「音楽」と一致するもの
海外からの還流を防ぐ必要なし。グラフで見る輸入盤問題
こういう問題については、図解にするとわかりやすいというのが最近の流行ですね。
「還流防止」を必死に推進しようとしている「日本レコード協会」が発表している数値を使って、この問題に関するグラフを淡々と作ってみました。
以下、解説。
「アジア盤《も》買いたい」のはダメなんですか?CD輸入権による音楽鎖国
「社団法人 日本レコード協会|日本の洋楽ファンの皆様へ」という声明が発表されました。こういうものを発表せざるをえないほど、音楽ファンの声が高まっていると見ることもできます。しかし、その内容はまったく納得できません。うっかりだまされちゃあだめです。その理由は……
洋楽が買えなくなる!?レコード輸入権の問題点がわかってきた【ロフトプラスワン報告】
「選択肢を保護しよう!! 著作権法改正でCDの輸入が規制される? 実態を知るためのシンポジウム」というシンポジウムがロフトプラスワンで開かれました。「洋楽の海外盤を買えなくなる!?」とも言われている今回の著作権法改正、実際のところ、何がどのように具体的に問題なのか、今までよくわかりませんでしたが、このシンポジウムでわかってきたように思います。
というわけで、私が理解したことを、私が理解したようにまとめてみました。事実誤認とかあれば適宜修正します。
Weblog Awards 2004
1カ月遅れの話題で申し訳ないのですが、ウェブログ大賞2004の発表がありましたので、こちらでも紹介しておきます。(あとでコメント追加予定/ 11日少し追加)
本のサイズと内容の組み立て
世の中にはいろいろなサイズの本がある。文庫とか新書とか単行本とか、ちょっと本棚を見渡してみればいろいろと目につくだろう。
実は、この本のサイズをどうするかということは、どのようなレイアウトでどのように表現するかということと非常に密接な関係がある。単に拡大・縮小すればいいというものではなく、内容や表現したいスタイルに合った大きさというものがあるのだ。
一冊の本というのは、単にその本文原稿だけではなく、レイアウトや文字の大きさや文字の配置といったものもすべて含めて、情報伝達の道具となっているのである。今回はこのことについて書いてみたい。
朝日新聞が誤りを認める:女子十二楽坊に著作権違反の事実なし!
当サイトで調べたとおりであったことを朝日新聞が正式に認めた(いや、うちで指摘したから認めたというわけじゃないです)。
女子十二楽坊、適正だった曲の使用 著作権料払い済み - asahi.com : 文化芸能
■おわび新聞社がこれだけ大々的に訂正記事を出すというのは異例のこと。2月26日付夕刊「女子十二楽坊、曲を無断使用」の記事で、曲が無断で使われ、著作権料も未払いだったとの記述は誤りでした。日本と中国で適正な法的手続きが取られていました。おわびして、見出しとともに訂正します。
関連記事:
女子十二楽坊を目の敵にする朝日新聞誤報の「裏」 : ウェブログ@ことのは 朝日の誤報2:女子十二楽坊サイドに落ち度なし : ウェブログ@ことのは
書きたいことを「あえて書かない」エディター思考
このブログの元旦の記事では「ライター」と「エディター」のことについて書いたが、年末年始にかけて、ウェブログ方面でこれと関係する記事が出ている。
・ブロガーの壁と多面性の崩壊、および魔法の数字150について(Joi Ito's Web - JP)December 23, 2003
・Bloggerの壁(ARTIFACT -人工事実-)2004/01/06
・書きたいこと、書けること(天国と地獄)2004.01.06
エディター的には「書きたいことをすべて書く(書ける)わけではない」という思考回路が働く。その点については、上記記事はすべて共通しているといえよう。ただ、それを否定的に表現するか、肯定的に表現するかという点で少しずつニュアンスが違っているように思う。
私自身は「書きたいことを100%は書かない。そのことによって、伝えたいことをもっとよく伝えることができる」と肯定的に(あるいは能天気に)とらえている。
ドイツ・ブログ大賞2003の結果発表
ドイツのウェブログ大賞Blogawards 2003の結果が出ました。こちらも純粋に一般投票のみ。続きで詳細を報告しています。