「わかる」と一致するもの

「イスラム教徒出会いサイト」に潜入してみたら「美しすぎるイスラム美女」多数

muslima誤報アラブの出会い系サイトがスゴイ! ネットユーザー「誰が誰だかわかんねーよ!」 - ロケットニュース24(β)という記事が出たが、よく調べてみたら誤報だった。

アラブの出会い系サイトに登録している女性全員が宗教上のルールから覆面をしており、目しかわからない状態で顔写真を掲載しているのである。つまり、誰がどんな顔をしているのかわからない出会い系サイトなのだ。

と上記ニュースには書かれているのだが、実際にそのサイトを見てみたところ、「アラブの」ではなく「イスラムの」「まじめな結婚案内サイト」だった。しかも「全員が……覆面」というような事実はまったくなく、実際には多くがブルカやニカーブを着用しない顔出し状態だった。

ネットにこう書いてあったよ、というのを右から左へ流すだけの記事でお茶を濁すなら、ネットニュースサイトは有害無益だろう。

というわけで、実際にそのサイト「Muslima.com」に登録して中身をのぞいてみた。

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GIGAZINEの人材募集で考える「働く側の意識」と「求められる人材」のズレ

オンラインニュースサイト「GIGAZINE(ギガジン)」で、【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します - GIGAZINEという記事が掲載された。これはいろいろと議論を呼びそうなエントリーではある。

読みようによっては、GIGAZINEは「GIGAZINEのためにプライベートもすべて投げ出すような人材でないと雇えない」と言っているようにも思えるし、それは「やりがいの搾取」的なとんでもない会社であるようにも見える。しかし、編集長が訴えているのはそうではないように思える。

決して変なことを言っているわけではない。しかし、この書きぶりはまずいと思うので、その点を以下指摘してみる。

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幸福実現党の研究(14)「国家社会主義」の完全な誤用とレッテル貼り

幸福実現党/幸福の科学の「霊言」の問題については、幸福実現党の研究(2)オバマ守護霊インタビュー[絵文録ことのは]2009/08/18でも記した。本人の守護霊へのインタビューと称することで、相手が本当に考えているかどうかわからないことを『言った』と決めつけて非難できる一方、もし名誉棄損と言われても本人ではなく守護霊の言葉、潜在意識を読み取っただけ、と言い逃れができる、極めて問題の多い「憶測メソッド」であることを指摘した。

さらに、ここに言葉の誤用が加わると、ひどいプロパガンダになりえる。それは「鳩山政権/菅政権は国家社会主義だ」という幸福実現党のレッテルに現われている。彼らは国家社会主義という言葉を知らず、事実として誤っている見解を発表しているのである。私は別に民主党支持ではないが、事実でない記載についてはそれは違うだろうと指摘せざるを得ない。

幸福実現党は政治音痴である。

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「英語公用語ではなく多言語化」はなぜ激しい反発を受けたか――「英語《だけ》ではだめ」再論

前回の文章「「英語を公用語化」する企業はグローバルを履き違えている。必要なのは多言語化[絵文録ことのは]2010/06/30」は、livedoor BLOGOSにも転載され、多数の反発を受けた。感情的な反発や誤解・誤読も非常に多く見られたが、「事実上の世界標準語である英語ができなければ世界のビジネスで生き残ることはできない」「英語が最も効率的・現実的」という考え方が世の中ではむしろ主流なのだろう。

しかし、わたしはそれでもやはり「英語」一辺倒の考え方にはまったく馴染めない。「英語至上主義」の声があまりにも多いことから逆に、勢い余ってエスペラントの学習を始めることを決意してしまったくらいだ。

「英語」一辺倒にはどのような危険性があるのか。それを述べておきたい。その前に必ず前回の記事を最後まで読んでおいていただきたい。

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ドロップシッピングはなぜネットで定着しなかったのか

3~4年ほど前、アフィリエイトに次ぐネットビジネスのキーワードとして「ドロップシッピング」が注目されたことがあった。当ブログでも「1ページでわかる日本型ドロップシッピングとは(ドロップショッピングではありません)[絵文録ことのは]2006/11/02」という記事を掲載している。

しかしこの記事から3年半。今、ドロップシッピングは決して流行っているとはいえない。2006年8月に、アフィリエイト業界からドロップシッピングに進出した電脳卸も、今から1年前の2009年6月末に「電脳卸ドロップシッピング」サービスを終了した。

ドロップシッピングはなぜ日本のネットで定着しなかったのか。先日のNHK番組でもあたかも詐欺商法であるかのように報道されていたが、そんな誤解さえまかり通るほど、知名度は低い。いや、実はこのシステム自体は非常によく使われている。しかし、ちょっと手軽に副業としてやれるレベルのものではなかった、というのが最大の原因だと考える。

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本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ【書評+α】

あびるやすみつさん(AbiStudio.com)から『本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ』を献本いただいた。情報商材や「確実に儲かる」セミナーなどを一刀両断しており、小気味よい。アフィリエイトに関わるすべての関係者必読の辛口アフィリエイトバイブルといえる。極めて良書だ。文句なしの★★★★★でおすすめしたい。

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「堀江貴文ビジネスマスターシークレット」が情報商材アフィリエイターに高額オファー

ホリエモンこと堀江貴文氏が講師をつとめた講義の動画をまとめた「堀江貴文ビジネスマスターシークレット」の無料動画が6月10日まで限定で3本公開されている。

調べてみると、これは情報商材系のアフィリエイターに「無料動画閲覧のための無料登録者一人当たり500円報酬」という高額オファーがなされており、さらに「実際に購入があればさらに1件あたり1万円の報酬」という、極めて高い投機的なアフィリエイトプログラムとなっていることがわかった。

情報商材によくみられるこのような高額アフィリエイトは、健全なアフィリエイトにとっても、また動画を含む電子書籍の世界にとっても決して好ましいことではないと思う。堀江氏にはこういうダークな商法にかかわってほしくない。

【追記】2010/6/23、6/25

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汎用機器iPadは正直「イマイチ」――読書専門機器キンドルとの対比、電子書籍のレイアウト

iPadが発売されて、電子書籍の未来に注目が集まっている。

しかし、私自身は断然キンドル派である。何でもできる汎用機(だが電話はできない)iPadより、読書専門機器であることを貫こうというキンドルに好感を持っている。「大は小を兼ねるで、機能の多い方がよい」という意見があることも知っているが、特定の目的のために最適化された機器の使い勝手のよさも捨てがたい。

ポメラ・キンドル・ガラケー派のユーザーである私が、今電子書籍について考えていることを少し書いてみたい。ここには「電子書籍はレイアウトが重要」という主張も含まれる。

※この記事は多少出遅れた感はあるものの、BLOGOSのテーマ「iPad発売と、出版の今後」について書いたものである。

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Twitterがタイムラインにおける有料広告の挿入を禁止した理由

Twitter社は、2010年5月24日の公式ブログ「The Twitter Platform」記事にて、サードパーティーによる「タイムラインにおける有料広告の挿入」を禁止した。これは、タイムラインの健全性・信頼性・価値を保つためであると述べられている。ただし、タイムラインの外側での広告は問題がないとされる。

ツイッターでの広告ツイートをプロモートする「つあど」などはグレーゾーンとなろうか。

以下、現時点で日本語版が出ていないので、全訳ならびにコメントを掲載する。

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第十回文学フリマ参加報告(U-12「ことのは(@kotono8)」 #bunfree )

2010年5月23日に開催された第十回文学フリマの事前~事後までのレポートです。今回初参加の方で、前回参加時の記録が役に立ったと報告してくださった方もいるので、「文フリではそんなに売れてない方の(ロングテール側の)一サークル」の記録としてお読みいただければと思います。ちなみに出店は今回で3回目。

なお、今回作成したキンドル対応PDF電子書籍についての詳細レポートは次エントリーにて予定しています。

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