「わかる」と一致するもの
ウェブログを始めるな!
あえて逆説的な表現をしてみます。微妙な表現が多いのですが、言葉の細部にも気をつけて書いているので、きちんと読み取っていただければ幸い。
「ウェブログを始めてみた(あるいはウェブログを始めてみようと思う)けれども、何を書けばいいのかわからない」「続くかどうかわからない」と書く人たちがいる。まあそういう人も中にはいるのかな、と思っていたが、業界側がレンタルブログを始めたり、ブログ機能を追加する傾向にある中で、どうもそういう記述が増えてきた。また、中には「ブログなんてわかんないッ!トラックバックも意味不明!キーッ!ブログなんていらない!」なんて言っている人もいて、何だかなあ、という気がしてきた。
ここで言いたいのは、「ウェブログ」というものをやってみようと思うな、ということである。そうではなく、あなたの表現したいものがウェブログを使って効果的であるのなら、ウェブログというスタイル(あるいはウェブログ用ツールやサービス)を使ってみればいい、ということだ。短く言えば、「無理してブログを始めようと思うな、ブログは便利だと思った人が使えばいいものだ」ということだ。
本の探し方 ことのは編集室流
「超『本』格会議」でも「どうやって本を探すか」という話題がありましたが、私の場合はこうしているという実例をいくつか。参考になれば幸いです。
超「本」格会議に行ってきました
昨年末の「忘年会議」は情報密度も濃く、非常におもしろかったので、またまた行ってきました。
究極の一冊を教えあう、超『本』格会議!今回は「有用な本をいかに見つけるか」という感じのテーマで、このサイトの読者の皆さんにも興味深い内容かと思いますので、ざっと概略を(公式にはきちんとまたレポートがあると思います)。
~ 書籍のビジネス活用ノウハウで2004年も完全武装 ~
日時 2004年01月29日(Thu) 19:40-22:00
場所 デジタルハリウッド渋谷校
主催 橋本大也(Passion for the Future)・百式管理人(百式)
アフィリエイト、理想と現実(あるいは「いかにして余はアフィリエイターになりしか」)
松本光春さんの『アフィリエイトではじめる ホームページウハウハ副業生活』(翔泳社)という本が届いて、今読み終わった。タイトルに「ウハウハ」なんて書いてあるのがアレだが、この本はすごくいい本である。サイトで商品を紹介し、売れたら手数料が入るのがアフィリエイトだが、その入門書としては一押しだ。おすすめ。
ところで、サイトに広告を載せるということに対して、一般的にかなりの反発がある。私自身も1年前までは、「この世界を利用して金を手に入れようという気はありません」という人だったので、その気持ちはよくわかるのである。しかし、見事に「転向」したわけだ。アフィリエイトは単なる小銭稼ぎではない、ということに納得したからである。
以下、いかにして松永はアフィリエイターになったのか、書評と交えて書いてみようと思う。
アジア・ウェブログ大賞
読点(、)はどこに打つか?句読点の使い方2
ネットで文章を書いていると、句読点や記号(「約物」という)の使い方は避けて通れない問題ではあるにも関わらず、その使い方はあまり指摘されることがないようだ。そのため、前回の記事はいろいろと参照していただく結果となった。なお、前回は特に使用頻度の高い話に限ったので、例えば、ハイフン(‐)とマイナス(-)とダーシまたはダッシュ(――)と長音(ー)は違うのだというようなところまでは突っ込まなかったのでご了承いただきたい。
そのなかでnaru33さんからのコメント。
「、」をどこに入れたら読みやすいかについても何か基準があるのでしょうか?読点「、」つまり「テン」の打ち方は非常に重要だ。しかし、それは他の記号以上に「ルールなき世界」でもある。「こうでなければならない」とは誰もいえない。しかし、「こうした方がいいかな」ということは(曖昧だが)いえるかもしれない。
「、」を、どこに入れたら読みやすいかについても、何か基準があるのでしょうか?
自分はわりと、後者のようにいっぱい入れちゃう派です。
そして、この読点の打ち方を見れば、その人が人に見せる文章を書ける人なのか、あまり上手でないのかが大体わかるものである。下手すると「テンで話にならない」場合もあるのだから怖い話だ(←句読点の話では絶対に出てくるオヤジギャグ)。
書きたいことを「あえて書かない」エディター思考
このブログの元旦の記事では「ライター」と「エディター」のことについて書いたが、年末年始にかけて、ウェブログ方面でこれと関係する記事が出ている。
・ブロガーの壁と多面性の崩壊、および魔法の数字150について(Joi Ito's Web - JP)December 23, 2003
・Bloggerの壁(ARTIFACT -人工事実-)2004/01/06
・書きたいこと、書けること(天国と地獄)2004.01.06
エディター的には「書きたいことをすべて書く(書ける)わけではない」という思考回路が働く。その点については、上記記事はすべて共通しているといえよう。ただ、それを否定的に表現するか、肯定的に表現するかという点で少しずつニュアンスが違っているように思う。
私自身は「書きたいことを100%は書かない。そのことによって、伝えたいことをもっとよく伝えることができる」と肯定的に(あるいは能天気に)とらえている。
ネットマナーを考える100の質問
こちらにトラックバックをくださったよとさん@ま*と*か*り*雑 記のブログに、鈴藤初さん@PIN-SPOTによるネットマナーを考える100の質問への回答が載っていたので、ことのはでも答えてみることにしました。一部、微妙なニュアンスを込めているところもあります。
2004年「ことのは」は……新年の抱負
新年明けましておめでとうございます
昨年はいろいろとありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、このサイトも2004年に入り、少々方向性を明確にしていきたいと思います。
中国の反日機運は高くない!「煽り」記事を事実から検証する
讀賣新聞の21日に「北京のコンサート、観衆が日本人バンドに「帰れ」連呼」という記事が掲載されている。ここだけを見ると、中国での反日感情が異常に高いように感じられてしまう。しかし、これは「ウソ」とまでは言わずとも、極めて「煽り」度の高い記事であることがわかった。以下、詳細をまとめてみよう。