「漢字」と一致するもの

「たい焼き100周年」はウソ!かもしれない(中間報告)

2009年は「たい焼き生誕100周年」と報道されている。しかし、調べてみたところ、100年以上前に鯛焼の店が存在した可能性が浮上してきた。

今年は、東京・麻布十番のたい焼き老舗「浪花家総本店」が創業100周年を迎える。そのため「タイヤキ100周年」と報じられているのだが、どうやらことはそう単純にはいかない。浪花家総本家の創業に当たる明治42年(1909年)よりも以前、明治39年にたい焼き店が存在した可能性を示唆する当時の新聞記事を発見した。

たいやきの発祥はいつ、どこなのか。現時点では結論は出ていないが、少なくとも「2009年はたい焼き100周年」説には明確な根拠がなく、さらに起源がさかのぼる可能性が高いことを報告する。

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「読めてしまう」文章ネタの起源と歴史

ひらがなばかりで書かれた文章なのだが、文字の順序がでたらめになっていても読めてしまうという現象が話題を呼んでいる。

このブログでは2003年9月にこの話題を扱っていた。

「英国ケンブリッジ大学の研究結果」というのは都市伝説である。また、「語の中の文字の順序を変えても読める」というのは言語学において実証された科学的発言ではないことに注意(それっぽい実例は作れるが、それが成立する条件やメカニズムについては論証されていない)。ここでは2003年の記事をもとに再編集して新情報を追加し、この「読めてしまう」文章の起源と歴史を改めて整理しておく。

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【速報!】国語審議会、「常用文字表」にケータイ絵文字を追加

国語審議会は、2009年4月1日、日本語表記に関する大胆な変更をもたらす答申を行なった。PC・ケータイ・インターネット時代を反映し、また国際言語として日本語を進化させるための大規模な変更が盛り込まれており、すでに賛否両論の議論が巻き起こっている。

国語審議会2009年4月1日ネタ今回の答申における主なポイントは以下のとおり。

  • 「日本語常用文字表」にケータイ絵文字(第一水準、第二水準)を追加、「拡張句読点」として位置づけ、小学5年で適切な絵文字使用を学ばせる。
  • 助詞「は・へ・を」の表記を「ゎ・ぇ・ぉ」に変更。ケータイ表記を公式化。
  • 「異体字」の大幅な許容。これにより、旧字体・新字体・中国繁体字・中国簡体字のすべてを「異体字」として受け入れることが可能となる。
  • アイヌ語・琉球語を「日本公用語」に昇格。町おこしのために方言使用を積極推進。
  • 日本在住の外国人や国際的な利用のための「やさしいにほんご」の制定。「日本語は滅ぶ」論への対応。
  • 「国語」の呼称を廃止、「日本語」に統一。それに伴い、「国語審議会」も「日本語審議会」に改称。

以下、国語審議会の答申の解説である。

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「自由が丘」の範囲ってどこからどこまで?地図で示す「街の範囲」2

先日の記事「「代官山」の範囲ってどこからどこまで?地図で示す「街の範囲」[絵文録ことのは]2009/02/27」は、はてなブックマークのコメントではおおむね好評であった(→はてなブックマーク)。

その中でid:p-_-qさんから「次は自由が丘でお願い」とのコメントがあった。そこで今回は、「自由が丘の範囲」を前回とまったく同様の手法――すなわち、「自由が丘」「自由ヶ丘」「jiyugaoka」等の名称を含む建物・ビル・アパート・マンション等の中でGoogle Map=ゼンリン住宅地図に記載されているものをすべてマッピングし、それによって自由が丘の範囲を可視化するという方法――で表示してみることとした。

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大失業時代の「仕事につながる資格」選び10ポイント

現在、世界的な大不況の中で失業が問題となっているが、その中で職を得るために「資格」を取ることは一つの選択肢となるだろう。何らかの資格・知識・技能を身につけ、手に職を持つことで、よりよい仕事を探したいという人は少なくないはずである。

また、仮に仕事を失ってしまったとしても、その間(仕事探し以外に)することがないというのでは、時間がもったいない。その期間を、自分の成長のための投資期間とすることができれば、人生において有益というべきだろう。

しかし、世の中にはいろいろな資格が溢れている。その選び方を間違えると大変なことになる。そこで、「仕事につながるか否か」という観点からの「資格選び」のポイントを10項目にまとめてみた。これは一部、自分自身のここ数年の体験にも基づくものである。

(この記事は、すぐに仕事につながらない資格について否定するものではありません)

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バナナはおやつに入りますか

はてな匿名ダイアリーの「バナナはおやつに入りますか」ネタがおもしろかったので、自分でも遊んでみた。

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ハンコ・元号・縦書きをやめたくない歴史的な理由

ハンコ・元号・縦書きをやめよう - 池田信夫 blogを読んだ。

あまり根拠もしっかりと書かれておらず、思いつきだけで書いているのではないかという印象を受けたが、歴史的な事実関係を見ながら、何となく「やめなくていいんじゃないの?」という意見を書いてみたいと思う。

ちなみに、わたしは保守派でもなければ国粋主義者でもない。

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「パナソニック(Panasonic)」というブランド名の語源由来

2008年10月1日、松下電器産業株式会社が「パナソニック株式会社」に社名を変更し、これまで「松下」「ナショナル」「パナソニック」の3つの名称を使い分けてきたものを「パナソニック」一本に統一することとなった。

「パナソニック」というブランド名は、海外向けに1955年に作られたもので、すでに53年の歴史がある。このブランド名の語源・由来に関してつらつらと書いてみた。

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現代中国語の中の日本語「外来語」問題

産経新聞で、「現代の中国語で、近代の西洋の言葉を翻訳したことばの多くが日本での訳語を採用したものだ」という記事が載った。

相変わらずの産経論調ではあるが、ここで述べられていることは事実である。

さて、ここで参照されている資料が王彬彬氏による『現代漢語中的日語“外来語”問題(现代汉语中的日语“外来语”问题)』という文章である。これはわたしも数年前に見ていて、非常に興味深いので訳しかけたことがあったが、結構長文なのでくじけていた。現在に至るも、全文の完全な翻訳は見あたらないので(一部訳されていないものならあったが)、今回、全文の完全訳に挑戦した。それが完成したので、こちらで公開する。

現代中国語の中の日本語「外来語」問題 - 閾ペディアことのは

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北京オリンピック全204選手団の中国語簡体字表記&入場順まとめ【速報】

2008年8月8日午後8時8分、北京オリンピックの開会式が始まった。この中で、中国全56民族の衣装を着た舞踏団が踊って、選手団を迎えた。北京オリンピックは過去最多の204か国・地域が参加した。今回の選手団の入場は、ギリシア代表団が最初、開催国中国代表団が最後に入場するのは慣例どおりであるが、その他の代表団の入場順序は、これまでのオリンピックのアルファベット順ではなく、簡体字(中国大陸で用いられている漢字)で書いたときの画数順という独特な並び順になっている。

日本とは漢字の当てはめ方も漢字の字形も違うので、どうしてこういう順番なのかわかりづらい。そこで、中国簡体字による入場順の国名・地域名表記と、日本語での訳をまとめてみた。

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