《松永英明のゲニウス・ロキ探索――「場所の記憶」「都市の歴史」を歩く、考える 》はまぐまぐで発行されているメールマガジンです。

メルマガ詳細

松永英明のゲニウス・ロキ探索――「場所の記憶」「都市の歴史」を歩く、考えるは、「まぐまぐ」から発行されている週刊メールマガジンです。

都市、街、村落――場所には「歴史」があり、それぞれに特有の「雰囲気」があります。社会学・人文地理学・建築学・都市計画・ランドスケープ・地理風水といった観点から、「ゲニウス・ロキ」(その場所のもつ雰囲気)を読み解いていきましょう。それは、ある出来事が「なぜその場所で起こったのか」を解読するきっかけになるかもしれません。建物、集落、街、都市、国レベルに至るまで、「土地」と結びついた情報を探索します。

  • およそ毎週発行、月4回
  • 2010年10月の101号から無料化!(それまでは525円/月(税込))
  • テキスト形式

★こんな方に好評です!

  • 「まちあるき」が好きな方(メルマガでは実際に多数のコースを歩いています!散歩コースの参考にも)
  • 「建築探偵」「路上観察」という言葉に目を引かれる方(実地踏査では写真も多数!)
  • 「地誌」「江戸・東京」など場所と歴史の関係に興味のある方
  • 「地名の由来」「縁起・由緒」に心ひかれる方
  • 「観光」「旅行」に興味のある方(観光もこのメルマガのテーマとなります)
  • 「まちづくり」「都市計画」に関心のある方(再開発問題なども扱っています)
  • 「地域論」「町おこし・村おこし」に関わる方(場所の魅力を探るヒントも満載)
  • 「クリエイティブシティ」「コンパクトシティ」などに関心のある方(文士村なども取り上げます)
  • 「聖地巡礼」(アニメや漫画の舞台を含む)に興味のある方
  • 「場所論」に興味のある方(ハイデッガーからツイッターのTL論まで)

場所をテーマに扱ったメールマガジンは珍しいと思います。場所という切り口から見てみることで、新しいものが見えてくるかもしれません。ぜひ試しにご購読を!

2010年10月発行の101号から無料化いたします!バックナンバーも全公開。それ以前のバックナンバーはブクログのパブーにて発売予定。


メルマガ運営年表

  • 2008年9月1日:まぐまぐ有料メルマガ「「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く――松永英明のゲニウス・ロキ探索」を創刊。以後、週刊(月4回)で発行。
  • 2009年9月14日:通算50号、約1周年。
  • 2010年9月27日:通算100号、約2周年。この号をもって有料版は終了とする。
  • 2010年10月4日:通算101号。この号より無料メルマガ「松永英明のゲニウス・ロキ探索――「場所の記憶」「都市の歴史」を歩く、考える」と改題。


現代建築論も注目「ゲニウス・ロキ」概念
「場所」をテーマに知的興奮を届けます

※以下の内容は、まぐまぐプレミアムの「有料メールマガジン発行者特集 私があなたに伝えたいこと」に掲載されたものです。有料版のときに書かれた内容ですが、無料版になっても内容は共通していますので、紹介いたします。

下北沢「ザ・スズナリ」前この写真は、2008年11月、下北沢「ザ・スズナリ」前で撮影したものです。演劇の街、下北沢。その発祥となったのがこの「ザ・スズナリ」でした。劇場経営者・本田一夫がアパート「すずなり荘」を改築し、1981年に劇場として使うようになったのです。これが本多劇場グループの先駆けとなりました。

下北沢はこれをきっかけに「演劇の街」と呼ばれるようになり、役者を目指す若者たち、あるいは音楽や芸術のアーティストたちが集まってくるようになります。

小規模な古着屋や雑貨屋などの集まった、ちょっと雑然としたおしゃれな街、下北沢。ヤミ市から発展した下北沢北口駅前食品市場と、この「ザ・スズナリ」こそが、今の下北沢という街の味わいを作り上げたと言えるでしょう。

ところが、下北沢では再開発が進められています。そして、北口市場は駅前バスターミナルに、ザ・スズナリは「補助54号線」道路建設予定地となっています。

数年後、この写真は歴史的に極めて重要なものとなってしまうかもしれません。

......このように、それぞれの街、それぞれの場所には、それぞれ固有の雰囲気と歴史があります。駅と道があれば、お客さんの「動線」が生まれます。地域の歴史は、その住人や建物に大きな影響を与えます。そんな「場所」を重視する視点を持つならば、新しい発見があるかもしれません。

「場所の記憶」「都市の歴史」で社会を読み解く【松永英明のゲニウス・ロキ探索】は、そんな視点をもったメールマガジンです。タイトルの「ゲニウス・ロキ」とはもともとラテン語で、「土地の精霊」「土地の雰囲気」といった意味があります。現在、建築学(特にランドスケープ論)で、その場所の歴史や固有の雰囲気といったものを重視する考え方として、このキーワードが使われています。

場所をテーマにした知的興奮をお届けできたら幸いです。ぜひご登録ください。

発行者プロフィール
松永英明(まつながひであき)
ライターとして歴史・ビジネス・健康法・自己啓発など幅広いジャンルで執筆活動を行なう。インタビューから調査研究、書籍企画プランニングなど執筆全般をこなす。現在は執筆、取材のかたわら、ウェブコンテンツアドバイザーとしても相談を受けている。「ことのは編集室」「絵文録(ウェブログ)ことのは」「はじめてのウェブログ」「土佐日記ブログ」「女子十二楽坊資料館」など数多くの注目ウェブサイトを公開中。日本のブログ大賞「Blog of the Yeah! 2003」でベストアーティクル部門第3位受賞。

101号より無料化!無料分バックナンバーは全公開しています。

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