「きっこの日記」は要するにどんなサイトなのか(きっこの日記検証3)

サントリー ビックル 220g*24本三回にわたってきっこネタばかり続くことになるワケだけど、興味のない人にはつまらないだろうから申し訳ないと思う。でも、やっぱり結論までしっかりまとめておかないと、どうしてもリトル中途半端になってしまう。だから、GREP検索をかけてみたら、2002年1月10日から2005年末までにきっこは実に106回ビックルを飲んでいるという事実がわかって思わずビックルを飲み干してしまったなんていうアサマシリンク付きミニ情報をさりげなく織り込みつつ、そろそろまとめにかかろうなんて思ってるワケだ。しかも、サイバーファーム問題でまたちょっと火がつきかけてるみたいだし(ちなみに、この件についてきっこがうまく断定を避けて書いてるのは間違いないのだよな)。

で、今回のネタの前振りのためにちょっと昔話を振ってみたいと思うワケだけど、2003年ごろ、ブログが普及し始めた時期には「ブログの定義って何?」みたいな話題がブログ界の人気の話題だったりした。で、「トラックバックとコメントがついてて、ブログツールを使って作ったらブログ」っていう限定派と、「日記とかニュースサイトとかテキストサイトとか、結局一緒なんだから全部ひっくるめてウェブロでいいじゃん」という山田BBS派が議論を繰り返してたのだ。おれもどっちかっていうと山田BBS派だったのだけど、いつの間にかブログっていうと狭義のブログを指すような感じになってる。で、「きっこの日記」に話を戻すと、最近きっこが2005年の「アルファブロガー」に選ばれてて、ものすごく違和感を感じたのだ。だって、きっこはブログ文化と関係ないところで日記を書いてるわけだし。もちろん広義のウェブロではあるけれど、やっぱりブログじゃないんだよなあ、なんて思う今日この頃、皆さん、そろそろきっこ文体の長文を読むのに疲れてきてませんか?(笑)

2006年2月 8日00:56| 記事内容分類:ウェブ社会| by 松永英明
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‥‥そんなワケで、今回は前々回前回の記事を読んでもらっているという前提で話を進めたいのだけど、サービス精神旺盛なおれとしては簡単にここで要約してしまうことにする。つまり、「きっこって人は、きっこ自身が書いてるプロフィールどおりのヘアメークとして実在してると思う。そして、彼女はジャーナリズムとかどうとか関係なくて、聞いた話の正確さをあまり気にせずに流しまくり、自分の嫌いなものを徹底的に攻撃する人だ」ってことを押さえておいてもらえば、とりあえず話は通じると思う。

「きっこの日記」はきっこの「日記」

そこでようやく今回の本題に入るわけだけど、「きっこの日記」の特徴は、あくまでも「日記」だってことだ。そんなことは見りゃわかるって思うだろうけど、でもこれが重要ポイント。

例えば、このブログみたいに「コラム」や「論説」に近いようなサイトだと、一つの記事の中であんまり話題があっちこっち飛んでほしくはない。きっこシリーズではわざと文体模写もあって話題を振りまくってるけど、基本的に「1記事1ネタ」で起承転結させる方向になる。

だけど、「きっこの日記」はそうじゃない。「2006/01/13 (金) 「きっこの日記」の基礎知識」はここの読者なら必読って感じの本人によるまとめだけど、

それで、あたしは、マクラから本題、そして最後にオチって言う、落語の流れを日記に取り入れてみようと思った。

とある。つまり、毎日、マクラで全然関係ない話から入って、いつの間にか本題に、という流れが許されるスタイルなのだ。これは、「日記」だからこそやれる手法ともいえる。あるいは、一部のテキストサイト(斬鉄剣とか、ろじぱらとか)だと、自己紹介を兼ねた短いマクラから本文というスタイルがあったけれど、あれのマクラ拡大版といってもいいかもしれない。

いずれにしても「1記事1ネタ」の「ブログ」的スタイルじゃないことだけは確かだ。時事・社会ネタのときは多少真面目に書くってことだけど、それでもちょっと離れたところから話題を振ってくるパターンはだいたい共通してる。

そして、日記=自分の書きたいことをつらつらと書くためのものだから、読者からの反響をコメント欄で受け付けたり、よそで誰かが書いたことをトラックバックしてくるようなのは、単に邪魔でしかない。きっこのブログ(実はきっこの日記の別館にすぎない)がトラックバック・コメントを拒絶していることをもって「きっこは他人の意見に耳を傾けないで一方的に垂れ流すだけなのがよくない」と批判する人もいるけど、だってもともと他のサイトや読者との交流を(少なくともウェブの公開された場所では)想定していない「日記サイト」の人なんだから、そこを批判するのは酷ってもんだ。

きっこがブログ界に参入するっていうのなら話は別だけど、おそらくきっこの性格からして当面は「日記」がメイン、「ブログ」は単なるミラーサイトという位置づけが続くんじゃないかと思う(多分さるさる日記の「1投稿2000字」制約が、あのきっこの文章のリズムを作ってるんじゃないかと思うので)。

で、FPNの徳力さんがどういう定義できっこを「2005年のアルファブロガー」に選んだかは知らないけど、もともときっこは「ブロガー」という枠に入らないと思う。もちろん、日記サイトの著者もブロガーだっていうならそうかもしれないけど、それに「きっこのブログ」だってあるわけだけど、明らかに使い方が「ブログ(狭義)」じゃなくて「日記」なのだから、きっこがブロガーってのはどうしても違和感を感じてしまう。

「きっこの日記」は「きっこ」の日記

で、さっきから小見出しがトートロジー(同義反復)じゃないかって突っ込まれそうなのをあえてこういう風に変な見出しにしてるワケだけど、これも意味がないことじゃなくって、きっこの日記の第2の特徴は、「きっこ」の日記だってことだ。やっぱり意味わかんない?

たとえば、おれの場合だと、いくつかのサイトでネタを分散させてる。女子十二楽坊ネタは基本的に女子十二楽坊資料館だし、それ以外の中華POPSネタは華流♪がーるず、豆乳の話題は豆乳組、というふうに話題によって使い分けてる。あるいは、ちょっと砕けたどうでもいいネタとか草稿ははてなでやってるわけ。だから、あまり日常的な話題や音楽的にディープな話題は、この「絵文録ことのは」では読めないことになってる。

ところが、「きっこの日記」には、きっこが興味を持ってるネタが日々ローテーションを組みながらそろって出てくる。つまり、「きっこの日記」に載っている話題は、「きっこ」がネットの日記で書きたいと思うネタすべてが盛り込まれてて、それがきっこという人物のすべてじゃないけど、全部まとめると「ジャンル=きっこ」としか言いようがなくなるのだ。

MAX、悪人追及社会問題、俳句、日常生活(パチンコ、お母さんネタ含む)、テレビ番組の話題、F1、芸能裏ネタ……といったネタがローテーションされているのがきっこの日記。構造計算偽造問題とかで注目を浴びても、数日連続でそのネタを取り上げてしまったら、中和するかのようにMAXネタを持ってくる。もし、きっこがジャーナリストを狙ってるのだったら、こういうことは絶対やれない。せっかく注目を浴びてるのに、何でMAXなんだ?ってことになってしまう。しかし、きっこは逆に「アクセスが増えたけど、おかげでMAXのことも布教できそう!」なんて思ってるかもしれない。世間では「きっこの日記」は何かジャーナリストが出せない裏ネタを放出する裏ジャーナリズムサイトみたいにとらえられつつあるかもしれないけど、きっこにとって時事ネタは、自分の手駒の何分の一かにすぎないワケで、それ以外のネタを捨てるならそれは「きっこ」の日記じゃなくなってしまう。

「きっこの日記」は「きっこ」という人物が書いているということに第一の意味があるのだ。それは別に素性がどうこうって話じゃなくて、きっこのネタの引き出しをすべて持ってるのはきっこだけしかいないということ。そして、その日記は、きっこがフリーのヘアメークで、あまり金持ちじゃない生活をしていて……という、少なくとも日記から読み取れる範囲でのきっこのプロフィールと密接な関係がある。きっこの日記は世相や時代、そしてきっこ自身の生活と密接な関係がある。

きっこは ジャーナリスト?

きっこを「ジャーナリズムか否か」という論点で論じる人も多いけれど、これがよくわかんない。そもそもジャーナリズムとかジャーナリストとかって何? 大西宏さんがきっこは「正当ななジャーナリズムではありません」とか言ってるけど、じゃあ「正しいジャーナリズム」って何? マスメディアに就職して記事書いてる人が正しいジャーナリスト? それは違うよな。きちんと裏を取って報道するのが正しいジャーナリスト? じゃあ日本にまともなジャーナリストなんていないじゃん。社会の木鐸たるべく社会の暗部をつつき、正義を勧め悪を懲らしめるのが正しいジャーナリスト? 「俺は正義を追求する」なんて言ってるジャーナリストほど鼻持ちならないものはないし(それは君だけの正義)、下手すると市民運動・市民活動みたいになりかねない。社会をよくするのもけっこうだけど、「よい社会」の答えが一つとは限らないことを「ジャーナリスト」は否定するから嫌いだ。

いや、「言論の力によって世の中をよくしたい」と考えるのがジャーナリスト魂だとするならば、きっこのジャーナリスト魂はかえってかなり強烈だという気がする。彼女の正義感というか、「自分の嫌いな世の中の不正」に対する舌鋒は極めて厳しい。それは社会をよくするためだという裏付けだってある。ないのは情報源の確実性だけだ(笑)。でも、それだって「事情通によると」と書きさえすれば自分の思いつきを書いても許されるマスメディアの記者とどこが違うのかって話だ。

要するに、きっこがジャーナリストだなんて思わないけれど、でも今の日本のジャーナリストなんて、みんなやってることがきっこと変わんないと思う。(だから、理念とか何とか全然関係なく、直接インタビューに押しかける泉あいさんには頑張ってほしいわけだ)

で、いつものメディアリテラシーの話

‥‥そんなワケで、いつものこのブログの定番ネタの一つ「メディアリテラシー」の話に戻るわけだけど、「きっこの日記」に書かれてる情報が正しいかそれとも情報源が曖昧なので信憑性が薄いのか、なんていうこと自体を議論する時点で、「リテラシー欠如」の烙印を押させていただきたい。そんなのはどうでもいいことなのだ。

「きっこの日記の何月何日の日記に、○○と書かれた」ということは誰が見ても確認できる事実だ。だから、これは自分で確認すれば充分事実として認定できる。

さて、その次の段階で、きっこが書いた「○○」という内容が果たして事実なのか否かということになるが、それを判断するのはきっこじゃなくて、読者の責任だ。だって、きっこがいくら「本当よ!」と叫んでも、それは事実の担保にはならないし、それで信じるって人の方がおかしい。もちろん、きっこが親切ならその情報についての真偽を確認しやすいような情報をさらに与えてくれるかもしれないけど、そうでなければ、読み手の側がきちんと判断すべきことだ。

じゃあどうしろというのか。「きっこの日記には○○と書かれていた」という情報をプールしておいて、どうでもよければ「そういう話がネットに書かれていた」で終わらせればいいし(おれにとっては後藤真希が灰皿を投げようが投げまいがどっちでもいい)、もしその真偽を確認したければ自分で調査すべきなのだ。「普通の人には情報の真偽を判断する手段がないから、報道/サイトの情報を信じるしかない」なんていう思考停止した発言をする人がたまにいたりするけど、そういう人はご愁傷様ですが情報に振り回され続けていてもらうしかない。信じるのではなく「情報の真偽を保留する」という思考がどうして持てないのかと疑問に思う。

きっこはフリーのヘアメークという仕事をしていて、確かに人脈が広くなる職業だ。しかし、それだけではない。彼女の「情報網」への執念は尋常ではない。MAXの情報を集めるためにテレビ局や事務所など各方面にも情報網を広げ、MAXのメンバーが立ち寄る店の店員はすべて引き込み、その他MAX情報を手に入れるためならどんな人脈でも使ってきたことが、日記からうかがえる。最近話題の時事ネタは、その副産物にすぎない。そして、フリーのヘアメークでもこういうことが可能なのだから、ニートや引きこもりでもない限り、それなりの情報網を作ることは可能だと思う。いや、ネットを使えばニートや引きこもりでもある程度は人脈構築が可能か。

だから「きっこの日記に書かれた情報の真偽を、自分では判断できません」とすべて放棄してしまうのは、単なる努力不足でしかない。おれは面倒だしそれほど興味がないから、きっこの日記の情報の真偽を改めて調べようと思わないが(すなわち努力不足)、もし気になることがあれば八方手を尽くして調べまくるだろう。そして、新たな情報としてぶつけるなり、補強するなりすることとなると思う。

酒とアザラシと怠惰な日々。 - きっこのブログの揚げ足取り。」って記事も出たけど、こういう検証記事がいろんな人の手で出れば、それでバランスが取れるだろう。でも、同記事に書いてあるような「きっこのブログはブログ界の中でも最も読まれているものの一つで、ネット初心者の人とかはその情報を鵜呑みにしてしまう恐れが強いです」なんてのは、おれに言わせれば「余計なお世話」。初心者だろうと何だろうと、有名サイトだろうと無名サイトだろうと、情報を鵜呑みにする人にリテラシーがないだけの話で、そんなことを気にせず淡々と「ここは違う」と指摘してあげれば済む話だと思う。

きっこの好きなところ、嫌いなところ

‥‥そんなワケで、「あんたみたいなダサい男に評価されたくないわよ」なんて言われそうだけどあえて「きっこの好きなところ、嫌いなところ」を書いてみたい。

  • 好きなところ
    • エンターテナーとしては非常に楽しい日記だ。ネタ的に興味が持てない日もあるけど、そうでなければ楽しめる。ヘアメークのときにきっこという人がこんなにしゃべりまくるかどうかは知らないけれど、美容院とかできっこみたいな話をしてくれるヘアメークさんに当たったら、ほんとに飽きるヒマもなさそうだ……話の真偽はわかんないけどね。
    • 持ってる情報は惜しみなく出してしまう一方で、実は巧妙に情報を出すタイミングを見計らってる。これは情報に対するアンテナが鋭い人の特徴だ。
    • けっこう自分と似てるところもあると思う。言葉や物事の由来を調べるのが好きなこととか、馬鹿なネット利用者をたたきつぶそうとするところとか(笑)。
  • 嫌いなところ
    • 情報の出典を明記せず、曖昧な情報を垂れ流すこと。故事来歴とか日本語の話についても間違いがあるのは、ちょっと「情報の確認」という態度がなさすぎ。
    • 正義感が強すぎること。まあ個人の日記だからいいんだけど、「善悪」「好き嫌い」で「悪」「嫌い」ときっこに認定された相手には、いくらでも攻撃しまくっていいかのような雰囲気を作ってしまう。
    • 情報の真偽を確認するように促すのではなくて、「あたしが聞いたことは正しい」って感じの文章になってること。その点の間違いを他のサイトで指摘されても対応しないこと(別に相手の指摘を呑むだけでなく、自分の方が正しいという新たな証拠を持ってきたっていいはずなのに、あまりにもフォローがない)。
    • 著作権についてはあまり詳しくなさそうな主張をしていること。

結論:「きっこの日記」とは何か

そして、すべての結論。だから、きっこはヘアメークだって言ってるだろ。「きっこの日記」の政治・社会ネタはみんな「床屋政談」なんだってば!


絵文録ことのは「ドラッジからきっこへ――ゴシップ情報サイト」シリーズ

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「きっこの日記」は要するにどんなサイトなのか(きっこの日記検証3) [絵文録ことのは]2006/02/08 続きを読む

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きっこ日記の上にある、「このサイトに広告を掲載する」をクリックすると出てくる、
GMOっつうのは何か関係あるのでは?
会社か?

誠実な姿勢には好感が持てたが、五年分読むことに意味があったのかと問いたい。

# エピソード4:「きっこの日記」五年分すべてを通読してわかった。きっこの正体
結論:ヘアメーク。
理由:本人がそう言っているから。
# エピソード5:「きっこの日記」5年分から読み取れる「きっこの特徴」
結論の1つ:やたらと情報網が広い
理由:いろんなネタがあるから
# エピソード6:「きっこの日記」は要するにどんなサイトなのか
結論:日記
理由:内容が日記だから。

結論:「エベレストに登りましたが、高かったです。」

まぁ、要するに2chの有名コテハンみたいなものってこと?信じても信じなくても良い(というか鵜呑みするほうがどうかしてる)。でも、まぁ面白いのは間違いない。逮捕とかされないと良いね。

五年分読むことで「5年分も読む意味無いよ」ということがわかったんならそれでいいじゃないか。

要するに、こういうバカなことは他の誰もやらないようにという教訓を伝えたかったのだよ。
あっ、あと、床屋政談ってのも伝えたかったのだな。(忘れてた)

意味がなかったと思ってる奴はいつまでたっても何も自分で理解できない馬鹿なんだなということは分かった。

「で、いつものメディアリテラシーの話」がなければ多分スルーしたと思うよ。「きっこの日記」を5年分も読んでこんなこと言ってる奴がリテラシーがどうのとか言ってるのが変なんだよな。ちゃんとしたリテラシーがあったら数日読めば分かるでしょ、この程度のことは。

作者さん、くさしてごめんな、幸田露伴の奴面白かったからちょっと期待してたんだ。

RUAHさんがまとめられたような理由だけで結論を出しているのではないことは、本文をきちんと読んでいただければわかると思います。たとえばきっこというキャラクターの「実在性」は五年間通して日記ににじみ出るものが変わらないということで「複数作者説」が成り立つ余地が「どの記事にも」ないことを確認したりしているわけですし。
まあ、往々にして結論だけ取り出せば単純なものってのはよくあるものです。ただ、五年分読まなかったらここまで断定することはできなかったし、すべてのデータを査読するという「一次データの再確認」は、たとえ結果的にどれだけ無駄になろうとも自分は必ずやっていきたいと思います。
それに、きっこがヘアメークだというのも「本人がそう言ってるから」というだけではなく、そうだとするとつじつまの合う記述が多すぎるからですし、情報網が広いのも「ネタが多いから」を理由にした覚えはありません。「日記サイト」という視点については、ブログだとかジャーナリストが云々といった説への反論であり、その詳細はこの記事でも細かく触れています。

作者さんが出てきたのでまじめにコメントさせて頂きます。最初に書いたの揶揄ですので、そんな単純な内容が書かれていただけではないです。もし、他の閲覧者に誤解を与えたなら謝罪します。

ただ本題は、あなたが結論に持ってきたメディアリテラシーです。耐震偽装問題以前からきっこの日記を知っている者にとってはきっこの日記の内容はただの日記以外の何物でもありあせん。
 それを過去五年間精読するというリテラシーを欠いた行為を前面に出しておいて結論がリテラシーが重要と言っている自己矛盾に気がつきませんか?
 心霊現象を科学的に検証しようとするテレビ番組と同じようなことをしている認識があればもっと別の結論が出た(発表方法があった)のではないかと考えますが如何でしょうか。

面白かったです。
きっこの日記がより楽しめそうです。

追伸
これからも興味の赴くまま、くだらないことにも正面から取り組まれることを期待してます。
結論が出ようが出まいが、それを読んで面白がるわたしのようなやつもおりますので。

一次情報を五年分「精読」することそのものがなぜ「リテラシーを欠く行為」なのか理解できません。もちろん内容を鵜呑みにしながら読めばリテラシーのない読み方ですが、私はあくまでも客観的に、矛盾がないかどうか、どのような話題が取り上げられているか、どのような口調で語られているか、あるいは複数人の痕跡があるか否かといった思考をもって「精読」したのです。それがリテラシーのない行為だというのが理解できません。
それ以上に、一次情報に当たらずにきっこがどうこう言える人の方が、どういうリテラシーの持ち主なのかという気がします。

まあ言われなくてもくだらんことにクビを突っ込む性分ですので(笑)>金太さん

>一次情報を五年分「精読」することそのものがなぜ「リテラシーを欠く行為」なのか理解できません。
ならもういいです。
今はもう調べにくくなってるのかもしれませんが、耐震偽装以前からきっこさんに言及しているサイトはいくつもあるし、何回も何回もそういったことが起こっていることを踏まえてさらに5年分読んでリテラシーを語る気になったということですよね。
少なくともまともに読みもせず、調べもせす取り上げた立花隆よりはマシだと思います。
枯れ尾花を幽霊に仕立て上げてる連中とそうしたことが起こりうるという現象についてもっと言及すれば面白かったと思います。
いろいろ書きましたが、正面から取り組もうとされる誠実な姿勢を応援しています。

>今はもう調べにくくなってるのかもしれませんが、耐震偽装以前からきっこさんに言及しているサイトはいくつもあるし、何回も何回もそういったことが起こっていることを踏まえてさらに5年分読んでリテラシーを語る気になったということですよね。

確認ですけど、つまり、そういったサイトまで精読してからものを言え、ってことですかい?

ライターだかなんだか知らないが、あんたの文体も相当アレなんだけどね…
今、話題の人物を探っても、既出の情報しか載せてないし、売名行為も良い所だな。

あの分量x5年分を精読されるのは、ホントに大変そうですね。
私だと1月以上掛かりそうです。
代わりに読んでくれてありがとう。

お金にならないのに、大変でしたね。でも、きっこさんのブログ3日分ぐらい読んだら、ジャーナリストでもなく、ヘアメイクさんであることはわかるのでは?小学生とかが、きっこさんのブログ読んで、内容を鵜呑みにすることもありますよね。だから、メディア・リテラシィの啓蒙が必要なんですね、きっと・・・。

馬鹿ホイホイはこちらですか?
つか「5年分読むことに意味ががあるのか」「3日分読んだら分かる」とか真面目に言ってる人の頭の中覗いてみたい。
3/1800しか読まないですべてを信じられるっていいなぁ。

阿呆ホイホイはこちらですか?
つか「5年分読むことに意味ががある」「3日分だけで分かるわけねぇ」とか真面目に言ってる人の頭の中覗いてみたい。
3/1800で理解できないなんてあれだなぁ。

馬鹿ホイホイ、阿呆ホイホイはこちらですよ。いらっしゃいませ。3日というのは言葉のあやですよ。他人が好みで書いたものを読んで、信じるも信じないもないでしょう。教科書や経典じゃないんですから。ちなみに、ネットで書き込みしたのは初めてです。それは、やっぱり記事のスタンスが好きではないからです。

まあ正直、5年分読んでその程度しかわからない日記なのかとwww陳腐な日記ですな。

きっこの日記というのは、日記としてよむにしてはあまりにも「意識」を感じてしまうけどな。

まあ、嘘を嘘と見抜けないヤツは読むな。

>きっこ日記の上にある、「このサイトに広告を掲載する」をクリックすると出てくる、
>GMOっつうのは何か関係あるのでは?会社か?

「さるさる日記」全体の運営会社がGMOなんですな。

とても、興味深い、おもしろい内容なので、一気読みしてしまいました。

 でも、PCの画面で長文を読むのはやはり目が疲れる(僕の年のせいか?)。

面白かったよ。コメント欄でごちゃごちゃリテラシーうんぬん文句言ってる椰子はただの馬鹿だから気にしない方がいいと思
もっときっこネタの続編きぼん

ブログはコメントがいやらしいですな。
どうしてすぐ「バカ」とか攻撃的な言葉を使うのでしょう?良いじゃないですか、あるたった一人の人間が興味を持って一生懸命調べてその結果を載せてるのだから。気に入らなくても「ふぅん、そういう見方もあるのね、俺は違うけど」で良いじゃないですか。
それにこのブログを書いた人は、典拠を精読し、その中から分かったことをまとめていくと言う、文学研究などでは非常にオーソドックスな研究方法に則っているのだから、そこに対して「5年分読む意味はあるのか云々」の問答はほとんど無意味だと思います。
ざっと読んでブログの作者の意図も読み込めていないのに、分かった風な一端の批判めいたことをコメントすることは愚の骨頂です。そりゃ作者も反論したくなりますよ。
余計なことをグダグダ書きましたが、私自身は、とても楽しく興味深く読むことが出来ました。

5年分の精読おつかれさまでした。
説得力があると思いました。
キャラクターが一貫しているとのご指摘は、私も同感です。
ただ、ひとつ腑に落ちないのは、きっこ氏のネタの対象が、ある時点を境にはっきりとシフトしていることです。以前は芸能ネタや雑学ネタが中心であったのに、2004年頃を境に政治ネタや社会ネタへの転換が見られます。
この点を松永さんはどのように説明なさいますか?

> アンリさん

キャラが一貫している、途中からネタの対象が
シフトしている、わたしもその点同感です。

やっぱり転換点の前後に情報提供者となんらかのコネが出来たんじゃないですかね。
日記の初期のころにも政治への不満は時々書かれていますが、
言及範囲はメディアで報道されている範囲にとどめられていますし。

最近のわたしは「誰が何の目的できっこさんにしゃべらせているのか」、がもっぱらの興味です。

即レスありがとうございました。
松永さんも、情報提供者の存在をお疑いとのこと。
「誰が何の目的で」
私の関心もそこです。
あまりにも巨大な力があったらちょっとイヤだな。

楽しませていただきました。相変わらず力作ですね。力業という意味ではないですよ。
ところで
http://maboroshi.de-blog.jp/x/2006/02/post_89ea.html のことは知ってますか。
ちょっと気になったので。

ある有名コラムニストがフリーライターに法外なお金を請求されたそうだけどそのフリーライターって松永さんじゃないですよね?
きっこがらみで株価操作したことをばらされたくなければ金払えとか言ってたとか・・・

松永さんがそんなことするわけないでしょ?何あんたチャンコロなわけ?そんなに自分達に敵対する人を悪党にしたいわけ?

5年分の精読ですか、私は数回読んだだけですが、とばし読みするようになりました。
フリーのヘヤーメイクにしては驚異的な能力だと感心していました。
今では、「きっこ」は何者かに興味津々です。
参考になりました、ありがとう。

softbank BBから接続の「ほう」なる人物が名誉毀損に該当するコメントをしていますが、そのようなことは一切していません。そもそも、有名コラムニストが誰かわかりませんし、フリーライターは多数います。それに、このあたりの記事をちゃんと読んだ人ならわかるとおり、私は「きっこの記事がきっかけになって株価が下がった」ということすら疑問に思っています。なんで「株価操作した」といって脅しにいかなあかんねん。
というか、このコメント投稿者は明らかに私がきっこに敵対するかのように書いているわけですが(ここにコメントしてるってことは、きっこの件と関係あるんですよね、有名コラムニストの件は?だとしたら、きっこや関係者が株価操作していると私が責めたと「ほう」なる輩は主張しているわけですよね)、一方で私がきっこの仲間だの、冗談で書かれた「きっこ=松永」説を真に受けている人だのが現れ始めていて、いったいどっちやねん、と声を大にして言いたい。
いや、もちろんどっちでもないわけだけど。
 
「誰が何の目的できっこさんにしゃべらせているのか」
という話ですが、政治的話題は初期からあり、小泉嫌いも最初から一貫してます。ただ、きっこの日記のローテーションの中で社会ネタが増えたのは、MAXネタが減った分を埋め合わせるという意味もあるでしょうが(笑)それだけ情報が入ってくるようになった(政経関係の情報提供者が増えた)のだと推測しています。
ただ、何をどのように載せるかはきっこの判断によるものだろうとも考えています。事実かどうかの検証をすることなく、聴いたことはそのまま受け売りで垂れ流すのも彼女の特徴ですが、情報提供者が情報を流すということは当然そこに意図があるとして、ただ、特定の情報源に操られているとか、特定の意図をもって情報操作を仕掛けているという見方は、ちょっと違うんじゃないかなというふうに思っています。

2ちゃんねるでそういう情報があったので。ここのほかにも複数きっこの正体探りと同趣旨のことやってるサイトがあるのでそっちのほうだと思いますが。まあ、松永さんで無いと思うから書いてみたわけですし。

とはいえ、そういう情報があるということは松永さんがあらぬ疑いをかけられる心配が出てくるのは確かです。そういう意味では、ちょっとしたご忠告的意味合いも含まれていたりします。

このコラムの趣旨はともかくとして、匿名ブログの正体探りというのは、あまり褒められた行動ではないとはおもいます。たとえ日記の中で断片的に自分の個人情報を書いていたとしても。。。ところで実際正体がわかったときどうするつもりなんでしょ?やっぱり書いちゃうんですか?「softbank BBから接続している」ほうでした。

ほんっとにみんなわかってないですね。
私は間接的にであれきっこに危害を加えることになるような情報は出していないし、きっこ自身がしたたかな人ですよ。
きっこの「味方」でもないけれど、「敵」でもないんだから、悪意を読み取っている人はすべて誤読あるいは読解力欠落あるいはリテラシー欠如です。逆にきっこ擁護とか勘違いする人も同様です。
いい加減うざくなってきたのできつい言葉使いますけど。
以下、この件についてはもう放置します。言うべきことは最初からすべて書いてある。行間を読めない(どころか、たぶん、個人情報っぽいものが書いてあるというところで脊髄反射する)人が多すぎますね。

>きっこの「味方」でもないけれど、「敵」でもないんだから、悪意を読み取っている人はすべて誤読あるいは読解力欠落あるいはリテラシー欠如です。

確かに中立な立場から書いてある文章なんだろうけど、逆を言えば、きっこさんを好きな人も嫌いな人も読んで心地よいものではない文章ともいえる。だから悪意を感じてしまうのは仕方がない。
と書いておく。

あと、松永氏は、「引用は正しく引用されていれば無断で引用できる」ではなくて「すべての引用は正しく引用されていれば無断で引用しなければならない」と紋切りに言っているように聞こえるんだよなぁ。

とてもおもしろかったです。メディアリテラシーの説明、とてもよく分かりました。僕は賢くないので、「疑う」ことをせずに、いろんなことを言われるがままにすーっと受け取ってしまう人生を歩んで、よく失敗してます(笑)この記事をたまたま読んで、早速松永さんのこのページをお気に入りに追加しました。これからも楽しみにしてますね。ありがとうございました。

ここも「きっこの日記」と同じかと。
個人ページは全部「宝島」なのです。
読み物として楽しむ以上の意味はないのです。

こういう風にきっこネタでブログを継続することが出来てる人が多いってことで、きっこのブログは貢献度が高いですね♪
それだけのことです。^^;
ただ、情報的には限りなく「1次情報に近いと思われる」ものが出てくるので、素晴らしい日記(情報源)だと思います。

実体のないものに、実体のないものが批評する事に違和感はないんですかね、みなさん。
スタート地点が違うから、平行線ですね。
ネットに精通した人以外やるなと言いたい。
スタンドアロンが基本ですよ。
ネットを商用利用する事にも吐き気が・・・。

松永さんの文章、とても抑制が効いていて、楽しくて、いい文章ですね(プロを誉める言葉ではないですが・・)
友人の弁護士から「きっこの日記」を知り、面白く読みながらも「こういう自分は全て知ってる」的な女性って周りに多いよな・・しかし、これが非常に話題になってるとは?!と疑問に思い、検索してスグここを拝見しました。松永さんの、冷静な判断と真っ当な価値観の持ち主によるブログを読ませてもらいちょっと爽やかな気持ちになれました。しかし、この「ブログ」という世界は、なかなか閉鎖的な意見を持つ人が多い世界なんですね(というか、そういう人が目立ちやすいのでアクセス数も多くなるのかな)。これからも気持ちの良い内容と文章を貫いてくださいね♪ きっこさん、情報源はやっぱり最近付き合い始めた「オトコ」だろうな♪と結局楽しんでます♪ま、どーでもいいんですけど

私は、「きっこの日記はイロイロと有用な情報もあるな」と思いながら読んでいる者です。
松永さんの文章、楽しく読ませて頂きました。
松永さん個人の、「きっこの日記」に関する所感を述べただけですよね。
細かな配慮もされてましたし、楽しく読めましたよ。もっともだと思う点もありました。
それにしても、話題性の高い事柄に言及すると、執筆者のスタンスを誤解されて、あーでもないこーでもないと言われがちですよね。大変ですね。
ただ、一見客観的に思える論調ですが
”事実かどうかの検証をすることなく、聴いたことはそのまま受け売りで垂れ流すのも彼女の特徴”という、
批判側に傾いた態度が、一貫して行間から読み取れるのが引っかかったかな?と思います。
提示された情報の丸飲みは当然危険ですが、そのような言い方だと「きっこの提示する情報はガセが多いよ」と読む人に受け取られはしませんか?
私は、「聴いたことはそのまま受け売りで垂れ流す」というのは言い過ぎだと思います。
気になった点はそれだけです。失礼しました。

>だから、きっこはヘアメークだって言ってるだろ

「情報の真偽を保留する」能力がないとか、リテラシーが欠如してるって言われませんかw

今更、きっこの日記てのを初めて読んだんですが、この人とても典型的ですよね。
いや、それだけです。

きっこの正義感は、まず偽者のもの。
心のソコからあふれる正義、なんてもんじゃない。
ようするに、世論を意識した上での、なんとなく「よいでしょう」という先生からの評価をもらえそう、こんな程度の正義だ。
よく言って、きっこは偽善。
それ以上でもそれ以下でもない。この記事はやや、きっこを買いかぶりすぎ。
あたりまえだが「悪=嫌い」と考えてしまうのは間違いで、悪と嫌いは別物。
「悪=嫌い=潰す」って発想の時点で、きっこの精神面の幼さと
ゆがんだ正義感、つまりきっこの正義感がいかに間違っていて偽善なものかが伺える。

きっこがコメントを嫌がるのは、単純に脆いから。
自分がネタをだし、それに人が群がる様子を見るのは好き。
だけど、悪口を言われて群がれるのは嫌、という所だろう。
コメントでブログ炎上するような事があれば、きっこも100%ブログを閉鎖してるだろう。
メールできっこを批判する声もあるだろう。
では、なぜコメントではなくメールでの批判なら耐えられるのか?
それは、他人にバレず黙殺できるから。
他人にバレずに黙殺すれば、そいつの意見を本質的に隠しとおせることは、おそらく情報通のきっこなら感覚的に分かってるだろう。
大々的な批判はされたくない、がメールでじきじきにくる批判は、ばっさり「こんなヤツの意見は聞かない」と切り捨てられる。(たとえ批判が正しくても、間違っていても切り捨てられる)
本質的に「情報を提供し、注目される側」と「注目される人に申し入れる人」の地位の差を分かっているのだ。
だからこそフォローもあまりしないし、それに受け答えない。
まれに受け応える場合は、相手が無神経にきっこを問い詰められないヤツ、すなわち大手サイトからの質問などには答える。
何故なら、きっこの心象を悪くすれば、それをネタに「このサイトはマトモな質問1つできないのか?」と日記でネタにする権力があるから。
これが、きっこが表立ったフォローやコメントやトラックバックをしたがらない理由。

本当の日記を書きたいなら、ローカルで、ノートの日記でやればいいんだ。
なぜネットなのか?それは、偶然のなりゆきもあるだろうが
今では「注目される快感」がネットで日記を書く意義の1つにあるのは絶対に否めない。

きっこのたまにだす、驚くほど正確な情報は、殆どが受け売りだからって可能性が高い。
一方でだす、驚くほど荒い情報は、きっこが心情をのせて、好き=肯定の気持ちで書いたから、という可能性がたかい。
その象徴的なものは「俳句=好き=昔の”いろは”を肯定=”あいうえお”の否定」という、裏づけの無い安直な考え。
一方で、メディアをも驚かせる正確な情報は、殆どが誰かの受け売りだろう。
しかも、これは筆者の言うとおり「情報の捨て時」には敏感なんだろう。
情報を保持して満足するという感覚は、きっこには薄い事も間違いは無い。

総じて、きっこは頭がいいか?悪いか?でいえば
間違いなく頭が悪い。「バカ」と言い切っていいのは間違いない。
オレが個人的に一番きっこが嫌いな部分は、このバカなところ。
バカなのに、ただ鵜呑みにした受け売りの情報だけで「落語のマクラから本題、そして落ち」など、知った風なクチを語りだす所が嫌い。
鵜呑みじゃない情報が荒いのは、きっこがバカである一番の証拠。
そして、きっことジャーナリズムはまったく別だ。
ジャーナリズムは性悪説な部分も持ち合わせているだろうが、きっこの日記なんかより、はるかに綿密だし、本質を捉えていて利口だ。
こんな粗悪なうんこ垂れ流し日記とは比べ物にはならない。
ただ、きっこはバカだが、アクティブに体で覚えた情報に対するアンテナは鋭く百戦錬磨さがあるだろう。
いかにして情報を得て、いかにして情報をリークし、さらにそれを元に情報を増やすのか また、情報をいつ捨てるのか?といった
いわゆる”陰口大好き主婦”と同レベルのやりとりが、たまたま芸能界などディープな世界で花開いたというだけだろう。

追記:
おそらく、きっこには少し虚言癖がある可能性がある。
これを虚言癖と言っていいのかどうかは微妙だが・・・
つまり、きっこにとってはジョークでも、それが第三者にとってはジョークか真実かどうかわかない、そんなような虚言癖さがある。
そして、そういった他人の分からない事をいう事で自己満足するという、きっこの汚い一面があるだろう
突発的な見栄だとか、虚言癖スレスレの思いつきの言動が、きっこの日記の決定的矛盾をうみ
その矛盾と受け売りのリーク情報のギャップが、また怪しさをうんでいる。
ただ間違いないのは、きっこの精神面の幼さは愚弄するに値する。

もし、アンチきっこを集めたサイトを作り
毎週か毎月ペースでアンチきっこが増えてます・・みたいなメールを送り続け、アンチ活動をに報告したら
要するに、不動のアンチの広場があります、って印象づけ、アンチ宣伝活動でもたら
なんらかの影響を与えるかもね?!w
こんなんじゃ、注目されても日記を書くのに面白くない、なんて状況が作れれば・・・
どうなるかはご想像通り。

チラシの裏、ご近所の噂話のネット版。
それ以外の何物でもない

このブログ記事について

このページは、松永英明が2006年2月 8日 00:56に書いたブログ記事です。
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