「ランキング」と一致するもの

Google Sitemaps グーグル・サイトマップ(ベータ版)FAQとプロトコル全訳。新しいURL登録方法はSEOに必須になる?

 Googleがサイトマップ(Sitemaps)という新しいツールのβ版を公開した(今のところ英語版のみ)。これは、Googleがウェブページを巡回するときに「取りこぼし」のないよう、サイト管理人側でURLの一覧を提供できるというものだ。

 今まではGoogleがリンクをたどってきてくれることを待つ(あるいはたどりやすいようにリンクを設定する)という「巡回待ち」をしなければならなかったが、これからは、更新頻度やサイト内でのファイルの優先順位も含めて、リンク一覧をGoogleに渡すことができるようになるわけである。

 ただし、これはページランクを上げるためのものではない。あくまでも巡回で取りこぼしがないようにするものだ。ファイル数が多くてすべてのファイルが巡回してもらえなかった、というようなサイトにとっては福音といえよう。

 これからのSEOでは、このグーグル・サイトマップ対策も必須になりそうである。ただし、現在Googleから提供されているサイトマップ・ジェネレーターはpythonにしか対応していないので、iswebなど一部のサーバーでしか使えないのが残念。

 以下、β版ということなので、GoogleサイトマップについてのFAQと、サイトマップ・プロトコルについて全訳しておいた。有効に使っていただければ幸いである。

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「ブログを書く」という「仕事」(ウォールストリート・ジャーナル)

 ウォールストリート・ジャーナルがサイト上で5月初めごろから無料記事を公開するようになっている。その中で興味深い記事があったので訳してみた。

 「ブログを書く」というのが、企業の中での一つの「仕事」として認知されるようになりつつあるという。金を払って企業サイトでブログを書かせる会社が出始めているわけだ。ウェブコンテンツライターの変形というか。それは、堅苦しい企業広報のメッセージとは違って、親しみ深い会話体で顧客との信頼関係を作り上げることができる、とブロガーを雇っている企業は考えているようだ。

 もし「うちの会社のためにブログを書け」というお話がありましたら検討しますのでご連絡を(´ー`)ノ。つーか、うちの場合「お前に書かせたらもめごとが起こる」とか言われそうだけどな(´ー`)y-~~

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「サイト」単位と「記事」単位の情報の流れ、アルファミームの発見(付:はてな各サービスの使い分け)

ブログの登場で、今までの「ウェブサイト」を主体とした情報の流れとは別に「記事」を単位とした情報の流れが明確になり、またそれに対応したサービスも登場している。しかし、ネット内には今もまだ「サイト」単位を中心とした情報の流れしか理解していない人たちもいる。一方、「サイト」単位と「記事」単位をうまく使い分けている人もいる。

今回は表を使って、この2種類のレベル(レイヤー)の情報の流れについて考えてみた。また、はてなが提供しているいろいろなサービスの使い分けについて、「サイト」と「記事」という単位をもとに考えれば悩むことはない、ということも述べている。
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匿名・仮名・実名論についての悪魔の辞典(ポイント整理)

 なんかブログ界の一部で延々と匿名・実名の話が続いてるね。もう前世紀から続いてる話が今もなおループしているわけだが、以下、いくつかのポイントを整理し、あと、大サービスとして拙著『ウェブログ超入門!』の草稿から関連するデータの部分をドドドーンとコピペしておく。気前よすぎ(笑)、つーかもう1年以上前に書いた本だぜ、これ。原稿仕上げたの、去年の4月だもの。

 なお、書いてある単語の意味がわからなかったら、どうして人に聞く前にgoogleやyahooで調べないんだ?失礼じゃないか?←その前に読者に対して不親切。すまん。

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英語の造語トップテン、辞典サイトで公開

 アメリカの言語関係出版社メリアム・ウェブスターのサイトで、造語趣味者による新語のトップテンランキングが発表された。

 普通の言葉をうまく組み合わせてたり、よくこんな特殊な状況に名前をつけようとしたな、というものもあったりで、なかなか興味深い。プレグリーニングなんて大阪ではよく見かけるかも。というわけで、以下、訳してみた。

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トラックバック・ポリシーを作ろう。ルールやマナーに悩む人のための作成ガイド

 トラックバックのルールやマナーについてはいろいろな意見があるし、そもそも統一できるものでもない。しかし、初心者にはわかりづらいのも事実。

 やはり現状は各自の「トラックバック・ポリシー」をブログごとに明記しておくのがいいだろう。そのポリシーを作りやすくするために、以下、項目を挙げてみた。選択式になっているので、自分のトラックバックに対する考え方を選んで(あるいは追記して)エントリーにしておき、トラックバック欄やサイドバーから参照できるようにしておくと精神的。

 また、このトラックバック・ポリシーを使った場合は、ぜひこの記事へトラックバックしてください。ある程度集まったら、全体の傾向を集計してみたいと思っています。それによって、トラックバックに対する考え方の傾向と対策がわかるのではないかと。

★16:00誤字修正(情報料→情報量)

★18:00「夢追い猫」リンク追加。*1

  • *1: ちなみに「[MM]ただのメモ」の「読まれなきゃ意味ないよなぁ」とありますが、これは嫌なトラックバックをさせないというより、削除基準がメインですね。「むだづかいにっき♂:トラックバックに関する雑感」にあるとおり「ポリシーを謳う事でのメリットと言えば、自分にとって迷惑と感じたトラックバックを予告無く削除する正当な理由付け」をうたったものというのは正しい読み方です。抑止力はないでしょう、はっきりいって。
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「絵文録ことのは」のトラックバック・ポリシー

トラックバック・ポリシーを総合的に明記することにしました。詳しくは次のエントリーで。

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盗用・パクリについて言いたいことを言わせてもらう――TBS記事盗用・パクリサイト・劣化コピー・パクリソフト

 TBSのスポーツページにあった「編集長コラム」が、讀賣新聞・毎日新聞・朝日新聞から盗用していたことが判明した。その説明も二転三転している。

 すべてのものを自分の力でやるということは不可能なので、他の人がすでに作ったものを活用するということは当然あっていいわけだが、使わせてもらう人に対するリスペクト(敬意)が欠落すると、単に先人の業績にただ乗りし、他人の名誉を横取りするという泥棒になってしまう。つまり、安易なパクリと適切な引用はまるで違うのである。芸術として評価できる本歌取りと、人間としてやるべきではないパクリは違うのである。

 最近、ブログでもパクリ問題が起こっており、人気ブログでも引用ではなく地の文として他のサイトの文章をそのまま載せて「面白かったら投票を」と主張するところもある。また、ソフトウェアでもソースコードをそのままパクる事例がある。

 盗人猛々しい事例について、その実態を検証してみたい。

 過度の引き写しは、盗用にほかならない。元の記事やコラムの下地となった筆者の取材、創意工夫、ジャーナリズム精神までをも踏みにじることになる。

 私たちも、自戒したい。 (5月13日付・読売社説(2))

★最終更新:2005/5/14 00:15

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転向者――インターネットでの「金儲け」はいつから受け入れられるようになったか

 個人テキストサイトのパラダイムシフト(趣味のWebデザイン)で徳保さんの書かれていることにうなずけるものがあったので、反応してみる。

かつて私が好んでみていたテキストサイト界隈というのは、なぜか金儲けとアクセス稼ぎに批判的でした。しかも奇妙なことに、界隈の住人たちは、それが「ふつうの感覚」だと思ってた。

 ネット上における「お金儲け」についての感覚は、テキストサイト界隈に限らず、もう少し広い範囲で以前とは変わってきたような気がする。自分の場合は2001年ごろを境に変わったような印象がある。“「転向」したなら「私は転びました」って、ちゃんと書いたらいいと思う”という徳保さんの言葉を使えば、「私は転びました」である。

 「どっと外から「ふつうの人々」が入ってきて」ネットの空気が変わったという要素もあるのだろうが、以前からのユーザーもかなり「転向」していると思う。

 その辺の個人的な心理の変化を書いてみたいと思う。

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ブログとページビュー(またはエキサイトブログニュースで上位に食い込む方法)

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