アロマテラピー検定
アロマテラピー検定とは、社団法人日本アロマ環境協会が年2回実施する検定試験。2級と1級があるが、同日に併願受験可能である。
アロマテラピーを楽しむための知識を身につけるのが目的なので、問題の難易度はさほど高くない。受験者の一割程度が男性(目測による)。
2級
アロマテラピーを自分で楽しみ、健康維持のために用いる知識を問う。
- 出題範囲:検定テキスト2級
1級
アロマテラピーを家族や周囲の人々とともに楽しみ、健康維持のために用いる知識を問う。
- 出題範囲:検定テキスト2級・1級
- 香りテスト(香りを嗅いで精油名を答える問題)
- アロマテラピー利用法と基材
- 精油のプロフィール(2級に加え、カモミール・ローマン、クラリセージ、グレープフルーツ、サンダルウッド、ネロリ※、フランキンセンス、ベルガモット、スイートマージョラム、レモングラス、ローズオットー※……※は香りテスト対象外)
- 精油が働くしくみ
- ストレスや疲労に負けない健康学
- アロマテラピーに関係する法律
合格方法
独学、または認定校・認定教室などの講座を受ける方法がある。いずれの場合でも、検定に出題される10種類(2級)または20種類(1級)の精油を日頃から実際に使って、その香りを体験的に覚えておく必要がある。逆に言えば、20種類の精油を楽しみ、親しんでいれば合格は難しくない。
講座を受けた人ならいきなり1級でもまったく問題ない。
独学の場合は、アロマテラピー検定テキストをじっくり読み込み、問題集をやっておくこと。講座では精油もついてくるので心配ないが、独学の人はアロマ入門セットを実際に買って、香りを熟知しておく必要がある。
単に検定試験に合格するだけなら独学で充分。ただし、資格を取りたい人の場合、認定講座を受けておけば、1級合格後にアロマテラピーアドバイザーになるための講習会が免除されるので、金と時間に余裕があれば講座を受ける方がおすすめ。講座自体も楽しい。
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- アロマテラピー検定テキスト(2級) 必須
- アロマテラピー検定テキスト(1級) 必須
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精油一覧
- 2級で出題される精油に加えて
- カモミール・ローマン - クラリセージ - グレープフルーツ - サンダルウッド - スイートマージョラム - ネロリ - フランキンセンス(オリバナム/乳香) - ベルガモット - レモングラス - ローズオットー
- 2級・1級で出題される精油に加えて
- カモミール・ジャーマン - サイプレス - ジャスミンアブソリュート - パチュリ - ブラックペッパー - ベチバー - ベンゾイン(安息香) - ミルラ(マー/没薬) - メリッサ(レモンバーム) - ローズアブソリュート
- 種類別分類
1級合格後
(社)日本アロマ環境協会に入会し、アドバイザー認定講習会を受けると、アロマテラピーアドバイザーの資格を取ることができる。なお、アドバイザー資格認定校またはアドバイザー認定教室にて、所定のカリキュラムを修了することによって、認定講習会が免除になる。
関連リンク
(社)日本アロマ環境協会によるアロマテラピー関連資格