「東京」と一致するもの

第十一回文学フリマ参加記録

2010年12月5日に開催された第十一回文学フリマ参加記録。いろいろ次につなげる反省点もあり、非常に有意義な機会だった。

事前の報告は第十一回文学フリマ「エ-35」ことのは(@kotono8)出品リストを参照のこと。他の参加者の感想等は2010年12月5日(日)「第十一回文学フリマ」開催 - 文学フリマ事務局通信のトラックバック欄参照。

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第十一回文学フリマ「エ-35」ことのは(@kotono8)出品リスト #bunfree

三菱東京UFJ銀行 12月5日日曜日に京急蒲田・大田区産業プラザPiOで開催される第十一回文学フリマに出展します。ブース・サークル名は(小展示ホール)エ-35「ことのは(@kotono8)」です。

 新刊は『事物起源探究 第2号』特集「日本」の起源、A2サイズ「三菱東京UFJ銀行に合流した全銀行系統図年表」。ほかバックナンバーも。電子書籍は既刊ですが『軍艦島上陸ツアー参加記録2009』改訂版、『アジアの光』電書版を販売。買いすぎても大丈夫な「ゲニウス・ロキ手提げ紙袋」は今回も販売!

 また、『.review 002』には論考2本掲載(「アーティストのプロモーション戦略論2――女子十二楽坊はなぜ失速したか」「オタク系聖地巡礼のゲニウス・ロキ」)。『奇刊クリルタイ5.0』ではロングインタビューを受けています。

 さらに同ブースにて電書「冴島奈緒写真集」も販売予定。冴島奈緒さんご自身も時間限定ながらブースにて販売されるかも。他に「戦争紙芝居」「田中角栄本」も販売します。

 フリマ終了後の「文学フリマ大交流会&トークセッション」でも第一部にて登壇予定。Ustreamでも流れるようです。

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尖閣諸島問題:中国紙「沖縄は日本が不法占領」論文を全訳・徹底解読

中国紙、「沖縄は日本が不法占領」との論文掲載 - MSN産経ニュース」というニュースが流れた。「19日付の中国紙、環球時報は琉球(沖縄県)は明治政府が19世紀末に清国から奪い取ったもので、日本政府は今も沖縄住民の独立要求を抑え込んでいるとの趣旨の署名入り論文を掲載した」という。

原文が判明したので、これを全訳し、さらにその内容について詳細に検証する。

結論から言えば、唐淳風氏によるこの論文には、歴史的事実に関する誤りが多く、歴史の改竄と呼んでいいと思われる。ただし、日本が琉球王国を滅ぼして吸収・同化した歴史を忘れてはならない。

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小田急・下北沢の新駅舎計画説明会レポート

9月2日夜、下北沢の駅舎計画の説明会が開かれるということを当日のツイートで知り、その時間は参加できる状況だったので行ってきた。

今回の説明会は東京都と小田急電鉄が開いたもの(世田谷区の主催ではない)。その中で現時点での駅舎計画案が示されたので、ここでメモをもとに私的に報告する。

下北沢駅鳥瞰パース

(※9/4、あとちの会からの質問部分を修正。あくまでも当日の個人的メモに基づく記録です。間違い・修正・追記の要望があれば対応いたしますのでご連絡ください)

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中国人が語る「日本で暮らして不思議に思うこと」の全訳

【中国ブログ】中国人が語る「日本で暮らして不思議に思うこと」 2010/07/30(金) 22:22:09 [サーチナ]」という記事がサーチナで公開された。

日本在住とみられる中国人ブロガー、朔客さんが自らのブログに「日本で生活していて不思議に思うこと」と題する文章を掲載、中国人の視点で日本の不思議なことを10カ所、指摘した。

というのだが、よく調べてみたらこれはどこかのブロガーが書いたものではなく、今年の1月4日に『日本新華僑報』に掲載された記事の転載であった。というわけで原文が判明したので、全文を翻訳してみる。

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第一回電書フリマ( #denf717 )で考えた電子書籍の未来つれづれ

電書フリマ会場前看板2010年7月17日、第一回電書フリマが開催され、わたしも「電書」を1冊出品した。フリマ全体での出品総数は64点、それを渋谷コラボカフェ・吉祥寺「四月」・京都白梅町の3か所で「対面販売」するという独特のシステムで、総売上点数は実に5206冊に及んだ。会場は人が入りきれないほどの大盛況で、いろいろな課題をあぶり出しつつ、今後につながる成功を収めたと思う。

先日訪れた東京国際ブックフェア/デジタルパブリッシングフェアで見聞きした内容とも絡め、今回の電書フリマで思ったことをまとめておきたい(なお、ブックフェアのレポートは電子書籍は波紋を生む「一石」となる « マガジン航[kɔː]に掲載されています。こちらも一読を)。

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選挙報道でマスメディア真っ二つ――与党/野党と赤/青の区分

今回の2010年参議院議員選挙においては、メディアの報道は真っ二つに分かれた。それは、与党(民主・国民)と野党(自民ほか)を「赤色」と「青色」のどちらで表示するかという問題である。

政党のマークのカラーとしては民主が赤色、自民が青色を主体にしているので、それに合わせている報道も多かったが、逆に「民主を青、自民を赤」にしているメディアもNHK、読売・日経など少数派だが存在した。

実はこの現象について、6年前にアメリカ大統領選に関連して「民主党=青、共和党=赤」の色分けは4年前に始まったばかり[絵文録ことのは]2004/11/13という記事を書いたことがあった。結論としては「赤と青のどちらがどちらというのは、正直どっちでもよかった」ということになる。

ただ、報道を見ていてチャンネルを変えると、色が逆で一瞬とまどうこともあっただろう。今回は主なメディアについて一覧にしてみた。

選挙カラー

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幸福実現党の研究(14)「国家社会主義」の完全な誤用とレッテル貼り

幸福実現党/幸福の科学の「霊言」の問題については、幸福実現党の研究(2)オバマ守護霊インタビュー[絵文録ことのは]2009/08/18でも記した。本人の守護霊へのインタビューと称することで、相手が本当に考えているかどうかわからないことを『言った』と決めつけて非難できる一方、もし名誉棄損と言われても本人ではなく守護霊の言葉、潜在意識を読み取っただけ、と言い逃れができる、極めて問題の多い「憶測メソッド」であることを指摘した。

さらに、ここに言葉の誤用が加わると、ひどいプロパガンダになりえる。それは「鳩山政権/菅政権は国家社会主義だ」という幸福実現党のレッテルに現われている。彼らは国家社会主義という言葉を知らず、事実として誤っている見解を発表しているのである。私は別に民主党支持ではないが、事実でない記載についてはそれは違うだろうと指摘せざるを得ない。

幸福実現党は政治音痴である。

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「驚きのage嬢の盛りヘアスタイルランキング」元画像全集

gooランキング驚きのage嬢の盛りヘアスタイルランキング - 日替わりランキングニュース - コラム - goo ランキングが話題になっている。当ブログにもこの記事からのアクセスがかなりある。そこで、手元にコンプリートしている『小悪魔ageha』バックナンバー全冊からその画像を探してみた。

ところが、一部の出典は小悪魔agehaではなかったのだった。

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『ザ・コーヴ(The Cove)』試写会の感想:上映中止するほどの映画ではない

和歌山県太地町(たいじちょう)のイルカ漁について「告発」する映画「ザ・コーヴ(The Cove)」の試写会に行ってきた。

この映画は、右翼団体から「反日プロパガンダ映画」として抗議が相次いだことなどから、渋谷・六本木・心斎橋での公開や明治大学でのイベントなどが次々と中止に追い込まれている。そんな中、「エココロ」の試写会招待があることを知り、応募したところ、招待券が送られてきた。

結論から言えば、この映画の内容には賛同できなかった。しかし、これが「反日」だと批判したり、上映を暴力的にやめさせようというのもおかしいと思う。むしろ、そんな風に騒ぐのではなく黙殺するか、あるいは淡々と事実に基づいて反論すれば充分カウンターとなるレベルの駄作であると感じた。

以下、詳細に感想を述べる。

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