「ブロガー」と一致するもの
政治的ブログも主流メディアへの誘導がメイン――アメリカの調査結果より
FujiSankei Business i. 国際/ブログの影響力は限定的、米で調査結果(2005/5/23)について、極東ブログ: 政治とブログとその公共的な性格についてがツッコミを入れている。「情報や影響という点で新聞やテレビなどの既存メディアに成り代わる存在ではない」というBusiness iのまとめ方に対し、「この調査の主眼は、ブログが市民の政治意識・活動にどのような影響を与えるかということであって、新聞やテレビなどの既存メディアと対立の枠組みではない」と極東ブログ。
というわけで、こういうときは双方の議論を眺めるだけでなく、原典に当たれ、が当ブログのスタンス。で、原文(プレスリリース)を全訳してみた。
盗用・パクリについて言いたいことを言わせてもらう――TBS記事盗用・パクリサイト・劣化コピー・パクリソフト
TBSのスポーツページにあった「編集長コラム」が、讀賣新聞・毎日新聞・朝日新聞から盗用していたことが判明した。その説明も二転三転している。
- TBSのHP、読売夕刊コラム盗用…おわびし削除2005/5/10/20:15
- TBS公式HPの盗用さらに4本、コラム全面削除2005/5/11/12:48
- TBSのコラム盗用、執筆は部長…3紙から計17件も2005/5/12/00:30
すべてのものを自分の力でやるということは不可能なので、他の人がすでに作ったものを活用するということは当然あっていいわけだが、使わせてもらう人に対するリスペクト(敬意)が欠落すると、単に先人の業績にただ乗りし、他人の名誉を横取りするという泥棒になってしまう。つまり、安易なパクリと適切な引用はまるで違うのである。芸術として評価できる本歌取りと、人間としてやるべきではないパクリは違うのである。
最近、ブログでもパクリ問題が起こっており、人気ブログでも引用ではなく地の文として他のサイトの文章をそのまま載せて「面白かったら投票を」と主張するところもある。また、ソフトウェアでもソースコードをそのままパクる事例がある。
盗人猛々しい事例について、その実態を検証してみたい。
過度の引き写しは、盗用にほかならない。元の記事やコラムの下地となった筆者の取材、創意工夫、ジャーナリズム精神までをも踏みにじることになる。
私たちも、自戒したい。 (5月13日付・読売社説(2))
★最終更新:2005/5/14 00:15
転向者――インターネットでの「金儲け」はいつから受け入れられるようになったか
個人テキストサイトのパラダイムシフト(趣味のWebデザイン)で徳保さんの書かれていることにうなずけるものがあったので、反応してみる。
かつて私が好んでみていたテキストサイト界隈というのは、なぜか金儲けとアクセス稼ぎに批判的でした。しかも奇妙なことに、界隈の住人たちは、それが「ふつうの感覚」だと思ってた。
ネット上における「お金儲け」についての感覚は、テキストサイト界隈に限らず、もう少し広い範囲で以前とは変わってきたような気がする。自分の場合は2001年ごろを境に変わったような印象がある。“「転向」したなら「私は転びました」って、ちゃんと書いたらいいと思う”という徳保さんの言葉を使えば、「私は転びました」である。
「どっと外から「ふつうの人々」が入ってきて」ネットの空気が変わったという要素もあるのだろうが、以前からのユーザーもかなり「転向」していると思う。
その辺の個人的な心理の変化を書いてみたいと思う。
吉田アミ ささやきのパフォーマンスを聞く。ライブレポート(写真あり)
栗原裕一郎さん@おまえにハートブレイク☆オーバードライブに引っ張られて、2005年4月22日、代々木オフサイトで開かれた『絶対アンテナ Vol. 35』に行ってきました。以下、そのライブレポートであり、加えて吉田アミちゃんを手放しで絶賛しつつ、一部のニッチな市場に激しく売り込みをかけまくろうという企てであります。
ブログとページビュー(またはエキサイトブログニュースで上位に食い込む方法)
いわゆる「トップブロガー」と推定ページビューの関連を考える記事が話題を呼んでいる(特にトップブロガーの間で)。
- デジモノに埋もれる日々: トップブロガーの規模を、推定のPageViewで比較してみる(2005年04月13日)
- アルファブロガーのPV(ページビュー)-モテゼミ(2005年04月13日)
- My Life Between Silicon Valley and Japan - ブログのPage Viewについて(2005-04-13)
- finalventの日記 - デジモノに埋もれる日々: トップブロガーの規模を、推定のPageViewで比較してみる(2005-04-14)
- 「PVというのは難しい問題だなと思う。と、ここで言葉につまる」(finalvent さん)(April 14, 2005)
- [N] アルファブロガーのアクセス数は?(2005年04月15日)
- 「俺」のターン - 散人先生、PVを語る(2005-04-15)
- tono 考え中。 - 情報のわらしべ長者(2005/04/15)
- トップブロガーのアクセス数:無意味なブログを検出しました!(2005.04.15)
今回は、このページビューについていろいろ考えてみたい。
これからのオンラインビジネスのキーワードは、ブログとRSSを使ったSMO(社会的マーケティング最適化)
SEO(サーチエンジン最適化)SEM(サーチエンジン・マーケティング)という言葉は、オンラインビジネスに不可欠の要素とされてきたが、最近、新たに「SMO」という言葉が見られるようになった。
- メディア・パブ: サイトの集客増には,SEOに加えて“SMO”対策も
- ビタミンX: ブログマーケティングの新キーワード「SMO」
- SEO、SEMじゃなくてSMOがこれから来る?!|NPOに変わるまで。。。E-Biz症候群
- SMO:「ブログ界で話題になってたくさん参照されよう」という新マーケティング用語 :小林Scrap Book
発端となったのは「How To Blog For Fun & Profit!」(趣味と実益のブログのやり方)というブログの記事で、ここで「ブログとRSSを使った口コミで評判を高めるコミュニティを築きあげることこそ、これからのマーケティングのキモだ」という見解が述べられている。
上記3ブログではもう少し新しい記事が参照されているのだが、SMOについて詳細に述べたエントリー、そのものずばりのタイトルの「Social Marketing Optimization」を以下に全訳してみた。
Livedoorホリエモンは現代のトリックスターであり、「既成秩序の破壊」がその役割である。
経済のことは全然わからないので、Livedoorがこれで終わりなのかどうか、よくわからない。だが、ホリエモンこと堀江貴文氏の行動を人文科学的に見てみると、これは「トリックスター」そのものではないかと思えてきた。
トリックスター・ホリエモンの使命は、既成秩序の破壊である。壊すだけしかできないのではなく、壊すことだけが使命なのだ。新しい秩序を生み出すかどうかは別として、壊して壊して壊しまくれ。それがホリエモンの存在意義なのである――と思う。
だからもっとシッチャカメッチャカに暴れてもらえれば面白いな、と。もっとも一緒に仕事をしたいとは思わないので、擁護でもなければ批判でもなく、単に「与えられた役を演じていただきたい」という程度の考えなのだが。
木村剛氏から切込隊長宛に届いた内容証明郵便の封筒を撮影した件について
宛先住所は会社ので公開されてるから伏せなくても大丈夫かと。中身は見てませんし内容も聞いてませんので、詳細は当事者からの報告でお楽しみください。
つーか、こんな写真を元画像サイズ1920×2560ピクセルで撮影してしまう俺は屑ブロガー(´ー`)y-~~
【関連リンク】
「ハチの巣ブログ」と「群れブログ」――ブロゴスフィアにおける戦い【全訳】
Tom Maguire氏のブログに掲載されたJustOneMinute: Battle For The Blogosphere:という記事が、一部ブロガーの間で話題となっている。
この記事が取り上げられたのは、2ちゃんねるでの抄訳がきっかけのようだが、原文に当たってみたところ、少々ニュアンスが違うように感じられる部分も多かったので、ひとまず全訳してみる。