「翻訳」と一致するもの

結核文士の治療記(7)夏の入院環境

 いよいよ7月である。悪くはなっていないのだが、退院できる臨界点をなかなか突破してくれない。仕方がないので、ノートPCを借りるなど、生活環境を整えていってしまうのだった。

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反射区理論(リフレクソロジー、ゾーンセラピー)の起源を探る(2)90年前アメリカで生まれた

 前回はリフレクソロジーと鍼灸・ツボの理論は別であること、そして中国に起源を求めることはできないことを検証した。

 今回は、リフレクソロジーの本当の起源を求めて、アメリカに上陸する。

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一次情報に当たることはいかに重要か(永田寿康議員メール問題)

 このブログでとにかく重要視しているのが「一次情報に当たること」である。ネット上であれ文献であれ、孫引きではなく元の情報に当たる。誰かから間接的に聞いた話は、それだけ信憑性が落ちる。だから「誰から聞いたか」を情報として添えなければならない。聴いたもとの情報源を明記できない場合は、信用されないことを覚悟しなければならない。

 永田議員が自民党につきつけたメールは偽造だったわけだが、これも最初から「一次情報に当たる」ことを心がけていれば防げた話だ。データの出所、データ自体の確実さの検証をした上で確信が持てたら公開してもいいが、そうでないものにどうやって確信を持てるのか、という話である。

 自分自身が事実として受け入れられる情報、伝聞情報、だれかの推測や意見(あるいは思いこみ)をきちんと分けて考えることができるようにならなければ、情報に振り回され、誤った情報を信じてしまうことにもなるだろう。

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「きっこの日記」は日本版「ドラッジ・レポート」なのか?

 昨年の構造計算偽装疑惑で「裏ネタ」を暴露したとして一躍脚光を浴びたのが、「きっこの日記」の「きっこ」さんである。

 自分はあまりこの疑惑に関心を持っていなかったが、「きっこ」という人物について、「実はジャーナリストが書いている」とか「あんなものはジャーナリズムじゃない」といった議論が展開していることを知り、そこで「きっこ」という人物に興味を抱くようになった。

 で、いろいろ調べはじめて最初に思ったのが、「きっこの日記」は「ドラッジ・レポート」と対比して論じるとおもしろそうだ、ということだった。

 だが、待てよ。「ドラッジ・レポート」については『ウェブログ超入門!』でも少し触れたけれども、日本ではほとんど知られていないのではないか? 実際、「きっこ ドラッジ」で検索してもまったく検索結果が出てこないし、だれもその類似(と相違)については考えてないんじゃないだろうか。

 というわけで、きっこという人について論じる前に、マット・ドラッジという人物について紹介しておかねばならないと思ったのである。かのクリントン大統領のモニカ・ルインスキー・スキャンダルを最初にすっぱ抜いたウェブサイトとその運営者について……。

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戦略思考の本質を探る二冊――しかし戦略思考を超える必要もある

 書きそびれていた書評を今年の締めくくりに。

 今回は、二冊の「戦略」に関する本についての書評である。

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ことのはの本棚――2005年Amazon売上ランキングトップ50

「ハリケーン・カトリーナは日本のヤクザの仕業」説のアメリカ天気キャスターはサイトを書き換えていた

 時機を逸した話題だが、9月、「ハリケーン・カトリーナは日本のヤクザが旧ソ連から購入した気象兵器によって作られたものだ」と主張している天気キャスターがいると報じられた。その名はスコット・スティーブンス。その後、テレビ局から退社したとも報道された。

 実は9月に彼のサイトを見つけ、翻訳しようと思ってメールを送っていたのだが、その直後にウェブページが書き換えられていた。なんと、彼はこっそりウェブページから「日本のヤクザ」が犯人という説を削除し、「内部犯行」つまり犯人はアメリカ人の中にいると書き換えていたのである。

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成功哲学の「原典」、すべてのエッセンスを盛り込んだ『お金持ちになる科学』

お金持ちになる科学
お金持ちになる科学

ウォレス・D・ワトルズ著, 松永英明 訳 ぜんにち出版

 ナポレオン・ヒルやカーネギーもこの本から学んだという成功哲学の原典『お金持ちになる科学』(The Science of Getting Rich)の完全翻訳本が出ました。すでに「成功本」に通じている人は、そこに書かれている技術のほとんどを知っているかもしれません。というのも、現代の成功本の重要なエッセンスはすでにこの100年前の本書にすべて書かれてしまっているからです。

 そして、他の成功本に書かれていない要素としては、「なぜ」思考が現実化するのか、といった宇宙観まで盛り込まれています。この宇宙観を受け入れるかどうかは別にして、成功本を実践して活用する人にとって、本書は必読の一冊です。

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教科書に載らないアフィリエイトの起源――アダルトサイトが生みの親

 アフィリエイト、すなわち「ウェブ上で何か商品を紹介して、購入者がいれば売り上げの何パーセントかが手数料としてもらえる」という仕組みはここ数年で急激に伸びてきた分野だ。で、そうなるとこのサイト的にはその起源や歴史が知りたくなる。

 調べてみると「1996年のアマゾンが始まりだ」という話が広まっている一方で、「アマゾンが最初ではない。前からあった」という話も見られる。たとえば、「アフィリエイトの歴史-アフィリエイト・マニュアル」では「1996年に開始された米アマゾンドットコムのアソシエイトプログラムがアフィリエイトプログラムの始まりだと言われています。」と書かれている。

 そこで、アフィリエイト・マーケティングの歴史について書かれた英文記事をもとに翻訳&再構成し、日本の状況を簡単に付け加えてみた。

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女子十二楽坊がブログ開始!

livedoor ミュージック女子十二楽坊が登場。ブログ「女子十二楽坊日記」もスタート!

メンバー一人一人が順番に投稿していくスタイル(翻訳あり)。早速オフショット写真とかバンバン公開ちゅう。

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