「イベント」と一致するもの
第九回文学フリマ参加報告(S-3) #bunfree
2009年12月6日に開催された第九回文学フリマに参加してきました。2006年の第五回に参加してからまる3年ぶり2回目の出品となります。
前回はただ本を作って展示しに行くといったニュアンスが強かったのですが、今回はいくつかの企画にも加わったり、会場を回ってみたりする時間も取ってみたりして、イベント自体を楽しむ方向で参加してみました。
結果としては、販売数は大してありませんが、売った分以上に購入してしまったり、お隣ブースの方と仲良くなったりして、終わった直後に「次回はもっとやるぞ」という思いが湧いてきたのでした。これはよいイベントですね。
というわけで、文学フリマの準備から、購入したモノリスト一覧まで。
第九回文学フリマに出展します(S-3)【告知】
2009年12月6日(日曜日)に大田区産業プラザPiOで開催される「第九回文学フリマ」に出展します。ブースはS-3です。ジェームズ・アレンの「As a Man Thinketh」の独自翻訳と、ゲニウス・ロキ2010卓上カレンダー、ならびに前回出展時の売れ残りを持って行きます。
今回は制作部数を少なく抑えたため、品切れの際はご容赦ください。
また、今回は『本当はこの文章系同人がすごい』にも寄稿しました(頒布ブースは西瓜鯨油社(G-12)、ソフラマ(R-2))。こちらもあわせてどうぞ。
下北沢再開発問題についてもう一度まとめてみる(ゼロ年代の都市計画)
前回のブログ記事「小田急線下北沢駅の新駅舎案が猛反発される理由[絵文録ことのは]2009/10/03」は、新駅舎案が出たことをきっかけに、以前から考えていたことなどをまとめてみたものだったが、ブックマークやコメントでいろいろと見えてくるものもあった。一方で、下北沢再開発問題について、いろいろと誤解もあるようなので、その辺も含めてもう一度まとめてみたいと思う。
そこそこ長文でもあるため、流し読みでそのあたりを誤読している人も多いので、再度まとめておく。また、いろいろと曲解や暴論や感情論も多いので、正しておく必要があろう。なお、長文を読みたくない方は本文最後の結論をお読みください。
ミログ総選挙仕様を試してみた
学生ベンチャーの立ち上げたライフブログSNS「ミログ(milog)」の方から、「選挙特別仕様なので見てみて」というお誘いがあったので(本当はもっとかっちりした文面でした)、見に行ってみた。
使ってみた感想などをまとめておく。合わせて「日本の政治をおもしろくする会」についても記す。
「小悪魔ageha」バックナンバー全コンプリート!!
キャバ嬢のバイブルとして読まれている雑誌『小悪魔ageha』。GAL系のファッションで巻き髪を盛り上げるキャバ嬢スタイルを好む女のコたちが「age嬢」と呼ばれるようになるなど、agehaの独特なブランドは確立しているといっていい。
小悪魔agehaは、単なるファッション雑誌という枠にとどまらない。age嬢スタイルは確かに「巻き髪・デカ目・デコデコ」という言葉に象徴されるファッションスタイルではあるが、トップageモ(ageha専属モデル)桃華恵理(ももえり)が「バツイチ子持ちのシンママ」であることをまったく隠すことなく、むしろその経歴なるがゆえに支持されていることからもわかるように、「お水だろうと何だろうと、自分が自分らしく生きていくために、自分で選んだ生き方を貫いていく」というメッセージが発信されている。「age嬢」というのはライフスタイルとして扱われている。
「小悪魔ageha」という雑誌は、今の日本の一つの側面である。そして、age嬢的な生き方や発想、考え方に共感する女性たちは多い。その「文化」が異なるからといってバカにするのはたやすいが、それで見えなくなるものも多いだろう。わたしはagehaを定点観測してみたいと考えた。そして、今回ようやく、バックナンバーをすべてコンプリートできたのだった。
文章で稼ぐ人間が、無償のブログも書く理由
萌え理論Blogのid:sirouto2さんが、ここのところ、プロのライターとして書きつつ、無償のブロガーとしても執筆することについていろいろと考察している。それに対して、ケータイ小説評論家・速水健朗(id:gotanda6)さんが応えている。いずれも、ブロガーでもあるライターとしてのわたしとしては、共感できる内容が書かれている。
このあたりで、「有償の表現と無償の表現」とか「表現したいことと商品価値の軋轢」みたいなものも含めて考察してみたいと思う。
「パンダ人」趙半狄氏はなぜ「カンフーパンダ」上映に反対したのか
「映画「カンフーパンダ」急遽上映中止―四川省」(レコードチャイナ)の記事によると、四川省の芸術家趙半狄(ジャオ・バンディー)氏が映画「カンフーパンダ」にクレームをつけ、四川省内では当面上映を見合わせることとなった。
趙半狄氏とは何者なのか、どうして「カンフーパンダ」を槍玉に挙げているのか、よくわからなかったので少し調べてみた。
こんなライブ/コンサートに行ってきた 2007年~2008年前半
ブログ更新休止中に行ったライブ/コンサートなどの一覧と、簡単な感想。
精神的につらいときにも、音楽は支えになってくれた。
Gypsy Queen/the sad sad planet/中川翔子/mihimaru GT/perfume/五月天(Mayday)/三村玲土ほか。
極私的百科「閾ペディアことのは」のための「ことのは十進分類法」
ふと思いついて、自分のための極私的百科「閾ペディアことのは」を作ってみた、という話は前回の続き。これはWikiPedia(ウィキペディア)と同じく「MediaWiki」というWikiツールを使っている。そのため、見かけというか操作などはほとんど同じ。ただ、自分の好みの記事をガンガン登録できるという仕組みである。
ブログだとある程度その時点で固まった内容であることが多いが、ウィキならいつでも編集可能。そういう意味で両方あれば便利である。
ところで、MediaWikiが使いやすい理由として、カテゴリ分けが非常に柔軟に使えることが挙げられる。あとでいくらでも変更できるし、どれだけ深い階層でも何とかなる。この点、一応カテゴリ階層化もできるが、その分タイトルがどんどん長くなってしまうPukiWikiなどよりずっと使いやすい。つまり、カテゴリによる整理をしようと思ったら(知る限り、現状)MediaWikiが最適ということである。
ところが、このカテゴリ分けをどうするかでふと悩んだ。ウィキペディアの分類はあまり整理されていない。そこでいろいろと考えてみたのだった。
「ひとひら」“our songs 小池アミイゴの唄にまつわるイラストレーション展”最終日スペシャル
2006年12月29日、暮れも押し迫った中、渋谷のcafe Lounge SPUMAに行ってきた。
“our songs 小池アミイゴの唄にまつわるイラストレーション展”最終日、生きてるだけで丸儲けスペシャルであるが、三村玲土が歌い、神田サオリさんが絵を描くので、年末の楽しみの一つとして期待していた。