「わかる」と一致するもの

GoogleのSEOでは「時間」も重要。新しいランキング手法を解読

HepCat Dev and Test: Googleの新たなランキング手法が明らかに(2005/06/17)」によれば、Googleの特許申請から「新たなランキングアルゴリズムの幾つかが明らかになった」という。

 この「新しいランキング手法」については日本ではまだあまり広まっていないようだが、キーワードは「時間」だ。特許名は「履歴データに基づく情報検索」。各ページの時間的要素が非常に重要ということである。また、「ドメイン名を取得して1年以下ドメイン契約期間が1年以下のサイトはランクを上げない」(※7/1修正)といったショッキングな情報も見つかった。

 以下、詳細。

関連リンク=特許本文の全訳⇒Googleの新しい順位決定方法のすべて。SEO関係者必読、グーグル特許出願文書全訳 [絵文録ことのは]2005/07/01

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ルビ(ふりがな)の指定の仕方(付:ルビの語源と活字サイズ名一覧)

 ルビの指定方法各種(ニフティ、青空文庫、未來社、JIS規格、W3C勧告)と、それからルビという名称の由来についてちょっとさかのぼってみた。

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ヨーロッパ最古の文明――欧州先史時代史を書き換える大発見(詳報)

 150以上の神殿跡、欧州最古の文明か…英紙報道(読売新聞2005年6月12日)という報道があった。英国インディペンデント紙の独占報道であるが、ヨーロッパ先史時代の歴史を大きく書き換えることになる発見のようである。

 というわけで、例によっていつものごとく、報道の原文を全訳してみた。Google Newsで検索した限りにおいては、世界各地の報道もすべてこのインディペンデント紙の報道の後追いのようである。関連記事は二つあるので、どちらも訳しておく。

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「はてな」はウェブ上のシステム手帳になりえる。そして「はてな記法」の秘める可能性について。

 伊藤直也さんの「はてながこだわるWebサービス提供の本音」( CNET Japan)は、表現そのものは技術者向けの専門的なものになっていたが、興味深く読んだ。勝手に要約すると、これからのウェブサービスに必要なのは、自分たちの開発したシステムを外部からも活用できるようにし、その結果、そのサービスのサイトが他のサービスのプラットホームとして使われるようになることではないか、というようなことになるのだと思う。とにかく使わせた者勝ち。

 このあたりと絡んで、「naoyaのはてなダイアリー - 隠さなくていいものは隠したってしょうがない」といった記事に絡んでいって、「たとえその情報が開示されたとしてもそう簡単に真似できるものではなかったり、真似したからといってうまくいくものでもない」というフレーズが出てくる。そして、デファクト・スタンダードになるようなものは、情報公開しても耐えられるし、むしろ使ってもらって利益を還元してもらえる、という考え方が根底にあることがわかる。

 この発想には共感を覚える。そして、「はてな記法」の秘める潜在能力についてちょっと書いてみたいと思う。今回のエントリーは見出しごとに独立したまとまりのないエントリーになってしまったがご了承を。

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「サイト」単位と「記事」単位の情報の流れ、アルファミームの発見(付:はてな各サービスの使い分け)

ブログの登場で、今までの「ウェブサイト」を主体とした情報の流れとは別に「記事」を単位とした情報の流れが明確になり、またそれに対応したサービスも登場している。しかし、ネット内には今もまだ「サイト」単位を中心とした情報の流れしか理解していない人たちもいる。一方、「サイト」単位と「記事」単位をうまく使い分けている人もいる。

今回は表を使って、この2種類のレベル(レイヤー)の情報の流れについて考えてみた。また、はてなが提供しているいろいろなサービスの使い分けについて、「サイト」と「記事」という単位をもとに考えれば悩むことはない、ということも述べている。
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トラックバック・ポリシーを作ろう。ルールやマナーに悩む人のための作成ガイド

 トラックバックのルールやマナーについてはいろいろな意見があるし、そもそも統一できるものでもない。しかし、初心者にはわかりづらいのも事実。

 やはり現状は各自の「トラックバック・ポリシー」をブログごとに明記しておくのがいいだろう。そのポリシーを作りやすくするために、以下、項目を挙げてみた。選択式になっているので、自分のトラックバックに対する考え方を選んで(あるいは追記して)エントリーにしておき、トラックバック欄やサイドバーから参照できるようにしておくと精神的。

 また、このトラックバック・ポリシーを使った場合は、ぜひこの記事へトラックバックしてください。ある程度集まったら、全体の傾向を集計してみたいと思っています。それによって、トラックバックに対する考え方の傾向と対策がわかるのではないかと。

★16:00誤字修正(情報料→情報量)

★18:00「夢追い猫」リンク追加。*1

  • *1: ちなみに「[MM]ただのメモ」の「読まれなきゃ意味ないよなぁ」とありますが、これは嫌なトラックバックをさせないというより、削除基準がメインですね。「むだづかいにっき♂:トラックバックに関する雑感」にあるとおり「ポリシーを謳う事でのメリットと言えば、自分にとって迷惑と感じたトラックバックを予告無く削除する正当な理由付け」をうたったものというのは正しい読み方です。抑止力はないでしょう、はっきりいって。
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ホテルで飛び降り自殺未遂、地上には望遠鏡の行商人【桂林】

 21日夜、中国・桂林のホテルの11階から飛び降り自殺をしようとした女性がいた。それ自体はさほど珍しいことではないが、今、中国ではこの事件が物議をかもしている。というのも、地上から望遠鏡で眺める男性の写真が載り、また現場では望遠鏡を売り込む行商人がいたという事実が報道されたため、あまりにもひどいという話になってきているようなのだ。

 ちなみに、この女性は無事救出された。

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ある男性が望遠鏡で熱心に見ている。

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三角関係で恋敵を斬り殺した大学生【成都】

 中国・成都で三角関係のもつれから恋敵の左頸動脈を刀で斬って殺害するという事件があった(某エロゲのバッドエンドではありません⇒参照:独り言以外の何か -  Overflow 『SchoolDays』が、まったり学園物語ではなく ○○○○ かつ ○○ で ○○ だった件について。ましてやサークルクラッシャーでもありません)。犯行に及んだ男は一度帰って同級生に、血染めの服を洗わせ、証拠の猟刀を捨てさせ、相手の生死を確認させた。そして、警察のおびき出しに乗って彼女に会いに来たところを逮捕された。――まあそれほど珍しい話でもないとはいえるが、その犯人の記者会見があったようで、これには驚いた。

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画像は新華のサイトからだが、もとは四川在線からだと思う。以下、事件の詳細。

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「ロリ」「ショタ」「萌え」「攻・受」もそのまま通じる。日本からの影響を受けまくっている台湾オタク用語集200

 台湾ではACG(アニメ・漫画・ゲーム)というのが「オタク」の世界である。

 たまたまネットで台湾のオタク用語集を見つけてしまった。そのほとんどすべてが日本から輸入された概念で、日本のアニメ・漫画・ゲームの影響力はあまりにも大きい。台湾ならロリもショタも萌えも(オタクには)通じるようである。

 ゲームとかアニメとかよくわからんところもあるが、とりあえず訳してみたので載せておく。誤訳があればごめんなさい。ただ、原文の説明そのものが間違っている場合は責任を負いかねる(台湾ではそう受け取られているということで)。また、日本ではなく台湾での事情を反映して意味が変わっている場合もあると思うのでご了承を。

★5/21 23:00追記・修正。特にどこを修正したかは明記していない。

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エキサイト・コネタ「コス茶」は誤読。ニューヨークタイムスに紹介された秋葉原メイドカフェ記事を全訳

 5月1日、ニューヨークタイムスで、秋葉原のメイドカフェが3店舗紹介されていた。これについて、18日付エキサイトニュース「Excite Bit コネタ」コーナーで「秋葉原の「コス茶」に行きたいアメリカ人オタク」という記事があった(情報元:RinRin王国 2005/05/18)。

5月1日付けのニューヨークタイムス(excite翻訳)に、秋葉原で話題のカフェが紹介された。そこでは、フレンチメイドのコスチュームに身を包む、まるでアニメの世界から出て来たようなウェイトレス達が、食事を運んで来てくれて、食べさせてもくれるという。その名もコスプレ喫茶「コス茶」(一般的にこう呼ぶらしい)。

 これはCos-Cha(コスチャ)という店の名前を「コス茶」とした上、普通名詞と勘違いしているようだ。大体、自動翻訳に頼りすぎるのがいけないのだが、とりあえず、実際にはどのように紹介されていたのか気になったので、全訳してみた。とはいえ、台湾から来たbutさんと一緒にCos-Chaに一回行ったことがあるだけのメイド喫茶素人なので誤訳もありえる。指摘をお待ちしてます。

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