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No.044:川村かおり追悼――Gypsy Blood、僕たちの国境

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2009年7月28日、ロック歌手川村カオリさんが乳ガンで亡くなりました。享年38歳でした。

私は川村かおり(以前はひらがな表記でした)がデビューしたときからのファンでしたので、大きなショックを受けました。もっとも最近の曲は聴いていなかったのですが……。

川村かおりは、父が日本人、母がロシア人のハーフです。そのためにいろいろないじめも受けてきたといいます。

川村の曲の中には、そのためか、ロシアと日本という二つの場所をテーマにした曲が多く見られます。国境あるいは遠い場所といったキーワードが随所に見られるのです。

また、場所をテーマにした曲も多くあります。スランプに陥っていた一時期、すでにメジャーデビューしていた後にもかかわらず、新宿の路上にいる川村が見かけられたこともありました。

常に居場所を探していた川村かおり。そんな川村かおりの歌詞を追っていくことで、川村かおりがどこにいたのかをたどってみたいと思います。……

  • ZOO(1988年11月)……「ZOO」「Russian Blue」
  • CAMPFIRE(1989年10月)……「月曜の朝、汽車に乗って」「カリーニン広場へおいでよ」「THE STORM」
  • Hippies(1990年7月)……「City(緑の街で)」「星空の地下鉄」「金色のライオン」「アフリカのうた」「Gypsy Blood」「健康な朝のために(都市計画第38号)」
  • Church(1991年3月)……「Saturday Night」「僕たちの国境」
  • Weed(1992年2月)……「シベリア鉄道 木枯らし篇」

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