「日本語」と一致するもの
ハンコ・元号・縦書きをやめたくない歴史的な理由
ハンコ・元号・縦書きをやめよう - 池田信夫 blogを読んだ。
あまり根拠もしっかりと書かれておらず、思いつきだけで書いているのではないかという印象を受けたが、歴史的な事実関係を見ながら、何となく「やめなくていいんじゃないの?」という意見を書いてみたいと思う。
ちなみに、わたしは保守派でもなければ国粋主義者でもない。
「対馬=韓国領」という妄言はどこから生まれたか
一部の韓国人が「対馬は韓国領である」と主張している。何をどう考えても歴史的に日本の一部であった対馬を、なぜ一部の韓国人は自国領と主張するのか。どういう根拠があってそういうことを言うのか。
よくわからないので、人力検索はてなで質問した後、少々調べてみたところ、一部の韓国人は歴史書のごく一部のみを抜粋して、自分たちに都合のよい歴史をでっち上げていることがわかった。
なお、このように「ごく一部のみの抜粋(あるいは恣意的な要約)」によって、相手が言ってもいないこと、やってもいないことをでっち上げる人がまれにいるので、要注意である。
ネットでの薬販売ができなくなる話から「総合医」「ナース・プラクティショナー」医療制度を考えてみる
2009年6月から、医薬品のネット販売が禁止されるという話が持ち上がっている。これはやはり時代に逆行する考え方であろうと思う。対面販売ではないために危険性があるというなら、危険性の低い薬だけを許可するようにするとか、やり方はいくらでもあるはずだ。あるいは薬局の利権を守るためなのかもしれないが、逆に薬局がネットに進出するべきなのである。
というわけでいろいろ考えていたら、「総合医(ジェネラル・プラクティショナー / General Practitioner)」だとか、「ナース・プラクティショナー / Nurse Practitioner」といったキーワードにぶつかった。
「初期診断(プライマリケア)」「処方権(簡単な薬の処方)」「医師への橋渡し」を、専門医の前段階で行なう人たちが必要だと考える。以下、詳細。
「パナソニック(Panasonic)」というブランド名の語源由来
2008年10月1日、松下電器産業株式会社が「パナソニック株式会社」に社名を変更し、これまで「松下」「ナショナル」「パナソニック」の3つの名称を使い分けてきたものを「パナソニック」一本に統一することとなった。
「パナソニック」というブランド名は、海外向けに1955年に作られたもので、すでに53年の歴史がある。このブランド名の語源・由来に関してつらつらと書いてみた。
現代中国語の中の日本語「外来語」問題
産経新聞で、「現代の中国語で、近代の西洋の言葉を翻訳したことばの多くが日本での訳語を採用したものだ」という記事が載った。
相変わらずの産経論調ではあるが、ここで述べられていることは事実である。
さて、ここで参照されている資料が王彬彬氏による『現代漢語中的日語“外来語”問題(现代汉语中的日语“外来语”问题)』という文章である。これはわたしも数年前に見ていて、非常に興味深いので訳しかけたことがあったが、結構長文なのでくじけていた。現在に至るも、全文の完全な翻訳は見あたらないので(一部訳されていないものならあったが)、今回、全文の完全訳に挑戦した。それが完成したので、こちらで公開する。
「人力検索はてな」でブロガー殺害容疑者の質問に答えていた
株式投資家でもあり、タイで生活していたブロガー「安田誠」さんこと棚橋貴秀さんが殺害されるといういたましい事件があった。その事件に関わったとされる容疑者が、「人力検索はてな」で質問を繰り返していたという。実は、わたしはその容疑者の質問に回答していた。それは事件が起こる2週間前だった。
グーグル・ストリートビューに儀礼的無関心を求めるのは筋違い
日本語版グーグルマップ(Google Maps)でストリートビューという機能が登場した。地図上の公道から撮影された街角の風景が360度見られるという機能である。わたしはこの機能を非常に楽しいものだと思った。
しかし、これに対して、日本人の生活空間を脅かすものであるとか、グーグルによるグローバル・スタンダードの押しつけに対して日本人はノーと言うべきだという意見が登場している。これについて、わたしは疑問を抱いた。
以下、ストリートビューについてのわたしの感想を述べてみたい。
北京オリンピック全204選手団の中国語簡体字表記&入場順まとめ【速報】
2008年8月8日午後8時8分、北京オリンピックの開会式が始まった。この中で、中国全56民族の衣装を着た舞踏団が踊って、選手団を迎えた。北京オリンピックは過去最多の204か国・地域が参加した。今回の選手団の入場は、ギリシア代表団が最初、開催国中国代表団が最後に入場するのは慣例どおりであるが、その他の代表団の入場順序は、これまでのオリンピックのアルファベット順ではなく、簡体字(中国大陸で用いられている漢字)で書いたときの画数順という独特な並び順になっている。
日本とは漢字の当てはめ方も漢字の字形も違うので、どうしてこういう順番なのかわかりづらい。そこで、中国簡体字による入場順の国名・地域名表記と、日本語での訳をまとめてみた。
言語オタが非文系の彼女に世界の言語を軽く紹介するための10言語
最近「○○オタが非オタの彼女に○○を軽く紹介するための10本」が一部で流行っている。
小飼さんの「言語オタ」バージョンを読んだら、バスク語とかの話かと思ったら、プログラミング言語の話だったので軽く失望した。というわけで、発端の記事をテンプレートにして世界の「ことば」としての言語でやってみたいと思う。
『聖☆おにいさん』Tシャツ文字のモトネタ一覧
第2巻が出たばかりの中村光『聖☆おにいさん』が面白すぎる。Tシャツにジーンズ姿で、立川での下界バカンスを楽しむブッダとイエス。
宗教に限らず原典・原点が大好きで、一部の人には「何に対しても原理主義的」とまで言われてしまうわたしが(多少細かいところには目をつぶりつつ)大爆笑しているのがこのコミックである。とにかく面白い。特にモトネタを知っているとたまらないところが多数である。
さて、この話、毎回二人が白Tシャツやセーターやトレーナーに手書き風文字(うち3割はブッダの手作りシルクスクリーン)で登場するのだが、この文字がまたマニアックなのだ。今回は、コミック2冊分のTシャツのモトネタをまとめてみた。
主よ、ブッダよ、作者に福音を
「オレ様はインテリだ!」と云う傲岸不遜なヒト。何も言わずに買え。
ブッダ!!!!!!
とても癒されます
大天使達は毎回爆笑なのに...?
うふふくすくすわははは
基本的には1帖に続いて良作。でも・・・・・・。
(((( ;゚д゚)))なんじゃこりゃー