「歴史」と一致するもの

自民党 第3回「メルマガ/ブログ作者との懇談会」レポ1――「憲法改正の本丸は9条」「公明より民主の賛成がほしい」

平成18年3月7日18:30~20:00に永田町・自民党本部で開かれた第3回「メルマガ/ブログ作者との懇談会」に参加してきました。今回のテーマは「新憲法草案について」、メインとなるのは新憲法起草委員会事務局次長(要するに新憲法の自民党草案をまとめた人といってもいい)の舛添要一議員、そして広報本部副本部長・世耕弘成議員で、ブロガー・メルマガ作者のほうは26名となってます。ちなみにガ島さんは欠席していた。

とりあえずは現場でメモしたものをそのまま転記します。正確なテープ起こしじゃないので、これをもとに論じる場合は、発言者の意図を正確に伝えていない可能性があることをご了承ください。

レポート第1部は舛添議員の話です。

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反射区理論(リフレクソロジー、ゾーンセラピー)の起源を探る(2)90年前アメリカで生まれた

 前回はリフレクソロジーと鍼灸・ツボの理論は別であること、そして中国に起源を求めることはできないことを検証した。

 今回は、リフレクソロジーの本当の起源を求めて、アメリカに上陸する。

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反射区理論(リフレクソロジー、ゾーンセラピー)の起源を探る(1)中国起源説はウソ

 最近、座骨神経や大腿神経に痛みが走っていてブログ更新どころか仕事にも困るくらいだったのだが、そうなると街中の「マッサージ」とか「鍼灸」といった文字に目が行ってしまう。

 そんななかで、最近目立つようになったのが「英国式リフレクソロジー」など足裏系の「反射区」療法である。「反射区」というのは、足の裏とか手のひらとか(実は他に耳というパターンもある)の「この部分は心臓に対応」とか、「この部分は胃に対応」といったように、それぞれの部分を刺激すれば体の別の部分に効果をもたらすという考え方だ。

 ところが、よく勘違いされていたりするのだが、これは伝統的な経絡・ツボ・鍼灸(はり・きゅう)の理論とはまったく違う。全身のエネルギーの経路である経絡と、その要所要所にあたるツボは、足の裏のゾーンとつながっていない。

 そもそも、足の裏にツボは「湧泉」一つしかないのだ。

 というところまでは前からわかっていたのだが、じゃあその反射区理論はどこから生まれてきたのか。それを改めて調べてみようと思った。

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「きっこの日記」5年分から読み取れる「きっこの特徴」(きっこの日記検証2)

前回の記事では「横山希美子って人は実在してて、しかも彼女が日記で言ってるプロフィールは多分文字通りに受け取っていい」って話を書いた。それは、開始当初から今までずっと文体とキャラクターの一貫性があったからだ。

先に断っておくけど、ここで書いてることは別に何か秘密の話なんかじゃない。すべて「きっこの日記」から読み取れることだけを書いてる。だから、フルネームとか地名とか、きっこ自身が明らかにしてることばかりだ。それに、プライバシーを暴くのが目的じゃなくて、「架空の人間じゃないか」と言われた人が実は実在しますよ、と、本人の記述をもとに主張してみただけのこと。もしそれが何か「プライバシーの暴露」みたいに見えるのだとしたら、それは単に「きっこの日記を読んだことがない」というだけの話なんじゃないかな、なんて思う今日この頃、皆さんほんとに「きっこ」には興味津々なんですね(笑)

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「きっこの日記」五年分すべてを通読してわかった。きっこの正体(きっこの日記検証1)

去年末から話題のサイトといえば「きっこの日記」をおいて他にはないだろう。そう、MAXファンのヘアメークの日記でありながら、「構造計算偽造」問題に絡んで「スクープ」ともいえるネタを公開したことでネット内の関心を集め、ジャーナリストにも「こいつ何者だ?」と言わせ、さらには民主党議員まで引っ張り出してきたっていうスゴいサイトだ。中には「これはスクープを公開するために匿名の架空の日記で出しておいて、それをマッチポンプ的に報道するための偽装サイト。きっこというのは複数の可能性もある」なんていう陰謀論まで飛び出す始末。でも、おれのポリシーは「原典に当たれ」ってのはご存じの方も多いだろう。きっこ=横山希美子さんのことを知りたかったら、きっこの日記を全部読むことからはじめなきゃ、と思って開いてみたら、実に5年分もあって、しかもここ2年くらいは毎日5000字くらいの文字量があるというわけで、本当に大変な作業になってしまった今日この頃、皆さん、やっぱり松永はカネにもならんのにアホなことばっかりするなあとか思ってませんか?(笑)

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Dr.コパは風水ではない!「九星気学+家相占い=コパ風水」の公式

 自分はかなりの風水マニアである。いろいろな本を読み、中国に行けば必ず風水をテーマにした本を買ってくる。

 というと、うちの本棚にはDr.コパこと小林祥晃氏の本が並んでいるように思われがちだが、「インテリア風水」系の本は一冊もない。それどころか、Dr.コパの言う「風水」は「風水」なんかじゃないというのが私の結論だ。だから、地脈・龍脈といった「大地の気」を扱ったものしか風水として認めていない。部屋の西側に黄色い飾り……ってそれ単なる陰陽五行説だから。

 というような「歴史的地理風水原理主義派」の自分なのだが、別冊宝島の本を見ようと思って渋谷の書店に行ったら、こんな本を発見。次の瞬間には迷わずレジに向かっていた。

風水講義
文藝春秋
三浦 國雄(著)
発売日:2006-01

 学術的に風水を研究し続け、良書を送り出している三浦先生の著書である。この本の帯にはこう書いてあった。

「本書を熱心に読んでも幸せにはなれません」

 言ってくれます、三浦先生!

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ミュージカル・バトンはなぜ大流行になったのか

2005年を振り返るシリーズ【6】

 2005年6月、ミュージカル・バトンの大流行現象が起こった。このブログでも初期に参加し、またその解説も合わせて書いている。

 このミュージカル・バトンには批判もみられた。たとえば、「強制される感覚がいや」「ブログでのチェーンメールみたいなものなのだから、止めなければいけない」という批判から、「これは音楽業界のどこかが仕組んだマーケティングリサーチだ」という陰謀論に至るまで、一部で強い反発を招いたのも事実である。

 だが、チェーンメールであれば絶対に(ネタにはしても)回すはずのないウェブのパワーユーザー、あるいは著名なネットワーカーも、このミュージカル・バトンにはこぞって参加している。そして、今もバトンは新しく作られ、どこかで回り続けている。

 なぜミュージカル・バトンは受け入れられたのか。少々考察してみた。

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ことのは流「今年の重大ニュース」2005

2005年を振り返るシリーズ【5】

 このメインブログ「絵文録ことのは」で取り上げた話題の中から、今年の重大ニュースを選んでみたいと思います。あえて10個選べばこんな感じでしょうか。

  • ライブドア&ホリエモン
  • ガードレール謎の金属片問題
  • 中国「反日デモ」
  • 第10惑星発見
  • 郵政民営化と民主党惨敗
  • ブログの定着
  • 「電車男」などネット発の出版ブーム
  • パクリ・盗作問題が連発
  • ありえないフォトンベルトに怯える人々
  • 義経

 姉歯偽装マンション問題などはまったく取り上げていないので……。

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渋沢栄一型実業・共栄アフィリエイトと、岩崎弥太郎型スパム、ネット上の決戦

2005年を振り返るシリーズ【3】

 2005年にはブログが定着し、アフィリエイトを始める人も増えた。その一方で、アクセス乞食によるトラックバックスパムなど、他人から奪い取ることだけしか考えていないアフィリエイターも増えている。

 私の親交のある有名アフィリエイターさんたちは、カリスマ主婦アフィリエイター藍玉さんをはじめとして、スパムは大嫌い、こつこつとお客さんとの信頼を培うようなサイト運営を目指し、みんながそれぞれの利益をえられるようにと考える良心的な共栄型アフィリエイターばかりだ(有名になるような人たちはたいていそうだ)。一方で、知り合いがスパム型サイトばかり作っていたことが発覚、「俺は儲かるから他人がどう思おうと知らない」と考えているのを知って、少々口げんかのようにもなってしまったことがある。

 こういう対立は、実は新しいものではない。日本では明治11年8月、向島の料亭で「共栄」と「独占」の対決があったのである。

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ことのはの本棚――2005年Amazon売上ランキングトップ50

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