mixiの有効な使い方――適切なプライバシー・コントロール

巨大化したmixiは本当に使えないのか。FPN-ニュースコミュニティ- 何ゆえmixiから逃亡するのかという記事では、巨大化しすぎたmixiがソーシャル・ネットワーキング(SNS)としての特性を失いつつあるという指摘がなされている。しかし、これに疑問を感じた。特に、mixiの問題点として挙げられているものが、いずれも実感に合わない。どうやら、使い方を間違っているのではないかと思う。

プライバシーのコントロールとサービスの使い分けという点から、mixiの有効な使い方について思うところを書いてみる。

2005年10月 5日17:36| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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mixi、はてな、メインブログ

 まずは自分の使用状況について記しておこう。

 まず、このメインブログ(絵文録ことのは)ならびに他の企画型ブログは、表の顔にあたる。したがって、更新頻度は落ちるが、それなりにまとまった記事を考えて公開することになる。これはよそ行きの格好だ。

 次に、インフォーマルとして使っているのがはてなダイアリーで、こちらは書き散らしたり、草稿だったり、メモ代わりだったりする。ある程度普段着で、たまに寝癖がついてたりする状態かもしれない。メモ書きだから、ある程度コメント欄が荒れてもいいという感じである。はてなブックマークはさらに備忘録的だが、公開されたチラシの裏という位置づけは変わらない。

 ただし、この二つはあくまでも他人に見られることがあることを前提としている。

 それからmixiである。ここの日記は、「友人まで公開」に設定してある。つまり現時点で自分の「マイミク(登録された友人)」が120人あまりなので、それくらいの人に限定公開という内容である。書いている内容は、基本的に日々の行動や仕事の進捗状況など、かなり具体的なものだ。あるいは、知っている人だけに相談してみたい内容なども含まれる。現時点で、マイミクは、仕事のやりとりがある編集者とか、実際に会ったことがあるとか、ネットでかなりやりとりしてるといった人たちが大半で、例外はあやしいわーるどやあめぞうの住人(まあこれも「ネットでかなりやりとり」の部類といえばそうだが)。逆に言えば、「何社のどういう本を執筆中」なんてことが見られてもまずくない人たち、あるいはむしろ見ておいてほしい人たちだけがマイミクになっている状態といえる。「今、どれくらい仕事抱えてるか、mixiに書いてますんで見といてください」と言えるのは楽だ。今日のスケジュールとかも全部乗せてある。

 さらに相手を限定する場合は、メール(mixiのメッセージも含む)やメッセンジャーを使うことになる。mixiのメッセージは、相手もmixiを頻繁に使っている場合には、spamのないメールとして使えるのが便利だ。

 まとめると、こんな感じで使い分けている。

  • メインブログ:よそ行きの顔
  • サブブログ(はてな):普段着だが人に見られてもいい
  • SNS(mixi):相手を選んだ限定的な空間。逆に、個人情報をある程度さらけ出せる。
  • メール/メッセンジャー:完全に個人的なレベルの話

 とりたてて変わったことをしているわけではないだろうと思う。ただ、それぞれのサービスの特性と、自分の情報公開レベルの合うような使い方をしたらこうなったというだけのことだ。

 八月に入院したときは、近況報告を携帯電話経由でmixiのみにアップしていた。携帯からだったらはてなでもアップできる。それをなぜmixi限定にしたかというと、これは、親しい人に対しては病状報告をしておく必要があるのに対して、全体にみえるところで現在進行形で病状を報告するというのは、何か同情を誘おうとしているようないやらしさがあるような気がしたからだ。だから、はてなではぼかした書き方をした。とりあえず退院後に報告はこちらで書いたが、それは事後報告だからまとめておこうということ。リアルタイムで不特定多数の人に伝える気がしなかったので、mixi日記がちょうどよかったのである。

mixiの基本機能を使えていない人が不満を抱いている

 さて、FPNの記事では、mixiの問題として次のようなものが挙げられている。

● mixiは『素の自分』を出しにくい。

● 訳のわからない人からコメントされる。足跡をつけられる。

● mixiではよそ行きのブログを書かないといけない。

 なんでやねん、というのが率直な感想である。

 mixiでは日記をどのレベルで公開できるかが選択でき、「友人まで」「友人の友人まで」「全体に公開」となっている。「友人の友人まで」に限定する意味は(個人的には)あまり感じられないので、「友人まで」か「全体に公開」で対比させるとしよう。

 上記のような問題を挙げる人には、二つのパターンが考えられる。

  • 知らない人でもとにかくマイミク申請されたらマイミクに入れていて、自分の「友人」が際限なく広がっている
  • 「全体に公開」で日記を書いている

 「全体に公開」設定で日記を書くならば、それはわたしのブログで言えば、はてなダイアリーの裏日記と同レベルのものとなる。つまり、だれが読みにくるかわからない。というより、だれでも読んでくれと言っているわけだ。言い換えれば、日記を「全体に公開」にするなら、「mixiでなくても、他のブログで書いても同じこと」となる。

 「よそ行きのブログを書かないといけない」とか「素の自分が出しにくい」というのは、裏日記レベルまたは正式ブログレベルでの話であって、本来のSNS的な使い方(あるいはSNSならではの機能)である「選ばれた友人だけに見せる日記」ではそんなことはありえない。ありえないはずなのにそういう感想が出ると言うことは、mixiのユーザー数が増えたとかそういう次元の問題ではなくて、自分の公開する情報をコントロールできていないユーザー側の問題だといえる。

 どれだけの情報を、どの媒体で公開するか、これはプライバシー・コントロールと言ってもいいと思うのだが、それができていない人が「mixiではみんなに見られる」なんて言い出すのは、単に使い方を間違えているだけだと思うのである。見られたくなければ、そういう機能を使えよ、という話だ。

 もちろん、設定を何もしないで、何も考えずに使っていてもさほど問題のない小さなSNSに移行するというのも一つの方法なのだろうとは思うが、それは根本的解決にはならないだろう。

 また、友人だけに限定するような情報を書く必要がないなら、mixiを全体公開にしても問題ないだろうし、そういう人は逆に「よそ行きのブログ」なんて文句を言ったりしないだろう。もともとそういうものしか書くつもりがないはずだからだ。

「ウェブは見られて当たり前」が常識でない人たち

「● 訳のわからない人からコメントされる。足跡をつけられる。」という感想が挙げられているが、これについてはもう散々議論され尽くした話で、「初心者は、ウェブ上の多くの人から見られる可能性があるところに不注意に情報を公開しておきながら、多数の人に見られているという自覚がない。それに気付いたとき、パニックに陥る」という傾向があって、それはやはり「ウェブってのはだれに見られてるかわからないものなんですよ」という基礎的な教育が必要だということになるだろう(このへんの話は「儀礼的無関心」論争あたりで散々やり尽くしたので省略)。

 まあ年少者向けウェブコミュニティでは、「ページを見る=あしあとをつけたら、挨拶をしていって当たり前」みたいなのが「常識」になっているようなので、そういう文化圏の人は「訳のわからない人」がやってくること自体が気持ち悪いかもしれないが、ウェブの特性というのはそういうものである。

 まあ、あしあとは防げない。というか、自分だって知らない人のプロフィールを見に行くだろうに。

 「訳のわからない人からコメントされる」というのは、mixiでは防ぐことができる。つまり、「訳のわからない人」をマイミクに入れず、日記を「友人のみ公開」にすれば、コメントをつけられるのはマイミクだけ、つまり自分の知人だけに限定できる。「訳のわからない人」に見られたくない情報は、日記の本文で書けばいい。実際、わたしも電話番号や携帯メールアドレスは「友人のみ公開」日記の中でだけ公開している。

 したがって、ここに挙げられた「mixiの不満点」三項目は、決してmixiの欠陥でもなければ、mixiが巨大化したがゆえに変質したというような話でもなく、ただ単に「自分の情報の公開レベルを適切に設定できない人の問題」でしかない。もちろん、mixiのユーザーが増えたがゆえに、そういう人たちが大量参入しているという点を問題にするのであれば話は別なのだが。

mixiは人が多いことこそが利点となっている

 SNSというと、orkut、Gree、キヌガサ、レコミュニあたりに入ったのだが、実質的に使っているのはmixiだけである。Greeはちょっと堅苦しい印象があるが、じゃあくだけたキヌガサだったらいいのかというとそうでもない。

 mixiには、二つの利点があると思う。

  • 「閉鎖」と「開放」のバランスがいい感じ
  • 利用者が多い

 FPNの記事では、mixiは利用者が増えたから「インターネット全体」と区別がつかなくなった、と分析しているが、そこには異論を挟みたい。mixiは、利用者が多く、多様だからこそ、利用者が増え続けているのである。

 というのは、「閉鎖」と「開放」のバランスに意味がある。そもそも入るのには知人の紹介が必要だし、マイミク限定日記にすることもできる。このあたりは完全閉鎖だ。一方で、所属コミュニティを隠すことはできない。コミュニティを見ればある程度その人の傾向がばれるので、これはプロフィールの一部といえるのだが(むしろ赤裸々に趣味が出たりする)、それは全体に公開されている。

 そして、SNSは本来「知っている人同士」が連絡を取り続けるためのツールであるにも関わらず、コミュニティは完全に異質で、「趣味・興味などが同じだが、今まで知らなかった人たちが集まる場」として機能している。mixiのコミュニティの活発さは、他のSNSとはまるでレベルが違うように感じるが、それが一つの大きな特徴ではないかと思う。

 新しい人と知り合うことも可能で、そうやって知り合った人と友人になっていく。と書いてしまうと出会い系みたいだが、出会い系と違ってmixiはそれが主目的ではないので、むしろ出逢うべくして出逢う人たちだけが知り合う機能として使えるわけである。

 実はmixiで自分は「豆乳組」というコミュニティをやっているのだが(入ってすぐに適当に作った)、なぜか自然に盛り上がって、今は2500人を超える組員がいる。さらに、どういうわけか月一回定例豆乳オフまで開かれる事態に至った(神田の日本茶・豆乳の喫茶店issaにて。店長も組員)。ひたすら豆乳を飲んでだべるという健康的かつ意味不明なオフだが、妙に定着しつつある。

 で、このコミュニティには自分が以前から知っていた人はいない。しかし、「豆乳」というキーワードで新たに知り合い、自然につながっていったのである。

 もちろん、それは豆乳ポータルサイトでも作れば同様に人は集まったかもしれない(実際、豆乳サイトを近日稼働予定である)。しかし、集まった人たちとの個人的なつながりは、オープンなサイトではなかなか難しかったかもしれない。

 クローズドにすることで関係を強化し、オープンにすることで幅を広げる。このバランスがうまく取れた(というか、オープンの部分が強化された)のがmixiだったのではないか。しかも、コミュニティ自体のオープンさ加減も調節できる。このあたりに、完全オープンな掲示板との大きな違いがあるだろう。

 だから、閉鎖的な空間だけを強化してもSNSはうまくいかない。逆にオープンな部分での活動を盛り上げることで、SNSは生きてくるのだと思う。もちろん、そのオープンさを本当に活かすためには、きちんとクローズできるぶぶんをクローズしておかねばならない。それができていない人が「訳のわからない人が」云々と言い出すのだろう。

 そして、その部分のバランスがとれるならば、人の多さは魅力となる。つまり、人が増えれば増えるほど、mixiは力を増していくのである。

mixiの意外な狭さ

 mixiの中では、たとえば「いきなりの飲み会に誘うためのツール」として活用している人たちもいる。「今日飲もうぜ」と日記のタイトルに書いておけば、暇な友人たちがマイミクの新着日記の中から見つけて「おう、行くよ」と返事をしてくれるという寸法だ。これも、オープンな掲示板ではやりづらい芸当で、見ている人の範囲がわかるから有効になる。

 「mixiは既に東京のような大都会であり、最早、初期の頃のような田舎の落ちついた雰囲気ではない」というのは、必ずしも真実ではない。もちろん、開放的な田舎の家のように、門や鍵を開けっ放しでも問題ない社会ではなく、きちんとセキュリティの必要な都会になってきたのは事実だろう。しかし、都会の中でも友人たちだけが集まって相談する場所はあるし、知り合いだけを部屋に入れるセキュリティシステムだって存在している。「田舎はプライバシーが守れるけど、都会ではだれが部屋に押し寄せてくるかわからない。いつもよそ行きの服を着ていなければいけない」などということはありえない。ちゃんと鍵をかけておけば、部屋の中ではどんな格好をしていてもかまわないのだ。部屋の前を通り過ぎる人は多いかもしれないが、別にいちいち対応しなくてもいい。

 そして、自分の行きたい店(コミュニティ)に顔を出せばいい。mixiという都会はお店も多いから、その分、選択の幅もあるし、役に立つことも多い。いつもの商店街の決まった店しかなかった昔とは大違いなのである。

mixiを出会い系として使う人たち

 まあこういうことを書いてきたが、mixiもこれだけ人が増えるといろんな人がいる。たとえば、マイミクが1000人まで登録できるというので、とにかく1000人の枠を埋めようとする人。この間そういう人から申請が来たが、黙って拒否した。

 あるいは、出会い系サイト利用者でもmixiを併用する例が増えているようである。特に月額固定などの有料出会い系サイトでは、メッセージ送信などに一定の利用制限があるので、それを回避するために、プロフィールやチャットは出会い系サイト、日記と連絡用にmixi、というふうに使い分けをすることがあるようだ。もちろん、中にはmixiそのものを出会い系サイトととらえて利用する人たちもいる。

 こういう人たちが、知らない人に向かって「友達になってください」といきなりマイミク申請を送ってくる。特に顔写真を出している女性のところには、出会い系ネットナンパ師が押し寄せてくるという。まあ「数当たる」というのがネットナンパの鉄則のようなので、そういう現象が起こるのは理解できるのだが、そいつはmixiの使い方としては決して王道じゃないよ、ということは言っておきたい。

 というか、コピペで絨毯爆撃というのは、spamと同じ発想で(売り込むのが商品か自分かの違い)、そういうことをやりたい人たちとはどうも発想の根底から相容れないものがある。むしろ、コミュニティから同じ趣味の人を探していったりする方が確実じゃないの?と思ったりするのだが、この辺は栗先生@モテゼミに任せるとしよう。

 もっとも「アダルト系から注目されたネットサービスは伸びる」という鉄則から考えると、出会い系サイトとしても活用されてしまったmixiが急成長したというのは、当たり前なのかもしれない。

mixiへの要望

 自分自身はmixi中毒ではないが、コミュニティもいくつかやっていて日記も活用しているから、mixi活用者とはいえるだろう。

 で、mixiを使っていて「こんな機能があれば」と思ったものがある。それは、「マイミクとコミュニティへのタグ付け」だ。自分で見てだれだかわかる範囲でマイミクにしているとはいえ、100人を超えるとけっこう探しにくかったりもする。そこで簡単な分類をタグ付けできれば、飛躍的に便利になると思う。コミュニティも同様で、分類整理してみたいという話は他のmixiユーザーからもよく聞く話だ。別にタグを他のユーザーと共有したりしなくていいので、ぜひ検討してもらいたい機能である。

スモールSNSの可能性

 で、これは以前にも要望したのだが(ドットコム会議/オープンソースのソーシャル・ネットワーク [絵文録ことのは]2004/06/29)、mixiのような大規模SNSとは別に、小規模なコミュニティ内でのSNSが個人レベルで設置できるといいなあ、と思っている。

 必要な機能はそれほど多くない。

  • メンバー登録
  • 個人プロフィールページ
  • 日記はあってもなくても(外部日記参照でも充分)
  • コミュニティ設定機能(コミュニティ内掲示板はあってもなくても。簡易掲示板程度でいい)
  • メンバー同士のメール送信機能

 それだったら中国とか台湾とかでよく使われている会員登録制掲示板DVBBSあたりを使えといわれるかもしれないが、まあ要するにあのBBSから掲示板を取り除いたようなものがあればということである(あれはデザイン的にも重すぎるのが難点)。

最後に

 この話は、mixiというサービスの特徴を活かすことを考えて書いたものであって、「mixiがなければ生きていけない」というmixi派の視点でもなければ、「mixiは終わった」というようなメタ的な態度でもない。他のサービスで代用できたり、mixiで知り合ってその後はメッセンジャーってのもごく当たり前にやっていることだが、mixiはこういう性質があるから、こういうふうにすれば活用できるね、という話をしてみたつもりである。ただ、この件についてのブログ界の反応を見ると、「mixiはすごい」と「mixiは終わった」の両極端に走っているような気がしたので、追記しておく。

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2005年10月 5日17:36| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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コメント(9)

はじめまして、yaoyaと申します。
とても読み応えのある文章でした。またmixiを使っている私にとって姿勢を改めなければならない内容でした。
mixiの終わりという話はそこかしこで聞く話題でしたが、ここまで分析された記事に出会ったのは初めてです。(もしかしたら分析などしていなくて、当たり前のことを述べていらっしゃるだけかもしれませんが。)
自分で自分を管理できてない人間が文句を言っているという指摘には膝を叩きました。mixiに限らず最近ネットの中で自分の情報を出してしまい、周りから叩かれるという人間が多いためです。mixiに悲観的な人間はそれと全く同じだったのかと目が覚める思いでした。
かくいう私もmixiとブログとで特に区分けが出来ているわけではありません。(ある程度のマイミクの取捨選択はしていますが。)ブログとmixiという全く異なる性格のものを同列に並べて同じプライバシーコントロールをしていました。
余所行きの服と普段着を着こなせるようにならなければと感じました。突然失礼しました。ありがとうございました。

ご無沙汰してます。

このサマライズ良いですね。インターネットだからオープンじゃなきゃいけないという前提自体が今後揺らいでくると考えてます。情報管理を考えると、セミクローズに一部移行するのは当然の流れと言えます。

クロープンという考え方もあります。
http://sinseihikikomori.bblog.jp/entry/210721/

はじめましてTAKAMASAといいます。MIXIに興味があるんですけど誰も誘ってくれないです・・・。まるで蚊帳の外のようで悲しいです。でもこのページで中の様子がわかってとても面白かったです。僕もブログをやっていますのでできればMIXIも活用してもっといろんな人とコミュニケーションしてみたいです。よかったら誘ってやってください。楽しみにお待ちしています。

スモールSNSというのは、まさに自分が近いうちに開発しようとしているサービスです。キタコレ!
名前に悩んでいて、Private Networking Service とか Private Community Service とか Closed Communicating Service とかいろいろ考えていたのですが、Small Networking System もシンプルでいいですね。その線で miniSNS とか sSNS とか sns とか。

こんにちは。
 マトモナ反論なんで、とても読み応えがありました。

 これで少しはmixiがコミュニティ・マネジメントを真剣に考えてくれると良いのですが・・

反論がかみ合っていないように思います。この筆者の言いたいのは、mixiの巨大化により、ナンパメールが大量に届いてイヤになった女性が多いと言うことでしょう。

それを「そう言う使い方は王道でない」との一言でくくるのもどうか……と。その「王道でない」使い方をしている人がたくさんいて、それによって被害を被っている人がいるという現実が有るわけです。

わたくしが女性でもそう言う自分を売春婦と同列に扱うような輩からのメールがたくさん来るのなら、mixiなんてやってられないと思います。

筆者の言うmixiを去っていった女性たちというのは、あなたの言う「王道」利用法が出来ない(あるいは理解できない)ためにmixiを去っていったわけではありません。

超基本的な使い方のレクチャーなんぞより、その部分(核心)に対する反論が欲しいですな。

初めてコメントさせていただきます。
大変面白く拝見しました。
mixiというものがあることは、知っていましたし、先日NHKでも取り上げていましたね。
どちらかというと、ネットを閉鎖的に利用したい私のニーズには合うと思うところも感じましたが、外から見ていると、内情がわからず、これだけ詳しく解説して下さっていて、参考になりました。
友人とは、むしろ、ネットでは関わりたくない私にとっては、これと違った参加の仕方で、安心して交流できる空間があればいいなという感想を持ちました。

初めまして。

ご意見、大変参考になりました。mixi初期の頃とは
雰囲気が大きく変わってしまい、
どのように扱うべきか、考えておりました。

多くの人に読んで、考えて欲しい内容ですね。
友人にも紹介しようと思っています。

このブログ記事について

このページは、松永英明が2005年10月 5日 17:36に書いたブログ記事です。
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