「詐欺」と一致するもの

アルファブロガーになったからってモテるわけじゃない!『モテる100ワザ ブログ入門』

 滝本弁護士が見舞いに来たときに「世話してくれる彼女とかいないの?」と激しく煽られたわけですが、その話をすると「アルファブロガーなのに彼女いないの?」とさらに激しく煽られた。

 アルファブロガーというのと、モテるモテないは別だからね!

 というわけで、ブログでモテる方法を考えてみた。

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「ランキングサイト」が大嫌いな理由

 去年の11月26日、銀座で開かれたブロガー異業種交流会で、私はパネラーとして「嫌いなのはランキングサイトに誘導するブログ」と強調しまくっていた。実際、ランキングサイトへのリンクがついているだけで、そのブログは価値がないと思ってしまう。もちろん、実際には、ランキングがついていても優れた内容のブログは多いはずだが、どうしても嫌悪感が先走ってしまう。

 なぜ私はこれほどまでにランキングサイトが嫌いなのか。それは、ランキングが「読者のため」ではなく「著者のため」にあるからだ。そして、それはアフィリエイトと違って、読者に何らかの価値を提供する余地がほとんどないと思う。

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リンクなしトラックバックが「アクセスを奪う」という表現についての補記

 前回のエントリー「トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]2006/01/06」は大きな反響を呼び、それぞれの文化圏に属する(あるいは属さない)人からそれぞれの反応が得られた。

 面白いのは、「言及リンク文化圏」「関連仲間文化圏」のそれぞれで、「そういう別の考え方の人がいたとは知らなかった」とか、「(言及リンクは)なぜそんなに堅苦しく考えるのか」「(関連仲間文化圏は)やはり理解できない」といった反応が出てきたことだ。まさに文化衝突(あるいは文化交流)であるという感を強くした。

 さて、いくつかの点で、こちらの表現不足、あるいは誤解を招く言い方があったようなので、補足しておく。補足のくせに長文なのは許してください。仕事用原稿じゃないので短くまとまらない。でも新書版単行本換算で15ページ分くらいだから、それほど長いというわけでもないでしょ?(笑)

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ことのは流「今年の重大ニュース」2005

2005年を振り返るシリーズ【5】

 このメインブログ「絵文録ことのは」で取り上げた話題の中から、今年の重大ニュースを選んでみたいと思います。あえて10個選べばこんな感じでしょうか。

  • ライブドア&ホリエモン
  • ガードレール謎の金属片問題
  • 中国「反日デモ」
  • 第10惑星発見
  • 郵政民営化と民主党惨敗
  • ブログの定着
  • 「電車男」などネット発の出版ブーム
  • パクリ・盗作問題が連発
  • ありえないフォトンベルトに怯える人々
  • 義経

 姉歯偽装マンション問題などはまったく取り上げていないので……。

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渋沢栄一型実業・共栄アフィリエイトと、岩崎弥太郎型スパム、ネット上の決戦

2005年を振り返るシリーズ【3】

 2005年にはブログが定着し、アフィリエイトを始める人も増えた。その一方で、アクセス乞食によるトラックバックスパムなど、他人から奪い取ることだけしか考えていないアフィリエイターも増えている。

 私の親交のある有名アフィリエイターさんたちは、カリスマ主婦アフィリエイター藍玉さんをはじめとして、スパムは大嫌い、こつこつとお客さんとの信頼を培うようなサイト運営を目指し、みんながそれぞれの利益をえられるようにと考える良心的な共栄型アフィリエイターばかりだ(有名になるような人たちはたいていそうだ)。一方で、知り合いがスパム型サイトばかり作っていたことが発覚、「俺は儲かるから他人がどう思おうと知らない」と考えているのを知って、少々口げんかのようにもなってしまったことがある。

 こういう対立は、実は新しいものではない。日本では明治11年8月、向島の料亭で「共栄」と「独占」の対決があったのである。

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エイプリルフールに絡む騒動でサイト一時閉鎖というアクロバット的裏技を駆使した理由

 4月3日朝、女子十二楽坊資料館サイト(以下「資料館」)をすべて閉鎖し、「さよなら」というページにすべて転送するようにした。現時点で女子十二楽坊関係サイトではオフィシャルを除いて最大の日本におけるファン交流サイトであり、数百人の定期的閲覧者に加えて検索などからの来訪者があるサイトがいきなり閉鎖したわけであるから、ファンのあいだで騒動になったのは言うまでもない(実はオフィシャルの関係者も毎日閲覧されていて、「どうしたの?」と聞かれた)。

 ただ、これは計画的な一時閉鎖であり、計算と経験に基づいて掲示板の雰囲気を変えるためにアクロバット的な技法を使ってみたものである。一つ間違えば大失敗、つまりみっともないことになってしまいかねなかったのだが、幸いにして事態はほぼ「想定の範囲内」で動き、当初の戦術目標をほぼ達成して閉鎖を終了、サイトを復帰することとなった。

 以下、その経緯を時系列順に解説したい。つーか長文UZEEEEEEE。

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これからのオンラインビジネスのキーワードは、ブログとRSSを使ったSMO(社会的マーケティング最適化)

 SEO(サーチエンジン最適化)SEM(サーチエンジン・マーケティング)という言葉は、オンラインビジネスに不可欠の要素とされてきたが、最近、新たに「SMO」という言葉が見られるようになった。

 発端となったのは「How To Blog For Fun & Profit!」(趣味と実益のブログのやり方)というブログの記事で、ここで「ブログとRSSを使った口コミで評判を高めるコミュニティを築きあげることこそ、これからのマーケティングのキモだ」という見解が述べられている。

 上記3ブログではもう少し新しい記事が参照されているのだが、SMOについて詳細に述べたエントリー、そのものずばりのタイトルの「Social Marketing Optimization」を以下に全訳してみた。

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メディアミックスならざる安直な「ウェブ本」は本当に売れるのか?――附:「自費出版」と「文筆業」の違い

 「ウェブのコンテンツ」を書籍化するのが現在の出版界の「トレンド」となっている。また、ネット系企業の側からも出版に歩み寄る傾向が見られる。

 しかし、『電車男』の「成功」は極めて特殊な事例であるにも関わらず、単に「ウェブコンテンツを書籍化」するだけでは、いい本、売れる本は作れないだろう。ウェブと書籍のメディア特性の違いを無視して単に形態を置き換えるだけでは「メディアミックス」でも何でもない。それでは「自費出版商法」の変形にすぎないと思うのである。では、どう考えるべきか。以下、詳説。

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ことのは流「今年の重大ニュース」

 時事ネタメインというわけではなく、気が向いたときに気が向いた話題を突っ込んで掘り下げるこのブログですが、今年の重大ニュースを振り返ってみましょう。

★このページは2004年版です。2005年版はこちら。

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おれおれ詐欺/オレオレ詐欺→振り込め詐欺に改名

「オレオレ詐欺」という名称で有名な電話詐欺だが、最近は「俺、俺」というタイプが減ったために「振り込め詐欺」に改名らしい。しかし本当は紅白でも歌われる可能性の高い「マツケンサンバ2」のイメージダウンを嫌った松平健による改名申し出がきっかけらしい(……ってのは嘘やから!)♪おれーおれーマツケンと松平健を装う詐欺(なんでやねん)

「振り込め詐欺」って名称はわかりやすくていいかもしれないが、インパクトは弱まったかも。以下、関連するかしないかよくわからん内容です。

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