「わかる」と一致するもの
泥棒の語源(滝沢馬琴のヨタ話)
泥棒、ひるとんび、スリ、護摩の灰、かどわかし、ばかす・ばかされる……といった言葉の語源・由来について、滝沢馬琴がいろいろヨタ話をしています。『燕石雑志』という本の一部ですが、その中で友人にツッコミを入れられたりもしていて、何だか面白い。そこでこの「泥棒」ネタの部分を訳してみました。
SPAMは許さん!「悪質サイトBlog Map」
中国語対応電子辞書の選び方という記事にトラックバックがついているので見てみたら、まったく関係のない内容のトラックバックでした。
■Blog Map オープン
ブログ検索サイトBlog Map がオープンしました。
できたてホヤホヤなのでみなさんのブログも登録お願いします。アクセスランキングもやってます。
こういう時と場所をわきまえないSPAM広告宣伝トラックバックは速攻削除すべし。しかし、単に消しただけではこのサイトの問題を周知徹底できないので、あえて一エントリーをこのBlog Map批判として立ち上げてみます。
ちなみに、「blog map」といえば実はもう一つあります。jackalさんのd-s-jでやっているblog mapで、これはなかなか面白い。ブログをやっている人たちの居場所を登録するというものですね。私はまだ登録してませんが(笑)。だから、d-s-jさんのblog mapを「元祖blog map」、新規参入の問題サイトを「SPAM blog map」と呼び分けた方がいいですね。元祖は悪くないのでお間違えなく。というか、SPAM blog mapに登録するくらいなら、元祖に登録しましょう。
あと、綴りの途中にスペースの入らない「blogmap」さんといえば、多くのブログで取り上げられた話題のページをピックアップする非常に便利なサイトです。SPAM blog map見るよりはるかに有益です。
【追記】2004/09/23 11:00
livedoorの方のサイトが消えましたので、SPAM Blog MapのLivedoor案内版をそのまま保存しました。あと、SPAMサイト「Blog Map 案内版」というのが別にあったようです。こちらは現時点でトラックバック可能です。
【追記】2004/09/25 00:00
24日16:00時点でblogmap.jpは消滅しました。
Gypsy Blood「愛すべき場所は二つ」/松永的愛国心論まとめ編
3編ほど愛国についての記事を書いたところ、いろいろ反響がありました。最近の事件を話題に触れたため、どうもその件について中国を擁護しているかのような誤解を招いたこともあり、また私の前提としている考え方がどうも一般的でないことがわかってきたこともあるので、前3編は一旦ボツとしたいと思います。
そして、改めてこのエントリーにて、私の愛国心論について改めて清書してみたいと思います。ただ、これもまだ完成稿とは言えないでしょうが。
「愛国」問題を出すとこのように誤読される
※この記事は草稿としてボツにしました。Gypsy Blood「愛すべき場所は二つ」/松永的愛国心論まとめ編にて改稿しています。
やはり恐れていたとおりになった。前の記事「偽りの「愛国」、隣国への嫌悪」で愛国心の表し方についての疑義を示した。そして、内容も読まずに私が「反日」であるとか、「朝日的」とか言い出す人が絶対出てくることが予測されたのだが、案の定そのとおりだった。だから、いやだったのである。
しかし、私が「中国の反日教育」に対しても批判しているのが読み取れないほど難解な文章だったのだろうか、と、自らも反省中。
そこで、コメントの中にいくつか有意義な話題もあったので、改めて記事としてまとめてみたいと思う。
なお、途中までしか読まずにコメントを付けるのは勝手だが、当方もそういうコメントには対応しないのでご了承を(そういうコメントには見当外れなことしか書いてないし)。
偽りの「愛国」、隣国への嫌悪
※この記事は草稿としてボツにしました。Gypsy Blood「愛すべき場所は二つ」/松永的愛国心論まとめ編にて改稿しています。
本当はこういうことは書きたくない。政治的にセンシティブな話だし、ややこしい議論に巻き込まれたり、感情的になった右・左の人たちから脊髄反射的な攻撃を受けたりしかねないからだ。しかし、今、言わなければいけないように思う。
本当の愛国というのは、隣国を嫌ったりバカにしたり粗を探したりすることではなく、自分たちを一層磨き上げ、隣国から尊敬される人になっていくことではないのか? 自称「愛国者」たちは、他人(の属するラベル)に対する悪口を言わなければ自分のアイデンティティを保てないほどおちぶれてしまったのか?
ウェブログと日本型掲示板は馴染む(TeaCupがブログ参入)
個人掲示板としては随一の利用者数を誇るTeaCupがAutoPageという名前の無料ウェブログサービスを開始した。個人的には、昨年の「ココログがウェブログ参入」以来の、日本ウェブログ史上の画期的なポイントになるのではないかと思う。
『ウェブログ超入門!』(とそのボツ原稿)でも書いたとおり、日本の掲示板コミュニティはブログと親和性が高い。TeaCupユーザーがウェブログを使い始めることによって、ますますウェブログという言葉は一般用語として当たり前のものとなっていくことだろう。
虚構が真実味を生む。近松門左衛門の創作論「虚実皮膜」
人形浄瑠璃・歌舞伎の脚本作者である近松門左衛門(1653~1724)の芸術論として有名なのが「虚実皮膜(ひにく)」の論である。これは「創作においては、事実を完全に描写するのではなく、多少事実と外れるところがミソ」という話なのだが、ネット上ではなかなかその解説が見当たらなかった。
この近松の話は、浄瑠璃だけではなく、一般の創作や表現活動で(つまり音楽やイラストなどでも)非常に参考になるものだろうと思うので、ここに虚実皮膜論に関する部分を全部現代語訳して公開したい。
the sad sad planet 背中には輝く七色の翼
新宿でストリート演奏していたバンド「the sad sad planet」(略称:サップラ)にいきなりはまってしまいました。全身で歌うヴォーカル、サビの急展開。
最初は偶然通りかかっただけでしたが、翌日、わざわざ聴きに行ってしまったのでした。
トラックバック、よくある勘違い
トラックバック初心者によくある勘違いがある。それは、「トラックバックとは、相手にリンクを張るための仕組み」という勘違いだ。これは、実際にそういう実例もあったし、そう思っていた人を何人か知っているから、恥ずかしい間違いというわけではなく、初心者にはよくありがちなものなのだろうと思う。というのも、トラックバックとは何かという説明がわかりづらいのだから仕方あるまい。
以下、初心者向けにもう少し詳しく。
雑誌の責任はどこまで及ぶのか?(付:ポエム)
ソフトバンクBB、恐喝未遂事件容疑者逮捕を受け発表会開催
~「PC JAPAN」休刊へ。容疑者の1人は「PC JAPAN」に執筆するライター~
という記事が出ている。例のソフトバンクBB顧客データ流出・恐喝未遂事件について、
ソフトバンクグループであるソフトバンク・パブリッシングの月刊誌「PC JAPAN」でフリーライターとして執筆していた。ソフトバンクグループではこれを受けてPC JAPANを当面の間休刊とする。
というのだが、PC JAPANという雑誌の責任がこの件でどのくらいあるのか、私には理解できない。
PC JAPAN編集部からアクセス権が与えられたというのならともかく、あくまでも「容疑者」個人の問題ではなかろうか。雑誌の休刊がこれだけを理由としているのなら行きすぎだと思う。