するのは軽率である。</p>

<p>しかも、この「範囲」を検討するのが実際に厚労省になるかどうかは、確定しているわけではない。今、まさにこの「漢方薬保険適用除外」について、反対の声を挙げるべきときなのである。</p>

<p>もう一度リンクしておく。この問題について、医療における危機であると感じた方は、ぜひご署名ください。→「<a href="http://kampo.umin.jp/" target="_blank">漢方を健康保険で使えるように署名のお願い</a>」。第1回締切2009年11月30日(月)、第2回締切12月7日(月)。大事な署名だから、二回リンクしました。「署名するのはバカ」というようなデマに惑わされないで......。</p>

<h3>漢方薬以外の市販類似薬が病院から消えたら......</h3>

<p>さて、もし仮に漢方薬が保険適用の対象外になるならば、ツムラなどが倒産するともささやかれている。それは、単に漢方薬の会社が一つつぶれるというだけの話では終わらない。それは、薬局も含めて漢方製剤そのものが手に入りにくくなるという事態を招くことが指摘されている。</p>

<p>そして、漢方薬だけではなく、多くの「市販類似薬」が医療機関での治療から消える可能性がある。薬局でも売られているが、病院でも欠かせないものの一例として、</p>

<ul>
<li>弱いステロイド軟膏</li>
<li>特定の抗生剤入りの軟膏</li>
<li>水虫の薬</li>
<li>湿布薬</li>
<li>内服の鎮痛薬数種（鎮痛剤として有名なロキソニンもスイッチOTC薬として申請されている）</li>
<li>整腸薬</li>
<li>消化酵素</li>
<li>H2ブロッカー</li>
<li>便秘薬</li>
<li>風邪薬</li>
<li>花粉症薬の一部</li>
<li>点眼薬の一部</li>
<li>ビタミン剤</li>
<li>鉄剤</li>
</ul>

<p>などを挙げることができる。</p>

<p>もちろん、さすがにそのような恐ろしいことは実際に行なわれないと信じたいが、仮に医療費（保険適用薬）を削減しようという動きが進んだとき、「医療機関で使う薬のあれもこれもたいてい保険適用外だから、これとこれとこれをドラッグストアで買ってきてください」ということになり、これまで保険適用だった薬を3.3倍～10倍の価格で購入しなければならないという事態が発生してしまう。</p>

<p>この節で挙げた事態はおそらく杞憂であろう。</p>

<p>しかし、少なくとも「漢方薬を保険適用外にしたって別にいいじゃない」という見解については、決して受け入れることはできないという意見をはっきりと表明しておきたい。</p>

<h4>12/2追記</h4>

<p>文中にも追記したが、今回の文章と合わせて、「<a href="http://fp-the-ambiguous.blogspot.com/2009/12/blog-post.html" target="_blank">あいまいな家庭医の私: 漢方薬の保険適応外し!?　事業仕分けの"会議録"</a>」もお読みいただきたい。実際にどのようなやりとりが仕分けでなされたかが明確にわかる。最後に、このブログ記事のまとめを引用したい。</p>

<ol>
<li>財務省は過去に何度も，現在医療保険で処方されている漢方薬を保険適応から除外しようと画策してきた．その都度漢方関連学会などが署名活動等で阻止してきた．</li>
<li>2009年に政権が民主党に移り，行政刷新会議による「事業仕分け」が11月11日から始まった．</li>
<li>その事業仕分けにおいて，「後発品のある先発品などの薬価の見直し」というワーキンググループが11月11日に議論された．その中の提案の1つとして，「市販品類似薬の保険適応外」が財務省によって提出された．この「市販品類似薬」に，漢方薬が含まれていた．</li>
<li>約1時間の議論中，市販品類似薬問題に触れられたのはわずか数分間に過ぎなかったが，評決結果は「見直し」として，「市販類似薬は保険外（ただし範囲については十分議論）」という決定が下されてしまった．</li>
<li>それを受けて，11月20日より日本東洋医学会をはじめとする関連4団体が，書面ないしウェブ上で署名活動を始めた．</li>
<li>11月28日前後に，産経新聞，毎日新聞などで記事に取り上げられた．</li>
<li>12月1日に署名27万人分を一旦厚生労働省に提出し，記者会見．</li>
</ol>

<p>7のみ少し修正してある。
最後にもう一度→<a href="http://kampo.umin.jp/" target="_blank">漢方を健康保険で使えるように署名のお願い</a>。まだの方はぜひ。</p>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ゲニウス・ロキ2010カレンダー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/11/29genius-loci-2010.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1957</id>

    <published>2009-11-29T14:43:47Z</published>
    <updated>2009-11-29T14:56:39Z</updated>

    <summary>メールマガジン「「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索」も1周年を迎え、現在で60号を配信するに至りました。そこで今年は、あちこち歩き回って撮影した写真でカレンダーを作ってみることにしました。 このカレンダーのデータを一挙公開します。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
        <category term="作ってみた" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="地理・地誌" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ゲニウス・ロキ" label="ゲニウス・ロキ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>メールマガジン「<a href="http://www.kotono8.com/wiki/MMGL" target="_blank">「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索</a>」も1周年を迎え、現在で60号を配信するに至りました。そこで今年は、あちこち歩き回って撮影した写真でカレンダーを作ってみることにしました。</p>

<p>このカレンダーのデータを一挙公開します。</p>
]]>
        <![CDATA[<p>このカレンダーは、ウェブ上では販売しません。2009年12月6日の第九回<a href="http://bunfree.net/" target="_blank">文学フリマ</a>にて販売します（「文学蚤市ことのは」の席はS-3です）。それ以外では非売品となりますのでご了承ください。通販はいたしません。</p>

<p>写真はすべて松永英明撮影。カメラはFinePix S-9000。</p>

<p>表紙：軍艦島（端島）
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="軍艦島（端島）" src="http://www.kotono8.com/2009/image/calendar00o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
1月：富士山
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="富士山" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_01o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
2月：清瀬
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="清瀬" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_02o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
3月：佃
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="佃" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_03o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
4月：春の小川
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="春の小川" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_04o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
5月：多摩蘭坂
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="多摩蘭坂" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_05o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
6月：同潤会上野下アパート
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="同潤会上野下アパート" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_06o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
7月：下北沢駅前市場
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="下北沢駅前市場" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_07o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
8月：松代大本営跡
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="松代大本営跡" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_08o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
9月：下北沢ジャズ喫茶マサコ（閉店前日撮影）
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="下北沢ジャズ喫茶マサコ" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_09o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
10月：同潤会三ノ輪アパート
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="同潤会三ノ輪アパート" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_10o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
11月：軍艦島（端島）
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="軍艦島（端島）" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_11o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
12月：楳図かずお邸
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="楳図かずお邸" src="http://www.kotono8.com/2009/image/Calendar_b1_12o.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><a href="http://www.kotono8.com/wiki/MMGL" target="_blank">「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索</a></p>
]]>
    </content>
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<entry>
    <title>「13日の金曜日」恐怖症が広まったのはわずか100年前だった</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/11/13friday13th.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1956</id>

    <published>2009-11-13T08:54:45Z</published>
    <updated>2009-11-13T08:56:47Z</updated>

    <summary>2009年11月13日は「13日の金曜日」である。何か西洋的な根拠で不吉な日だと思われているが、それは特に根拠があるわけではない。仏滅が悪日だというのと同じくらいの迷信だが、それでもこの日に結婚式を挙げるのは、欧米圏では、友引に葬式を挙げるくらい忌み嫌われる。 その起源は北欧神話だとかキリスト教だとかいろいろ言われているが、実はどれも根拠は薄い。そもそも、昔から「13日の金曜日」が不吉だと言われていたわけではないのだ。「13」という数字、「金曜日」という日を忌避する傾向はあったが、それを組み合わせた「13日の金曜日」が特に不吉な日とされるようになったのは、わずか100年前、1907年の小説、トーマス・ウィリアム・ローソン（Thomas William Lawson）著『13日金曜日（Friday, the Thirteenth）』がきっかけだった。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
        <uri>http://www.kotono8.com/</uri>
    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>2009年11月13日は「13日の金曜日」である。何か西洋的な根拠で不吉な日だと思われているが、それは特に根拠があるわけではない。仏滅が悪日だというのと同じくらいの迷信だが、それでもこの日に結婚式を挙げるのは、欧米圏では、友引に葬式を挙げるくらい忌み嫌われる。</p>

<p>その起源は北欧神話だとかキリスト教だとかいろいろ言われているが、実はどれも根拠は薄い。そもそも、昔から「13日の金曜日」が不吉だと言われていたわけではないのだ。「13」という数字、「金曜日」という日を忌避する傾向はあったが、それを組み合わせた「13日の金曜日」が特に不吉な日とされるようになったのは、わずか100年前、1907年の小説、トーマス・ウィリアム・ローソン（Thomas William Lawson）著『13日金曜日（Friday, the Thirteenth）』がきっかけだった。</p>
]]>
        <![CDATA[<p>以下、13日の金曜日恐怖症の詳細について、英語サイトの翻訳を二つ掲載する。長文なので結論はかなり下の方になるが、じっくり読んでいただきたい。</p>

<h3>なぜ13日の金曜日は不幸な日だと思われているのか？</h3>

<p><a href="http://howstuffworks.lycoszone.com/question614.htm" target="_blank">Howstuffworks "Why is it considered unlucky when the thirteenth day in a month falls on a Friday?"</a>より松永英明訳（このページは現存しない）</p>

<p>Q:なぜ13日の金曜日は不運だと思われているのか？ </p>

<p>A:北アメリカやヨーロッパでは、大多数の住民が13日の金曜日には非常に奇妙な振る舞いをする。飛行機で飛んだり、パーティーを開いたり、仕事を申し込んだり、結婚したり、新しいプロジェクトを開始したりするのを避けようとする。仕事をしに来ない人たちまでいる。合衆国では、人口のおよそ８パーセントが13日の金曜日をおそれる。これはパラスケイヴィデカトリアフォビア（paraskevidekatriaphobia＝13日の金曜日恐怖症）と呼ばれている。よく知られているとおり「13日の金曜日」は多くの伝統・文化にその起源を有している。</p>

<p>13日の金曜日を取り巻く迷信は、実は二つの別の恐怖心の組み合わせなのである――13という数字に対する畏れはトリスカイデカフォビア（triskaidekaphobia） と呼ばれ、もう一つは金曜日に対する畏れである。これらの二つの畏れについて、最もよく知られた起源は、キリスト教神学である。最後の晩餐の出席者（イエスと12使徒）の数であるから、13がキリスト教徒にとって重要なものとなっている。イエスを裏切った使徒ユダは、その晩餐に到着した13人目であった。</p>

<p>イエスは金曜日に磔になったため、キリスト教徒は伝統的に金曜日には心を配ってきた。それに加えて、アダムとイブが禁断の木の実を食べたのは金曜日であり、大洪水が始まったのも金曜日だと考える神学者もいる。かつて、多くのキリスト教徒は、努力しても最初から運がつかないことをおそれて、金曜日には決して新しいプロジェクトや旅行を始めなかった。（※訳注：聖書によれば、いずれも金曜日ではない）</p>

<p>船員たちはこの点で特に迷信深く、金曜日に出航することを拒否することもしばしばだった。伝説によれば、18世紀、英国海軍は迷信を鎮めるために、H.M.S.フライデーと呼ばれる船を就役させたという。海軍は乗員を金曜日に選び、船を金曜日に進水させ、さらにジェームズ・フライデーという男を選んで船長にした。それから、ある金曜日の朝、船は処女航海に出航した――そして、永遠に姿を消してしまったのである。（※訳注：H.M.S. フライデー号は実際には存在しない）</p>

<p>キリスト教徒の金曜日不信は、教会が異教を徹底排撃したことに由来することを突き止めた歴史家もいる。フライデーは、北欧の性愛の女神フリッガの名前に湯題する。この強い女神の存在は、男性優位のキリスト教を脅かすものだった、とその歴史家たちは主張している。フリッガの影響と戦うために、キリスト教会はこの女神を魔女とみなし、その名のついた日を中傷した。このレッテル貼りは、13という数字への恐怖においても働いたかもしれない。フリッガは、通常12人で開かれる魔女の集会に参加し、合計で13人になるといわれた。それと似たキリスト教の伝承では、13が不吉なのは、集まった12人の魔女と悪魔の合計の数だからだという。</p>

<p>13という数字が忌まれたのは古代北欧文化にさかのぼる、という人もいる。北欧神話で愛される英雄バルドルは、悪意ある神ロキによって宴会で殺された。ロキは12人の宴会に加わって13人にしたのだ。最後の晩餐の物語と同様、この物語は13という数字の最も堅固な意味合いを含んでいる。つまり、13人のグループで食事を食べるべきではないということだ。（※訳注：キリスト教のユダが13人目というのも、この北欧神話の影響を受けている可能性がある）</p>

<p>13日の金曜日伝説のもう一つの重要な要素として、中世に起こった特別ひどい13日の金曜日がある。1306年10月13日金曜日、フランスのフィリップ４世は、聖職者のテンプル騎士団員を火刑にし、この出来事は悪しき日として記憶されることになる。（※訳注：実際にはテンプル騎士団員を一斉大量逮捕したのがこの日である）</p>

<p>過去の13日の金曜日に何か不幸なことを経験したがためにおそれるようになる人たちもいる。もし、13日の金曜日に交通事故に遭ったり、財布をなくしたりしたら、その日はまとわりついてくる。しかし、もしそれについて考えるなら、悪いこと（コーヒーをこぼす以上の大きな問題）はいつでも起こっている。だから、13日の金曜日の不幸を探せば、それは何か見つかるということになるのである。</p>

<h3>13日の金曜日はなぜ不吉なのか</h3>

<p>以下<a href="http://urbanlegends.about.com/library/weekly/aa101100a.htm?once=true&amp;">Why Friday the 13th Is Unlucky</a>より、松永英明訳</p>

<h4>パラスケヴィデカトリアフォビア（Paraskevidekatriaphobia）―― 13日の金曜日の恐怖</h4>

<p>1993年の「英国医療ジャーナル」に掲載された「13日の金曜日は健康に悪いか？」という論文の要約がある。「英国における13日の金曜日をとりまく健康・行動・迷信の関係」を調べる目的で、その著者は数年間にわたって、６日の金曜日と13日の金曜日の交通量と交通事故の比率を比較した。</p>

<p>驚くべきことに、サンプル地域では、13日の金曜日に運転しようとする人たちは一貫して少なかったのに対し、事故入院者数は明らかに普通の金曜日よりも多かったのである。その結論ではこう述べられている。「13日の金曜日には不運になる人たちがいる。交通事故の結果として入院する危険は、およそ52％増のようである。家にとどまることをお勧めする」</p>

<p>パラスケヴィデカトリアフォビクス（Paraskevidekatriaphobics）――13日の金曜日に対する病的で非理性的な恐怖に悩まされる人たち――は、間違いなく、今耳をそばだて、その恐怖が実は迷信じゃないかもしれないと裏付けそうな証拠が出てきて喜んだことだろう。しかし、ただひとつの科学的研究（それも知る限りただ一つの例） 、しかも特に奇妙な事例で納得するのは賢明でない。カレンダー上のどんな特定の日付についても、人間心理についていろいろ教えてくれるだろうと思う。</p>

<p>週の６番目の日と13という数字は、それぞれ、古代民俗から伝わる悪い雰囲気の風評を有している。年に1回から3回は起こることが避けられないこの結びつきによって、軽信しやすい人たちが抱く以上の不幸の前兆となっている。フォークロア研究家たちは、これはおそらくアメリカで最も広まった迷信だという（そして他の地域でもそういうところがあるだろう）。13日の金曜日には仕事に出ない人たちがいる。レストランで食べない人たちもいる。結婚式の日付をこの日にしようとしない人は多い。</p>

<p>この千年紀の曲がり角で、どれほど多くの人たちがこの恐怖症に怯えているのだろうか？  恐怖症治療の専門セラピストであるドナルド・ドッシー（Dr. Donald Dossey）は、 「パラスケヴィデカトリアフォビア」という言葉を作り出した人物だが、合衆国だけで2100万人がそうだという。もしこれが正しければ、アメリカ人の8%がこの古い迷信にとらわれていることになる。</p>

<p>この迷信の起源を探り当てることは科学的に正確にとはいかないので、それがどれほど古いかを正確に述べることはできない。実際のところ、それは推量とならざるを得ない。</p>

<h4>13恐怖症</h4>

<p>このように言われている。もし13人が一緒に夕食をとれば、全員が年内に死ぬ。トルコ人は13という数字を嫌い、辞書にもそれを掲載しないほどだった（ブルーワー、1894）。多くの市には、13通りや13番街がない。多くの建物には13階がない。名前が13文字だったら「悪魔の幸運（devil's luck）」を有する（Jack the Ripper＝切り裂きジャック、Charles Manson＝チャールズ・マンソン、Jeffrey Dahmer＝ジェフリー・ダーマー、Theodore Bundy＝テッド・バンディー、Albert De Salvo＝アルバート・デサルヴォは全員名前が13文字）。（訳注：他の資料によれば、Harvey Glatman（ハーヴェイ・グラットマン）、Herman Mudgett（ハーマン・マジェット）、Herbert Mullin（ハーバート・マリン）、Daniel Rolling（ダニエル・ローリング）、Lucian Staniak（ルツィアン・スタニアック）、Peter Sutcliffe（ピーター・サトクリフ）、Wayne Williams（ウェイン・ウィリアムズ）も挙げられる）</p>

<p>民間信仰の起源についての理論は、それ自体が思いつきの寄せ集めのように聞こえることもある。</p>

<p>たとえば、13という数に対する恐怖は、数えるという行為と同じくらい古いという人もいる。原始人は数を表わすのに10本指と二本足しか持たなかったので、12以上の数を数えられなかったという。それを超えたもの――「13」――は超えられない恐ろしい謎であり、迷信の源となったというのである。</p>

<p>これは一見見事な理論のように見えるが、やはり疑問は残る。原始人には足のゆびがなかったのか？ </p>

<p>いずれにしても、原始人が知られざる数への恐怖というものを抱いていたとしても、それは13への恐怖とは同意ではなかった。中国人はこの数字を幸運な数字と考えていたし、ファラオの時代の古代エジプトでもそうだったと歴史家は述べている。</p>

<p>エジプト人にとって、人生は階段を上るような精神的上昇の探究であった。そのうち12段がこの世であり、13段目がその後、永遠の死後の世界であった。だから13という数字は死を象徴していたが、塵まみれで腐敗するものではなく、輝かしく望ましい変形としてであった。エジプト文明は滅んだが、この説明は残った。しかし、13という数字の象徴性は、他の文化（ローマなど）によって堕落していき、死後の世界へのあこがれよりも死の恐怖にしばられるようになっていった。（タロットカードで「死」のカードは13という数字となっているが、もともとの肯定的な意味である「転換」という意味を保っている） </p>

<p>別の説明として、13という数字は女性らしさを表わすため、家父長制の司祭によっておとしめられた、という説がある。13は有史以前の女神信仰文化で崇拝された。なぜなら1年間の月（月経）周期に対応していたからである（13×28＝364日）。（フランスのラスコー洞窟に近い27000年前の彫刻「Lausselの大地母神像」には、13の刻み目のある三日月型の角を持っている女性の姿をしている） 古代文明で太陽暦が月の暦よりも使われるようになったとき、12が13に取って代わった。</p>

<p>13という数字と関係した古いタブーは、ヒンドゥー教徒から始まったとも言われる。ヒンドゥー教徒は夕食などで一つの場所に13人が集まることを常に不運を招くと信じていた（が、その理由はよくわからない）。興味深いことに、まったく同じ恐怖がヴァイキングと結びつけられてきたが、多くの学者たちはこの恐怖とその原因となったという神話的説明のどちらも誤っていると考えている。物語では次のように語られる。</p>

<p>12人の神々がヴァルハラでの宴会に招かれた。悪しき者にしていたずらの神であるロキは来賓名簿から外されていたが、パーティーを破壊するためにやってきて、合計13人となった。ロキは盲目の冬の神ホドゥルをそそのかして、その兄弟の善神バルデルを攻撃させた。バルデルは神々のお気に入りだった。ホドゥルはロキに渡されたヤドリギの槍を手に取り、それをバルデルに投げつけて殺してしまった。ヴァルハラのすべてが深く悲しんだ。この物語の教訓は「ヤドリギを持つ招かれざる客には気をつけろ」と考える人もいるかもしれないが、ノルウェー人は夕食に13人が集うことが不運を招くと結論づけたのである。</p>

<p>これを証明するかのように、聖書でも最後の晩餐ではまさに13人がいた。夕食の客の一人（使徒）がイエス・キリストを裏切り、磔のための舞台を用意した。では、イエスの磔は金曜日に起きたのだろうか？ </p>

<h4>13日の金曜日の迷信の起源</h4>

<p>このように言われている。金曜日にはベッドを変えてはならない。悪夢を見るだろう。金曜日には旅行を始めてはならない。不幸になるだろう。金曜日には爪を切ってはならない。それは悲しみを招くだろう。金曜日に出航した船は不幸になる。H.M.S. フライデー号の物語のように......。100年前、船乗りの間の広く行き渡った「金曜日に出航することは不運を招く」という迷信を英国政府は否定しようとした。特別な船が就役させられ、それは「H.M.S. フライデー」号と名づけられた。これは金曜日に竜骨を据え、金曜日に進水し、金曜日に乗員を選び、ジム・フライデー艦長（Captain Jim Friday）を任命した。そして、H.M.S. フライデー号は金曜日に処女航海に乗り出した。そして、消息を絶ったのである。</p>

<p>西洋文化における金曜日の悪評は、エデンの園にさかのぼるとされている。イブが禁断の木の実でアダムを誘惑したのは、おそらく金曜日であった。よく知られているとおり、アダムは木の実を食べ、二人は楽園から追放された。伝統的に、ノアの大洪水も金曜日に始まったとされている。髪は金曜日にバベルの塔の建設に関わった者たちの言葉を混乱させた。ソロモン神殿は金曜日に破壊された。そして金曜日にキリストが貼り付けとなった。伝統的に、金曜日はクリスチャンの懺悔の日である。</p>

<p>しかし、いくつかの情報源によれば、金曜日の暗いとばりはキリスト教以前にさかのぼるという。ローマでは、金曜日は処刑日だった（後に英国の絞首刑執行人の日＝Hangman's Dayとなった）。異教文化において、金曜日は崇拝の日であるサバトの日であった。この日に非宗教的あるいは利己的な行動にふけった人たちは、神々からの祝福を得られなかった――だから、金曜日に旅行に出たり、金曜日に重要なプロジェクトを始めることのタブーと結びついたのかもしれない。</p>

<p>問題は複雑になるのだが、これらの異教の結びつきは、初期教会時代にも失われなかった。それを駆逐するには長い期間がかかった。金曜日が異教徒にとっての聖日であれば、それはキリスト教徒にとっての聖日であってはならない――このため、中世には「魔女のサバト」として知られるようになる。そうして、もう一つの物語が結びつく。</p>

<p>金曜日（フライデー）は、この日に崇拝された北欧神話の神フリッガ（結婚と豊饒の女神）またはフレイヤ（性と受精機能の女神）あるいはその両者の名前に由来する。両者とも、時代を経てお互いに混同していった。（「Fiday」の語源はどちらへもたどれる） フリッガやフレイヤはローマの愛の女神ウェヌス（ヴィーナス）に対応し、ローマ人はこの曜日を「dies Veneris（ディエス・ウェネリス）」と呼んだ。</p>

<p>金曜日は、キリスト教以前のゲルマン民族にとっては非常に幸運な日だった。特に結婚にはよい日だった。その日は愛と受精能力の女神と結びついていたからだ。キリスト教が現われたとき、すべては変化した。金曜日の女神――この文脈では主にフレイヤである。その聖なる動物がネコだからだ――は、伝承の中で女神と結びつけられ、その曜日は悪しき行為と結びつけられるようになった。</p>

<p>多くの伝説がその流れで発展したが、そのうちの一つが特に興味深い。物語によれば、北の魔女たちは月の夜に墓地に集まることによってサバトを開いた。あるサバトで、魔女女神であるフレイヤ自身が山頂の聖所から下りてきて魔女たちの集団の前に降臨した。そのとき、魔女たちは12人いた。そしてフレイヤは自分のネコの一匹を与え、それから13人の魔女団となったという。</p>

<p>慎重な読者であれば、古代の文化と関連のある出来事や風習や信念と、金曜日や13という数字を恐れる迷信との興味深い結びつきは数々あれど、これらのバラバラの民俗学的要素がどのように、なぜ、いつ、13日の金曜日は最も不運な日だと記されるようにまとめられていったのか、ということにはたどり着いていない。</p>

<p>単純な理由がある。いろいろな説が唱えられたが、本当のことを知っている人はいないのだ。</p>

<h4>テンプル騎士団</h4>

<p>最近、小説『ダヴィンチ・コード』で示された歴史的事実を元にした一つの理論がある。約700年前に起こったある歴史的事件の結果として、この迷信が起こったというのである。その破局とは、テンプル騎士団員の虐殺である。テンプル騎士団とは、イスラム教徒と戦うキリスト教十字軍の時代に結成された「戦士修道士」の有名な組織である。200年間にわたって戦い続けた勢力として、1300年代までにこの組織は王権や法王庁にとっての政治的脅威とみなされるようになっていた。そして、キリスト教国の陰謀によって倒されることとなった。</p>

<p>1307年10月13日。それは13日の金曜日が不幸の日と同義になる金曜日であった。フランスのフィリップ4世は数千人のテンプル騎士団員を逮捕した。騎士も下士官も司祭も信者も。そして異端、冒涜、数々のわいせつ行為、同性愛行為で告発した。これらの告発はいずれもフランスにおいてさえもまったく裏付けのないもので、騎士団はそれ以外にも罪がなかった。しかし、七年間に及ぶ勾留期間に、数百人の騎士団員に自白を強要するための拷問を与え続けた。そして、百人がその拷問のもとで死ぬか、火あぶりにされていった。</p>

<h4>近代的な現象</h4>

<p>「こんなに悪名高い日」という命題そのものに欠点がある。それは、巨大な文化的な要素を、比較的根拠の曖昧な歴史的な事件のせいにしているというだけではない。もっと問題なのは、13日の金曜日の迷信は前近代に起源があるとするどの説も、実際には19世紀以前にそういう信仰が存在したという文献が存在しないという事実である。それ以前の時代に生きた人たちが13日の金曜日を特別に不運な日であると見なしていたとするなら、それを文書化した証拠は何も見つかっていない。結論として、この迷信は、20世紀のメディアの誇大宣伝によって拡大された、まったくもって近代的な現象であるという説が有力である。</p>

<p>100年以上さかのぼれば、Ｅ・コブハム・ブルワー『ブルワー英語故事成語大辞典』1898年版でも13日の金曜日は言及に値しないと考えられているが、「金曜日、不吉な日」と「不運な13」という項目はある。この日の不当な評価は、最終的にこの本の後の版に掲載されることになるが、この迷信についての歴史的な確実さや歴史の長さについては主張されていないのである。この項目はあまりにも簡潔だ。「13日の金曜日。特別に不吉な金曜日。13を参照」――よくない前兆について、不幸の水増しが単純に加えられただけかもしれない。</p>

<p>不吉な金曜日 ＋ 不吉な13 ＝ もっと不吉な金曜日</p>

<p>もしこういうことであれば、13日の金曜日に「最も不吉な日」というレッテルを貼ることによって、誤った肩書きを永続させる罪を犯しているのかもしれない。そのために、鏡を割ってしまい、はしごの下を歩き、塩をこぼし、黒猫に目の前を横切られるというようなことがあった13日の金曜日には、自分の家の中に引きこもり、戸を閉め切ってシャッターも閉じ、指を交叉させて過ごすような人が現われるのである。</p>

<h4>最新理論</h4>

<p>『13:世界で最も流布している迷信』（13: The Story of the World's Most Popular Superstition (Avalon, 2004)）で、著者Nathaniel Lachenmeyerは、「不吉な金曜日」と「不吉な13」の起源は、ある特定の文学作品によるものであるとしている。それは、1907年に発行された小説「Friday, the Thirteenth」である（<a href="http://www.gutenberg.org/etext/12345" target="_blank">Friday, the Thirteenth by Thomas William Lawson - Project Gutenberg</a>）。現在ほとんど忘れられているこの本は、株式市場での汚い取引について書いたもので、当時非常によく売れた。タイトルのフレーズと、その背後に潜む恐怖症的な前提――すなわち、迷信的な人たちが13日の金曜日を特別に不吉な日と見なしているという説――が、メディアによってすぐに採用されて広められたのである。</p>

<p>この小説家トーマス・Ｗ・ローソン自身がその迷信を発明したというわけではあるまい。公共の意識の中にすでに存在していたものとして物語中で扱っている。しかし、それに吸引力を与えたのはローソンであり、それによって現代最も広まった迷信となる道筋を開いたのである。</p>
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    <title>「松尾芭蕉」がTwitterで「奥の細道」を始めました</title>
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    <published>2009-11-08T15:31:07Z</published>
    <updated>2009-11-08T15:49:24Z</updated>

    <summary>ブログブームの走りのときに「土佐日記 - Tosa Blog」を始めた私としては、このTwitterブーム到来において、やはり古典を最新ツールに乗せるという試みをせずにはいられない。 というわけで、ツイッターで始めてみました。「松尾芭蕉（Matsuo Bashou） (MatsuoBashou) on Twitter」。まずは「#奥の細道_」というハッシュタグで、芭蕉の名作『おくのほそ道』を現代語Twitter風訳にしています。 ...</summary>
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        <name>松永英明</name>
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        <category term="Twitter" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[<p>ブログブームの走りのときに「<a href="http://www.kotono8.com/history/tosa/" target="_blank">土佐日記 - Tosa Blog</a>」を始めた私としては、このTwitterブーム到来において、やはり古典を最新ツールに乗せるという試みをせずにはいられない。</p>

<p>というわけで、ツイッターで始めてみました。「<a href="http://twitter.com/MatsuoBashou" target="_blank">松尾芭蕉（Matsuo Bashou） (MatsuoBashou) on Twitter</a>」。まずは「#奥の細道_」というハッシュタグで、芭蕉の名作『おくのほそ道』を現代語Twitter風訳にしています。</p>
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        <![CDATA[<h3>「土佐日記」ブログ2003</h3>

<p>ブログは、コラム的である。そして、時系列順に並ぶ。まあ時系列ではなくてもよいのだけれども、『土佐日記』のように日付と本文のある日記文学はそのままブログとして置換できる。</p>

<p>2003年秋、私がブログを始めたころ、たとえば歴史ブログとしては、カエサル提督（ジュリアス・シーザー）のブログや、「ピープスの日記」ブログがあった（<a href="http://www.kotono8.com/2003/09/26caesar.html" target="_blank">カエサル総督のブログ［絵文録ことのは］2003/09/26</a>、<a href="http://www.kotono8.com/2003/10/02pepys.html" target="_blank">歴史ブログ：ピープスの日記［絵文録ことのは］2003/10/02</a>）。</p>

<p>こういうものに触発され、私が土佐日記ブログを始めたのは2003年11月3日である（<a href="http://www.kotono8.com/2003/11/03tosablog.html" target="_blank">土佐ブログはじめました［絵文録ことのは］2003/11/03</a>）。ただ、私は結局、土佐日記ブログしか作らなかった。『蜻蛉日記』は日付がない。『名月記』はあまりにも長すぎる。「ペリー提督日本遠征日記」も分量が多すぎる。というわけで、主にマンパワーの問題でくじけていたのだった。</p>

<p>他に考えたのは、随筆系のものをブログ化する計画である。『枕草子』は英訳ブログがあった（今はないが、<a href="http://web.archive.org/web/20051024001706/http://blog.simon-cozens.org/shonagon/" target="_blank">Pillow Talk</a>という英訳ブログがあった）。しかし、『徒然草』『方丈記』いずれもどうもブログにはしっくりこない。時系列という要素が消えるとあまり面白くないようなのである（ただし、枕草子については一つアイデアがあるので、そのうちやりたいと思っている）。</p>

<p>となると、今度は『奥の細道』はどうだろうかと思いついた。これは『土佐日記』とほとんど同じスタイルでできそうである。――と思いつつ、そのまま実行に移せないまま、数年が過ぎていった。不思議なもので、その間、「奥の細道」をブログ化するという試みについては、私の知る限り存在しなかった。</p>

<h3>ツイッターで『奥の細道』</h3>

<p>『奥の細道』――正確には原文の表記は「おくのほそ道」なのだが、学校で教わった表記をついつい書いてしまう。</p>

<p>それはともかく、Twitterが話題を集めている2009年（ちょうど、ブログブームの走りとなった2003年から2004年ごろの雰囲気に似ているという指摘もある）、私が少しTwitterをいじってみてすぐに思いついたのが、「芭蕉：千住なう」という言葉だった。もうこのひらめきだけで充分である。「今（どこで）何してる」を書くべしというTwitterには、これ以上の古典はないではないか。</p>

<p>なお、Twitterそのものについては、もう少し自分自身の考察を深めてから論じてみたいと思っている。</p>
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    <title>幸福実現党の研究(12)映画「仏陀再誕」徹底分析</title>
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    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1954</id>

    <published>2009-11-02T15:35:21Z</published>
    <updated>2009-11-02T16:04:15Z</updated>

    <summary>公開前日に駅前で簡単なアンケートに答えるとただでチケットがもらえた幸福の科学の映画「仏陀再誕」。無駄にするのももったいないので、幸福実現党の研究の一環として、先日、丸の内TOEI1にて観賞してきた。 再誕の仏陀として描かれる「空野太陽」のルックスが、大川隆法氏の長男・大川宏洋氏と、あろうことか元オウム真理教マイトレーヤ正大師こと「ひかりの輪」代表・上祐史浩氏を足して割ったようであったのが最大のツッコミどころであろう。 結論から言えば、仏陀は再誕せず、大川隆法氏はゴータマ・ブッダの再誕ではなく、幸福の科学は仏陀の教えを知らず、映画としてはストーリーが甘い。 この映画について、硬軟両面から研究分析を進めてみたい。なお、以下の文章でゴータマ・ブッダと記しているのは、いわゆるお釈迦様、釈尊、釈迦牟尼仏のことである。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
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        <![CDATA[<p>公開前日に駅前で簡単なアンケートに答えるとただでチケットがもらえた幸福の科学の映画「仏陀再誕」。無駄にするのももったいないので、幸福実現党の研究の一環として、先日、丸の内TOEI1にて観賞してきた。</p>

<p>再誕の仏陀として描かれる「空野太陽」のルックスが、大川隆法氏の長男・大川宏洋氏と、あろうことか元オウム真理教マイトレーヤ正大師こと「ひかりの輪」代表・上祐史浩氏を足して割ったようであったのが最大のツッコミどころであろう。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="空野太陽" src="http://www.kotono8.com/2009/image/joyux.jpg" width="279" height="262" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>結論から言えば、仏陀は再誕せず、大川隆法氏はゴータマ・ブッダの再誕ではなく、幸福の科学は仏陀の教えを知らず、映画としてはストーリーが甘い。</p>

<p>この映画について、硬軟両面から研究分析を進めてみたい。なお、以下の文章でゴータマ・ブッダと記しているのは、いわゆるお釈迦様、釈尊、釈迦牟尼仏のことである。</p>
]]>
        <![CDATA[<blockquote>
  <ul>
  <li><a href="http://www.kotono8.com/humanities/politics/kouhuku/" target="_blank">絵文録ことのは: 連載「幸福実現党の研究」記事一覧</a></li>
  <li><a href="http://www.kotono8.com/wiki/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E5%85%9A" target="_blank">幸福実現党 - 閾ペディアことのは</a></li>
  </ul>
</blockquote>

<h3>本物の仏陀「空野太陽」は上祐史浩氏にそっくりだった</h3>

<p>もはやこれはキャラクターデザインのミスとしか言いようがないだろう。おそらくは大川隆法総裁の長男で総裁室長、本作の企画脚本を担当している大川宏洋（おおかわひろし）氏をイメージしたかったのだろうが......</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="大川隆法・大川宏洋" src="http://www.kotono8.com/2009/image/okawa.jpg" width="450" height="300" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>残念ながらどう見ても、かつてオウム真理教でマイトレーヤ正大師としてロシア支部長や緊急対策本部長などをつとめ、後継団体の一つアレフ（アーレフ）において代表となり、その後分離してもう一つ別のオウム真理教系後継団体「ひかりの輪」を主催している上祐史浩氏そっくりなのである。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="空野太陽" src="http://www.kotono8.com/2009/image/joyu0.jpg" width="450" height="642" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="joyu1.jpg" src="http://www.kotono8.com/2009/image/joyu1.jpg" width="600" height="289" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="上祐史浩" src="http://www.kotono8.com/2009/image/joyu3.jpg" width="200" height="300" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>右はおまけ。2001年ごろスワミ・ヴィヴェーカーナンダの生まれ変わりと自称していた上祐氏が、ヴィヴェーカーナンダのポーズを真似て撮影した『覚醒新世紀』の表紙画像である。</p>

<p>なお、大川総裁の息子だからといって、大川宏洋氏がラーフラということは特にないようである。<br style="clear:both;"></p>

<h3>仏陀再誕を主張する大川隆法氏</h3>

<p>では、この研究シリーズの常として、幸福の科学による文章を正確に引用しよう。映画館でパンフと一緒に購入した『仏陀再誕』（携帯版）のまえがきである。</p>

<blockquote>
  <p>今から二千五百数十年前、 <br />
  インドの霊鷲山にて、 <br />
  マガダ国の首府ラージャグリハ（王舎城）の街を <br />
  見おろしながら、 <br />
  弟子たちに説法した、 <br />
  あの感慨が蘇ってきます。  </p>
  
  <p>あの頃、あなたがたは、頭を丸め、柿色に染めたそまつな衣を身にまとって、 <br />
  私の法話に随喜の涙を流していました。  </p>
  
  <p>時代は変わり、国名も変わり、 <br />
  あなたがたの服装も変わりました。 <br />
  しかし、仏法真理を感じとる心は同じでしょう。 </p>
  
  <p>師と弟子とは、法によって、永遠に結ばれています。 <br />
  仏―法―僧は一体です。 <br />
  この永遠の書を、再びあなたがたに贈ります。  </p>
  
  <p>　　　幸福の科学総裁　　大川隆法</p>
</blockquote>

<p>二千五百年前の「感慨」を語っている以上、大川隆法総裁自身がゴータマ・ブッダであったという宣言である。ブッダの霊言ではない。大川総裁が再誕したブッダ自身として語っているのである。</p>

<p>しかし、そもそも「仏陀再誕」というタイトル自体が仏教（その中でも特にゴータマ・ブッダの教え）と完全に矛盾する。すなわち、ブッダの教えを知っているならば「仏陀再誕」という言葉は出てこないし、「仏陀再誕」という言葉を使うならブッダを知らないということになる。あるいは、「私はブッダの再誕である」と主張する人は、絶対にブッダではない。</p>

<h3>ブッダは再誕せず、再誕しないのがブッダ</h3>

<p>そもそも、仏教において、ブッダとは何か。これは、普通名詞としてのブッダすなわち「覚醒した人」（覚者）であると解釈することもできるし、あるいは2500年前にネパール・インド方面で活躍したゴータマという名のブッダ個人を指すとも解釈できる。</p>

<p>幸福の科学では、大川隆法氏がゴータマ・ブッダの再誕であると考えているようなので、どちらの意味も含むと思われるが、そのどちらもが仏教において成り立たない。一般的にブッダが「再誕」しうると考えたり、あるいはゴータマ・ブッダがその後また人間として「再誕」してくるなどという教えは、少なくともゴータマ・ブッダの教えとは完全に矛盾するのである。</p>

<p>まず、普通名詞としての「ブッダ」から検討しよう――と思うが、これについてはすでに日本テーラワーダ仏教協会に所属する佐藤哲朗さんの明快なブログ記事があるので、こちらを参照していただきたい。</p>

<ul>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/ajita/20090909/p1" target="_blank">仏陀は再誕しない - ひじる日々　東京寺男日記　ehipassiko!</a></li>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/ajita/20090923/p1" target="_blank">『仏陀再誕』はやっぱりあり得ない（「天上天下唯我独尊」の続きとは？） - ひじる日々　東京寺男日記　ehipassiko!</a></li>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/ajita/20091008/p1" target="_blank">『仏陀再誕』は成り立たない - ひじる日々　東京寺男日記　ehipassiko!</a></li>
</ul>

<p>この二つめの記事でも指摘されているが、ゴータマ・ブッダ自身が生まれたときに語ったという「天上天下唯我独尊」の言葉を全文読めば、ブッダは二度と「生存」しないことが堂々と宣言されている。</p>

<blockquote>
  <p>私は世界の第一人者である、私は世界の最年長者である、私は世界の最勝者である、これは最後の生まれである、もはや二度と生存はない</p>
</blockquote>

<p>「生存」そのものから解脱する存在、それがブッダなのである。もしまた生まれてくるようなら、それはブッダではなかったということになる。つまり、「再誕」という言葉を使うのであれば、再誕したとされた人はそもそもブッダでなかったということになるわけである。「仏陀再誕」とは、ある意味、ゴータマ・ブッダに対する大いなる冒涜ともとれよう。</p>

<h3>ゴータマ・ブッダは再誕しない</h3>

<p>次に、ゴータマ・ブッダという特定のブッダの再誕もありえないことを示そう。</p>

<p>たとえば、仏陀再誕という言葉があたかも仏典に根拠をもつかのごときデマ情報を流布しているサイトがある。<a href="http://www.geocities.jp/light_of_buddha/main.html" target="_blank">仏陀再誕の予言 - Prophesy on Rebirth of Buddha</a>では、このように書かれている。</p>

<blockquote>
  <p>仏陀・釈尊（ゴータマ・シッダールタ）は、過去七仏（かこしちぶつ）として、釈尊以前に転生していただけではない。未来にも再誕することを、二千六百年前に予言していた。</p>
</blockquote>

<p>これと同趣旨の内容が「仏陀再誕」パンフレットにも書かれているので、引用する。</p>

<blockquote>
  <p>現代インドに伝わる「仏陀再誕」伝説</p>
  
  <p>　インドの観光都市オーランガバード近くの渓谷にある、アジャンター石窟寺院。世界文化遺産のその石窟群のひとつに、「過去七仏と未来仏」の壁画がある。</p>
  
  <p>　ここに描かれているのは7人の仏陀。左から、6人目までが「過去仏」。7番目がお釈迦さま（ゴーダマ・シッダールタ）、そして8番目が「未来仏」だ。未来仏は王冠をかぶり、ネックレスやブレスレットを身につけ、洋服を着ている。つまり、お釈迦さまが未来に生まれ変わること（仏陀再誕）を予言しているのだ。</p>
</blockquote>

<p>この記述は全面的に間違っている。「ゴー"ダ"マ」は誤植として、過去七仏は、ゴータマ・ブッダが転生したものではないし、未来仏メッテーヤ（マイトレーヤ）はお釈迦さまが転生するものではない。まったく別人物（あるいは別仏陀）である。</p>

<p>ゴータマがかつてスメーダという名前であったとき、ディーパンカラ・ブッダ（燃灯仏）が仏陀として登場した。このときスメーダは、ぬかるみをブッダが歩くことを防ぐために、ぬかるんだ道に自分の長髪を投げ出し、ブッダにその上を歩かせた。この供養により、スメーダは未来においてゴータマという名のブッダとなるであろう、とディーパンカラ・ブッダから予言されたのである。これがいわゆる「授記」である。となれば、ディーパンカラ・ブッダとゴータマ・ブッダが同一人物ということはありえない。</p>

<p>その後、南伝仏教の記載によれば、ヴィパッシー、シキー、ヴェッサブー、カクサンダ、コーナーガマナ、カッサパという歴代のブッダが出現した。これらはいずれもゴータマとは別の存在である（たとえば、カッサパ・ブッダの時代には世尊はこれこれこういう生まれで云々等々の記載も仏典に見られる）。このヴィパッシーからカッサパに至る6人のブッダに加えて、ゴータマ・ブッダが「すでに現われた七人のブッダ」すなわち「過去七仏」と呼ばれるのである。</p>

<p>過去七仏についての記載がゴータマ・ブッダ自身の言葉かどうかを疑う原始仏教研究者はいるかもしれないが、「過去七仏＝ゴータマの七度の転生」などという妄言を吐く仏教徒は世界中探してもいないし、そういう妄言を吐くとしたら仏教徒ではない。</p>

<p>ちなみに、ジャータカではこれ以外にもカウンディーニャ、マンガラ、スマナ、レーヴァタ、ソーヴィタ、パドゥマ、ナーラダ、パドゥムッタラ、スメーダ、スジャータ、ピヤダッシー、アッタダッシー、ダンマダッシー、シッダッタ、ティッサ、プッサなど多くの過去のブッダの名前が登場する。これらはすべてディーパンカラとヴィパッシーの間に出現したブッダで、いずれもゴータマが未来においてブッダとなるであろうと予言したとされている。</p>

<p>さらに、私が軽く目を通したことのあるパーリ仏典に、「<a href="http://www.wisdom-books.com/ProductDetail.asp?PID=1462" target="_blank">Birth Stories Of The Ten Bodhisattas, Dasabodhisattuppattikatha</a>」（ダサボーディサットゥッパッティカター、十のボーディサッタ（菩薩）の生誕の物語）というものがある。これは、十の未来仏について書かれた経典である。また、「<a href="http://www.amazon.com/Anagatavamsa-Desana-Chronicle-Buddhist-Tradition/dp/812081133X" target="_blank">Anagatavamsa Desana</a>」（アナーガタヴァンサ・デーサナー）でも未来のブッダについて書かれている。</p>

<p>ここで十仏の最初（つまり、ゴータマの次に出現するブッダ）として書かれているのがメッテーヤ（マイトレーヤ、弥勒）である。そして、アナーガタヴァンサによれば、メッテーヤはアジタ仙、すなわちゴータマ・シッダールタが（2500年前に）生誕したとき「この子はブッダか転輪聖王になる」と予言した人物であると書かれている。この説については異説もあるが、少なくともゴータマとメッテーヤが別人（あるいは別仏）であることは言を待たない。言い換えれば、ゴータマは「メッテーヤとして再誕」しない。</p>

<p>この未来の十仏の中には、たとえば「（ゴータマ）ブッダに襲いかかるようけしかけられた象」が未来においてブッダとなるといった記載も見られる。過去仏も未来仏も、ゴータマ・ブッダの「再誕」ではないのである。もっとも、これらの未来仏についての経典はやや後世のものとなる。しかし、ブッダが「再誕」するなどと書いた仏典は存在しない。菩薩として（人間や動物や天やその他の世界における）転生を繰り返して、その最後の「上がり」がブッダだ、と言えばわかりやすいだろうか。</p>

<p>なお、メッテーヤがブッダとして現われる時代については、<a href="http://d.hatena.ne.jp/ajita/20091021/p1" target="_blank">『仏陀再誕』は弥勒（未来仏）とも無関係。楳図かずおは天才。 - ひじる日々　東京寺男日記　ehipassiko!</a>に詳しいので、こちらを参照のこと。</p>

<p>ちなみに、未来仏マイトレーヤとして56億7000万年後にブッダ／タターガタ（如来）となる魂であると自称していた麻原彰晃でさえも、それまでの間は菩薩として転生すると述べており、自らを釈迦の再誕と称したことはなかった。また麻原著『キリスト宣言』においても、自ら「世紀末に再臨するキリスト」と宣言していたものの、その「キリスト」とは一般名詞としての「救世主」という意味であり、イエスという人物とは別の魂であると明言していたのである。</p>

<h3>仏教的世界観と相容れない幸福の科学の世界観</h3>

<p>さて、映画の中で主人公・天河小夜子の大学生の彼氏で真理団体「TSI」会員の海原勇気が手書きする世界観図がある。それは、あまりにも仏教的な世界観からかけ離れたものであるため、対比してみることとした。左側は、「字が汚い」と小夜子に罵倒された勇気の手書き図（映画パンフより）。右側に仏教的宇宙観を必要なところだけまとめた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sekaikan.jpg" src="http://www.kotono8.com/2009/image/sekaikan.jpg" width="600" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>自殺霊は本来の寿命が尽きるまで、この世にもあの世にも行けないのだそうだ。とまあそれは置いておいて。</p>

<p>注目すべきは、幸福の科学の世界観が「この世」と「あの世」の二項対立でできていることである。これは、2500年前にゴータマ・ブッダであった人物なら絶対に描き出せない世界観なのだ。</p>

<p>この世とあの世という二つで対置するのは、日本の伝統的アニミズムを土台とする宗教に共通して見られる世界観である。ここでは、どちらが正しいかという話は一切しない。そんなものは私の知ることではない。ただ、指摘したいのは、ゴータマ・ブッダが仏典中で説いている世界観（あるいは宇宙観）とまったく相容れない、すなわち「再誕のブッダ」が絶対に説くわけがない世界観をもとに、この映画ができているということである。</p>

<p>仏教の世界観では、五つとか六つの世界の中を延々と「輪廻転生」し続けるのが我々であるということになる。その六道輪廻から逃れること、つまり再生し続けることから解放されることが仏教の目的の一つといえる。そんな世界観を持つ仏教では、生きた人間の世界である「この世」とその他の「あの世」という括りは絶対にしない。もし、そういう括り方をしたら仏教ではない。</p>

<p>幸福の科学では以前から「輪廻転生」ではなく「転生輪廻」というひっくり返した言葉を使っている。輪廻ではなく転生に重きが置かれているわけである。そして、書籍『仏陀再誕』にはこう記されている。</p>

<blockquote>
  <p>諸々の比丘、比丘尼たちよ。 <br />
  私は、おまえたちに、これだけはどうしても言っておきたいのだ。 <br />
  おまえたちの最低限の仕事として、 <br />
  人びとに永遠の生命を教え、 <br />
  また人間が <br />
  この世とあの世を転生輪廻している存在であるということを、
  教える必要があるということなのだ。 <br />
  実は、この思想こそが、 <br />
  人間として生まれ、生き、成長してゆく過程において、 <br />
  発見するところの最大の真理であるのだ。</p>
</blockquote>

<p>「この世とあの世を転生輪廻」が「最大の真理」だなどとは、お釈迦様でも気が付くめぇ......。</p>

<p>なお、映画では津波のシーンで「地獄の修羅霊」が取り憑くといった表現が出てきたが、本来、修羅／阿修羅は天部の一部であったものが後世に分離されたものである（興福寺の阿修羅像の美しさは、もともと彼らが天部であることをよく示している）。修羅道を人間道の下に置く宗派もあるが、修羅が地獄の住人であるというような仏教宗派は存在しない。</p>

<h3>「荒井東作」のモデルは池田大作だけではない</h3>

<p>ニセのブッダである敵役、「操念会」会長・荒井東作。その演説シーンがあまりにもガンダムのギレンの演説っぽかったので吹き出したのだが、後で調べてみたら荒井東作とギレンの声は同じ銀河万丈氏だった。ある意味、ホンモノだったわけである。</p>

<p>さて、このギレン荒井東作だが、週刊誌報道などでは創価学会の池田大作名誉会長をモデルとしているといった見解が一般的なようである。週刊新潮では「幸福の科学アニメで悪の超能力者だった池田大作らしき人」と書かれている。</p>

<p>しかし、同じなのは「作」の字一つだけだ。そして、創価学会は超能力を売りにしているわけでもない。つまり、これは「創価学会VS幸福の科学」という単純な図式とは言えないのである。</p>

<p>荒井東作の「東」の字は、ワールドメイトの深見東洲教祖（旧称：深見青山）と関係がありそうである。荒井東作のキャラデザイン的には法の華三法行の福永法源氏にも似ている。操念会という名称はインナートリップ霊友会に似ているし、念を操るといえば阿含宗・桐山靖雄管長あたりが想起される。</p>

<p>おそらく、超能力系の他宗教全般をごちゃまぜにして作ったのが操念会・荒井東作ということになろう。特定のモデルはない、というのが正解だと思われる。</p>

<p>なお、その背後で操っている大悪魔・覚念については「<a href="http://d.hatena.ne.jp/Halalneet/20091026/1256530512" target="_blank">「仏陀再誕」の覚念のモデルは真言宗の覚鑁？ - 完全教祖マニュアル</a>」が的を射ていると思われる。</p>

<h3>子安武人と幸福の科学</h3>

<p>敵役がギレンの声なら、再誕の仏陀である「空野太陽」は誰か。子安武人である。といってもアニメ系は詳しくないので調べてみたら、いろいろと出演しているようだ。私の知っている中ではエヴァの青葉シゲルくらいだが、キャリアは長いようだし、アニメファンの間では結構有名らしい。</p>

<p>その中で、一連の幸福の科学映画で一貫してヘルメスやエル・カンターレや仏陀やトスといったキャラクターの声を演じている。</p>

<ul>
<li>1997 ヘルメス－愛は風の如く（ヘルメス）</li>
<li>2000 太陽の法－エル・カンターレへの道（エル・カンターレ、ヘルメス、仏陀 / ゴータマ・シッダールタ、エル・ミオーレ、ラ・ムー、トス、リエント・アール・クラウド、オフェアリス、根本仏）</li>
<li>2003 黄金の法 エル・カンターレの歴史観 （ヘルメス／釈尊）</li>
<li>2006 永遠の法 （ヘルメス／トス） </li>
<li>2009 仏陀再誕－The REBIRTH of BUDDHA（空野太陽） </li>
</ul>

<p>つまり、ヘルメスでありエル・カンターレでありゴータマ・仏陀であり、その他云々である大川隆法総裁の声は子安氏が担当することとなっているらしい。大川総裁はよほど子安氏の声を気に入っているようである。</p>

<p>実際のところ、しゃがれ声でたどたどしく始まり、やがて興奮するとうわずったアジテーション口調になる大川隆法総裁の声をそのまま再現するのであれば、むしろギレンの方が合っていそうだ（<a href="http://www.youtube.com/watch?v=g8iN3NGr-TQ" target="_blank">YouTube - 「幸福実現党」政見放送</a>など参照。<a href="http://www.youtube.com/watch?v=jp5pepDDoBU" target="_blank">外山恒一の政見放送画像にギレンの演説を乗せたMAD動画</a>もYouTubeにアップされているが、大川総裁はまだいじられていないようで一安心）。いずれにしても、救世主の「声」としては、子安氏の方が大川総裁よりもはるかにふさわしそうである。</p>

<p>ところで、トスと書かれているのは、西洋神秘学の系譜においてヘルメスと同一視されたエジプトのトート（Toth）のことであろう。トート・ヘルメス・トリスメギストスといえば錬金術などで非常に有名である。なぜそれが現代英語読みなのか、理解に苦しむところである。</p>

<h3>幸福の科学の見解はここが浅い</h3>

<p>では、映画全般の感想に移る。けなしてばかりでも何なのでまず褒めるところを探すと、一つは声優をよく集めていると思う。それから、絵の質については場面ごとに差が見られたものの、スペクタクルシーンのCGなどはなかなかよくできていたと思う。ただし、空から下りてくる天人たちが90年代ネット3Dアイドル的な、ちょっと怖い感じの3DCG人形だったのは残念だった。</p>

<p>さて、ここで主に取り上げたいのは、この映画全体のメッセージである。</p>

<p>一つは唯物論の否定である。それは、唯物論者であった金本記者が自殺し、唯物論だった小夜子の父が空野太陽の奇跡を見て改心するといったシーンで示されている。</p>

<p>もう一つは、他宗教の否定である。それは操念会・荒井東作会長が代表的な存在である。</p>

<p>唯物論もダメ、誤った宗教もダメ。だから、再誕している仏陀の教えに従いなさい、ということになる。「ザ・リバティ」11月号の「仏陀再誕」特集記事によれば、「真実の仏陀の証明は霊能力と「心の教え」」とされている。「イエスや釈尊も「巨大霊能者」だった！」として、イエスの奇跡や釈尊の「六神通」が挙げられている（この点はオウム真理教でも強調されていたことである）。</p>

<p>その上で、「空野太陽のような正しい霊能者と、荒井東作のような危険な霊能者を見分けるポイントは？」と話は展開する。「真実の仏陀の証明は、霊能力そのものよりも、霊的な悟りを踏まえた普遍的な「心の教え」が説かれていることにある」という。</p>

<p>この基本原則に沿って作られている映画「仏陀再誕」であるが、この後半部分の設定があまりにも甘い。というのも、操念会があまりにもわかりやすすぎる悪役宗教団体として描かれているからである。操念会は、信者たちを支配し、服従させること、日本人すべてを恐怖によって従属させようとする。</p>

<p>荒井東作は、この世は弱肉強食だと主張し、勝ち残ることだけが必要だと説く（それは幸福実現党の夜警国家論、福祉ばらまきの否定と共通しているようにも感じたのだが、それはともかく......）。</p>

<p>そんなわかりやすい「悪の宗教」など、滅多なことでは存在しない。世間でカルトと騒がれ、霊感商法が問題となっている宗教団体であっても、「心の教え」を説いている部分があるからこそ信者としてついていくのである。その教えに何らかの心洗われる要素があるからこそ、信仰するのである。</p>

<p>必要なのは、その教えがなぜ正しいと言えるのかを明確に説けることではないか。再誕の仏陀の言葉だから正しい、というのでは証明にならない。なぜそれが正しいのか、なぜそれが「普遍的な善」といえるのか、それが証明できなければならない。「心の教え」を説いていない宗教など、現実にはあり得ない。その心の教えの内容やレベルが問題になるはずなのである。そこが、幸福の科学の浅いところなのである。</p>

<p>雑誌「リバティ」のインタビューで、大川宏洋氏は、「宗教にも良い宗教と悪い宗教があるのを知っていただきたいです。そして、両者の違いを判別するのは教えの中身だということを伝えたかったので、２つの教団の教えを明確に示しました」と述べているが、そんな子供だましの「明確さ」によって、この映画自体が台無しになってしまっている。</p>

<p>映画の中で説かれた空野太陽の教えは、簡単にいえば、貪瞋痴（とん・じん・ち）の三毒を離れよということであった。そして、その方法として説かれるのが「反省」である。反省ごときで三毒が抜き去れるという安易な教えにも驚くし、どのように反省するのが正しいかという基準も明確に示されてはいない。</p>

<p>また、作中で空野太陽は、「仏陀はその時代に応じた真理を説く」というような趣旨の発言をしていた。全然「普遍的」ではないのである。その時代、あるいは聴衆に合わせ、彼らが理解しやすい「方法」で説くことはあっても、教えそのものが変わっては困るのである。時代ごとに変わるのであれば、宇宙の法則でも何でもない。ただその場限りの教えにすぎない。</p>

<p>結論としては、空野太陽の演説は一見素晴らしいものであるように感じさせる雰囲気はあるものの、詳細に検討すれば決して仏陀の言葉とは見なせないということになる。</p>

<h3>ストーリーの甘さ</h3>

<p>スペクタクルシーンの派手さに反して、ストーリー構成自体も非常に甘いところが多々見受けられる。</p>

<p>たとえば、小夜子が操念会の講演会を聞きに行く。もしかしたらこの人が仏陀かもしれない、と思っているのである。そこで、話を聞いて、自分の判断で「これは違う」と思うのだったらまだいい。あるいは、一度は小夜子が操念会に入ってしまうような展開が見られてもおかしくないところである。</p>

<p>ところが、単に話を聞いているだけなのに、勇気が「救出」しにくるのである。そして、操念会のガードマンたちににらまれ、TSIの名前を持ちだして逃げ出す。聞きに行くだけで何が悪いのか、まったく理解できない。そして、そんな騒動を起こしたおかげで、弟の瞬太がひどい目に遭ってしまうのである。救出などしなければ、こんなことにはならなかったかもしれないというのに。藪蛇という言葉はこういうシーンのためにある。</p>

<p>さらに、インディペンデンス・デイみたいなUFO群を東京上空に出現させるとか、公共放送をジャックして津波の幻影を日本人に見せるとか、どう考えてもあり得なさすぎる。完全に娯楽映画ならともかく、こんなあり得ない「悪の宗教団体」をでっち上げて対比させ、自分たちの教えが正しいと説くのは、壮大な「わら人形論法」である（→<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3" target="_blank">ストローマン - Wikipedia</a>）。もっとも、オバマや金正日や鳩山由紀夫や明治天皇や昭和天皇の「守護霊インタビュー」を刊行することに何の疑問も持たない彼らだから仕方ないのかもしれないが......。</p>

<h3>対比</h3>

<p>さて、この映画ならびに原作『仏陀再誕 縁生の弟子たちへのメッセージ』は、過去からずっと仏陀（エル・カンターレ＝大川隆法総裁）の弟子であった者たちへの呼びかけとなっている。</p>

<p>実は、これに似たものはオウム真理教にもあった。その文章は、過去世から、麻原彰晃の弟子として、救済者として活動してきた者たちへの呼びかけである「集え、我が前生の弟子よ！」である。</p>

<p>ここで、『仏陀再誕』の一節の引用と「集え、我が前生の弟子よ！」の文章を対比させてみたい。現世を肯定する幸福の科学と、現世を否定するオウム真理教には方向性の違いはあるが、呼びかけ自体は非常に似ているといえる。</p>

<table border="1" cellspacing="0" cellpadding="5">
<tr>
<td valign="top" width="50%">『仏陀再誕』第1章 我、再誕す<br />（大川隆法）
</td>
<td valign="top" width="50%">集え、我が前生の弟子よ！<br />（麻原彰晃）
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top" width="50%">諸々の比丘、比丘尼たちよ。<br />
私の声を憶えているか。<br />
あなたがたは、かつて私の話を聞いたはずである。<br />
幾万年、幾千万年、幾百万年の歳月のなかで、<br />
あなたがたは、私とともに地上に生まれ、<br />
実在界にあって、また我が弟子として、道を学んできたはずである。<br />
<br />
目覚めよ<br />
<br />
諸々の比丘、比丘尼たちよ。<br />
我はここに再誕す。<br />
我が再誕を喜べ。<br />
我が再誕に気づけ。<br />
我が再誕に、その事実に、その時に、気づけ。<br />
<br />
あなたがたは、かつてあのインドの地で、<br />
私の話を聞いたはずである。<br />
あのインドの地で、我が教えを聞きたる、<br />
幾千、幾万の、縁生の弟子たちよ。<br />
あなたがたは、目覚めなくてはならない。<br />
あなたがたは、まだ深い眠りを貪っているのではないか。<br />
あなたがたが眠っていては、私は本来の仕事ができないではないか。<br />
我が目覚めた時、すべての弟子たちは、目覚めなくてはならない。<br />
我が声を発した時、<br />
すべての弟子たちは我がもとに集いきたらねばならない。<br />
<br />
縁生の弟子たちよ。<br />
この懐かしい響きを聞け。<br />
この懐かしい声を聞け。<br />
この懐かしい言葉を想い起こせ。<br />
<br />
（中略）<br />
<br />
我に従い来よ<br />
<br />
諸々の比丘、比丘尼たちよ。<br />
今生にて、ふたたび、相見えることができたことを、我は嬉しく思う。<br />
今生にて、ふたたび、相見えることができたことを、我は嬉しく思う。<br />
我はかつて、あなたがたに約束したはずだ。<br />
末法の世に、ふたたび甦るということを。<br />
末法の世に、再誕し、<br />
あなたがたと共に、仏国土建設のために、<br />
その身を投げ出すということを。<br />
末法の世にこそ、<br />
新たなる法を説かんがために、地上に降りるということを。<br />
我は、かつてあなたがたに約束したはずである。<br />
我は、その約束を違えたことはない。<br />
今、また、末法の時代が来、<br />
時代が我を要請し、<br />
時代が、あなたがたを要請している。<br />
<br />
縁生の弟子たちよ、<br />
我が声を信じよ。<br />
我が声に目覚めよ。<br />
我が向かう方向に、つき従え。<br />
我に従い来よ。<br />
我の振る、この白き手に従い来よ。<br />
我は、あなたがたの永遠の師である。<br />
永遠の師の、その後ろに続くことが、弟子の使命であるということを、<br />
ゆめゆめ忘れてはならない。<br />
</td>
<td valign="top" width="50%">　君たちは前生の修行の結果として、今生、美しい形状-容姿を有していたり、あるいは非常に豊かな家庭に生まれたり、あるいは大変優れた才能に恵まれたりしているかもしれない。また別の弟子は、今生、この人間世界における無常に気づき、そして何となく空しい毎日を送っているかもしれない。<br />
　どの弟子についても、表層意識において満足した心が生じているかもしれないが、潜在意識、つまり君たちを動かしている意識においては、何となく物足りない人生を送っているはずである。<br />
　そして君たちは救世主を待望し、「必ず今生、救世主が現われるんだ」ということについて確信を持っているはずである。それはなぜだろうか。それは前生からの約束だからである。<br />
　わたしが君たちの宗教上の主として、そして君たちの王として、君臨を約束したのは、前生であった。そして君たちはわたしと会うために、君たちのお母さんの子宮に宿り、そしてこの人間の世界へ生まれてきたのである。したがって、君たちは特別な魂ということができる。<br />
　例えば、ある優秀な子は、周りの優秀な子たちとしのぎを削り、一流大学へ入り、そこでその競争の空しさを味わいながらも、前生の徳によって、その空間でのある程度の満足を得ているはずである。しかしその空間での満足は、君を、人生という点から考えた場合、納得させる人生観を与えてくれているわけではないだろうし、また本当のもの、あるいは光、あるいはグル、あるいは真理、あるいは救済といったような言葉を追い求めているはずである。<br />
　あなたは非常に形状-容姿が美しいかもしれない。そしていろいろな恋愛を行ない、そこでの表面的な喜びを経験しながらも対象に満足できず、そして「わたしの求めているものはこの人ではない」とか、「わたしの求めている価値観はこんなものではないんだ」と苦しんでいるかもしれない。それはそのとおりである。なぜならばあなたが前生において経験した至福は、彼が与えてくれる、あるいは彼女が与えてくれる喜びに比べ、何千倍も何万倍も大きいからである。<br />
　また、あなたは求道心によって本屋に通い、多くの本を読み、そしてどこかに真実の道はないか模索しているかもしれない。しかし、どの本も何となく、八十パーセントは正しいようだが二十パーセント納得できない、そう考えているかもしれない。それはそのとおりである。なぜならば、現代に説かれている本のほとんどが他の本の物真似であり、そして体験に裏づけされていないからである。<br />
　前生の私の弟子であるあなたは、少なくとも小さな悟り、あるいは小さな解脱を経験し、この人間界へ生まれてきたはずである。だとするならば、そのようなまやかしが、例えば本の中に美辞麗句が並べられていたとしても、あるいは宗教上の体験が美しくかつ清らかに書かれていたとしても、それは前生あなたが経験した小さな悟りや解脱に比べると、ちゃちなものにほかならない。<br />
　そしてあなたは今、オウム真理教に出合い、前生のグルであるわたしと出会った。ここであなたは何をなさなければいけないのか。それはグルの教えを実践し、個人的には悟り・解脱である。そして前生、大乗の実践者であったあなたは、わたしとともに救済活動を展開し、そしてあなたと縁深き魂、宗教上での縁深き魂を救済しなければならない。あなたが救済者としてこの世で活動を始めたとき、あなたにはちょうど鳥が古巣に帰るように、一種独特の落ち着いた気持ち、安心した気持ち、そして自分の居場所はここであるということに確信を持つはずである。<br />
<br />
　さあ、気づきなさい、わたしとともに瞑想したときを。<br />
　気づきなさい、わたしの説いた法則を聴き、学び、そして多くの魂を救済したことを。<br />
　気づきなさい、あなたが経験した光の空間を、そして神々の空間を。その価値に比べれば、あなたの今有している現世的な美しさ、才能、これはまさに取るに値しない。<br />
　そして、どの道を歩こうか迷っている前生の弟子よ、気づきなさい。すべての本を捨てなさい。そしてわたしの教えに帰依し、真理を実践しなさい。それによってあなたの心は安定し、止まり、悟り、解脱するはずである。<br />
　わたしは今生、またあなたと一緒に座り、瞑想することができることを大変喜んでいます。<br />
　集え、我が前生の弟子よ！<br />
</td>
</tr>
</table>

<h3>結論</h3>

<p>そういうわけで、星一つから五つで評価するなら、仏陀再誕はいろんな意味で★☆☆☆☆（星一つ）であった。</p>

<p>主題歌「悟りにチャレンジ」のウ・ソンミンを始めとして、制作者クレジットに韓国系の名前が非常に多く見られたのが印象的だった。</p>

<p>なお、今回は東京の丸の内TOEI1にて、10月29日木曜日の午後4時からの回で観賞した。ギリギリに行って結構真ん中の席だったのだが、その回の観客は10人足らずであった。予告編の最初に「2012」が流れたのが、いろいろな意味で象徴的なような気がした。購入したのは映画パンフレットと『仏陀再誕 携帯版』である。いろいろグッズも売っていたが、そこまではさすがに手が伸びなかった。</p>

<p><style type="text/css"><!--.amonya-box{padding:0;}.amonya-box *{margin:0;padding:0;}--></style><div class="amonya-box" style="width:510px;border:solid #009900 2px;"><div style="width:510px;text-align:center;"><div style="width:170px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876883866/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4876883866.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="仏陀再誕 携帯版" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876883866/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">仏陀再誕 携帯版</a><br />[大川隆法]</div></div></div><div style="width:170px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487688224X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/487688224X.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="仏陀再誕―縁生の弟子たちへのメッセージ" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487688224X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">仏陀再誕―縁生の弟子たちへのメッセージ</a><br />[大川 隆法]</div></div></div><div style="width:170px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002OILWG2/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/B002OILWG2.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="The Liberty (ザ・リバティ) 2009年 11月号 [雑誌]" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002OILWG2/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">The Liberty (ザ・リバティ) 2009年 11月号 [雑誌]</a><br />[幸福の科学出版]</div></div></div><div style="font-size:10px;font-family:Verdana;text-align:right;padding:0 3px 5px 3px;clear:both;">by <a style="text-decoration:none;" href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></div></div></div></p>

<blockquote>
  <ul>
  <li><a href="http://www.kotono8.com/humanities/politics/kouhuku/" target="_blank">絵文録ことのは: 連載「幸福実現党の研究」記事一覧</a></li>
  <li><a href="http://www.kotono8.com/wiki/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E5%85%9A" target="_blank">幸福実現党 - 閾ペディアことのは</a></li>
  </ul>
</blockquote>
]]>
    </content>
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    <title>ハロウィーンの起源・由来について調べてみた</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/10/30halloween.html" />
    <id>tag:www.kotono8.com,2009://9.1953</id>

    <published>2009-10-29T15:28:23Z</published>
    <updated>2009-10-29T15:29:44Z</updated>

    <summary>私が小さいころには、ハロウィーンはなじみのないお祭りだった。英語の教科書でtrick-or-treatなどが出てきたが、あくまでも異国の風習としての授業だった。 それが近年、10月はカボチャだらけである。そもそも、ハロウィーンとはどういう祭りなのか。キリスト教のお祭りであるかのように言われるが、それにしては非常におどろおどろしい。 というわけで、その起源や由来について調べてみたところ、古代ケルトのサーウィン祭に起源があることがわかった。どうやら、日本のお盆が実は仏教などとは何の関係もないアニミズムに基づくお祭りであるのと同様、ハロウィーンもキリスト教とは何の関係もないアニミズム的なお祭りであるようだ。いや、ご先祖様が帰ってくる日という意味では、ハロウィーンは「ケルト版のお盆」と言ってもよいように思う。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
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    </author>
    
        <category term="民俗学・都市伝説" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ハロウィーン" label="ハロウィーン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>私が小さいころには、ハロウィーンはなじみのないお祭りだった。英語の教科書でtrick-or-treatなどが出てきたが、あくまでも異国の風習としての授業だった。</p>

<p>それが近年、10月はカボチャだらけである。そもそも、ハロウィーンとはどういう祭りなのか。キリスト教のお祭りであるかのように言われるが、それにしては非常におどろおどろしい。</p>

<p>というわけで、その起源や由来について調べてみたところ、古代ケルトのサーウィン祭に起源があることがわかった。どうやら、日本のお盆が実は仏教などとは何の関係もないアニミズムに基づくお祭りであるのと同様、ハロウィーンもキリスト教とは何の関係もないアニミズム的なお祭りであるようだ。いや、ご先祖様が帰ってくる日という意味では、ハロウィーンは「ケルト版のお盆」と言ってもよいように思う。</p>
]]>
        <![CDATA[<p>というわけで、調べた結果はこちらにまとめてある。</p>

<p>→<a href="http://www.kotono8.com/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3" target="_blank">ハロウィーン - 閾ペディアことのは</a></p>

<p>簡単に概要をまとめると、</p>

<ul>
<li>もともとはケルトのサーウィン祭。これは収穫の終わりと冬の訪れの季節の祭りで、この日は先祖霊が帰ってくると信じられていた。</li>
<li>そこに、ケルトを支配したローマの祭り（フェラリア祭とポーモーナ女神祭）が融合した。フェラリア祭は2月だが、死者の霊がやってくる祭りである。</li>
<li>7世紀、教皇ボニファティウス4世が、11月1日を万聖節と定めた。異教の死者の祭りに対抗して、死せる聖人の祭日を定めたわけである。その万聖節（All-hallows / All-hallowmas）の前日（eve）なのでハロウィーンという言葉が生まれた。だから、名称だけはキリスト教由来である。</li>
<li>ハロウィーンは移民たちによってアメリカ大陸に持ち込まれた。そこで、アメリカ原産のカボチャなどが採用され、風習も年代によって少しずつ変わっていった。アメリカにハロウィーンが根付くのは19世紀後半、アイルランド系移民が大量にやってきてからのことである。</li>
</ul>

<p>というわけで、古代ケルトの「お盆」みたいなお祭りがハロウィーンとして日本にも上陸した、ということのようである。キリスト教圏でも仏教圏でも、理論的な宗教をもってしても、土着のアニミズム信仰のようなものはなかなか駆逐できないものらしい。</p>
]]>
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    <title>なぜ日本人はよく自殺するのか</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kotono8.com/2009/10/28suicide.html" />
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    <published>2009-10-28T05:07:15Z</published>
    <updated>2009-11-05T11:32:12Z</updated>

    <summary>香港「明報」10月18日号の「好書搶読」（良い文章を争って読む）コーナーに、ライター湯禎兆氏の「日本人為什麼愛自殺（なぜ日本人はよく自殺するのか）」という文章が掲載されている。これは、青木雄二、柳美里、岡田尊司らの見解を紹介する一方、酒井法子が自殺したというデマが流れたことや硫化水素自殺などのタイムリーな話題も取り上げている。経済的理由のみならず、「武士道精神」「著名人への自殺を期待する大衆」「自己愛型社会」などの社会的・文化的な要素も指摘されている。 そこで独自にこの文章を翻訳してみた。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
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        <category term="日本時事ネタ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="社会学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="自殺" label="自殺" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kotono8.com/">
        <![CDATA[<p>香港「明報」10月18日号の「好書搶読」（良い文章を争って読む）コーナーに、ライター湯禎兆氏の「日本人為什麼愛自殺（なぜ日本人はよく自殺するのか）」という文章が掲載されている。これは、青木雄二、柳美里、岡田尊司らの見解を紹介する一方、酒井法子が自殺したというデマが流れたことや硫化水素自殺などのタイムリーな話題も取り上げている。経済的理由のみならず、「武士道精神」「著名人への自殺を期待する大衆」「自己愛型社会」などの社会的・文化的な要素も指摘されている。</p>

<p>そこで独自にこの文章を翻訳してみた。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>《良い文章を争って読む》湯禎兆「なぜ日本人はよく自殺するのか」</h3>

<p><a href="http://news.sina.com.hk/cgi-bin/nw/show.cgi/23/1/1/1298591/1.html" target="_blank">好書搶讀﹕湯禎兆：日本人為什麼愛自殺 - 新浪網 - 新聞</a>より。以下、最後までこの翻訳である。</p>

<p>2009-10-18【明報の独自記事】</p>

<p>　社会時事評論家・青木雄二『青木雄二の二十世紀事件簿』（河出書房新社、2002年初版）では、自殺現象を経済崩壊の反映と見なしている。直接的には、政府自民党に矛先を向け、すべては自民党の施策がよくなかったために、日本人を永遠に回復できない状況まで引きずり込んだためであると認識している。一家の主人である中年男性が、自殺者のグループの中でもハイリスクな集団となっていることを考えれば、これはまさしく合理的で正常な推論といえる。</p>

<p>　しかし、文化伝統的に見た日本人の武士道精神の習慣については、ここでは原因として取り上げられていない。</p>

<p>　日本の自死遺児福祉に関わる「あしなが育英会」の著書『自殺って言えなかった』の中国語訳『説不出是自殺』（台北先覚出版、2003年10月初版）が台湾で出版された。その中には自殺の「事例」が少なからず載っている。その中では、多くの中年男性が、自分の会社内での潔白を証明しようとして、自殺をもって人格証明としているのである。このように公を優先して私を後にするのは、家族の幸福を後回しに考える思考である。まさにこれは武士道精神で、武士に切腹させて処罰し、悔い改めとし、恥を逃れさせ、友にあがなわせ、それによって自分の忠誠を究極的に証明させるのと同じである。現在でも形式こそは変わっているものの、精神的に内包されるものはほんの少しも変わっていない。</p>

<p>　それ以外にも、隠された文化意識が、社会的に著名な人の頭上につきまとっている。日本の社会は、有名人、特に文化人に対して、自殺への期待を有している。もちろん過去には、小説家・太宰治、文豪・三島由紀夫の自殺が一時期「盛り上がり」を見せたが、その背景には、みんなを満足させるような演技をしてくれることへの期待といった要素もある。これは一考に値することだ。</p>

<p>　小説家・柳美里『自殺』（株式会社文藝春秋、1999年12月初版）での分析によれば、太宰治を別の立場から見れば自殺というより他殺だという。社会上は、編集者から読者に至るまで、みな太宰が自殺によって自己の芸術生命を完成させることを期待していた。そして最後には人生に美しい終結をもたらしたのである。</p>

<p>　そのため、現代の流行文化スターの中でも、私たちは様々な人物が自殺を「演ずる」のを往々にして見る。中森明菜から宮沢りえに至る自殺未遂、尾崎豊の実行に至るまで、すべてこの分野における文化伝統は続いているといえる。8月に自首して覚醒剤使用を認めた酒井法子は、自首する前に一度、自殺したというデマが広まり、日本のネット上ではその情報が沸騰した（※訳注：２ちゃんねるの「酒井法子さん、首吊り自殺。」など、デマスレッドが散見される）。</p>

<p>　さらに詳細に背景にある文化心理構造を探るならば、自殺によって絢爛たるカーテンコールの儀式とする傾向は有名人本人だけでなく、ひるがえって無名の潜在する大衆にも大同小異の期待があるのではないか？</p>

<p>　実際、酒井法子の所属するサンミュージックもかつて芸能人が自殺した前科がある。1986年に人気を得ていた青春アイドル岡田有希子は、事務所のある大木戸ビル七階から飛び降りた。死体は写真週刊誌記者が撮影し、大騒動となったのである。「酒井法子が自殺した」という情報が流れたことについても、まさに一般人の心理の中に自殺を求める心があることを反映しているようである。</p>

<h4>生まれつきつまらなかったから自殺する</h4>

<p>　小説家・柳美里は、何度も自殺未遂を行なった末に、著名な小説家となった。そのため、日本社会の中では重要な自殺分析評論家となっている。柳は自殺から再生に至る個人の経歴を小説『命』に書いた。これは同タイトルの映画として2002年に上映され、江角真紀子がその役を演じた。</p>

<p>　柳は現代日本人の自殺感情について独特な解釈を行なっている。柳は、北野武の1993年映画『ソナチネ』がすべての問題点を呈示しているという――「生まれつきつまらなかったから、今やっと自殺するんだ」。映画の主役は、復讐を遂げて本来なら無事に戻ることができた。しかし、すべてを達成して恋人に会ったとたん、突然発砲自殺する。この作品は、理由を徹底的に排除した虚無的雰囲気に充ち満ちている。</p>

<p>　台湾の有名な文化人・南方朔もかつて憂鬱のために自殺企図があった。その彼が日本の最近の「集団自殺」現象を解読したものも期せずして一致している。フランスの思想家ジャン・ボードリヤールのいう「真実よりもヴァーチャルなものを信じられる世代」の中では、生命は経歴の過程ではなく、組み合わせて作られた形にすぎず、誰もがその指示によって事を進めているということになる。</p>

<p>　つまらなかったからやっと自殺するというのも、この種の「集団自殺」の一形式であり、あるいは文化上の集団抗争精神の顕現であるかもしれない。ではどういう人がこれを言い出すのか？</p>

<h4>「自己愛型社会」の自殺風潮</h4>

<p>　ネットを通して集団自殺を呼びかけた事例については、2008年に出現した硫化水素事件でまた別の要素があらわれた。硫化水素とは硫黄と水素の化合物で、無色の気体である。本来は自然界でも火山などに存在しており、高濃度の硫化水素では重い中毒が発生し、生命にも危険が及ぶ。近ごろ、ある人物がネット上で家庭用品を使って硫化水素を発生させる方法を公開し、これによって社会において続けざまに模倣自殺ならびに集団自殺の事件が続いた。最終的には日本政府はネットワークプロバイダーに対して、硫化水素製造方法資料を削除するよう要請し、収拾がつかなくなっていた風潮を抑えようとした。（※訳注：<a href="http://www.kotono8.com/wiki/%E7%A1%AB%E5%8C%96%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E8%87%AA%E6%AE%BA" target="_blank">硫化水素自殺 - 閾ペディアことのは</a>参照）</p>

<p>　社会学者・岡田尊司は『自己愛型社会』（平凡社、2005年5月初版）において、日本は「自己愛型社会」となっており、自殺率が高いのは変えられない事実だと指摘した。岡田はフランスの有名な社会学者エミール・デュルケームの名著『自殺論』（Le Suicide）を土台として論ずる。デュルケームによれば、カトリック国家の自殺率は低く、その多くが「他殺本意の自殺」である。それに比較してプロテスタント国家の自殺率は高く、それは「自殺本意の自殺」および「無規範状態」が多い。岡田尊司はこれに補足して、プロテスタント国家の多くは資本主義社会を形成している。また往々にして「自己愛型社会」となっている。その「自己愛」の特性は衝動的かつ破壊的なものであり、矛盾は同様に容易に自己に向かいやすくなる。このため、自己を攻撃することが進んで自殺となり、快楽型犯罪の新形態の一つとなっている、と述べる。</p>

<p>　日本社会には問題の起こらない日はなく、古い内容も不断の変化を遂げている。これは日本の問題点の限りのない様相である。</p>

<p>文：湯禎兆　編集：曾祥泰　日本語訳：松永英明</p>

<p><style type="text/css"><!--.amonya-box{padding:0;}.amonya-box *{margin:0;padding:0;}--></style><div class="amonya-box" style="width:600px;border:solid #009900 2px;"><div style="width:600px;text-align:center;"><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309014674/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4309014674.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="青木雄二の二十世紀事件簿 犯罪・社会篇" border="0" /></a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309014704/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4309014704.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="青木雄二の二十世紀事件簿―芸能・風俗篇" border="0" /></a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763184105/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4763184105.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="自殺って言えなかった。 (サンマーク文庫)" border="0" /></a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167621029/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4167621029.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="自殺 (文春文庫)" border="0" /></a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101229252/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4101229252.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="命 (新潮文庫)" border="0" /></a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008OK3A/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/B00008OK3A.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="命 [DVD]" border="0" /></a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000UMP1G6/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/B000UMP1G6.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="ソナチネ [DVD]" border="0" /></a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582852718/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4582852718.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="自己愛型社会―ナルシスの時代の終焉 (平凡社新書)" border="0" /></a></div></div></div><div style="font-size:10px;font-family:Verdana;text-align:right;padding:0 3px 5px 3px;clear:both;">by <a style="text-decoration:none;" href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></div></div></div></p>
]]>
    </content>
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    <title>元ネタを知ると知らないで面白さが段違いのマンガ（『聖☆おにいさん』『へうげもの』『大奥』）</title>
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    <published>2009-10-26T15:34:19Z</published>
    <updated>2009-10-29T04:23:27Z</updated>

    <summary>中村光『聖☆おにいさん』4巻が発売された。これはおそらく予備知識がなくても十分に面白いだろうとは思うのだが、キリスト教や仏教についての知識があれば（つまり、元ネタがわかれば）面白さは倍増する。 同様に歴史の知識があれば面白さが倍増する歴史マンガとして、よしながふみ『大奥』と、山田芳裕『へうげもの』がある。いずれも独自の設定を行なっていながら、そこでそういうふうに史実と合わせるか、というストーリーの妙が素晴らしい。 元の素材を殺すことなく、大胆なアレンジをしてうならせる。その料理の妙が素晴らしい。今回はこの三作について考察してみた。なお、ほんの少しネタバレがあるので、気になる方は上記三作を現在の単行本刊行分まで読んでからどうぞ。 ...</summary>
    <author>
        <name>松永英明</name>
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    </author>
    
        <category term="書評" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>中村光『聖☆おにいさん』4巻が発売された。これはおそらく予備知識がなくても十分に面白いだろうとは思うのだが、キリスト教や仏教についての知識があれば（つまり、元ネタがわかれば）面白さは倍増する。</p>

<p>同様に歴史の知識があれば面白さが倍増する歴史マンガとして、よしながふみ『大奥』と、山田芳裕『へうげもの』がある。いずれも独自の設定を行なっていながら、そこでそういうふうに史実と合わせるか、というストーリーの妙が素晴らしい。</p>

<p>元の素材を殺すことなく、大胆なアレンジをしてうならせる。その料理の妙が素晴らしい。今回はこの三作について考察してみた。なお、ほんの少しネタバレがあるので、気になる方は上記三作を現在の単行本刊行分まで読んでからどうぞ。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>中村光『聖☆おにいさん』</h3>

<p><style type="text/css"><!--.amonya-box{padding:0;}.amonya-box *{margin:0;padding:0;}--></style><div class="amonya-box" style="width:600px;border:solid #009900 2px;"><div style="width:600px;text-align:center;"><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063726622/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063726622.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="聖☆おにいさん 1 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063726622/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">聖☆おにいさん 1 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063727203/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063727203.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063727203/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406372784X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/406372784X.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="聖☆おにいさん 3 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406372784X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">聖☆おにいさん 3 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:150px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063728420/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063728420.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063728420/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="font-size:10px;font-family:Verdana;text-align:right;padding:0 3px 5px 3px;clear:both;">by <a style="text-decoration:none;" href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></div></div></div></p>

<p>『聖☆おにいさん』は、イエスとブッダが東京立川に下宿するという物語である。しかし、文字通り浮世離れした二人が、仏典や聖書のエピソードを踏まえつつ、大騒動を繰り広げてしまう。ブッダがシルクスクリーンで手作りしたＴシャツの文字を初めとして、ちょっとした台詞や行動に至るまで、これでもかというほど宗教上のネタが仕込まれている。</p>

<p>きまじめな信仰者にとっては、これは腹立たしい内容だ、不遜だ、失礼だと思われることもあるようだ（<a href="http://blogs.yahoo.co.jp/sjy0323jp/57870598.html" target="_blank">聖☆おにいさん　を読みました。その１ - 久保木牧師のblog ～ゆるりと生きる～ - Yahoo!ブログ</a>など）。</p>

<p>しかし、原始仏教に傾倒し、Ｑ資料的に抽出されたイエスに関心を持つ私にとっては、一部後世に作られた偽経や後世の風習などに左右されている点が多少気になるものの（たとえば盂蘭盆会など）、全体としては「よくぞこれだけ知っているな、よく調べているな」と感心してしまうのである。</p>

<p>たとえば「天上天下唯我独尊」という、ブッダが生まれてすぐに述べたという言葉。これは、<a href="http://www.kotono8.com/2008/07/28saint-oniisan.html" target="_blank">『聖☆おにいさん』Ｔシャツ文字のモトネタ一覧［絵文録ことのは］2008/07/28</a>で書いた元ネタ解説をセルフ引用すると、こういう言葉である。</p>

<blockquote>
  <p>山折哲雄の『仏教用語の基礎知識』では「釈迦は誕生してすぐに立ち上がり、「天上天下唯我独尊（天にも地にも我は最尊なるもの）」と告げたという。釈迦は最高の敬いと祈りをささげられる対象であったから、その生誕は天界の花々と甘露を持って神々に讃えられたといい、釈迦自身も「天上天下唯我独尊」と告げたと伝承される」と書かれている。「全世界で私が最も尊い」という堂々たる宣言である。 <br />
  この言葉について、「どれ一つとして尊くない命はない」と解釈するのは、日本仏教界の一部に広まっている誤り。</p>
</blockquote>

<p>これが、第4巻「その24」ではこんなやりとりに化けてしまう。</p>

<blockquote>
  <p>ブッダ「私　生まれてすぐ「天上天下唯我独尊」って言ったでしょ？」</p>
  
  <p>イエス「ああ......でもあれ『どんな命も仏の私と同様に尊い』って意味なんでしょ？」</p>
  
  <p>......</p>
  
  <p>イエス「......そのままの意味だったの......？」</p>
  
  <p>ブッダ「若いうちは　皆 何かしらやらかすでしょう？」中二病みたいなものだよ</p>
</blockquote>

<p>この解釈を見て笑わずにいられようか。うまいことアレンジするなぁと感心せずにはいられない。元ネタを知らなくても聖者の若気の至りを思わせて面白いと感じるだろうが、このひねり方を楽しむには、上記の元ネタを知っていなければ無理である。</p>

<p>そういうわけで、仏教とキリスト教の基本的な知識があれば、これは楽しめること請け合いである。少なくとも、「立川になじみがあるからこのマンガを買ってみたけれども、宗教的知識は皆無」という人にとっては、全然面白くない可能性がある。</p>

<p>ちなみに、手塚治虫版「ブッダ」はかなり手塚色にアレンジされているので、元ネタとしてはおすすめしない。</p>

<h3>山田芳裕『へうげもの』</h3>

<p><style type="text/css"><!--.amonya-box{padding:0;}.amonya-box *{margin:0;padding:0;}--></style><div class="amonya-box" style="width:600px;border:solid #009900 2px;"><div style="width:600px;text-align:center;"><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063724875/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063724875.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (1服) (モーニングKC (1487))" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063724875/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (1服) (モーニングKC (1487))</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406372512X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/406372512X.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (2服) (モーニングKC (1512))" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406372512X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (2服) (モーニングKC (1512))</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063725456/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063725456.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (3服) (モーニングKC (1545))" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063725456/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (3服) (モーニングKC (1545))</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063725758/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063725758.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの 4服 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063725758/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの 4服 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063726258/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063726258.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの 5服 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063726258/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの 5服 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406372672X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/406372672X.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの 6服 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406372672X/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの 6服 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063727270/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063727270.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの 7服 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063727270/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの 7服 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063727742/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063727742.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの 8服 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063727742/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの 8服 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="width:200px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063728013/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063728013.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="へうげもの 9服 (モーニングKC)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063728013/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">へうげもの 9服 (モーニングKC)</a></div></div></div><div style="font-size:10px;font-family:Verdana;text-align:right;padding:0 3px 5px 3px;clear:both;">by <a style="text-decoration:none;" href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></div></div></div></p>

<p>連載では「これは「出世」と「物」、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将【古田織部】の物語である。」と紹介されている。古田織部という実在の風流武将を主人公に、戦国から江戸時代に至る歴史を描く。いかに「数寄者」としての頂点を目指すか、陶器の美を究めるか、という欲にまみれた織部の突っ走りっぷりが何ともいえない。</p>

<p>千利休や、信長、秀吉、家康その他数々の武将たちと関わっていく。それは、古田織部や利休などにまつわる史実を踏まえながら、そのキャラクターをさらに発展させ、すさまじいまでのフィクションを盛り込んでいくのである。</p>

<p>そこには、史実を知っていれば、なるほどこういう設定にするのか、こう組み合わせるのか、といった驚きがある。史実を知らなくても面白いだろうが、やはりその裏返し方、それでいて史実と巧妙にすりあわせていく巧みさが光る。</p>

<p>最大の仕掛けは「本能寺の変」の真犯人とその黒幕なのだが、明らかに史実ではない設定にもかかわらず、ストーリー自体は史実通りに動いていく。そこが巧妙なのである。こんなこともありえたかもしれない、というフィクションの組み込み方が絶品だ。しかし、本能寺についてはこのマンガの大きなネタバレになってしまうので、ここでは詳細に書けない。</p>

<p>私が個人的にうなったのは、天海（随風）と光秀・家康の関わり方の設定だ。私は天海の大ファンであり、とにかく調査研究中なので、これは非常に気になるところである。さて、世間には、光秀は生き延びて天海僧正になったという妄説があるのだが（これは100％ありえない伝説である。天海の前半生は明らかであり、光秀と重なることはありえない）、それでも天海と光秀には何らかの関係があったのかも、と思わせる要素はないわけではない。たとえば、天海が中興して東照宮を置いた日光には「明智平」という地名がある。</p>

<p>そういうわけで、『へうげもの』において、108歳の寿命を誇る天海が家康・秀忠・家光の三代に仕えて、黒衣の宰相となったという史実と、その天海と光秀を結びつけたい後世の伝説をうまくミックスし、しかも安易に天海＝光秀説に走ることなく、「天海が光秀の死を看取った」という場面を挿入してきたのである。この展開になったとき、私はもうそれこそ大金時様が目を覚ます勢いであった。</p>

<p>物事の起源を勝手に作り上げてしまうのもこのマンガの味となっている。最も圧巻なのは伊達政宗の芝居がかった台詞と動作だ。どういうキャラ設定なんだ？と思っていたら、それがやがて「おくに」と出会い、さらに「伊達」という言葉につながっていく。「瀬戸物」や「七本木」など、史実ではないのだが、うにょうとした起源が織部につなげられていくのだが、それがまた心地よい。</p>

<p>史実ネタを踏まえた上で、それをゴチャゴチャにかき回し、三回転ぐらい「めぎゅわ」とばかりにひねり倒して、最後にはまたまた史実に戻る。そんな力ワザが効いているから、信長が「愛」などという当時あり得ない発言をしても許せてしまうのである。タイトルがポップスやロックの名曲をもじったものであっても、逆に「これぞわびさび」と納得できてしまうのである。</p>

<p>史実としての織部については『古田織部の茶道』あたりが詳しく、これを読めば、その死までなおも波瀾万丈が続くことがわかる。その織部の生涯を「へうげもの」がどう料理するか、まさに見物である。</p>

<div class="mm-middle" style="margin-bottom:0px;"><div class="mm-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061589326/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21Q0WDGSN0L._SL160_.jpg" alt="古田織部の茶道 (講談社学術文庫)" title="古田織部の茶道 (講談社学術文庫)" width="99" height="140" border="0" /></a></div><div class="mm-content" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%"><div class="mm-title" style="line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061589326/kotonoha0b-22/ref=nosim" target="_blank">古田織部の茶道 (講談社学術文庫)</a></div><div class="mm-detail" style="margin-top:10px;">桑田 忠親<br />講談社 ( 1990-07 )<br />ISBN: 9784061589322<br />おすすめ度:<img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/common/customer-reviews/stars-5-0.gif" border="0" alt="アマゾンおすすめ度" style="vertical-align:middle;" /><div style="margin:7px 0px"><a href="http://mediamarker.net/u/kotono8/?asin=4061589326" target="_blank">蔵書録ことのはで詳細を見る</a></div><div style="text-align:right;font-size:7pt;font-family:verdana"><a href="http://mediamarker.net/" target="_blank">MediaMarker</a></div></div></div><div style="clear:left"></div></div>

<h3>よしながふみ『大奥』</h3>

<p><style type="text/css"><!--.amonya-box{padding:0;}.amonya-box *{margin:0;padding:0;}--></style><div class="amonya-box" style="width:600px;border:solid #009900 2px;"><div style="width:600px;text-align:center;"><div style="width:120px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143019/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4592143019.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143019/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))</a></div></div></div><div style="width:120px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143027/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4592143027.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143027/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))</a></div></div></div><div style="width:120px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143035/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4592143035.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143035/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)</a></div></div></div><div style="width:120px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143043/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4592143043.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" alt="大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143043/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)</a></div></div></div><div style="width:120px;float:left;"><div style="padding:5px;"><div style="margin-bottom:2px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143051/kotonoha0b-22/ref=nosim/" name="amonya-mimg" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/detail/thumb-no-image.gif" alt="大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)" border="0" /></a></div><div style="font-size:12px;font-family:Verdana;line-height:110%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592143051/kotonoha0b-22/ref=nosim/" target="_blank">大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)</a></div></div></div><div style="font-size:10px;font-family:Verdana;text-align:right;padding:0 3px 5px 3px;clear:both;">by <a style="text-decoration:none;" href="http://www.amonya.com/" target="_blank">ええもん屋.com</a></div></div></div></p>

<p>よしながふみの他の作品で、読めないものがある。いわゆるＢＬ、男×男モノは読めない。だから、『きのう何食べた？』でもちょっときつい。ましてやそれ以上のＢＬは不可である。断じて読めない。だから、「男女逆転大奥」「美男三千人」というキャッチフレーズでよしながふみの新作が宣伝されたとき、うっかり「大奥で男と男が」みたいな話を想像して、当初は完全にはねつけていた。</p>

<p>しかし、ある人から強く薦められて読んでみたら、もうまったくそんなことは全然ない。それどころか、「歴史の元ネタをうまいぐあいにアレンジして架空歴史を作り上げてしまった傑作」だとわかったのだった。</p>

<p>宇宙世紀ガンダムにおける「ミノフスキー粒子」に匹敵する存在（すなわち、ストーリー展開を決定づける重要な道具）が「赤面疱瘡」という病である。この病によって男性人口が激減し、生き残った少ない男は種付け用に重宝され、社会を動かしていくのは女性中心となる。武家も女子が継ぐようになり、八代将軍吉宗も、大岡越前もまた女であった。吉宗はこの不自然さを不思議に思い、大奥の記録係に尋ねる。彼は三代将軍家光の時代からの生き残りで、そのころまでは男と女がほぼ同数だったという......。</p>

<p>単純に男女を入れ替えたというだけではなく、それを裏付ける背景も巧妙に作られている。そして、イスパニア船の来航を禁止し、オランダ人を出島に封じ込めたのも、由井正雪の乱も忠臣蔵も、すべてがこの赤面疱瘡に由来すると語られれば、これまたうなるしかないのである。お万の方とお玉の設定も、史実をうまく反映している。生類憐れみの令に至る伏線も意外であった。</p>

<p>男女逆転という異常な事態が、表向きは史実と同じ事件を呼び起こす。そして、その異常さに吉宗は気づいている......。そんな微妙なバランスのもとで、この物語は成り立っているのである。</p>

<p>ネット等ではこのマンガについてフェミニズムあるいはジェンダーの観点から読み解いているものが見受けられるが、私は、よしながふみがそういうことを語りたくてこのマンガを描いたとは思わない。おそらく、大奥の男女が逆転していたとしたら、それはどうして起こったのか、どういうふうに展開していくのか、と考えたのだろうと空想する。そこにフェミニズムだの何だのは介在しないと思う（もちろん、読者がこの物語をフェミニズム的に読むのは勝手である）。</p>

<p>大奥は映画化の話も進んでいるようである。だが、単に「イケメン揃いの大奥」という煽り文句で釣るのではなく、この歴史改変ものとしての「設定の妙」をうまくアピールするような作品になってほしいと思う（「花ざかりの君たちへ」は、台湾ドラマ版『花様少年少女』では忠実に再現されていたのに、日本ドラマ版は「イケメンパラダイス」というふざけきったサブタイトルですべてぶちこわしてしまったことを想起されたい）。</p>

<h3>設定はしっかりと</h3>

<p>そういうわけで、史実や元ネタをしっかり踏まえた上で意図的に改変し、その変化そのものを楽しさにつなげているのが上記の三つのマンガであるといえる。</p>

<p>私自身は、こういう元ネタの設定をうまく活かしているものを読めば素直に驚き、素晴らしい作品だと思う。</p>

<p>一方で、そういう設定をないがしろにしている場合には、決して楽しめない。その最たる例が『グイン・サーガ』である。歴史上あるいは伝説上の様々な地名や人名が無造作に用いられており、その元となった地名・人名にまつわる歴史などを知っていると、逆に違和感ばかりが募る。大体、ヴァラキアが海沿いの国だとか（史実のワラキアは内陸国だ）、一巻冒頭でケイロニアがノスフェラスの東にあると語られていたのがいつのまにか方角が変わっているとか、外伝の時系列と本編の時系列が狂っているとか、まあいろんなものがまぜこぜに使われていて気持ち悪いことおびただしい。そういう、設定をないがしろにした作品はまるで楽しめない。</p>

<p>もちろん、設定に凝ればよいというわけではない。設定だけでそれ以外に能のない作品だってありえる。しかし、今回挙げた三作品は、いずれも設定の妙を生かし切った名作だ。こういう作品を私は渇望しているのである。</p>

<h3>追記（10/29）</h3>

<p>ブックマークコメントで、元ネタを意識して読むことに対する反発がいくつか見られる。もちろん、本の読み方に「正解」はないのだからその人の好きずきではある。</p>

<p>しかし、である。たとえば『究極超人あ～る』のようなマンガについて、元ネタを知ろうとしなくてどうするのか、と思う。もちろん、「あ～る」は元ネタ知識皆無でも面白いことは言うまでもないが、ロボットの名前に必ずＲがついているとか（アシモフ）、よりによって自転車の名前が「轟天号」だとか（海底軍艦）、知っている人だけが笑えるネタが数限りなく出てくるわけである。</p>

<p>「あ～る」は言うまでもなく、ストーリーや登場人物こそオリジナルであるものの、パロディやオマージュに充ち満ちた作品である。そういう意味で言えば、『聖☆おにいさん』は聖書・仏典・宗教史のパロディやオマージュであるし、『へうげもの』や『大奥』は、単に歴史を舞台にとったというだけではない、歴史のパロディでありオマージュとなっている作品といえる。</p>

<p>そして、パロディやオマージュを含む作品は、その元ネタに思いを馳せてこそ、完全に観賞できると言い切ってよい。</p>

<p>なお、中には元ネタ知識が必須かと思わせておいて、実はいろいろそれっぽいものを適当に放り込んだだけというエヴァンゲリオンみたいな作品もあるので、要注意である。</p>
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