「世界」と一致するもの

牛丼屋は130年前にも殺伐としていた(笑)

牛丼といえば殺伐。吉野家コピペのもとになった文章(2001/04/07付)から広まった話だが、実際に牛丼がもうないと聞いて暴れる奴とか、変なオーダーして逆ギレして警察呼んだ奴とか、まさに「吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ」というのがいつの間にか現実のものとなりつつある。

で、前回の百年前の牛丼屋のついでで、『東京新繁昌記』の「学校」の項目を見ていたら、どうやら130年前の牛肉屋(牛丼屋の元祖)でも殺伐とした光景が繰り広げられていたようだ。以下、前回と同じく現代語訳。なんか、今の2ちゃんねるあたりの低レベルなウヨ・サヨ論議とそっくりで笑える。

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アフィリエイト、理想と現実(あるいは「いかにして余はアフィリエイターになりしか」)

479810583X.09.MZZZZZZZ.jpg 松本光春さんの『アフィリエイトではじめる ホームページウハウハ副業生活』(翔泳社)という本が届いて、今読み終わった。タイトルに「ウハウハ」なんて書いてあるのがアレだが、この本はすごくいい本である。サイトで商品を紹介し、売れたら手数料が入るのがアフィリエイトだが、その入門書としては一押しだ。おすすめ。
 ところで、サイトに広告を載せるということに対して、一般的にかなりの反発がある。私自身も1年前までは、「この世界を利用して金を手に入れようという気はありません」という人だったので、その気持ちはよくわかるのである。しかし、見事に「転向」したわけだ。アフィリエイトは単なる小銭稼ぎではない、ということに納得したからである。
 以下、いかにして松永はアフィリエイターになったのか、書評と交えて書いてみようと思う。

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本当に訪問者が知りたい20の質問

アジア・ウェブログ大賞

flingchair.net主催のAsia Weblog Awardsは昨年末に投票が締め切られたが、管理人のPhilさんが手動で不正投票を弾く作業をしていたので、発表は年明けにずれ込みました。なかなか興味深いウェブログがあるので、いつものとおり個人的視点を加えて紹介してみたいと思います。
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読点(、)はどこに打つか?句読点の使い方2

 ネットで文章を書いていると、句読点や記号(「約物」という)の使い方は避けて通れない問題ではあるにも関わらず、その使い方はあまり指摘されることがないようだ。そのため、前回の記事はいろいろと参照していただく結果となった。なお、前回は特に使用頻度の高い話に限ったので、例えば、ハイフン(‐)とマイナス(-)とダーシまたはダッシュ(――)と長音(ー)は違うのだというようなところまでは突っ込まなかったのでご了承いただきたい。

 そのなかでnaru33さんからのコメント。

「、」をどこに入れたら読みやすいかについても何か基準があるのでしょうか?
「、」を、どこに入れたら読みやすいかについても、何か基準があるのでしょうか?
自分はわりと、後者のようにいっぱい入れちゃう派です。
 読点「、」つまり「テン」の打ち方は非常に重要だ。しかし、それは他の記号以上に「ルールなき世界」でもある。「こうでなければならない」とは誰もいえない。しかし、「こうした方がいいかな」ということは(曖昧だが)いえるかもしれない。
 そして、この読点の打ち方を見れば、その人が人に見せる文章を書ける人なのか、あまり上手でないのかが大体わかるものである。下手すると「テンで話にならない」場合もあるのだから怖い話だ(←句読点の話では絶対に出てくるオヤジギャグ)。

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インド・ブログ大賞結果発表

The Indiblog Awards 2003(インドブログ大賞)の結果が発表されました。投票総数は3桁に及ばず、それほど盛り上がっていなかったようですが、インドのブログの傾向は多少なりとも反映されているのではないかと思います。以下、結果をまとめておきます。

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中国の反日機運は高くない!「煽り」記事を事実から検証する

 讀賣新聞の21日に「北京のコンサート、観衆が日本人バンドに「帰れ」連呼」という記事が掲載されている。ここだけを見ると、中国での反日感情が異常に高いように感じられてしまう。しかし、これは「ウソ」とまでは言わずとも、極めて「煽り」度の高い記事であることがわかった。以下、詳細をまとめてみよう。

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英国ブログ大賞2003結果発表

英国ガーディアン紙による英国ブログ大賞2003(British Blog awards 2003)の結果が発表されました。その受賞ブログならびに優秀作品のリンク、それから審査委員長による解説を訳して載せておきます。

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枕草子を英語ブログで

忘年会議で、Bulknews/Livedoorの宮川さんから教わったのが「枕草子を英語ブログでやっている人がいる」という話。"Notes on a pillow"というタイトルはぴったり。土佐日記も更新しないと。

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トラックバックの有効な使い方を考える

トラックバックに関するマナーというかトラックバックするときの考え方について、少し話題になっている。少しコメントで書き込んだ部分もあるのだが、改めて考えをまとめてみたい。

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