「wikipedia」と一致するもの

生活保護受給者の97%は日本国籍(「生活保護・在日」問題に関する統計)

こんなことを言っている人がいる。

生活保護問題の本質は、その資金を得ているのは主に在日であり。その資金の一部が北朝鮮に送金されている可能性があることです。可能性、といっていますがほぼ事実でしょ。アメリカの諜報機関が資金の流れを追っているという情報もあります。北朝鮮のテロ政治を日本人の税金で支える日々。正直もう勘弁してください。

そこで、厚生労働省の最新の情報で「生活保護を受給しているのは主に在日」なのかどうかを確認してみた。結論として、まあ当たり前だが「主に日本人が受給しています」。

河本準一氏叩きで見失われる本当の問題[絵文録ことのは]2012/05/25の続編です。

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DeNA参入で変わる歴代プロ野球親会社「業種」勢力図

一部にはいまだ反発などもあるものの、横浜ベイスターズが2012年度から横浜DeNAベイスターズになることがほぼ確定したようである。DeNAもIT系の企業と見なすならば、現在のプロ野球オーナー企業の中ではSoftbank・楽天と合わせて三社がIT系ということになる。

7年前、東北楽天ゴールデンイーグルス誕生時(Softbank参入前)に、わたしはこのような一覧をまとめていた。

このとき、わたしは書いた。「IT系企業がプロ野球球団のオーナーになるというのは、時代を反映しているような気がする。……ということは、歴代のプロ野球の親会社の業種を見れば、世相が浮かび上がってくるだろうか? と思い立って、ごく簡単ながら、これまでのプロ野球オーナー会社の業種をまとめてみた」。

今回の勢力図の変化もやはり世相を表わしているように思われる。楽天・SoftbankというIT系2社の参入以来、西武ライオンズのオーナーが関連企業内で変化した以外には大きな変化はなかったが、DeNA参入で勢力図がまた少々塗り変わったようだ。

そこで、前回の集計を修正した上で、今回は新たに視覚的に一覧できる塗り分け図を作成してみた。

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「被曝」という言葉の誤用があまりにも自然に広まっている

「被曝(放射線にさらされること)」と「被爆(原水爆の被害を受けること)」が同音異義語だという知識は震災後広まったが、一方で「被曝」という言葉の誤用があまりにも自然に広まってしまっているようである。

被曝とは「人体に悪影響を及ぼす可能性のある物質に曝されること」である。したがって、放射線の量が多かろうと微量だろうと、とにかく放射線を浴びたら「被曝」である。ところが、どうやら「健康被害の出るような量(あるいは基準値以上の量)の放射線を浴びること」を「被曝」と考える誤用が広まっているようなのである。

最初にその実例を見たのはmixiで「子どもたちは0.3mSv/yでも被曝すると信じている人」という表現だった。いや、0.0001mSv/yでも被曝は被曝なのである。

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法治国家としては小沢一郎の進退を「強制起訴」の段階で云々すべきでない

民主党・小沢一郎元代表が、政治資金規正法違反事件で月内にも強制起訴される見通しが強まっている。

これに対して、強制起訴された場合、民主党内の菅首相を始めとする反小沢派は「離党」を求める方向であり、自民党の逢沢一郎国対委員長は辞職勧告を検討すると報じられている。

私はこの流れについて大きな疑問を持っている。それはこの一点。「起訴はまだ有罪とイコールではない」からである。裁判が結審するまで、「無罪の推定」は貫かれねばならない。その原則を崩して「訴えられた=被告人だから議員をやめろ」というのでは、法治国家の原則が崩れてしまう。

「起訴された(被告人)」≠「犯罪者」である以上、「強制起訴」の時点で小沢一郎氏に離党や辞職を求めるのは誤りである。

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「イスラム教徒出会いサイト」に潜入してみたら「美しすぎるイスラム美女」多数

muslima誤報アラブの出会い系サイトがスゴイ! ネットユーザー「誰が誰だかわかんねーよ!」 - ロケットニュース24(β)という記事が出たが、よく調べてみたら誤報だった。

アラブの出会い系サイトに登録している女性全員が宗教上のルールから覆面をしており、目しかわからない状態で顔写真を掲載しているのである。つまり、誰がどんな顔をしているのかわからない出会い系サイトなのだ。

と上記ニュースには書かれているのだが、実際にそのサイトを見てみたところ、「アラブの」ではなく「イスラムの」「まじめな結婚案内サイト」だった。しかも「全員が……覆面」というような事実はまったくなく、実際には多くがブルカやニカーブを着用しない顔出し状態だった。

ネットにこう書いてあったよ、というのを右から左へ流すだけの記事でお茶を濁すなら、ネットニュースサイトは有害無益だろう。

というわけで、実際にそのサイト「Muslima.com」に登録して中身をのぞいてみた。

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Kindle、今夏ついに日本語表示!読書好きなら買わない理由のない新キンドル

電子書籍リーダーの一方の雄、Amazon Kindleがついに今夏、日本語などに対応する。2010年8月27日発売の新キンドル(Kindle Wireless Reading Device, Free 3G + Wi-Fi, 6)は日本語表示が可能になると明記されている。これで日本市場でも大きく注目を浴びることが予想される。特に、私のように「読書体験に集中した機能限定のKindleが好き、iPadとか興味ない」という人には朗報だろう。

今回は、この新キンドルの概要を訳してみた。

※注(追記):日本語(ならびに中国語簡体字繁体字・ハングル・キリル文字)も「表示」可能になりますが、それらの文字の書籍が販売されるようになるかどうかは不明。

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「英語を公用語化」する企業はグローバルを履き違えている。必要なのは多言語化

ユニクロが社内の公用語を英語にするという決定を下した。これは、ゴーン社長就任以来公用語が英語となった日産、先日英語化を決定した楽天に続く流れである。おそらく、「世界市場での損失をなくすためには英語が必須」と考えて、英語公用語化を進める流れに追随する企業はこれからも出てくるだろう。

しかし、わたしはこれに異義を唱える。「英語=グローバル対応」というのは、グローバル化を理解していない。「英米ローカル=グローバル、他文化ローカル=ガラパゴス」という勘違いがその根底にある。わたしなら「できるだけ多様な第二(・第三)言語」の習得を強力に進める。「英語化」ではなく「多言語化」を強く主張する。

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『ザ・コーヴ(The Cove)』試写会の感想:上映中止するほどの映画ではない

和歌山県太地町(たいじちょう)のイルカ漁について「告発」する映画「ザ・コーヴ(The Cove)」の試写会に行ってきた。

この映画は、右翼団体から「反日プロパガンダ映画」として抗議が相次いだことなどから、渋谷・六本木・心斎橋での公開や明治大学でのイベントなどが次々と中止に追い込まれている。そんな中、「エココロ」の試写会招待があることを知り、応募したところ、招待券が送られてきた。

結論から言えば、この映画の内容には賛同できなかった。しかし、これが「反日」だと批判したり、上映を暴力的にやめさせようというのもおかしいと思う。むしろ、そんな風に騒ぐのではなく黙殺するか、あるいは淡々と事実に基づいて反論すれば充分カウンターとなるレベルの駄作であると感じた。

以下、詳細に感想を述べる。

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幸福実現党の研究(12)映画「仏陀再誕」徹底分析

公開前日に駅前で簡単なアンケートに答えるとただでチケットがもらえた幸福の科学の映画「仏陀再誕」。無駄にするのももったいないので、幸福実現党の研究の一環として、先日、丸の内TOEI1にて観賞してきた。

再誕の仏陀として描かれる「空野太陽」のルックスが、大川隆法氏の長男・大川宏洋氏と、あろうことか元オウム真理教マイトレーヤ正大師こと「ひかりの輪」代表・上祐史浩氏を足して割ったようであったのが最大のツッコミどころであろう。

空野太陽

結論から言えば、仏陀は再誕せず、大川隆法氏はゴータマ・ブッダの再誕ではなく、幸福の科学は仏陀の教えを知らず、映画としてはストーリーが甘い。

この映画について、硬軟両面から研究分析を進めてみたい。なお、以下の文章でゴータマ・ブッダと記しているのは、いわゆるお釈迦様、釈尊、釈迦牟尼仏のことである。

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「たい焼き100周年」はウソ!かもしれない(中間報告)

2009年は「たい焼き生誕100周年」と報道されている。しかし、調べてみたところ、100年以上前に鯛焼の店が存在した可能性が浮上してきた。

今年は、東京・麻布十番のたい焼き老舗「浪花家総本店」が創業100周年を迎える。そのため「タイヤキ100周年」と報じられているのだが、どうやらことはそう単純にはいかない。浪花家総本家の創業に当たる明治42年(1909年)よりも以前、明治39年にたい焼き店が存在した可能性を示唆する当時の新聞記事を発見した。

たいやきの発祥はいつ、どこなのか。現時点では結論は出ていないが、少なくとも「2009年はたい焼き100周年」説には明確な根拠がなく、さらに起源がさかのぼる可能性が高いことを報告する。

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