「下北沢」と一致するもの
第十四回文学フリマ【カ-36】ことのは(@kotono8)告知:『ゲニウス・ロキの歩き方』 #bunfree
2012年5月6日(日)TRC東京流通センター第二展示場E/Fホールにて開催される第十四回文学フリマに出展します。
ブース・サークル名は、2階Fホール【カ-36】ことのは(@kotono8)です。前回に引き続き、お隣【カ-35】奇刊クリルタイとの合体配置です。二つのブースで合同レジですが、ご購入者には「ゲニウス・ロキ紙袋」と「クリルタイVol.3」が無料でついてきます!
今回は文学フリマ冊子としては初のテーマ『ゲニウス・ロキの歩き方』です。表紙は前回に引き続きカラーで、再び吉川にちのさんのイラスト入りです。表紙込み124ページ1200円。

震災後、「今わたしにできること」なので、「今わたしがやっていること」「これからやりたいこと」
大震災から3週間が経ち、いろいろと混乱も起こっているが、その中で自分のやれることを淡々とやることが大事だと思う。やれることをやらないのも、やれないことをやろうとして無理するのも、どちらもよろしくないだろう。
一方で、「自分には何もできない」と非力感に陥っても仕方がない。たとえ小さくても、間接的でも、何かやれることはきっとある。
自分の場合はどうなのか、本当に小さなことばかりではあるが、もしかしたら何かの参考になるかもしれないと考え、「わたしが実際にやっていること」「これからやろうと思っていること」を書いてみたいと思う。
ヴィレッジヴァンガードさん、期待を裏切らないで!
VILLAGE VANGUARD(ヴィレッジヴァンガード)という変な本屋さんがあって、本だけじゃなくいろいろと変なものを置いてあり、芸術的ともいえる絶妙なPOPコメントも相まって、わたしは一度立ち寄ってしまうと時間を食われてしまう。あのカオス状態がヴィレヴァンの味といえる。
しかし、そのヴィレヴァン全店から「エロ・グロ系のグッズやコミック」が排除されるという情報が流れてきた。ツイッターの店舗公式アカウントやmixiコミュニティ等での店員のコメントによれば、イオン某店に入っている店舗に対して「お客様」からクレームがあり、本部で検討した結果、「全店舗」において排除ということになったという。
最後まで抵抗した店長もいるらしく、またその方針に寂しさを感じているという店員のツイートも見られるのが救いではあるが、しかし、そういう「悪書」なんかも含めて「店員が自分で買いたいような本やCDや雑貨をお勧めする」のがヴィレヴァンの持ち味ではなかったか。今回の決定は、その持ち味を自らかなぐり捨てるものであるとしか感じられない。
ヴィレヴァンの一ファンとして、わたしは今回の決定を寂しく、悲しいことだと考える。そして、ヴィレヴァンさえも踏んばれなかったら、異物排除思想に基づく「清潔なファシズム」の進行をどこが止められるというのか?
この画像は、わたしが文学フリマ用に自作した「ヴィレヴァンもどきPOP用紙」に手書きしたものである。
第十一回文学フリマ「エ-35」ことのは(@kotono8)出品リスト #bunfree
12月5日日曜日に京急蒲田・大田区産業プラザPiOで開催される第十一回文学フリマに出展します。ブース・サークル名は(小展示ホール)エ-35「ことのは(@kotono8)」です。
新刊は『事物起源探究 第2号』特集「日本」の起源、A2サイズ「三菱東京UFJ銀行に合流した全銀行系統図年表」。ほかバックナンバーも。電子書籍は既刊ですが『軍艦島上陸ツアー参加記録2009』改訂版、『アジアの光』電書版を販売。買いすぎても大丈夫な「ゲニウス・ロキ手提げ紙袋」は今回も販売!
また、『.review 002』には論考2本掲載(「アーティストのプロモーション戦略論2――女子十二楽坊はなぜ失速したか」「オタク系聖地巡礼のゲニウス・ロキ」)。『奇刊クリルタイ5.0』ではロングインタビューを受けています。
さらに同ブースにて電書「冴島奈緒写真集」も販売予定。冴島奈緒さんご自身も時間限定ながらブースにて販売されるかも。他に「戦争紙芝居」「田中角栄本」も販売します。
フリマ終了後の「文学フリマ大交流会&トークセッション」でも第一部にて登壇予定。Ustreamでも流れるようです。
小田急・下北沢の新駅舎計画説明会レポート
9月2日夜、下北沢の駅舎計画の説明会が開かれるということを当日のツイートで知り、その時間は参加できる状況だったので行ってきた。
今回の説明会は東京都と小田急電鉄が開いたもの(世田谷区の主催ではない)。その中で現時点での駅舎計画案が示されたので、ここでメモをもとに私的に報告する。

(※9/4、あとちの会からの質問部分を修正。あくまでも当日の個人的メモに基づく記録です。間違い・修正・追記の要望があれば対応いたしますのでご連絡ください)
.review論考「ライフスタイルとしての「小悪魔ageha」と「森ガール」分析( #co_article006 )」
西田亮介さん(慶應義塾大学政策・メディア研究科助教)らによるプロジェクト「.review」に提出した論考の第二弾、「ライフスタイルとしての「小悪魔ageha」と「森ガール」分析」が公開されています(こちらでの告知が遅れました)。論考へのご意見・ご感想等はツイッターにてハッシュタグ #co_article006 をつけてください。
※2012年5月4日更新:.reviewのサイトが終了したため、PDFファイルをこちらのサイトで公開することとしました。→「ライフスタイルとしての「小悪魔ageha」と「森ガール」分析」
ゲニウス・ロキ2010カレンダー
メールマガジン「「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索」も1周年を迎え、現在で60号を配信するに至りました。そこで今年は、あちこち歩き回って撮影した写真でカレンダーを作ってみることにしました。
このカレンダーのデータを一挙公開します。
幸福実現党の研究(11)参議院補選でも惨敗
10月25日の参議院補選(神奈川選挙区、静岡選挙区)にも幸福実現党は候補を立てたが、いずれも得票率1.1~1.2%での最下位落選であった。
衆院選直後までに「幸福実現党の研究」は10回の連載を行なったが、その後、大川隆法総裁が党総裁を辞任することとなった。また、この間、公選法違反での逮捕者も出ている。この間の情報をまとめ、分析してみた。
下北沢再開発問題についてもう一度まとめてみる(ゼロ年代の都市計画)
前回のブログ記事「小田急線下北沢駅の新駅舎案が猛反発される理由[絵文録ことのは]2009/10/03」は、新駅舎案が出たことをきっかけに、以前から考えていたことなどをまとめてみたものだったが、ブックマークやコメントでいろいろと見えてくるものもあった。一方で、下北沢再開発問題について、いろいろと誤解もあるようなので、その辺も含めてもう一度まとめてみたいと思う。
そこそこ長文でもあるため、流し読みでそのあたりを誤読している人も多いので、再度まとめておく。また、いろいろと曲解や暴論や感情論も多いので、正しておく必要があろう。なお、長文を読みたくない方は本文最後の結論をお読みください。
小田急線下北沢駅の新駅舎案が猛反発される理由
小田急線下北沢駅の新駅舎の外観デザイン(イメージ)案が出たが、これについて、「下北沢南口商店街の白髪爺さん吉田くによしのブログ」が「平成 28年度 (7年後) 完成の駅 09.10.01, 07:47」記事で歓迎意見を表明したところ、そのコメント欄で多くの人たちから「こんなもののどこが下北沢にふさわしいのか」と猛反発されている。私自身もこのデザインには納得しない。ここまでして下北沢を滅ぼしたいのか。
リリー・フランキー氏をはじめとして、下北沢の文化や町並を愛する人たちが、下北沢再開発に反対の意見を表明している。そこには、住人も、住人以外も含まれる。しかし、今、下北沢で何が起こっているのか、なぜこのデザインがこんなに反発を受けるのか、その経緯について簡単にまとめてみる。
※続編として下北沢再開発問題についてもう一度まとめてみる(ゼロ年代の都市計画)[絵文録ことのは]2009/10/04を書きました。こちらもご参照を。
※あまりにも誤読が多すぎるので追記しておくが、小田急線複々線化についての反対ではない。
