《松永英明のゲニウス・ロキ探索――「場所の記憶」「都市の歴史」を歩く、考える 》はまぐまぐで発行されているメールマガジンです。

2009年6月アーカイブ

No.040:世田谷・駒沢給水塔(桜新町の双子の給水塔)

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……街中で少し気になる看板が。「駒沢給水塔の由来」と書かれています。……

……いやあ、また出くわしてしまいました。こんなところに「近代化遺産」が。先日の軍艦島(端島)も近代化遺産でしたが、ここにもまた別の近代化遺産が残っていました。……

桜新町双子の給水塔

No.039:四神相応/山川道澤は中国風水の思想ではない

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「平安京は風水にのっとって作られた都である」という説がよく語られています。しかし、正確には、これはちょっと違うのです。……

……日本の四神相応の思想も、確かに四神は中国から受け入れたものですが、それに山川道沢を当てはめるのは日本独自の方法です。……

……平城京における「四禽図に叶う」とは、東西南北のラインに合わせて都を作ってぴったり収まる、という意味でした。青龍が何、白虎が何、といった当てはめがうまくいくという意味ではなかったのです。……

……日本の都城建築を「風水によって作られた」というのは、実態から外れてしまうであろうと思われます。特に江戸の風水説は、かなりのこじつけとなってしまいます。

逆に言えば、日本風の四神相応で解釈される中国の都市は存在しません。……

No.038:「中国のハワイ」海南島(2)

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日本に当分帰りたくないと思える楽しいリゾート地、海南島三亜市亜龍湾。そこには「リー族」という少数民族や、船上で暮らす人々の姿もかいま見えるのでした。

海南島

No.037:「中国のハワイ」海南島(1)

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2年半ほど前、ある仕事の関係で「中国のハワイ」と呼ばれる海南島に行ってきました。……

海南島は、台湾を除けば中国最大の島で、南シナ海、ベトナムの東に浮かぶ菱形の島です。南半分はもはや熱帯で、ハワイ・サイパン・グアムのようなリゾート地に似た気候になっています。……

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