「日本語」と一致するもの

東北楽天ゴールデンイーグルス誕生:歴代プロ野球親会社の業種一覧

 プロ野球新規参入は、ライブドアではなく楽天イーグルスに軍配が上がった。いずれにせよIT系企業がプロ野球球団のオーナーになるというのは、時代を反映しているような気がする。

 ……ということは、歴代のプロ野球の親会社の業種を見れば、世相が浮かび上がってくるだろうか? と思い立って、ごく簡単ながら、これまでのプロ野球オーナー会社の業種をまとめてみた。

 参考にしたのはWikipedia日本語版 Category:野球チームの各記事ならびにプロ野球データ管理室:球団変遷である。間違いなどあればご指摘ください。

☆11/10、広島東洋カープを「自動車1」から「自動車0.5+地域0.5」に計算修正。

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「写真(フォト)」はphotoよりfotoが優勢

 人力検索はてな/はてなダイアリーの「はてな」に新しく「はてなフォトライフ」が加わった(詳細)。社長の近藤さんはjkondoの日記で、

なんでfotoなの?というご指摘もありますが、欧州では写真=「foto」な言語もありますし、fotologというサービスもありますし、「p.hatena.ne.jp」だとa,dから随分離れてしまうなあ…とか、そんな色々で"Fotolife"になったのでした。

と書かれている。そこで、ヨーロッパの言語で「ph」派と「f」派、どちらが多いかを調べてみた。

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「反日」という政治的ツールに振り回されるのはバカバカしい

「ダカーポ」誌2004 10/20号(547)の特集は、『中国・韓国・北朝鮮「反日教育」の「恐ろしい実態」』であった。これはタイトルだけ見るとウヨク気取り厨房たちの好きそうな「反日教育をやってる中国・朝鮮が悪い!」アジテーションのように勘違いしそうだが、実は全体が反日なんてことはないことを明記し、一部の政治的あるいは歴史的、感情的な理由によるプロパガンダとしての「反日」について客観的にまとめている。この問題について要領よくまとめたものとしては、左右どちらにも偏らないよい特集ではないだろうか。

 これによると、日中それぞれの路線がかいま見える。

 中国は、9月にこれまでの江沢民=反日/愛国路線から、胡錦濤=国際関係安定志向へと変化した。今後、中国政府は「反日」を押さえる方向に向かうと考えられる。「中国でも「反日愛国厨房」は馬鹿にされている」で紹介したような意見は、胡錦濤路線を代表するものととらえてもいいかもしれない。

 一方、日本は中国派(田中真紀子)・ロシア派(鈴木宗男)の失脚以来、アメリカ追従路線一本となっている。中国との関係は、市場ならびに労働力提供の源としての中国、あるいは観光地としての旅行産業の思惑など、民間(産業/個人)レベルではさらに大きなものとなっていくだろうと思われるが、政治レベルでは対中より対米のほうが重視される路線は今後も続きそうだ。

 以下、ダカーポからの一部引用と、もう一つ「反日愛国厨房」を批判する中国人の投稿の訳を掲載する。

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アンパーサンド(&)の由来:語源と起源

「人力検索サイトはてな」で「&の書き順を教えて下さい。正確に知りたいので、それを証明するサイトも添えて紹介して下さい。ただ単に個人的な意見はご遠慮下さい。」という質問があった。続けて「あなたの“&”の書き順を教えて下さい。」というアンケートもあり、ここでは私は多数派とまるで違う書き方をするということをコメントした。

自分の場合、εを書いて、筆記体のエルを上下縮めたような形を書く。

リンク先(※下の図)の、右から二列目の一番下とかその上の形です。

これについて、いくつかのコメントがついた。

strange『おれは下の三角ぽい部分を書いてから、上の丸っぽい部分を書きます』

buttw『私は、逆S字カーブ→右下がり直線…かな。』

darts『「&」これそのものですね。最初は右下から左上へ。』

matsunaga『&は人が座っている様子をかたどった象形文字、とか言いたくなるな(´ー`)y-~~』

doumoto『書き順的には、下からニュルニュルって書くと思うけど、8を書いて、チョンチョンってつける馬鹿も居ると思う( ̄ー ̄)。』

matsunaga『いや、それはさすがにおらんやろ。わらい』

 さらに、極東ブログさんでも"&"(アンパサンド)の正しい書き順という記事がアップされた。これは非常に詳細な検討であり、必見である。しかし、アンパサンド(ampersand)という言葉の意味については少々ニュアンスが違っているようである。

 アンパサンド(ampersand)の語源"and per se and"は、「andといってもつまりandそれ自体」ということ。含みとしては、AとNとDの略語とかじゃないということ。「"&"はだからぁANDなんだよぉ」ということでもある。

 と書かれているが、実際には「Aという字はアー、Bという字はブー……Zという字はゼッド、&という字はアンド」というアルファベットの暗唱法に由来するものであり、「略語じゃないよ」というニュアンスは特に含まれないのではないか。

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フォトン・ベルト本の著者自身が実在を否定

フォトン・ベルトの真相―2012年12月22日のためのアセンションを書いたエハン・デラヴィ氏は自身のサイトReal Age Worldという音声データを公開している。そこでは、フォトン・ベルトの存在そのものは明確に否定されているのである。

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フォトン・ベルトVS銀河スーパーウェーブ

フォトン・ベルトは「銀河スーパーウェーブ理論」をパクっていい加減な思いつきを加えたものだ――という資料がある。銀河スーパーウェーブ理論とは、ポール・ラヴィオレット博士(Ph.D. Paul A. LaViolette)が提唱しているもので、銀河の中心から発された高エネルギー波によって地球は周期的に大異変に見舞われるというものである、らしい(というのも日本語文献が見当たらないので自信がないのだが)。ただ、それをフォトン・ベルト理論がこれを盗用し、ゆがめていることはまぎれもない事実のようである。

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フォトン・ベルトは存在しない

フォトン・ベルトに関するリンク集」という記事は去年の10月に掲載したものだが、どういうわけか毎日コンスタントに数十人の来訪者がいる(ページビューではなく実数で)。検索経由でトップページの10分の1前後のアクセスがあるという状態が長く続いている。つまり、それだけ「フォトン・ベルト情報」に関心を持っている人がいるということなのだろう。

 自分自身はフォトン・ベルトは「絶対にありえない」と思っている。とはいっても、こういう話そのものが嫌いなわけではない。別に「疑似科学信奉者」でもなければ、逆に「反・疑似科学の宣教師」にもなりたくない。今の科学でわからないこともあるだろうと思うし、ヒステリックに「疑似科学」を攻撃するのも、一種の宗教にしか見えない。だが、話のつじつまが合ってないとか、実態にそぐわない場合は、淡々と「それ、おかしいやん」と否定せざるを得ないわけである。

 まあ世の中には「スケプティック(懐疑主義)」とか「とんでも批判」という系列のサイトがあって、『神々の指紋』とか『聖書の暗号』とかについては批判的検証を詳細に行なっている(一部はヒステリックなものもあるようだが)。しかし、フォトン・ベルトについては日本語のまとまった反論が少ないように思われる。

 おおざっぱにまとめてしまうと、フォトン・ベルト物語とは、「2万6000年に2回、各2000年ずつフォトン(光子)の帯の中に太陽系が突入する。そのとき夜はなくなり、人類は進化し、悟った生命体になる。それをアセンションという。その時期はまもなくやってくる(2012年12月23日とか)」というのがおおざっぱなストーリーだ。

 ところが、これはどうしても裏付けが取れないのである。結論として、フォトンベルトは存在し得ない。

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泥棒の語源(滝沢馬琴のヨタ話)

 泥棒、ひるとんび、スリ、護摩の灰、かどわかし、ばかす・ばかされる……といった言葉の語源・由来について、滝沢馬琴がいろいろヨタ話をしています。『燕石雑志』という本の一部ですが、その中で友人にツッコミを入れられたりもしていて、何だか面白い。そこでこの「泥棒」ネタの部分を訳してみました。

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@記号(アットマーク)の様々な名称

前回に続いてアットマーク(@)の名称について。A Natural History of the @ Sign: Part Oneには世界中の「@」の呼び方についての情報がまとめられています。これを五十音順に並べ替えて訳してみました。

※この記事は2004年のものです。最新の情報はアットマーク - 閾ペディアことのはを参照ください。

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サイト更新されず――ウェブログの使い分けと「更新しない勇気」

 気がついたらこのブログを1カ月近く更新していなかった。ブログは定期的に更新しないと!という人もいるけれども、私は個人的にこういうのもアリだと思っている。

 この1カ月間、実は「女子十二楽坊資料館」のニュースとブログ(どちらも、というかサイトの大半がMovableTypeで組まれている)で怒濤の更新を繰り広げていた。ちょうど7月半ばのメンバー来日に合わせてサイトを移転し、全体をブログツールで完全に構築して更新しやすくした。さらに、アメリカ進出に関連して8月に入る前後からはアメリカでの動向をひたすら追いかけ、現地からコンサートレポートが上がってくれば即座に日本語訳して掲載、といったリアルタイム更新をやっていたのである。

 人それぞれのスタイルというものがあるから、これも一つのやり方と思ってもらえれば充分なのだが、私は別にまんべんなく更新する必要もないと思っている。その結果の「メインブログ未更新」だったわけだ。

 そんな中、裏雑記として使っているはてなダイアリーの方で、ちょっとしたやりとりがあった。

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