「翻訳」と一致するもの

バレンタインデーの起源と歴史

 バレンタインデーの起源について、以前やっていたサイトのために書いた記事データが見つかった。読み返してみると、多少宗教性を除くように修正すれば使えそうなので、今回、ここに新版で公開することにした。

続きを読む: バレンタインデーの起源と歴史

極私的百科「閾ペディアことのは」のための「ことのは十進分類法」

 ふと思いついて、自分のための極私的百科「閾ペディアことのは」を作ってみた、という話は前回の続き。これはWikiPedia(ウィキペディア)と同じく「MediaWiki」というWikiツールを使っている。そのため、見かけというか操作などはほとんど同じ。ただ、自分の好みの記事をガンガン登録できるという仕組みである。

 ブログだとある程度その時点で固まった内容であることが多いが、ウィキならいつでも編集可能。そういう意味で両方あれば便利である。

 ところで、MediaWikiが使いやすい理由として、カテゴリ分けが非常に柔軟に使えることが挙げられる。あとでいくらでも変更できるし、どれだけ深い階層でも何とかなる。この点、一応カテゴリ階層化もできるが、その分タイトルがどんどん長くなってしまうPukiWikiなどよりずっと使いやすい。つまり、カテゴリによる整理をしようと思ったら(知る限り、現状)MediaWikiが最適ということである。

 ところが、このカテゴリ分けをどうするかでふと悩んだ。ウィキペディアの分類はあまり整理されていない。そこでいろいろと考えてみたのだった。

続きを読む: 極私的百科「閾ペディアことのは」のための「ことのは十進分類法」

あるある大事典の「納豆ダイエット」の論文解釈には最初からムリがあった

 さて、前回の記事(あるある大事典の「実験捏造」は「納豆ダイエットに効果がない」を意味しない [絵文録ことのは]2007/01/23)では、「実験そのものがなされていなかったのだから、それだけでは「納豆ダイエットには効果がなかった!」とは言えない」という、論理的には当たり前の話を書いた。

 その後、ようやくあるある大事典が典拠にした論文を見つけることができたのだが、それを読むと、そもそも「納豆→DHEA→ダイエット」という論理展開にムリがあることがわかった。

 もちろん、前回も述べたとおり、別の理由による納豆ダイエットの効果を否定するつもりはないし、極端に走って納豆に栄養がないと主張するのもおかしな話である。しかし、「あるある」が主張しようとした内容は、そもそもの論文からも読み取れないものである、ということははっきり言えると思う。

続きを読む: あるある大事典の「納豆ダイエット」の論文解釈には最初からムリがあった

Amazon売り上げランキング@2006年ことのは

 今年もまだあと数日残りがありますが、2006年一年間で、ことのは経由Amazon(アソシエイト)で売れた書籍・DVD・CDのランキングを発表します。

続きを読む: Amazon売り上げランキング@2006年ことのは

近代サンタクロースの生みの親はブッシュ大統領のご先祖様だった

 クリスマスシリーズ第3弾は、近代サンタクロースのもとになった「聖ニコラスの訪問記」という詩の作者が、ムーアではなくリヴィングストンだったという話をさらに突っ込んでみる。アメリカでは定着しつつあるようだが、日本では話題にもならず。大体、その詩も「赤鼻のトナカイ」ほど有名じゃないし、作者名なんかもっと有名じゃないから仕方ないかもしれない。ただ、ウェブ上では岩波新書の葛野浩昭著『サンタクロースの大旅行』(98年刊)の孫引きばかりで、現時点では間違った(あるいは古い)記述になってしまっているので、その点は正しておきたい。

続きを読む: 近代サンタクロースの生みの親はブッシュ大統領のご先祖様だった

今年読んだ本ベスト10@ことのは

 師走である。年末である。というわけで、満を持して、今年読んでよかったと思ったベスト本の感想などをいちいち報告してみたいと思う。

 エントリー条件は、紙の「書籍」の形になっていること、今年「読んだ」ものであること(実際の発売年は問わない)、著者や出版社からの献本ではないこと(つまり、ここで誉めることに利害関係が伴わないこと)。この条件を満たしていれば内容は問わない。シリーズものは1と数える。以下、順位なく順不同で10作品(+1)をピックアップしてみた。マンガが多いな。

続きを読む: 今年読んだ本ベスト10@ことのは

ハルヒが春日。『涼宮春日的憂鬱』と台北萌え本事情

 台北西門町にできたばかりのメイド喫茶「萌點咖啡(MOE POINT/萌えポイント)」については一つ前の記事で報告したとおりだが、このメイド喫茶が入っている「萌萌動漫資訊館 Moe Moe Center」で、少し「萌え本」を買ってみた。

haruhi1.jpg

続きを読む: ハルヒが春日。『涼宮春日的憂鬱』と台北萌え本事情

著作権保護は死後ゼロ年でいい。著作権保護期間延長って意味わかんない。

 著作権は、著作者が死んでから50年の間は保護されて、誰もが自由に使えるわけではない。しかし、その期間を70年にしようという動きがある。

 著作者の立場として言う。自分の場合は、死んだら即、保護してもらわなくていいような気がしている。著作者人格権、すなわち著者名の明記と、俺が言ってもいないことを言ったとかいうようなことの禁止だけは永遠に守ってほしい気がするが、どっちにしても、死後、私には金は入らないのだから、著作権保護なんか必要だと思わない。

 そんなことより、せめて「初版発行部数の10%」の印税が確実に手に入るようにしてください。そこを保護してくださいよ、死後の他人の利益より、今現在の本人の生活費を。

 ま、著作権延長とか、著作権保護強化とか言ってる人たちは、よほど恵まれている人たちなんだろう。

続きを読む: 著作権保護は死後ゼロ年でいい。著作権保護期間延長って意味わかんない。

「韓国人が漢字を発明した?」論争まとめ

「漢字を発明したのは韓国人」と主張する一部の韓国人がネットで中韓対立を生み出している。この話題については日本でも

などで取り上げられるようになった。

 そこで、この騒動について、人民網に掲載された中国語記事の翻訳、ならびにこの主張のもともとの起源を探ってみた。どうやら、アメリカ・メリーランド大学に在籍する韓国系の人物が2002年8月25日にニューズグループに投稿した記事が発端のようである。

※嫌韓的あるいは韓国を嘲笑するブログからのトラックバックならびにコメントであると管理人が判断したものは削除します。この記事は民族対立を煽るのではなく、淡々と事実を探る意図で掲載しています。

続きを読む: 「韓国人が漢字を発明した?」論争まとめ

結核文士の治療記(8)最後の戦い

8月に入ってもまだ入院しているとは思わなかった。8月には、いつまで入院していなければならないのか、という思いでかなりストレスを感じることも多かったのである。しかし、ついに退院の日がやってきた。

続きを読む: 結核文士の治療記(8)最後の戦い
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12  

アーカイブ

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。
過去に書かれたものは月別・カテゴリ別の過去記事ページで見られます。