「ガンダム」と一致するもの

ニュータイプ専用?オスプレイをガンダムと比べてみる

米軍の精兵パイロットでも操縦ミスで墜落させてしまう頻度が他の機体に比べて極めて高いことで有名な輸送機V-22オスプレイが21日、岩国で試験飛行を開始した。さらに28日以降に普天間に配備される可能性が高いと報じられている。

オスプレイというのはどういう機体かと思っていろいろ調べていたら、1/144サイズの模型があることがわかり、先日オークションで落札していた。1/144サイズといえばガンプラのメジャーなタイプ(HGUC、RG)で採用されている大きさである。もちろん、うちにも素組した程度ではあるが組み立てたガンプラがある。

ということは、この模型を二つ並べて、お台場で見た1/1ガンダムを思い出せば、オスプレイのスケールが大体わかるはずだ。というわけで、いろいろ画像を作ってみた。

オスプレイ&ガンダム

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震災後のデマ80件を分類整理して見えてきたパニック時の社会心理

ツイッターの「東北関東大震災に関するデマまとめ」(jishin_dema)」さんが中心となって、主にツイッター上を流れるデマ情報とそれに対する分析の収集・告知が精力的に行なわれており、多くの人が情報提供や検証に加わっている。震災発生直後から1週間程度がデマのピークではあったが、現在も新たなデマは生まれつつあり、また過去に否定されたデマが生き続けているものもある。

そのツイートをもとに@omiya_fctokyoさんがTogetter - 「「東北関東大震災に関するデマまとめ」のまとめ」を作成され、わたしも気がついたら編集に参加している。

今回、この「デマまとめのまとめ」をもとに、震災発生後約1カ月間のデマ80件をピックアップ、パターン別にまとめてみた。

※この記事は震災後1か月足らずの時点でのまとめです。同年6月に発行した冊子『東日本大震災でわたしも考えた』では震災後のデマ100件の分類整理を行なっていますのでぜひこちらもご参照ください。

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幸福実現党の研究(12)映画「仏陀再誕」徹底分析

公開前日に駅前で簡単なアンケートに答えるとただでチケットがもらえた幸福の科学の映画「仏陀再誕」。無駄にするのももったいないので、幸福実現党の研究の一環として、先日、丸の内TOEI1にて観賞してきた。

再誕の仏陀として描かれる「空野太陽」のルックスが、大川隆法氏の長男・大川宏洋氏と、あろうことか元オウム真理教マイトレーヤ正大師こと「ひかりの輪」代表・上祐史浩氏を足して割ったようであったのが最大のツッコミどころであろう。

空野太陽

結論から言えば、仏陀は再誕せず、大川隆法氏はゴータマ・ブッダの再誕ではなく、幸福の科学は仏陀の教えを知らず、映画としてはストーリーが甘い。

この映画について、硬軟両面から研究分析を進めてみたい。なお、以下の文章でゴータマ・ブッダと記しているのは、いわゆるお釈迦様、釈尊、釈迦牟尼仏のことである。

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元ネタを知ると知らないで面白さが段違いのマンガ(『聖☆おにいさん』『へうげもの』『大奥』)

中村光『聖☆おにいさん』4巻が発売された。これはおそらく予備知識がなくても十分に面白いだろうとは思うのだが、キリスト教や仏教についての知識があれば(つまり、元ネタがわかれば)面白さは倍増する。

同様に歴史の知識があれば面白さが倍増する歴史マンガとして、よしながふみ『大奥』と、山田芳裕『へうげもの』がある。いずれも独自の設定を行なっていながら、そこでそういうふうに史実と合わせるか、というストーリーの妙が素晴らしい。

元の素材を殺すことなく、大胆なアレンジをしてうならせる。その料理の妙が素晴らしい。今回はこの三作について考察してみた。なお、ほんの少しネタバレがあるので、気になる方は上記三作を現在の単行本刊行分まで読んでからどうぞ。

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映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」試写会:★★★★★

2ちゃんねる掲示板投稿がもとになった映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の試写会に呼んでいただいたので、先月末に観てきた。

「平成の蟹工船」みたいな見方もあるようだが、同じように劣悪な労働環境を扱っていても、「蟹工船」とは大きな違いがあるように感じた。いわゆる「プロレタリア文学」的な「階級闘争」ではなく、「個々の成長」によって問題を解決するという非常に現代的な流れを描いている。それは、いわゆる労働運動家や活動家にとっては物足りない解決策だろうが、私にとっては非常に好感のもてるものだった。

娯楽的な映画としても楽しめるという意味で、これは観て損のない映画だと思う。以下、感想。できるだけネタバレしないようには努めたが、気になる人はご注意ください。

映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

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Amazon段ボール箱A4ファイルケースを実際に作ってみた

amazonのダンボール箱でつくるA4ファイルケース【マゴクラ】ダンボールインテリア生活」が注目を集めている。私もこういう「作り物」は大好きなので、休みを利用して挑戦してみた。

そんなに工作が得意というわけではないのだが、実質の作業時間は1時間くらいでそこそこのものができた。

amazonケース10

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お台場 原寸大ガンダムを見てきた

7月13日、お台場・潮風公園の太陽の広場に設置された原寸大ガンダムを見てきた。やっぱりこれは一度は自分の目で見ておくべきだ。

等身大ガンダム

現地で撮影した写真約120枚、動画2点も公開する。

GREEN TOKYO ガンダムプロジェクトGUNDAM 30th ANNIVERSARY|ガンダム30周年記念サイト

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訳すな、構造を理解せよ、そして、とにかく長いのを読め

英語その他の外国語についての勉強法がいろいろ議論にあがっている。

わたしがこれまで語学においてやってきた方法は、「訳文を一通り読んでから原著を読む」という小飼さんのメソッドに近い。

高校のとき、英語(というより単語の記憶)が苦手だったが、『指輪物語』(The Lord of the Rings)の日本語訳を数回読んだ前提の上で、原著を数回読み通すことで、「文章中の知っている単語を眺めれば全体の意味がなんとなくつかめる」という状態になった(ちなみに『指輪物語』は大学在学中までに日本語訳・原著合わせて30回は通読した)。

また、古文については、角川文庫版の対訳付き『源氏物語』を、まず現代語訳で、ついで原文で、最初から最後まで読み通して、語感をつかんだ。漢文は、藤堂明保ほかの編集による学習研究社の「中国の古典」シリーズを読み通した。

ついでに言えば、歴史については中公文庫の『日本の歴史』全26巻、『世界の歴史』(旧版)全16巻を通読することで、暗記ではなくストーリーとして学習した。

長編を読むのが苦手な人にはおすすめできないが、とにかく「習うより慣れよ」で暗記不要の勉強法について述べてみたい。

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「デスノート=死亡筆記本」DEATH NOTE 日中対照ノート

 2月にあまり更新できなかったので、たまっている小ネタを出します。今回はデスノートの中国語訳。

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「言及なしトラックバックでページランクが下がる」は間違い。(付:言及なしトラックバックについてのまとめ)

 ここ数日の間に「言及なしトラックバックを受けると、ページランクが下がってしまうので、言及なしトラックバックを放置しておくとまずい」というデマが広まっている。そのデマの根拠として当ブログで訳出した「グーグルの特許出願文書全訳」が挙げられているのだが、はっきりいって誤読であるため、間違った情報が広まらないように注意を喚起しておくこととする。トラックバックspamを受けた被害ブログ側がGoogleからペナルティを受けることはない。

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