「音楽」と一致するもの
日本型『ウェブ2.0』と関心空間&電脳卸
9月15日、EC研究会の第106回目合同フォーラムに参加してきた。パネルディスカッション「日本型『ウェブ2.0』と関心空間&電脳卸」で、電脳卸の田村さんが話すというので申し込んだのだった。
EC=ウェブショップの世界の人たちが、今のWeb2.0をどのように見ているのか。このパネルディスカッションの内容のメモを残しておく。断片的なので判りづらいと思うがご了承ください。
結核文士の治療記(3)腸腰筋への結核菌転移
2006年4月に入って急に容体が悪化した。脚の激痛、高すぎる高熱、大量の寝汗。そして、ついに手術・入院という事態になったのである。
結核文士の治療記(2)四種類の飲み薬
心労は体に悪い。病気療養は心穏やかに休まねば効果も低いだろう。しかし、2006年3月、厄介ごとが次から次へと迫ってきて、精神的に困憊する日々が続いた。健康であっても消耗しかねない状況で、結核菌とも闘わなければならないのである。
「きっこの日記」は要するにどんなサイトなのか(きっこの日記検証3)
三回にわたってきっこネタばかり続くことになるワケだけど、興味のない人にはつまらないだろうから申し訳ないと思う。でも、やっぱり結論までしっかりまとめておかないと、どうしてもリトル中途半端になってしまう。だから、GREP検索をかけてみたら、2002年1月10日から2005年末までにきっこは実に106回ビックルを飲んでいるという事実がわかって思わずビックルを飲み干してしまったなんていうアサマシリンク付きミニ情報をさりげなく織り込みつつ、そろそろまとめにかかろうなんて思ってるワケだ。しかも、サイバーファーム問題でまたちょっと火がつきかけてるみたいだし(ちなみに、この件についてきっこがうまく断定を避けて書いてるのは間違いないのだよな)。
で、今回のネタの前振りのためにちょっと昔話を振ってみたいと思うワケだけど、2003年ごろ、ブログが普及し始めた時期には「ブログの定義って何?」みたいな話題がブログ界の人気の話題だったりした。で、「トラックバックとコメントがついてて、ブログツールを使って作ったらブログ」っていう限定派と、「日記とかニュースサイトとかテキストサイトとか、結局一緒なんだから全部ひっくるめてウェブロでいいじゃん」という山田BBS派が議論を繰り返してたのだ。おれもどっちかっていうと山田BBS派だったのだけど、いつの間にかブログっていうと狭義のブログを指すような感じになってる。で、「きっこの日記」に話を戻すと、最近きっこが2005年の「アルファブロガー」に選ばれてて、ものすごく違和感を感じたのだ。だって、きっこはブログ文化と関係ないところで日記を書いてるわけだし。もちろん広義のウェブロではあるけれど、やっぱりブログじゃないんだよなあ、なんて思う今日この頃、皆さん、そろそろきっこ文体の長文を読むのに疲れてきてませんか?(笑)
「パクリ・盗作」スキャンダル読本 別冊宝島 1257(没原稿サービス)
書店・コンビニで発売中の別冊宝島1257『「パクリ・盗作」スキャンダル読本――オリジナルっていったい何だ?』、ニュー評論家・栗原さんからの紹介があって原稿を二つ書いています(本全体の概要は栗原さんのところで。全体目次はこちら)。
一つは、冒頭の記事になった「のまネコ」問題について。基本的に淡々と時系列順に出来事を追っていったわけですが、ひろゆきの不自然な発言が浮かび上がってくることが誰の目にもよくわかると思います。
おそらく「反エイベックス」活動家の人たちにとっては腹立たしい最悪の記事といえるでしょう(笑)。最後の一段落では、反エイベックス運動の「罪」についての私の感想を書いています。ここが物議を醸しつつあります(笑)。
もう一つは「ブログでの上手なパクリ方」。要するにいつも書いてる「正しい引用の仕方+肖像権のこと」なんですが、これは無難な原稿。
で、もう一つ記事を書いたんですが、さすがに過激と言うことでボツりました(笑)。まあボツったんだから出してもいいだろうということで、この最後に載せておきます。
そうそう、プロフィール欄で最後の一行が落ちてます。「など多数。http://www.kotono8.com」が抜けてる。ちゃんと文句のある人はこっちに誘導しようと思ったのに!
ウェブの二つの文化圏の衝突【後編】ネガティブリンクと批判する側・される側の論理
前編「無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理」では、このネット上には大きく分けて二つの文化圏があり、ネットの特性に根ざした原住民型「リンクフリー文化圏」と、一般社会のルールに基づいた移民型「リンク許可文化圏」が存在していることを指摘した。そして、「無断リンク禁止問題」はその二つの文化圏の衝突(カルチャーショック)であり、解決は困難だろうという希望のない結論であった。
後編では、もう一つ、似ているが別の現象である「ネガティブリンク問題」について扱う。これは単純な作法だけではなく、「悪意」を含む・感じ取るという厄介な問題も含まれているので、項目を分けることにした。
ミュージカル・バトンはなぜ大流行になったのか
2005年を振り返るシリーズ【6】
2005年6月、ミュージカル・バトンの大流行現象が起こった。このブログでも初期に参加し、またその解説も合わせて書いている。
このミュージカル・バトンには批判もみられた。たとえば、「強制される感覚がいや」「ブログでのチェーンメールみたいなものなのだから、止めなければいけない」という批判から、「これは音楽業界のどこかが仕組んだマーケティングリサーチだ」という陰謀論に至るまで、一部で強い反発を招いたのも事実である。
だが、チェーンメールであれば絶対に(ネタにはしても)回すはずのないウェブのパワーユーザー、あるいは著名なネットワーカーも、このミュージカル・バトンにはこぞって参加している。そして、今もバトンは新しく作られ、どこかで回り続けている。
なぜミュージカル・バトンは受け入れられたのか。少々考察してみた。
ことのはの本棚――2005年Amazon売上ランキングトップ50
AIRオープニング曲「鳥の詩」盗作事件のまとめ
ギャルゲーソフトハウスKey(⇒はてなキーワード解説)の「AIR」というゲームのオープニング曲「鳥の詩」が、台湾の永邦というアーティストのアルバムで盗作されていた。香港のブログ「白爛日報 ver. blog」や中国での報道などをもとにまとめてみた。
- 永邦「珍愛真愛風行精選集(新歌+精選) 」
- 永邦アルバム、アニメ主題曲パクリ疑惑騒動
- 永邦の新アルバムに盗作曲?
- 永邦はプロモーター季忠平にはめられた?
- 季忠屏は永邦の剽窃の罪名をそそぐ
- 季忠屏氏が送ったFAXの翻訳
- 台湾ではアルバム回収
- 2005.09.15 『鳥の詩』盗作に関する公式見解
- 松永によるまとめ+推測+見解
- おまけ
結論を先に言うと、台湾のプロモーター季忠屏が永邦に無断でベストアルバムを作り、その中に永邦の歌も入っていない二曲を入れ、著作権手続きもせずにオリジナルと称して販売した、というのがことの顛末だ。永邦も被害者のようである。
[老鼠愛大米](3)「ネット流行曲」の著作権をめぐるもめごと
一体誰がネット流行曲「老鼠愛大米」のもとの歌い手なのか。だれに功績があるのか。CDではなくネットで最初に公開されたこの曲は、著作権問題でも揺れている。ネット流行曲の抱える著作権問題について詳しく書かれた記事を訳してみた。