「マンガ」と一致するもの

台北西門町のメイド喫茶「萌點咖啡(MOE POINT/萌えポイント)」に行ってきた

 台北市の渋谷か原宿かといわれる若者の街・西門町に行ったら、いきなりメイドさんがビラをくばっていた。

taipeimaid.jpg
她真的可愛呀!

 というわけで、12月9日にオープンしたばかりのメイド喫茶「MOE POINT(萌點咖啡)」に行ってきた。

続きを読む: 台北西門町のメイド喫茶「萌點咖啡(MOE POINT/萌えポイント)」に行ってきた

「物語派」と「キャラ萌え」と「属性萌え」の対立

 これはもうだいぶ以前からなのだが、小説やマンガなどの作品に接するとき、物語世界全体を総体的に楽しむ見方と、そうではなく、ある特定の登場人物(キャラクター)に思い入れる人たちがいて、この二つの立場の人たちはかなり相容れない場合が多かった(このブログ的に言うなら、それこそ「物語文化圏」と「キャラ文化圏」の衝突である)。

 さらに、特定の「登場人物」ではなく、「属性萌え」とでもいうべき現象が起こっていることは、東浩紀氏が提唱した話である。

 「物語」総体として受け入れるか、「キャラクター」に思い入れを込めるか、それとも特定の「属性」さえ有していればそれでいいのか。この3つの見方について、改めて思うところを書いてみる。

続きを読む: 「物語派」と「キャラ萌え」と「属性萌え」の対立

「パクリ・盗作」スキャンダル読本 別冊宝島 1257(没原稿サービス)

 書店・コンビニで発売中の別冊宝島1257『「パクリ・盗作」スキャンダル読本――オリジナルっていったい何だ?』、ニュー評論家・栗原さんからの紹介があって原稿を二つ書いています(本全体の概要は栗原さんのところで。全体目次はこちら)。

 一つは、冒頭の記事になった「のまネコ」問題について。基本的に淡々と時系列順に出来事を追っていったわけですが、ひろゆきの不自然な発言が浮かび上がってくることが誰の目にもよくわかると思います。

 おそらく「反エイベックス」活動家の人たちにとっては腹立たしい最悪の記事といえるでしょう(笑)。最後の一段落では、反エイベックス運動の「罪」についての私の感想を書いています。ここが物議を醸しつつあります(笑)。

 もう一つは「ブログでの上手なパクリ方」。要するにいつも書いてる「正しい引用の仕方+肖像権のこと」なんですが、これは無難な原稿。

 で、もう一つ記事を書いたんですが、さすがに過激と言うことでボツりました(笑)。まあボツったんだから出してもいいだろうということで、この最後に載せておきます。

 そうそう、プロフィール欄で最後の一行が落ちてます。「など多数。http://www.kotono8.com」が抜けてる。ちゃんと文句のある人はこっちに誘導しようと思ったのに!

続きを読む: 「パクリ・盗作」スキャンダル読本 別冊宝島 1257(没原稿サービス)

AIRオープニング曲「鳥の詩」盗作事件のまとめ

 ギャルゲーソフトハウスKey(⇒はてなキーワード解説)の「AIR」というゲームのオープニング曲「鳥の詩」が、台湾の永邦というアーティストのアルバムで盗作されていた。香港のブログ「白爛日報 ver. blog」や中国での報道などをもとにまとめてみた。

 結論を先に言うと、台湾のプロモーター季忠屏が永邦に無断でベストアルバムを作り、その中に永邦の歌も入っていない二曲を入れ、著作権手続きもせずにオリジナルと称して販売した、というのがことの顛末だ。永邦も被害者のようである。

続きを読む: AIRオープニング曲「鳥の詩」盗作事件のまとめ

「電車男マーケティング」――フィクションを流行らせて既成事実化する巧妙な戦略

 電車の釣り広告じゃなくて吊り広告が映画&テレビ版の「電車男」の宣伝で埋め尽くされていた。いよいよ映画版も公開である。

 フィクション「電車男」が、なぜここまで売れたのか。それは、念入りな仕掛けがあったからだ。そして、「電車男」が売れたからということで安易にネットのコピペを本にしたり、「ブログの書籍化」ブームが始まりかけたものの、それらがことごとくコケているという現実。それは、「電車男」が売れた背景にある仕掛けをしなかったからだ。

 今回のエントリーは、「読者を突き放す書籍『電車男』には「編集」がない――「電車男」は読者参加型恋愛シミュレーションゲームのリプレイ [絵文録ことのは]2004/12/17」の続編に当たるが、論じてみたいポイントは少し違っている。それは、フィクション「電車男」に見るマーケティング戦略である。

続きを読む: 「電車男マーケティング」――フィクションを流行らせて既成事実化する巧妙な戦略

匿名・仮名・実名論についての悪魔の辞典(ポイント整理)

 なんかブログ界の一部で延々と匿名・実名の話が続いてるね。もう前世紀から続いてる話が今もなおループしているわけだが、以下、いくつかのポイントを整理し、あと、大サービスとして拙著『ウェブログ超入門!』の草稿から関連するデータの部分をドドドーンとコピペしておく。気前よすぎ(笑)、つーかもう1年以上前に書いた本だぜ、これ。原稿仕上げたの、去年の4月だもの。

 なお、書いてある単語の意味がわからなかったら、どうして人に聞く前にgoogleやyahooで調べないんだ?失礼じゃないか?←その前に読者に対して不親切。すまん。

続きを読む: 匿名・仮名・実名論についての悪魔の辞典(ポイント整理)

エキサイト・コネタ「コス茶」は誤読。ニューヨークタイムスに紹介された秋葉原メイドカフェ記事を全訳

 5月1日、ニューヨークタイムスで、秋葉原のメイドカフェが3店舗紹介されていた。これについて、18日付エキサイトニュース「Excite Bit コネタ」コーナーで「秋葉原の「コス茶」に行きたいアメリカ人オタク」という記事があった(情報元:RinRin王国 2005/05/18)。

5月1日付けのニューヨークタイムス(excite翻訳)に、秋葉原で話題のカフェが紹介された。そこでは、フレンチメイドのコスチュームに身を包む、まるでアニメの世界から出て来たようなウェイトレス達が、食事を運んで来てくれて、食べさせてもくれるという。その名もコスプレ喫茶「コス茶」(一般的にこう呼ぶらしい)。

 これはCos-Cha(コスチャ)という店の名前を「コス茶」とした上、普通名詞と勘違いしているようだ。大体、自動翻訳に頼りすぎるのがいけないのだが、とりあえず、実際にはどのように紹介されていたのか気になったので、全訳してみた。とはいえ、台湾から来たbutさんと一緒にCos-Chaに一回行ったことがあるだけのメイド喫茶素人なので誤訳もありえる。指摘をお待ちしてます。

続きを読む: エキサイト・コネタ「コス茶」は誤読。ニューヨークタイムスに紹介された秋葉原メイドカフェ記事を全訳

速報■台湾版ふたばちゃんねる、幼女エロ画像転載で閉鎖

 2005/5/5午前00:00、台湾の「2cha(http://2cha.omoe.net/)」という画像掲示板が閉鎖された模様。情報源は台湾のbutさん。

 日本には「双葉ちゃんねる」という画像が主の掲示板があるが、その台湾版が「2cha」だ。そこに、ロリエロ画像が貼られた(双葉からの転載らしい)。これに対して婦人団体が抗議、裁判を起こした。

 実は「2cha」は交通大学のサーバーに置かれており、台湾教育部(=文部省)のネットワークセンターがIPを封鎖、その後正式に文書を交通大学計算機センターに送ったという。台湾教育用ネットワーク(TANET)は台湾2位のISPで、「教育・研究ではない目的の使用は、用途違反である」と決まっているために規約違反とみなされた模様。

 以下、butさんからの情報提供の内容をまとめてみた(随時更新予定)

続きを読む: 速報■台湾版ふたばちゃんねる、幼女エロ画像転載で閉鎖

鈴木杏出演映画「頭文字D」会見に「反日」質問が出るが、ジェイ(周傑倫)は「冷静に」と呼びかけ

 この夏公開予定の日本原作・中国制作映画「頭文字D」の宣伝活動が上海F1国際サーキットで行なわれた。これについて日本・中国本土の報道はいずれも触れていないが、マレーシアと台湾の報道によれば、「反日」を振りかざした質問をする記者が一人いたらしい。また、周傑倫(ジェイ・チョウ)が日本製品の宣伝に出ることを「売国」と罵るネット厨房もいるようだ。しかし、監督もまるで動じることなく、ジェイはファンに「冷静になってほしい」と呼びかけたという。

 つまり、今の「反日」気運も「頭文字D」に影響を与えるには至らなかったとのこと。

続きを読む: 鈴木杏出演映画「頭文字D」会見に「反日」質問が出るが、ジェイ(周傑倫)は「冷静に」と呼びかけ

歴史ものの扮装が似合う中国女優ベストテン(1)徐熙媛、林心如、蒋勤勤

 中国の娯楽ニュースで「品头论足 影视十大最漂亮女星古装造型(揚げ足取り 映画・テレビの最も美しい女性スター時代劇扮装ベストテン)」という記事が2005-04-08に上がっていたので、少し調べてみたら、2004年7月にはすでにネット上に出ていた模様(银幕十大最漂亮的女星古装造型など)。その発端は、網易の「古装女子造型孰优孰劣」(時代劇女性扮装ベスト・ワースト投票)らしい。この投票項目の中から10人選んで載せたのが「ベストテン」記事らしい。

 というわけで、写真+評の訳に加えて関連リンクなどで再構成してみたい。この記事は連載になります。

old02.jpgold01.jpgold03.jpg

続きを読む: 歴史ものの扮装が似合う中国女優ベストテン(1)徐熙媛、林心如、蒋勤勤
  1 2 3 4 5  

アーカイブ

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。
過去に書かれたものは月別・カテゴリ別の過去記事ページで見られます。