切り捨てられるアジア音楽ファン【音楽関係者にまで裏切られた!?】【お詫び追加】

私たち音楽関係者は、著作権法改定による輸入CD規制に反対します」に「声明文」が出されている。もちろん、「輸入CD規制に反対」という趣旨には賛同している。しかし、その内容については、絶対に賛同できない文面が含まれている。

アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止を目的とするならば、それを法案に明文化することを求めます。

つまり、この「音楽関係者」は「アジア盤は禁止されてもいい」というのだ。

しかし、それはアジア音楽ファンに対する裏切りであり、ものごとを大局的に見ていない声明である。

●5月15日追記。無用な混乱を招いたことをお詫びし、一部訂正等を加えた上で末尾に追記します。

2004年5月11日14:08| 記事内容分類:著作権, 音楽| by 松永英明
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もちろん、そこには「海外からの還流を防ぐ必要なし。グラフで見る輸入盤問題」で述べたとおり、「邦楽と洋楽の定義がそもそも曖昧」という問題もある。

・中島美嘉の香港盤(これは明らかに「邦楽の還流」ですね)
・ブラックビスケッツ (ビビアン・スー+南原清隆+天野ひろゆき) は邦楽?洋楽? ビビアンだけなら洋楽ですが。
・倉木麻衣と孫燕姿のデュエット曲(これはどっち?)
・女子十二楽坊が日本で制作したアルバム「Beautiful Energy」「輝煌」(レコ協の扱いでは一応洋楽ですが……)

つまり、邦楽とは何か、という定義が明確になされない限り、アジア音楽はブロックアウトされる可能性が残っている。

そもそも「アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止」が必要か否かについて思考停止して、文化庁のいいなりに受け入れてしまってどうするんですか、「関係者」の皆さん!

わたしはあくまでも「還流防止」という「音楽鎖国」的発想を根本的に理解できません。それは、多くのアジア音楽ファンにとっても同様であろうと思います。そして、もし仮に「アジア盤なら切り捨ててもいい。欧米だけが音楽だ」などとおっしゃるのであれば、文化庁も依田氏も、「洋楽のみ輸入制限反対」と言っている音楽関係者も、すべて同列であると断じさせていただきます。

しかし、そうでないとおっしゃるのであれば、声明文の一部変更を求めます。

Xiao_Long's Hideout: 「著作権法の一部を改正する法律案」に反対!
funkin'for HONGKONG@blog: 輸入CD規制で一番困るのはアジア芸能好きだ
Loaded: ”冬のソナタ”サウンドトラック輸入盤が買えない!

【16:20追記】
benli: 恩を仇で返す
小倉弁護士。還流そのものに対する反対意見が掲載されている。

「アジア盤《も》買いたい」のはダメなんですか?CD輸入権による音楽鎖国で、日本レコード協会のコメントについて述べた。それは「欧米諸国からの洋楽直輸入レコード」についてのみ述べており、アジア盤については一言も触れていない。このレコ協コメントについて、多くの方が「そんなの信じられない」という反応だったが、今回、このように「アジア盤還流防止ならOK」というのであれば、まさにレコ協の戦術にはまってしまうではないか!

レコ協は「欧米のはOK」ということで論点をくらませている。それに乗っかるなら、アジアからの還流防止という「最初の砦」を完全に守ることになる。「音楽関係者」のみなさん、もう一度よく考え直してみてください。お願いします。



【5月15日追記】
まず、今回のこの文章によって多くの方に混乱をもたらし、不快感を抱かせたことについてお詫びします。文中に感情的なものと受け取れる表現が含まれていたことについては深く反省し、お詫びします。

冒頭にも述べていたとおり、私はこの声明文に賛同者が集まることを妨げたいとは考えていませんし、これだけの賛同が集まったことを嬉しく思っている一人です。しかし、表現上の問題として、声明文によって受けた印象において問題点があると感じ、このような文章を発表するに至りました。

●ぜんぜん話が違うよ! 

 法案の目的はアジアの安い邦楽CDの逆輸入防止じゃなかったの?

 文化庁は、ずっとそう説明し続けています。……(中略)……

 私たちは、この矛盾を許容できません。アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止を目的とするならば、それを法案に明文化することを求めます。

この声明文の起草者の一人である高橋さんが後で書かれた記事によれば、これは「法案の審議の手続きに対する異議」という趣旨で書かれたものであるということです。

 ただ、私がこの部分を読んで最初に受けた印象は、「アジア盤邦楽CDの逆輸入防止は受け入れる、という意味なのか」ということでした。「全然話が違うよ!法案の目的はアジアの安い邦楽CDの逆輸入防止じゃなかったの?」という部分からは、「最初の目的どおりだったらよかったんですか?」という思いが出てきました。しかも「アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止を目的とするならば、それを法案に明文化することを求めます」と締めくくられるために、その印象はますます強まってしまったのです。
 しかし、この部分については決して「本来の趣旨であるアジア盤還流禁止の範囲なら受け入れる」という意味ではなく、単に「言ってることをコロコロ変えるような法律は信用できない」という趣旨であるというふうに理解し、そしてその解釈においてという保留条件をつけてではありますが、全面的に賛同の意を示したいと思います。

 私自身の考え方、つまり「邦楽アジア盤の還流も防ぐ必要はない。むしろ、その発想そのものを問いただしたい」という考え方と、上記解釈は矛盾しないと思いますし、高橋さんをはじめとする皆さんが本当に言いたかった内容とも合致するように思いますので、今後、今回の声明文について異を唱えることはせず、応援していきたいと思います。(この文面を誤解のありえないように修正することも現時点では無理なようですし)

 なお、この記事については、一部では「足を引っ張るもの」と受け止められ、批判を浴びました。そして、きちんとした批判については受け止めたいと思い、今回のお詫びと修正・追記を出すことにしました。
 ただ、中にはこれに便乗して荒らしたり、皮肉な言い方の投稿をしてきたりした人もいます。こういう連中は本気で考えている人ではなく、「声明文」の代言人でもありえません。むしろ今回の声明文に賛同している人たちの品位をおとしめようとする輩だと思いますので、決して誤解なさらないようにお願いします。私のページを荒らしたのは、声明文賛同者ではなく、第三者の愉快犯(またはそれこそ足を引っ張ろうとする連中)なのです。

 なお、この声明文に署名した方のうち数名の方がメールなどで意見を送ってくださったり、あるいはサイト上でも真剣な態度で扱ってくださいました。彼らは声明文のスタッフにもメールを送ってくれたようです。感情的な表現も含まれていたこの文章の中から真意の部分をくみ取っていただけたことに感謝します。

最後に、改めてこの文章の表現に至らないところがあったことをお詫びします。私も「今の最大の目標は、とにかく今国会で成立させないこと」であることに当初から異存はありません。

(内容追記)改正案文面によると、日本で原盤がプレスされたものの還流防止ということなので、中国人アーチストの作品であっても邦楽に含まれます。



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考えたいことを考えたり、言いたい事を言ったり、行きたい所に行ったり、見たいものを見たり、そういうったことを好きに自由に勝手にやりたいわけじゃないですか、誰だって。 でも... 続きを読む

コメント(36)

代表者の一人、高橋健太郎さんのコラムを読んでくださいよ。高橋さんもあなたと同じくアジア盤の輸入禁止に反対ですが、そこだけは妥協したわけです。「思考停止」は言い過ぎ。
高橋さんのサイトはこちら↓
http://www.ceres.dti.ne.jp/%7Edonidoni/memorylab/

高橋さんのような意見があるのは嬉しく思っていましたよ。だからこそ、そこで妥協してしまって、まったく無意味な声明になってしまっているのが残念なんです。

多分、アジアには海賊版と還流版しかないと思われているんじゃないかと、近頃思いはじめました。アジア芸能好きはどうすればいいんでしょうね。
http://pochi.adam.ne.jp/pochi/nohohon/nikki.html

TBどうもです。確かにアジアな音楽を好きな人にはまだまだ問題は多いかもしれませんが、とにかくこの法案を廃案にするということを最終目標に、大きな流れが出てきたことをまずは評価したいです。
とにかく最終目標はこの改正案そのものをつぶすこと。それでいきましょう。

すみません。2つtb打っちゃいました
僕もそれほど深くはありませんが、韓国、タイ、香港の音楽を聴いています
洋楽さえよければアジア盤は輸入禁止していいとはまったく思っていません
正直、そこまで深く考えず賛同を決めてしまいました
今熟考しているところです

アジア盤でも、現地で製作され著作権管理も現地で管理されているものは「輸入盤」であり、いわゆる「還流盤」にはあたらない筈です。
あと、少し話は外れますが、小倉弁護士の意見
http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2004/05/post_2.html
もっともな話です、これも。

改めて書いておきますと、このような動きが出てきたことそのものは嬉しく思います。しかし、今のままでは不充分だと思うわけです。ですから、足を引っ張りたいわけではありません。今さら賛同を取り消してほしいとも思いません。しかし、13日の発表までにもう一度、あの一文については考え直してほしいというのが私の希望です。

そこさえクリアされれば、今度は何の迷いもなく全面的に賛同できるのですが。

トラックバックありがとです。
還流盤については盲点というか、本来の著作権改正の目的?を見失っていました。
洋楽にも影響を及ぼす法律としか捉えていなかったのが原因です。
自分としては今まで通り、日本は洋楽にかかわらず世界中の音楽が気軽に買える国であって欲しいです。

アピールの練り混みが足りなかったようですね。
修正案考えて見ました。
「アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止を目的とするならば、それを法案に明文化することを求めます。」ここが問題だと思います。

「また、アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止は経済問題です。著作権法で対処するものでありません。」

どうでしょうか。提案して見ては?シンポジウムでも本来経済問題と言う話が出ていたような・・・?(うろ覚え
環流CDは正規盤で海賊盤では有りませせんから著作権で規制するのは変だと思います。

こんにちは、トラックバックありがとうございます。
トラックバックへのコメントを転載いたします。
声明には賛成ですが、ブラックボックスをできる限りなくしてほしい、とのお考えに対してももちろん賛成であります。以下コメントです。
>>
松永さんのおっしゃることはもっともで、今までの運動の経緯を考える限り「考えすぎだよ」とは言えません。そもそも法案が狙うものは、「国内所属アーティストが海外で発売しているCDを『安価で売りたいがために』国内へ逆輸入することの規制」であるわけですから、法案の意図と規制したいものの矛先を明確にするというのが解決への近道であると考えます。
また、現地生産されるものは「輸入盤」のくくりであると思われますが、その点はどうでしょうか(しかしながら、それが即ちアジア還流盤の保護につながるかどうかが不明であるのは確かです)。
声明に名を連ねている方にもアジア音楽好きはいることでしょう。僕としましても、この盲点についてはっきりした解答を得ることは大事なことだと思います。ただ、大きな枠で考えれば法案審議は直前であり、まずは声明を支持するというのが僕のスタンスであります。

アジア盤の還流と、単なる輸入版を分けているという批判があるようだけども、
そもそも、日本国内のCD価格がなぜこんなに高いのかということを徹底的に追及することが大事だと思います。

還流盤は何もアジア盤に限りません。
パープルの「武道館」やサンタナの「ロータス」など、はじめは日本で独自に企画・制作・発売されたアルバムは、果たして洋楽か、邦楽かという問題もあります。
また、コーネリアスやバッファロー・ドーター、ピチカートなど、欧米盤を出している日本のアーティストも結構います。(そしてこれらの輸入盤は、ディスカウントショップくらいにしかない、といわれているアジア還流盤とは違い、大型CDショップで結構売られていたりします)。
もし、今回の法案が「還流盤阻止」だけに限定されるとしても、これらの海外盤が日本に入ってこなくなる可能性があるのではないでしょうか。

ごめんなさい。
パープルの「武道館」→「ライブ・イン・ジャパン」でした。訂正します。

http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2004/03/index.html

ここでは、小倉弁護士も、輸入権をアジア還流CDに限定する条文の修正を提案しています。

アジア音楽好きには困りますね。今更ですが何とか対処できないものかと考えています。
それにしても三菱総研の報告書すごすぎて笑ってしまいました。台湾ではものすごい勢いでCDの売り上げが落ちていますし、大陸への進出については同じ言葉を使う台湾のアーティストでさえ海賊版に悩み「CD売るよりドサ回りじゃっ!」くらいの勢いでコンサートこなしてるのに、言葉も違う日本のアーティストのCDがそんなに順調にどんどん売れると思っているなんて・・・。楽観的にもほどがある。
そして中国・香港・台湾ではネットでの楽曲DLが当たり前ですから、CDというメディアすら意味がなくなるような気がします。

今更ですが、うちのサイトでも松永さんのブログを紹介させていただきます。とり急ぎ掲示板からですが(^^ゞ

私も、洋楽に限らずあまねくすべての音楽が平等に扱われるべきだと思います。
松永さんのお気持ちもお察しいたします。

ただ、ここのところマスコミで川内議員が話されている内容を聞きますと、
「著作権には内外無差別原則がある」とのことで、
保護(規制)するなら邦楽もそうでないものも平等に扱うよう、
国際条約で定められているとのことです。

つまり、これが事実であるならば
「規制するなら邦楽洋楽(もちろんアジア盤も)問わず規制」。
そうでないなら、「全く規制しない」。
立法化する場合、二者択一以外にないということですよね。

とすると、
「アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止を目的とするならば、
それを法案に明文化することを求めます。」というのは、
実現の見込みが極めて低い要求を突きつけることで
この法案の矛盾点を白日の下にさらそうという狙いが
あるように思えてきました。

巧妙なトラップを仕組んでいるのではないかと。
(いきなり政治家のおじさんに邦楽、洋楽、アジア盤が……
とまとめて切り出しても理解してくれるとは思えませんし)

結果的には、松永さんが望んでいるのと同じことを
署名者リストに名を連ねている方々も望んでいる、と信じたい。

↓川内議員がBBL Worldに出演した際の内容
http://www.asahi-net.or.jp/~zz7t-uen/yunyuken/bblw040507.html

はじめまして。
アジア盤の規制に関しては、個人的には、松永さんと同様反対です。
自分のサイトのレビューにも、以下と同様のことを書きました。
声明文では、「アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止を目的とするならば、それを法案に明文化することを求めます。」という、とても微妙な言い回しをしています。
これは、アジア還流盤は規制してもよいと言っているというよりは、アジア還流盤の規制が本来の目的ではない(と思われる)のに、それが今回の法改定の目的であると言い張る文化庁などに対する皮肉のように、ぼくには聞こえます。
おそらく、評論家のかたがたの間でも、意見が様々で、このような文面になったのだと思います。
もちろん、アジア盤も規制の対象とならないことを願います。

様々な意見はあると思いますが、松永さんが「クソ声明文」呼ばわりしているのはちょっとひどいのではないでしょうか?
http://d.hatena.ne.jp/matsunaga/20040511#p2
感情的になったり攻撃的になったりして「同士討ち」になるのではなく、残りの限られた時間の中で建設的に話し合えると良いと思います。

うーん。
底の浅いコメントをしてしまった様な・・・・orz
賛同メンバーから名前を削るにしても13日の記者会見の内容を見てからでも遅く無いと思いますがどうでしょうか?
#さらに自爆しているような・・・・(汗

TERRAと申します。
高橋健太郎氏の言う、アジアからの還流CDについては譲って、海外輸入盤については戦う、という気持ちもわかりますし、松永さんの気持ちもわかるつもりです。
一定の譲歩はして、譲れないところは守る、というのも戦術ですし、一つ譲ったら、それを突破口として次々に敵のなすがままになってしまう、というのも真理かもしれませんし。
悩ましいところです。

kissheeさんの意見(No.36)に一票です。声明文は,
「米メジャーは関係ないと言い張るなら,それを明文化してくださいよ。
 邦楽還流について論じるのは,それからでも遅くないでしょう?
 それとも,そんな『68万枚だけを対象にした法律』なんか,
 最初から作る気ないんですか?」
というように,暗にケンカを売っているように感じられます。
もちろん100%そのような意図だと断言する気はありませんが,あまり「アジア切り捨てだ」と決めつけるのもいかがかと思います。

何が輸入盤か国内盤かということですが、これは原盤を持っている会社の国によります。原盤音源を外国に貸し出してプレスしたものが、入ってくると輸入盤です。アーティストの国籍は関係ありません。それと私はアジア盤の環流問題は、切り捨てるべき問題ではないと思います。音楽産業の端くれとして思うのですが、特にこの業種を保護する必要はないと思います。今までがノンビリし過ぎてたんですよ。

声明は「逆輸入防止を目的とするならば、それを法案に明文化せよ」
という趣旨であり、
アジア盤全体を閉め出せ、などという主張でないのは明らかです。
還流盤とアジア盤全体を混同せず、きちんと読んだほうがいいですよ。

「アジア盤の邦楽CDの ~ 明文化することを求めます。」
の部分がなぜ問題で、「アジア盤の切り捨て」って言い方になるのか不思議だ。

あなたが例に挙げてる中島美嘉の香港盤が国内で売られることは
中島美嘉が本来日本国内で本来手にすべき利益を減らされる可能性が
あるのでミュージシャンを保護する意味で「還流を阻止する」べきだし、
ブラックビスケッツも倉木麻衣と孫燕姿のデュエットも
女子十二楽坊も日本盤が出ているのだからそれを買えばよい。
要は本来、日本国内で国内メーカーから売られているものを買ってもらって
アーチストが本来得られるべき利益を保護するというのが重要なはず。
この声明にある明文化云々は文化庁が最初に出した案、
アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止、本来の姿に戻せ!という意味でしょ。
そもそもあなたが例に挙げてるアジア盤って実質的な日本人アーチストのものばかり。
あなたも日本人なら消費者面する前にパトロンになるくらいの気持ちを持つべき。

例えば中国大陸じゃ国民的歌手の毛阿敏のCDなんて日本のメーカーからは
発売されっこないんで、別にこの法案が通ってもアジア盤輸入業者や
自分で大陸で買ってきて国内に入れられるはずなので別に問題ではない。
問題なのは、中国人の友人が大ファンの黎明のCDが中途半端に
日本盤でCDが出ているのだが、日本じゃ出なかった昔のCDを香港で
買ってきて国内に持ち込めるかってこと。この間のシンポジウムの
ピーターバラカン氏の話では持ち込めないかもしれない。
そういう意味で、この声明の文章に反対するのは理解できるけど、
あなたのアジア盤切り捨て云々って言い方は、自分から弱者を標榜して
弱者の権力よろしく、声明に難癖つけてるだけにしか見えないよ。

>わ さん

女子十二楽坊は、日本盤で出ているものは、日本のプラティア社が原盤を管理しているので、この法案の視点で言えば「邦楽」扱いです。ですが、外盤では、同じ曲であっても日本のプラティアが製作したわけではない音源で収録されているものもあるわけです。それの聴き比べが出来ないのは問題じゃないんですか?

> 牧 様

なるほど。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/7880571787/250-6735721-4172222
こんなのもあるわけですか。これを購入する自由が無くなるというのですね。
でも、その聞き比べをする人って何人いるのでしょう?
それによってアーチストに利益がもたらされるのでしょうか?
もし、わたしが女子十二楽坊の歌迷ならたぶんそのプライティアという会社に
この盤をリリースしてくれってお願いしますね。(実現するかは別にして、
こういうのがあるんだからリリースしてとメールくらいはするでしょう)
それに彼女たちは中国人だし、日本でリリースされて外貨が入ったほうが
絶対喜びますよね。

だいぶ話が飛躍してしまいましたが、音楽的に鎖国するな、とかも重要ですが、
それよりもまず重要なのは、作品を生み出すアーチストに正常な利益が還元されて
(あるいは上の例えなら、本国よりも高額に利益を還元して)
それによってさらに素晴らしい作品を我々は享受できるというシステムなんですよ。

あの声明文の起案者はミュージックマガジン系のライターや編集者ですから
まずミュージシャン保護が念頭にあり、その上で著作権法の改悪反対という
趣旨になっているとわたしは思います。

他人様のblogで長文を書いてしまいたいへん失礼致しました。
これで終わりに致します。

松永さん&みなさん、こんばんは。ねぴです。
先ほど、声明文の発起人の一人である高橋健太郎さんが、今回の声明文をつくったいきさつと、アジア盤還流の件についての個人的な意見を下記のブログに書いています。是非一読していただけたらと思い、URLを記載させていただきます。
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/582749.html

明日の記者会見は、注目したいと思います。
ではでは。

独立のエントリーにするほどではないのでコメントにて。
高橋さんのブログを見ました。高橋さん個人は還流反対だけれども、この声明文は還流賛成である、そして、その声明文は変更しないし、別にみんなが賛同する必要はない、別に運動じゃないんだから、というふうに要約できると思います。

したがって、私はこの声明文に対して今後賛同することなく、独自に「反対だ」ということを言っていきたいと思います。バイバイ。運動なんていううさんくさいものは私も嫌いですし、内ゲバとか覇権争いとか興味ないですし。もちろん協力できるところは協力しますよ。還流容認を除いて。

もっとも、還流盤のことを無視してはいけないとか、欧州からの還流はよくて亜洲はだめという発想の異常さに目を向けてくださった方がかなりいたことは正直嬉しく思います。

それにしても「海外駐在中に買った現地盤CDを持ち帰ったら没収」みたいな制度って何なんでしょうね。

No.1のコメントを書いた者です。高橋健太郎さんのアジア盤還流に対する姿勢について「そこだけは妥協したわけです」と書いてしまいましたが、高橋さんの12日付けのコラムを読むと、どうも「妥協」すらしていなかったようですね。僕自身、ちょっと誤解していました。というわけで、結局声明の主旨は松永さんも支持できるものになっていると思います。声明に反対するよりむしろ、「声明はアジア盤還流を容認するものではないので誤解しないで欲しい」と呼びかけてはいかがですか。

あれれ。入れ違いになってしまいました。松永さん、「還流容認」なんてどこにも書いてませんよ。「修正すれば賛成などと結論づけてはいません」とあります。

「音楽関係者」のみなさんがこの声明を出して、今後どうされるおつもりなのか。署名活動など具体的に動かれるのでしたら、自らの本意でないことに賛成する、といったこともあるのでしょう。政治的な効果を狙うのでしたら。
ですが、ただ声明の発表、ということでしたら、それぞれの各論を並べるだけで十分ではないでしょうか。そこまで一致団結する必要があるのか、疑問です。
会見を待ちたいと思います。

また、底の浅いコメントを・・・。
「私たちは、この矛盾を許容できません。アジア盤の邦楽CDの逆輸入防止を目的とするならば、それを法案に明文化することを求めます。」
これはアジア盤の規制に賛成すると言うよりは本来の意図のであるはずの”環流CDの阻止”を明文化しないのは何故か?と言う問いかけになるのでは無いでしょうか。

何故なら最後に「輸入盤の規制に、私たちは強く反対します。」と特定ジャンルでは無く輸入盤(国外から入って来る全ての盤)の規制に反対しています。
これによって”環流CDの阻止を容認する”ことは否定していると読みました。
あとは記者会見でどう説明されるかですね。

再度ダメ押しです。
声明文は邦楽アジア盤還流に関しては「容認派」「容認できない派」双方の立場を認めているわけです。どちらの立場も否定していません。一方で、目標は法案の成立阻止なのだから、「矛盾の指摘」は絶対に必要。非常によく練られた文章だと思います。

あと「洋楽」という言葉自体も誤解の元ですね。「洋楽」は辞書を引くと「西洋の音楽」とありますが、おそらくレコード業界の分類には「邦楽」「洋楽」しかないはずで、実は「アジア盤」も洋楽に含まれている、という解釈も成り立つと思います。「邦楽以外」を指す適切な言葉があればいいのですが。

アジア盤ファンなどはごく少数なのだからガマンして黙ってろ!!!!ガタガタ抜かすな!声明文に逆らうな!いい加減にしろ!足を引っ張るな!この反日野郎!

今回の著作権法改定は音楽文化を縛る法案であると思います。
憲法で定められている、言論・表現の自由を著しく損なうものであることは明確であり、わたしも「輸入盤」、「還流盤」の禁止に断固反対します。

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このページは、松永英明が2004年5月11日 14:08に書いたブログ記事です。
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