「わかる」と一致するもの

「日露戦争百周年を祝う青年の集い」レポート 東郷平八郎と「日本の誇り」

 9月3日、赤坂プリンスホテル・クリスタルパレスで開かれた「日露戦争勝利百周年を祝う青年の集い」に参加してきた。無料で18歳から39歳までの若い世代を1000人招待するという話なので、とりあえず応募しておいたのだ。「新しい教科書を作る会」の藤岡信勝氏が開会の言葉、閉会の言葉がメルマガでも有名な宮崎正弘氏ということで、主催者側の傾向ははっきりしているが、とりあえずもらえるという小冊子目当てで参加したのだった。

 以下、長文なので読む根気のある人だけどうぞ。

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はじめての入院

8月はじめからほとんど1カ月にわたって入院していました。その記録を忘れないように入れておきます。

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「第10惑星」は冥王星より大きい。発見者による解説、惑星の定義、ならびにハッカーとの戦い

 第十惑星が発見されたという報道があった。その発見者は、1年半前に小惑星「セドナ」を発見したのと同じマイク・ブラウン氏である。

 セドナのときもブラウン氏のサイトの訳を掲載したが、これは今もセドナについてのよい基礎資料となっている(「第十惑星」セドナ(仮)の発見者は、惑星と考えていない [絵文録ことのは]2004/03/16参照)。今回は、ブラウン氏も「惑星だ」と主張しているが、正式名称はまだ決まっていない。冥王星より3倍遠い軌道を回り、冥王星より大きな新惑星は、おそらく氷と岩でできている。

 また、議論の多い「惑星」の定義についても、ブラウン氏は「もう冥王星より大きくて太陽を回ってたら惑星ってことでいいじゃん」と提案している。

 興味深いのは、今回の発表が「ネット検索などで他の人に研究成果を奪われて先に発表されかねない」ということで緊急になされた経緯もすべてブラウン氏自身によって記されていることである。

 そこで、備忘録的に以下に日本時間8/2 21時現在の内容を全訳して掲載しておく。

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[老鼠愛大米](3)「ネット流行曲」の著作権をめぐるもめごと

 一体誰がネット流行曲「老鼠愛大米」のもとの歌い手なのか。だれに功績があるのか。CDではなくネットで最初に公開されたこの曲は、著作権問題でも揺れている。ネット流行曲の抱える著作権問題について詳しく書かれた記事を訳してみた。

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[老鼠愛大米](2)ネットソング「老鼠愛大米」はなぜ爆発的にヒットしたのか

 ネットソング老鼠愛大米がなぜヒットしたのかを分析する記事があったので、少し古いが紹介しよう。「歌詞のわかりやすさ」「メロディの覚えやすさ」「歌手は最初表に出ない」といった三点が挙げられている。

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[老鼠愛大米](1)ネットから生まれたヒット曲、同タイトル小説もテレビドラマ化。「網絡歌手」の誕生

 ネット上で曲が大人気となり、ネット歌手として一躍有名となった人がいる。この曲はFlashなどで好評を博したことから火がつき、他の「ネット歌手」や実力派アイドルグループTwinsも競って歌っている。また、この歌の作者によるネット小説もテレビドラマ化、撮影進行中だ。

 ある意味「電車男」を超える勢いで注目を集めている中国の大ヒット曲「老鼠愛大米」についての情報をまとめてみた。

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「言及なしトラックバックでページランクが下がる」は間違い。(付:言及なしトラックバックについてのまとめ)

 ここ数日の間に「言及なしトラックバックを受けると、ページランクが下がってしまうので、言及なしトラックバックを放置しておくとまずい」というデマが広まっている。そのデマの根拠として当ブログで訳出した「グーグルの特許出願文書全訳」が挙げられているのだが、はっきりいって誤読であるため、間違った情報が広まらないように注意を喚起しておくこととする。トラックバックspamを受けた被害ブログ側がGoogleからペナルティを受けることはない。

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Googleの新しい順位決定方法のすべて。SEO関係者必読、グーグル特許出願文書全訳2

Googleの新しい順位決定方法のすべて。SEO関係者必読、グーグル特許出願文書全訳

 United States Patent Application: 0050071741(合衆国特許出願0050071741)には、Googleのスコア付け・ランク付けに関する技法について詳細に描かれている。ここでわかるのは、履歴データをもとにして、スパムを検出したり、時事的に求められている文書を上位表示させたりする技法が採用されているということである。

 最近のGoogleでは、今までのSEO(サーチエンジン最適化)技術を使ってもいきなり順位が落ちたりする現象が知られていた。その理由がこの特許出願文書をよく読むことによって理解できるのではないかと思われる。

 小手先のSEOや、スパムが力を持つ時代はすでに終わっている。SEOに興味のある人は、無差別トラックバックやコメントスパムもかえってマイナスであることをよく理解していただければと思う。

 やはり「優れた内容を、整理された形でわかりやすく」提供することこそが最強のSEOとなりつつある。

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日本語ラップ問題と音節構造

 最近、「日本語はラップに向いていない」という話題が盛り上がっているようなので遅ればせながら。確かに、日本語の音節構造はあまりラップ向きではないという印象はわたしも持っている。ただし、それは日本語ラップ曲がいいとか悪いとかいうこととはまったく関係しない。ラップというのが、日本語と音節構造の違う英語から生まれたのだから、単に当たり前のことを言っているにすぎない。それから、日本語ラップはあまり聴かないので、擁護も批判もする気がないことは最初に断っておく。

 個人的には、広東語ラップがちょう気持ちいいと思っているのだが、本当に広東語というだけでカッコよく聞こえる。つまり、ラップ向きの言葉とそうでない言葉は確かにあると思うのである。もちろん、向いていない言語でラップに挑戦するのは面白いことだと思うが、生まれながらのハンデというものはあるはず。

 というわけで今回は軽く、あくまでも言語学的に。

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