硫化水素自殺2008年7~9月

出典: 閾ペディアことのは

硫化水素自殺事例年表。2008年7~9月分。

2008年7月

7月2日
  • 午後11時20分ごろ、山梨県富士河口湖町船津の富士急行河口湖駅で、隣接する車いす用公衆トイレが中から鍵が掛かって開かないため富士吉田署員が扉を開けたところ、若い女性が倒れ死亡していた。近くにバケツがあった。東京都内の19歳。
7月3日
  • 午後6時ごろ、青森市浪館前田3丁目の民家で、無職男性(21)が倒れているのを家族が見つけ119番。男性は2階の部屋で死亡しており、部屋には洗剤の入った容器が残されていた。付近の住民3人が体調不良を訴え病院に運ばれたが、いずれも症状は軽い。
7月4日
  • 【心中未遂・営業妨害】午後11時50分ごろ、千葉市稲毛区長沼原町のホテル「ハイビスカス千葉北」から「異臭がする」と119番があった。1階客室で男女2人が倒れており、一時入院したがいずれも軽傷。同県香取市野田のトラック運転手の男性(25)と、千葉市中央区祐光のサービス業の女(29)を7日までに威力業務妨害の疑いで逮捕した。薬品を混ぜて硫化水素を発生させ、宿泊客約20人らを一時避難させるなどホテルの営業を妨害した疑い。従業員3人がのどの痛みを訴えて病院に搬送された。2人は「一緒に死ぬつもりだった」などと供述。致死量の硫化水素は発生しておらず、両容疑者は浴室内で倒れていたが、意識はあったという。
7月6日
  • 午前8時20分ごろ、山梨県南部町十島の山林で男性が死亡しているのを、キノコの栽培場所を確認に来た住民が発見し、110番。硫化水素を発生させたとみられるビニール袋が置かれていた。年齢30歳前後、身長約185センチ、体重約130キロ。死後数日が経過。
7月10日
  • 午前7時10分ごろ、館林市大街道2の民家で、物置入り口ドアに「扉を開けるな、毒ガス発生」と張り紙してあるのを家人が発見。物置で住民のアルバイト男性(24)が死亡。物置内には液体の入ったバケツがあり、硫化水素を検出。遺書あり。
7月11日
  • 午後10時10分ごろ、千葉県柏市柏のホテルから「異臭がする」と通報。8階客室の浴室で20歳くらいの女性が死亡。硫化水素ガスが検知され、8階以下の宿泊客ら約50人が一時避難。宿泊客と従業員の計7人が、気分が悪くなって病院に運ばれた。JR柏駅の東約300メートルの繁華街。
7月12日
  • 午後4時ごろ、焼津市内に住む私立高校2年の少年(16)が、自宅敷地の離れの2階で倒れているのを父親が発見、119番通報。現場にはポリバケツに害虫駆除剤などを混合して硫化水素を発生させた形跡。両親も病院に運ばれたが、命に別条はない。
7月13日
  • 午前9時過ぎ、静岡県三島市北沢の空き地に「硫化水素発生中」と張り紙をした乗用車が停車。浜松市中区に住む38歳の男性会社員が硫化水素で自殺。
7月14日
  • 午前5時50分ごろ、沖縄市泡瀬の民家で「兄が部屋で倒れている。室内には『硫化水素』との張り紙があり、異臭がする」との110番通報。20代の男性が死亡。男性が自室に鍵をかけて出てこなかったため、家族が不審に思って鍵を壊して中に入った。男性はビニールをかぶって倒れており、異臭がしたという。ドアの内側には「硫化水素。警察を呼んで」との内容の張り紙があった。
  • 午後2時ごろ、山梨県南アルプス市上市之瀬の櫛形山北高尾登山道入り口にある駐車場で、千葉県内に住む無職の男性(30)が乗用車の中で死亡しているのを登山客が発見。車内に液体が入った容器。
  • 午後3時15分ごろ、山梨県富士河口湖町河口の林道で、町内に住む男性(39)が乗用車内で死亡しているのを家族が発見。車内に液体の入ったビニール袋があった。男性から自殺をほのめかす内容のメールを受け取った家族が捜していた。
  • 午後3時50分ごろ、大阪市浪速区難波中1のビジネスホテル「グランパスイン大阪」7階の一室で、室内の椅子に「硫化水素発生」と書かれた張り紙があるのを従業員が見つけ、110番通報した。浴室で30歳くらいの男性が死亡。洗剤などの容器。宿泊客の女性1人が気分が悪くなり、病院に運ばれた。
7月17日
  • 午前9時45分ごろ、水戸市田野町の楮川浄水場の近くにある駐車場で、とめてあった軽乗用車の中で人がぐったりしているのを通りがかった男性が見つけ警察に通報。運転席と後部座席で、男性1人と女性2人のあわせて3人が死亡。水戸市の47歳の男性、埼玉県の38歳の女性、栃木県の39歳の女性。車の運転席には「高濃度の硫化水素が充満しています」と書かれた紙。車の周辺から硫化水素が検出。車内には男性のものとみられる遺書。3人はもともと面識はない。持っていた携帯電話には自殺志願者のサイトに接続した記録が残っていた。
7月21日
  • 正午ごろ、滋賀県長浜市八幡中山町の2階建てアパートで、男性会社員(30)が自室の浴室で死亡。室内に洗浄剤などの空き瓶、携帯電話には「死ぬしかない」という文面。
7月23日
  • 【未遂】午後4時すぎ、沖縄県那覇市泉崎二丁目周辺で硫化水素による異臭騒ぎがあり、住民ら百人以上が避難した。周辺道路は約三時間交通規制。この地域に住む男性(19)が自宅で硫化水素による自殺を図った。
7月25日
  • 午前9時5分ごろ、沖縄市安慶田の病院に隣接する付属入所施設内で「『有毒ガス発生中』との張り紙があり、男性が倒れている」との110番通報。入所者の20代の男性1人が死亡。男性が倒れていたのは施設3階にあるシャワー室。ドアに張り紙があるのを職員が見つけ通報した。シャワー室にあったバケツから硫化水素の成分が検出されたほか、ガスを発生させる薬品など数種類の容器が近くにあった。
7月27日
  • 午前6時10分ごろ、富士河口湖町西湖の駐車場に止めてあった乗用車内で男性(42)が死亡。車の窓には「毒ガス発生 扉を開くな」と張り紙、助手席の下には硫化水素を発生させたとみられるバケツ。
7月30日
  • 正午過ぎ、福岡市中央区大名1のホテルから「部屋から卵の腐ったにおいがする」と119番。ホテル7階の部屋で東京都に住む宿泊客の男性(20)が死亡。男性は29日夜にホテルにチェックイン。部屋からは硫化水素ガスを発生させる薬剤。
7月31日
  • 午後1時10分ごろ、和歌山市田屋の紀ノ川河川敷で、下草刈りをしていた建設会社社員が、車内に「猛毒ガス充満中」と書いた紙が置かれた軽乗用車を発見、110番通報。車内に塩素系洗剤や入浴剤などが見つかった。死亡していたのは大阪府泉佐野市の40代男性。家族によると29日から行方不明になっていた。

8月

8月2日
  • 午後7時半ごろ、大分県竹田市高伏の県道に止まっていた乗用車内の運転席で、市内の農業男性(41)が死亡。洗剤と入浴剤を混ぜ合わせており、「硫化水素発生中」のメモ。
8月6日
  • 【巻き添え】午前2時25分ごろ、東京都大田区北千束の自営業男性(63)方浴室で、無職の長男(20)が倒れているのを両親が発見し、母親(55)が119番した。浴室のドアには「硫化水素。危険、入るな」との張り紙があったが、父親は長男を助け出そうと浴室に入って倒れ、父子とも搬送先の病院で死亡した。母親も硫化水素を吸い込んだが、命に別条はない。浴室内には洗剤を混ぜたとみられる液体の入った容器。長男は高校卒業程度認定試験の試験前で様子がおかしく、両親が心配していた。
8月14日
  • 【無理心中】午前6時ごろ、長崎県諫早市多良見町の公園の駐車場で、ドライブに来ていた男性が、止めてあった軽乗用車の周辺から異臭がするのに気付き110番通報。車内で長崎市の無職の女性(41)と小学4年の長女(9)、幼稚園児の長男(5)の3人が死亡。硫化水素を発生させた無理心中事件とみられる。車の窓は閉め切った状態で「有毒ガス」との紙が張ってあった。車内には洗剤などとみられる液体が入ったバケツ。
8月19日
  • 正午ごろ、茨城県桜川市真壁町羽鳥の筑波山の林道を通り掛かった男性(71)が、道路脇の乗用車の中で3人が死んでいるのを発見し、通報。車外には、プラスチック製の容器十数個が散乱。3人は千葉県流山市の男性(40)、長野県岡谷市の女性(29)、千葉県鎌ヶ谷市の無職男性(21)。車はレンタカーで、18日に流山市で借りられていた。車内からは遺書らしきメモや携帯電話。
8月20日
  • 午後5時50分ごろ、福岡市博多区堅粕5のマンションで「部屋に『毒ガス発生中』と張り紙があった」と110番。マンション3階に住む専門学校生の男性(21)が自室の浴室内で死亡。室内には硫化水素ガスが発生、遺書も見つかった。男性のアルバイト先の関係者が20日に男性と連絡が取れないためマンションを訪れ、管理人と一緒に部屋に入った。玄関近くに置いていた段ボール箱に「毒ガス発生中」と書かれた張り紙があったためそのまま退室し通報した。
8月21日
  • 午前8時15分ごろ、群馬県富士見村赤城山の道路脇の駐車場に止めた乗用車の中で、男女3人が死亡しているのを近くの男性が発見、110番。フロントガラスに「毒ガス発生扉を開くな」などと書いた張り紙。兵庫県宝塚市の無職男性(25)、東京都豊島区の無職女性(36)、横浜市の派遣社員の男性(21)。乗用車は練馬ナンバー。
8月22日
  • 午前7時半ごろ、滋賀県近江八幡市津田町の市立運動公園駐車場で、「硫化水素発生」と窓ガラスに張り紙をした乗用車内で男性が倒れているのを通りがかった同市内の男性が発見、110番通報。死亡していたのは大阪市の会社員(36)。車内から硫化水素が検出され、遺書が見つかった。
  • 午前9時50分ごろ、富士河口湖町精進の空き地で、埼玉県北葛飾郡内に住む無職の男性(30)が、乗用車の中で死亡しているのを、隣接する青木ケ原衛生センター職員が発見。車内から液体の入ったバケツ。
8月24日
  • 午前11時5分ごろ、神戸市西区内の民家2階ベランダで、ビニール袋をかぶってこの家の男性(36)がしゃがみ込み、そばに「硫化水素発生 絶対さわるな」と書かれた張り紙があったため、帰宅した家族が110番通報。男性は間もなく死亡。
8月25日
  • 午後7時47分、豊見城市のビーチ駐車場で、車内で倒れている男性を警備員が発見、車内には白色薬品のような液体と洗剤があり、110番通報。男性は那覇市の会社員(29)で、死亡。
8月26日
  • 午前9時50分ごろ、輪島市町野町の無職男性(26)が自宅敷地内に止めてあった軽自動車の運転席で死亡しているのを男性の母親(54)が発見し、110番通報。車内にはバケツと洗面器。
8月27日
  • 午後9時ごろ、福岡県みやま市瀬高町広瀬の民家の駐車場に止まっていた軽乗用車の中で、この家の女性(25)が死亡しているのを母親(54)が見つけ、119番。車のそばで娘を抱きかかえていた母親も病院に運ばれたが、軽症。
(日時不明)
  • アメリカ合衆国カリフォルニア州パサデナで、8月に硫化水素自殺があった。車内で、殺菌剤と便器洗浄剤をプラスチックトレイの中で混合していた。車内には警告のメモ。日本の硫化水素自殺サイトの情報を参照していた。

9月

9月3日
午後0時10分ごろ、東京都調布市国領町で、住宅から硫黄のようなにおいがすると通報。硫化水素とみられる。重体となっていたこの家に住む大学4年の男子学生(22)は同日午後、搬送先の病院で死亡。現場は2世帯住宅で、ほかに軽症の3人は祖父母と伯母。2階の男子学生の自室には目張りがしてあり、ドアは閉められていた。室内から洗剤などが見つかった。
9月6日
  • 午前5時半ごろ、大阪市北区天神橋4の個室ビデオ店「花太郎」の客室前に、「硫化水素発生中」と書かれた張り紙があるのを従業員が見つけ、110番。室内で大阪府吹田市内の少年(18)が死亡。室内には洗剤などの容器。
  • 午前10時20分ごろ、神戸市中央区磯上通のホテルで、女性従業員から「異臭がする」と110番。客室内浴室でビニール袋をかぶっている男性を発見、死亡を確認。現場から硫化水素が検出。清掃のため部屋に入った従業員2人が病院に運ばれたが、症状は軽い。
9月8日
  • 午後1時過ぎ、福島市伏拝のアパートを管理する不動産会社から、アパートの部屋で異臭がすると通報。この部屋に住んでいた19歳の女子学生の遺体が見つかった。死後1週間ほどが経過。部屋からは遺書。部屋の風呂場のドアには「硫化水素注意」と書かれた張り紙。風呂場には液体の入ったビニール袋。市内の大学に通っていた。
9月9日
  • 【失敗=殺人未遂】午前6時20分ごろ、天理市西長柄町、無職の女性(27)が自宅2階の廊下でバケツに洗剤を混ぜて硫化水素を発生させ、2階で就寝中だった両親と弟(22)の殺害と自殺を図った。発生した硫化水素が微量だったため、4人とも無事だった。母親(52)が異臭に気付いて110番。容疑者は「家族まで殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているが、同署は廊下で発生させていることなどから殺人未遂容疑に問えると判断。10日に逮捕した。
9月11日
  • 午後6時55分ごろ、大阪府和泉市池上町の薬局店経営の男性(61)方で、帰宅した男性が玄関で妻(67)とポリ袋をかぶった長女(30)が倒れているのを発見、119番。2人は死亡。長女が硫化水素自殺を図り、助けようとした妻が巻き添えにあった。長女は上半身を覆うようにポリ袋をかぶり、袋の中にはバケツと入浴剤の容器が残っていた。長女が家族にあてた遺書あり。
9月12日
  • 午前6時半ごろ、倉敷市粒江、瀬戸中央道下り粒江パーキング内で、トラック運転手男性(63)が、駐車中の軽乗用車に「毒ガス発生」を知らせる張り紙を見付け、110番。岡山市内の女性が車内で死亡。
9月15日
  • 午前8時55分ごろ、長野県長野市青木島町綱島の民家住人から、家人の会社員男性(24)が自宅トイレで硫化水素を発生させたと119番通報。家族が、目張りがしてあったトイレから男性を救いだしたが死亡。トイレ内には洗剤などの容器があり、隊員が検知器で硫化水素の成分を確認した。
9月16日
  • 午前7時すぎ、長野県長野市三輪8の会社員男性(27)が自宅の敷地内に止めてあった車の中で倒れていると家人から119番通報。現場で死亡が確認。車内には洗剤などの容器のほか、遺書。
9月17日
  • 午後6時50分ごろ、志賀町牛ケ首の国道249号で、近所の男性から「長時間駐車している車がある」と届け出。乗用車の運転席で金沢市の男性会社員(31)が死亡していた。助手席付近に薬品や洗面器などがあり、家族あての遺書が見つかった。
9月23日
  • 午後2時すぎ、八王子市裏高尾町で「数日前から不審な車が止まっている」と通行人から110番通報。24日午前9時半ごろ、山道に車が止めてあるのを発見。そこから200メートルほど離れた場所に張られたテントの中で、男性3人が死亡しているのが見つかった。3人はいずれも20~30代。



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