「市場」と一致するもの
鳩山由起夫論文『私の政治哲学』の英訳を原文と比較
第93代内閣総理大臣となる鳩山由起夫氏の論文「私の政治哲学」(いわゆる「鳩山論文」)が、英米にて抄訳されて「反米的」とされているという。このブログでは、その内容についてはさておき、実際に「ニューヨーク・タイムス」ウェブサイトに掲載された抄訳をもう一度日本語に戻し、どの部分が紹介され、どの部分が紹介されなかったのか、あるいはどのように改変されていたのかを検証してみたい。
幸福実現党の研究(4)新・日本国憲法試案
幸福実現党を調べるためには、その「憲法」を見ることが必要だろう。やたらと字の大きいハードカバーだが、『幸福実現党宣言(4) 新・日本国憲法試案』を検証したい。
前文+全16条、十七条憲法とほぼ同じ条文数となる。書籍に掲載された「第2章「新・日本国憲法 試案」講義」(コンメンタールだな)も参照しつつ、研究してみたい。ちなみに、講義については大川隆法氏自らが語っている動画がアップされている(幸福実現党|新・日本国憲法試案)。
なお、このエントリーはかなり長文なので、結論だけ読みたい方は、ページの下の方を見ていただきたい。
「ネットビジネス立ち上げモデル」を日本語訳してみた
ネットサービスをビジネスとして立ち上げるとき、どのようなことを考えなければいけないか。
ネットビジネスに必要な要素をまとめた一枚の図が良い感じ - IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ ~で紹介されていたページの図が非常に参考になる。
というわけで、この図ならびに元サイトのコメントを日本語訳してみた。
※クリックすると原寸大の画像が表示されます。
さよなら純恋。《小悪魔ageha定点観測》注目されるギャル経済の秘密
ageモ(小悪魔agehaモデル)の純恋(すみれ)さんが脳出血で亡くなっていたことが報告された。事件性はなく、以前から頭痛などを訴えていたようだ。仙台のキャバ嬢としてagehaに登場した純恋だが、現在は「DIVASデザイナー」の肩書きで活躍していながらモデルを続けていた(DIVAS純恋セレクト「DIVAS」)。
さて、このブログでは小悪魔ageha定点観測を先月から始めたところだが、ももえり卒業に続いて純恋病没である。agehaの勢いは衰えないと思うが、寂しくなるのは間違いない。
また、AERAと日経エンタテインメント!が相次いで、小悪魔agehaを含むギャル文化・ファストファッション経済について取り上げている。これもチェックしておきたい。
★当ブログ内絵文録ことのは:「小悪魔ageha」関連記事
「サイトの横幅」再論:950px時代のウェブデザイン
以前、サイトの横幅を640ピクセルにする理由――統計と現状に基づく結論[絵文録ことのは]2006/11/25で、「実際にサイトを閲覧している人のブラウザーの横幅と、ブラウザーによる印刷上の制約から、特に画像は左端から640ピクセルくらいに収まるようにした方がよさそうだ」という結論に落ち着いた。これには、一行字数が多すぎると読みづらい、という、紙媒体の扱いも多いわたしの経験的な見方もある。
もちろん、これにはリキッドデザイン主義者の方から「ページ幅を指定するようなデザインであること自体が悪」という反応があったり、「印刷用CSSを使おう」といった反応があったりしたのだが、「印刷時のことを考えれば640pxという制約がある」という結論は特に揺るがなかった。
その後、今まで約2年経った。閲覧者の環境も変わり、当時主流だったIE6にはなかった「用紙サイズに合わせて印刷」機能を備えたIE7ユーザーも増えた。画面の解像度も高くなってきた。それにつれて、各種ポータルサイトの横幅も拡大の一途をたどっている。そこで現状を調べ直してみることにした。
「萌え本」の多様化・国際化の歴史
アクセス元を見ていたら、中国の比特客栈的文艺复兴(「ビット旅館のルネサンス」、以下BitInn)というブログからのアクセスがあった。見に行ったら、萌え本についての考察「「萌え本」(萌化教科書)についての略説」があり、その中でハルヒが春日。『涼宮春日的憂鬱』と台北萌え本事情[絵文録ことのは]2006/12/21にリンクされていた。
非常に興味深い考察だったので、この記事を訳して掲載してみたいと思う。
もしもプログラミング言語が宗教だったら……(全訳版)
もしプログラミング言語が宗教だったら - // TODO: better nameで知ったのだが、Aegisub: If programming languages were religions...という英語のブログ記事が一部で話題になっているようだ。しかし、日本語圏で見た限り、その概要のみしか訳されておらず、詳細は原文参照というものが大半で、おもしろみがわからなかったので、全訳してみた。
なお、以下は単純な翻訳であり、訳注部分を除いて訳者の考えとは無関係である。
(※訳者補記:この記事に対して、「○○という言語の作者は○○教徒」といった下司なコメントやブックマークをつけて嫌がらせをするような下劣な人が出てこないことを祈ります)
現代中国語の中の日本語「外来語」問題
産経新聞で、「現代の中国語で、近代の西洋の言葉を翻訳したことばの多くが日本での訳語を採用したものだ」という記事が載った。
相変わらずの産経論調ではあるが、ここで述べられていることは事実である。
さて、ここで参照されている資料が王彬彬氏による『現代漢語中的日語“外来語”問題(现代汉语中的日语“外来语”问题)』という文章である。これはわたしも数年前に見ていて、非常に興味深いので訳しかけたことがあったが、結構長文なのでくじけていた。現在に至るも、全文の完全な翻訳は見あたらないので(一部訳されていないものならあったが)、今回、全文の完全訳に挑戦した。それが完成したので、こちらで公開する。
下北沢洋食屋マックが33年の歴史に終止符
下北沢で33年にわたって営業を続けてきた洋食屋マックが、急遽閉店することになったという。そこで、下北沢で親しまれ続けてきた洋食屋さんの最後の味を記憶しに行ってきた。
わたしは8月17日に「マック閉店」の貼り紙を見つけた。そこでは、33年の営業が突然終了することとなったことが告げられていた。ところが、その貼り紙に閉店を惜しむ声が書き込まれる。そこで5日間限定で最後の営業をすることになったようだ。26日火曜日までの限定営業(10:00~17:00限定、ただし売り切れ次第終了)ということで、名残を惜しむために行ってきた。
ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説2がオウム真理教とシンクロ
本屋で立ち読みしていて驚いた。最近発売された『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説2』の内容が、かつてオウム真理教が布教のために主張していた内容とそっくりなのだ。「スティーブン・セキルバーグ」ことハローバイバイ・関暁夫氏とオウム真理教の奇妙な一致について、ここでは「信じるか信じないかはあなた次第です」なんてことは言わない。なぜなら、信じる信じないの次元ではなく、きちんと調べればこれが事実であることを確認してもらえるからだ。ただ、この二つが一致しているという事実をどのように解釈するかはあなた次第です。